eikotomizawaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.0

インターネットで捜索していく形は前回と一緒なので、ある程度やり方が被ってしまい前作を越えることは難しいのでは?と思ったもののアッパレ!インターネットネイティブの探しかたはまた一味違うよね。今回の捜索テ>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.5

このフォーマットでイギリス四国志とか、世界のギリギリ笑えるニッチなお祭り系地政映画が増えたら勉強にもなるし特殊なジャンルとして確立してくれたら楽しそう。とはいえ、この立て付けの映画はおそらく笑えるか否>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

4.0

三谷幸喜作品あるあるのウィットに富んだ萩野清子の手がけるパーカス劇伴大好き。ポコポコしていて幸せ。この二人がタッグを組む新作、2年に一本は出してほしいと思うのは贅沢ですか?

非常宣言(2020年製作の映画)

3.9

よっしゃバイオテロカモン!と鑑賞していたら、天空の難破船となった旅客機が、だんだんとダイヤモンドプリンセス号と重なって見えてきて、一連のニュースをリアルタイムで受けていたときの気分を呼び起こしてしまい>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

「Last Night In Soho」といい、どちらも観るのをしばらく渋っていたけど、やはり後味は内容や描写を越えた虚しさ。 苦しくなってきた中盤にヒルトンとブリちゃんの楽曲がモルヒネ、或いは高濃度>>続きを読む

ハロウィン THE END(2022年製作の映画)

3.4

ラストは好き!前作の不満かつ求めていたものがあった。ただし、そこまでの助走が長い長い。別物の映画を見ているのかと思ったくらい。やはり己の限界というか、終幕が見えてくると存在意義を遺したくなる衝動に駆ら>>続きを読む

ゴシカ(2003年製作の映画)

3.2

女子刑務所ってどうしてこんなに惹きつけられるんだろう?色情めきすぎていない方がかえって蠱惑的に映る。
ゴシカはフードコートの焼きそばみたいな「まあ実のところこれで充分ね」といったほどよさ。

ペネロピ(2006年製作の映画)

3.7

その昔、アテクシがマカヴォイと出会った作品。美女と野獣は性別が逆でもあんなに上手くいったかしら?現実に潜むファンタジーの類の作品だいすき。

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.8

長丁場映画のなかではなかなか虚しい寄りのオチだし役者頼りのあらすじにパワーのない作品になっていたけど、マ、マ、マカヴォイ〜!!!とファンにとっては垂涎ものの快演。こんなにビースト・マッチョにな男性にな>>続きを読む

キャラクター(2021年製作の映画)

3.5

挑戦的なオープニングすきっ。劇中漫画や美術、気合が入っているのがよく伝わってくるので視覚的にリッチ。ならポスタービジュアルもっと尖ってもよかったね。

しかし邦画あるある声量マジックの過剰さが気になる
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ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

2.9

強大な恐怖は概念へ帰す・・的なクリフハンガーってもうホラー続編ものは絶対に避けて通れないのかな。私は結構、老いと向き合うマイケル・マイヤーズも嫌いじゃないからラストのハイライトに興醒め。

ハロウィン(2018年製作の映画)

4.0

前期高齢者同士の兄妹による血で血を洗うシニア・ファイト

スピリットウォーカー(2020年製作の映画)

1.6

相貌失認というほどではないけど、比較的覚えづらいタチなのでかなり苦労する鑑賞だった。ビューティー・インサイドくらい老若男女無尽蔵に入れ替わる設定じゃないと私にはダメだったっぽいです。

地獄の花園(2021年製作の映画)

3.9

架空OL日記、ベスト・キッド、マジすかミックス。こういうのでいいんだよ こういうので・・・・。

えいこ界の女帝こと小池栄子は2LDKのプッツン演技が大好きだったから彷彿とさせる演技がまた見れて嬉しい
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魔女の宅急便(2014年製作の映画)

3.0

魔女の宅急便、実写版は6巻準拠で作れば良かったと思うなあ。ジブリ映画が売れすぎたこともあって原作1、2あたりを忠実に再現しようとしても受け手の準備が整っていない人が多かったのは想像がつくし、6巻の内容>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.4

「どうせ良いんでしょ〜?」と思う映画って逆に後回しにしちゃう癖があるんだけど、こんなにがんばれ〜って思わず声が出て、がんばった全員ご褒美ある結末。良い朝になりました。

読書中「あららら〜っ」て声に出
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赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。(2023年製作の映画)

2.7

コメディでご都合主義なのはまったく構わないけど、ミステリーで矛盾が起こると筋が破綻してしまう

最愛の子(2014年製作の映画)

3.9

三年前に誘拐された息子を追うロードムービーのようなものを予想していたら、事態はより複雑な展開へ。

ネタバレはしない方がいいと思うので観た人向けの補足でも書きます。

・ポンポンが誘拐された南山区は留
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.9

アニャのモダンな投げキッス。
暴力、流血やホラー物を見てもあんまり肝を冷やすような気分にならなくなってきたけど、永劫的な加害は気分がじんわり下がる。どう転んでもバッドエンドだが、救いがあって良かった。
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.8

“それ”が見えても、早々終わらない。

ジュブナイル・ラバーとしては、27年周期で再映像化した、という以上のロマンを感じるにはもう少しなにか欲しかったところ。エンド見たら感想も変わるのかも。

キラー・ブック・クラブ(2023年製作の映画)

2.5

設定がブック・クラブという時点で良い。逆に言えばそれ以外特に言うことはない。

ふるさと(1983年製作の映画)

4.0

千太郎が山道を駆け降りていくシーンからツーツーと涙が流れて困った。やりきれない事情が重なり、余裕もなく戸惑いながら生きる人々と、運命を知らないまま茂る徳山の自然の豊かさの対比に陥落。主役の加藤嘉さんっ>>続きを読む

警視庁捜査一課 ルーシー・ブラックマン事件(2022年製作の映画)

3.8

予想できなかった後半20分の絶句する展開に、どうしてあんまりメディアで特集された記憶がないんだろうと思い、Wikipediaの事件概要に飛んだら二重地獄で心底げんなり。案の定、Twitterでは心ない>>続きを読む

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.7

無性に最近の小林聡美の演技が見たい!という気持ちに駆られたので満足です

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.7

尊厳や理想のみを追求しながら生活することはできないかもしれないが、尊厳や理想を追求できない生活は続けられない。

題材をシンプルなあらすじに組むと二元論になりかねない内容だからこそ、非常に誠実で丁寧に
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

4.0

マブリーの腕力芸と健やかな職場のリレーションシップを楽しむ映画。一作目のほうがストーリーがまだ入り組んでいて好みだけど、マブリーのパワーを表現するための大喜利になりつつあるのでそういうものとして見るな>>続きを読む

コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

3.7

ユ・ヘジンがいると安心して見れる面白さ、新作は映画館で観ようかな。ヒョンビンの眉目秀麗アクション、面白かったけどもはやその美しさがノイズになりかねない危うさすら覚えました。しかし邦画じゃお目にかからな>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.7

ブラピのジャッキーチェン芸。
やってみたかったんだろうな・・ブラピ。
多少のキャストの改変するにせよ、物語上、原作ではラスボスの峰岸や娘まで展開を無理くり曲げて日本人じゃないキャストにする必然性は無か
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滲み(2023年製作の映画)

1.7

おそらく監督のポートレート用の映像。MV制作とかの資料用に作られたんじゃないかな。配信ってゼロ距離で届くから、新人に近い方の作品については、制作にあたる文脈を理解していない人間が見ると事故りやすいから>>続きを読む

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.1

わたしも当分ループの世界に潜っていたい、そしてそのうちその世界から力づくでこじ開け出たいな。いや、既にいるのかもしれない。それなら良い加減、力づくで出ないと・・

バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

3.5

途中離脱しようかと思ったけどラストへの流れで持ち直した、私は永遠の夢を見たい。