ecveさんの映画レビュー・感想・評価

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ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

3.7

A24の知られざる映画たち presented by U-NEXT プレミアイベント

ケリー・ライカート監督作
『ショーイング・アップ』試写会にて鑑賞

リジーの感情、タイミングをよそに彼女のスペー
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シチリア・サマー(2022年製作の映画)

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試写会にて鑑賞

シチリアの全部を盛り込んだような美しい海や空、レンガやコンクリートの家々。
明明とした映像が印象的

なにより、2人が向かい合った映像が1番明るく、美しく、うっとりするほど輝いている
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

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1920年
男がNative Americansの女性を純血と呼ぶ人間の生々しさが苦痛

部族でないものが莫大な富を手にする事は容易の様だ

黒髪にウールのローブやブランケット、ネイティブジュエリー…
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

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美しい街
変わらない日々、人々…

終始不穏異様
「完璧」ってなんだか怖い
"本物"とはかけ離れている

「この世に存在しません完璧
 その違和感信じて」
な、教訓ムービー

モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(2022年製作の映画)

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ダークでポップなカラーの人や街
ASMR並みの生々しさが際立つ食事シーンと独創的なサウンドが耳に残る

モナ・リザのキレ長eyesに出会ったら最後
"特殊能力"が彼女の強さではない事を知る

しっかり
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TAR/ター(2022年製作の映画)

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どこか自分は人と違う、「私は無敵」と
そんな思いを支えに生きてきた

でも本当はそんな価値がないと、自分を愛したことがない事が自分と自分の周りを蝕む

自分を信じてると錯覚していたのではないか

本当
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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マルチバースって誰もが一度は考えた事があるのでは?
一つの選択で何千何万何億もの道に枝分かれする
今も前も未来も違う世界
もし"同じ私"がいるなら色んなことを試せるだろう…でも、ここの私は1人。慎重に
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

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...これもやりたい、あれもやりたい、時間があると思って先延ばしにして、結局今何歳?
焦りにかわり余裕もなくなり、本当にこれで良いのかな?と不安に

ただただ夢を追う人に寄り添うだけでなく、そうでな
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.5

不意打ちをくらった感

その攻めどんな方向?
と言ったような言葉が浮かんだ

前情報あまりいれずだったので、恐怖に打ち勝とうと逆に構えすぎてしまった私

ちょっと最後のシーンはA24のMから始まる映画
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.0

なーーんか考えちゃう、この先の人生。
一度立ち止まって己と向き合うべきでは?
それが何回でも何時間でも何年でもいいと思う、
そんな事をこの映画を観て考えた

考える時間ができたら、対自分のみ

心細く
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百花(2022年製作の映画)

3.9

「忘れる」って、忘れたら忘れられる?

夢を見てる時、早くこの夢から覚めたいと経験したことはあるだろうか?

そんな感覚が感じていなくても身体のどこかで感じているような...

閉じ込められて何も分か
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.9

音をきいて、焦る人々をみて、一気に引き戻される気持ち
あの頃、どうだったよな、こうだったよなぁと感覚が戻る

直接的な表現と、意味を込めた表現と、様々な年齢層が共感できるように作ったのかな?と思った
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

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今回の物語の主役はピーターじゃなくて、周りの彼ら
ピーターを愛している皆んなからのクリスマスの贈り物

彼らをみてると、「久しぶり、元気だった?」「身長伸びたね?」「見ないうちに落ち着いてきたね?」と
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.0

ヘッドフォンを忘れて外出するとどこか物足りない
なのに最近は持っていても付けず、外の音を聴きたいと思う...

それはきっと自分の世界でただ1人生きるのが怖いから
誰かと"音"を共有して、1人じゃない
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

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戦いは醜い。
だけど時として必要なのか?
真の戦いの相手は自分なのではないか?
シーザーは強い。ただ強いのではなく、弱さがある。

弱さが心を強くさせる、そう願って今日もこれからも生きたい。

猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

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「人間と同じだ」という猿と「しょせんケダモノだ」という人間。

トップにたつものがどんな人格かによって物の見え方が変化する。

シーザー、いよいよアンディサーキスにしか見えなくなってきました、すき

猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011年製作の映画)

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物事を"見た目"だけで判断する事は自分の価値を自分でさげてしまう。

だけどどの界隈でもそれが日常的な事。
本質が見えてない。
そもそも何が良い事?なのか。

自分の芯を信じて生きるのって難しいなって
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.5

Filmarksさん招待の試写会にて。

ある程度の心構えをして観に行きましたが、隣の方の緊張感が伝わるような奇妙な美しくも気持ちの悪い(褒め言葉)作品でした。
とにかく映像美は言うまでもなく。
答え
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.5

いないのにいるような、いてくれているような、勇気をくれてるような、力をくれてるような、、、そんな感覚をもってみる映画はかつてあっただろうか

レティーシャライトは色々な重圧と闘いながらシュリを演じてい
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.2

リアルだからこその成せる技。
ストーリーはシンプルだけど、「映画みたぞ」って思えるどこか懐かしくも初めて映画で感動した感覚や快感をもう一度思い出して味わえるそんな作品。
もしこれから観るなら大きな画面
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.9

バットマンモービルでぶっ飛んでガチぎめ
絶妙なclassic感

薄暗さから抜け出せない古臭いモヤっとした音楽が癖になる

ブルースウェインとしてスーツで出てきたときの肩の落ち方、愛おしすぎる

まず
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