EDDIEさんの映画レビュー・感想・評価

EDDIE

EDDIE

ファイナル・デッドブラッド(2025年製作の映画)

4.0

まずは劇場公開に大感謝!
命をあまりにも軽く扱い、スリラーをコメディにまで昇華させた本シリーズの続編として完璧な冒頭に拍手喝采。あらゆる安全装置という概念が取っ払われた世界、フィクションだから許される
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火喰鳥を、喰う(2025年製作の映画)

2.4

胡散臭い男、北斗の登場からずっと宮舘涼太劇場。
不穏な空気で始まった映画も、彼の登場からはミステリーかサスペンスかといったジャンルはどうでも良くなる。ある意味ジャンル宮舘涼太。
全体のトーンと勝手にし
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見はらし世代(2025年製作の映画)

3.2

バラバラになった家族。
家族を捨て仕事に邁進した父親と約10年後に再開した姉弟の再構築。
ただそんな単純な話ではなく、終盤の黒崎煌代の笑い顔が忘れられない。
再開発により大きく変貌を遂げた渋谷の街と人
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秒速5センチメートル(2025年製作の映画)

4.1

離れ離れのボイジャー…😢
“こんなとこにいるはずもないのに”かつての約束を果たそうと探しに来てしまう。
残酷な程に悪天候に邪魔される携帯も普及してない時代の待ち合わせ。悶々とした日常を送る中で再スター
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RED ROOMS レッドルームズ(2023年製作の映画)

3.7

「これは最終的にどうなるの?」と目が離せない心理を抉るスリラー。
裁判にかけられる連続殺人鬼。殺害の模様を動画配信する異常性、そんな男の裁判を傍聴するモデルの主人公。
終盤の彼女のあの行動はまさにヒー
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爆弾(2025年製作の映画)

4.8

これは現代人への警鐘か。
壮絶な傑作サスペンス登場!
佐藤二朗の怪演を期待する人は多いだろう。ただ対峙する山田裕貴が凄まじい。先の読めない心理戦、民衆を焚き付ける煽動性、爆発の迫力…これを観ないと今年
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ロスト・バス(2025年製作の映画)

3.9

悲惨すぎる…配信のみが勿体無い壮絶な火災シーンを刮目せよ。凄いぞ本当に。
人命救助か消火活動か。
家族の命かスクールバスで送り迎えする児童の命か。
究極の選択を迫られた消防隊員とバスの運転手。
この規
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ワン・バトル・アフター・アナザー(2025年製作の映画)

4.9

「映画が好きで良かった」と思える至福の162分。
“動”の連続性が退屈する暇を与えないPTA最高傑作とも言いたくなる間口の広さが良い。
PTAよく知らんし…そんな人にも勧めたくなるザ・エンタメ。
親子
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8番出口(2025年製作の映画)

3.7

あなたは異変に気づけるか?
突如地下鉄構内から出られなくなった男。
派遣社員として働き、別れた恋人の通告で人生に大きな迷いが生じる。
人々は皆、何かに迷い突き進み、時には引き返す。
ほんの小さな異変に
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オール・オブ・ユー(2024年製作の映画)

3.4

ほろ苦く思い出したくない後悔。
大学時代からの男女の親友同士。
科学的に“運命の人”を見つける
マッチングアプリの進化系が人生を狂わす。
「あの時こう伝えていれば」
不満はない、何なら満足している。
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沈黙の艦隊 北極海大海戦(2025年製作の映画)

3.8

武力を持つということ。
原子力潜水艦を手中に収め、
独立国“やまと”を宣言してNYへ向かう。
政治、報道、戦艦それぞれの視点で描く反戦姿勢。
我々が目指すべき世界は綺麗事かもしれないが、
この映画の中
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風のマジム(2025年製作の映画)

5.0

でーじ素晴らしい!
困難に次ぐ困難。
実現可能性の低さやビジネススキルも乏しい中、真剣に問題に向き合い人の心を動かしてきたマジム。
ビジネスとはいえ人と人。
彼女の信念を貫いた想いと行動に強く共感。
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天国と地獄 Highest 2 Lowest(2025年製作の映画)

3.7

「業界一の耳を持つ」音楽プロデューサーをデンゼル・ワシントン。
この設定が活かされたのが良い。
黒澤明のオリジナルとの比較でいえば警察の描き方と緊迫感の弱さが及ばないところだろうか。
“君を信じる”の
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THE MONKEY/ザ・モンキー(2025年製作の映画)

3.0

オープニングは完璧!
太鼓を叩く猿がいかに恐ろしいかを数分でわかりやすく表現。死は誰しもに訪れるというメッセージ。
ただ言いたいことはわかるが、もっとテンポ良く見せてほしい。
コリン・オブライエンとイ
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宝島(2025年製作の映画)

3.1

人の縁や命はどこかで繋がり未来を作る。
終盤のコザ騒動の迫力は圧巻でしっかり予算をかけたことが伝わった。
戦後から沖縄返還まで「こんな史実があったのか」と知るにはもってこいの作品。
191分の長尺も飽
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ファンファーレ!ふたつの音(2024年製作の映画)

4.0

おそらく製作陣はあのラストをやりたかったのだろう。
素直に良かったし感動した。
30年以上生きて突如白血病だと告白する初対面の兄が登場。共に過ごせなかった空白期間を埋めるように2人はぶつかり合いながら
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ボーイ・キルズ・ワールド:爆拳壊界流転掌列伝(2023年製作の映画)

3.9

虐殺された家族の仇を討つべく奮闘するリベンジデスマッチ。
鍛え抜かれたビル・スカルスガルドの肉体美を見るだけでも価値があるのに容赦ないグロアクションに瞬きすら勿体無い。
予想だにしない展開に口もあんぐ
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アイス・ロード:リベンジ(2025年製作の映画)

3.3

リーアム・ニーソンよりもファン・ビンビン。ネパールの山岳地帯を舞台に壮大なロケーションでお届けするもはや“アイスロード”関係ない続編。
一時戦線離脱するマイク、某キャラ死亡も一瞬の悲しみ、リベンジどこ
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ジャッジ!(2013年製作の映画)

3.6

おそろしいぐらいにふざけ切ったコメディに腹抱えて笑った。
一つ前に観た映画が同じ妻夫木聡主演映画でも『悪人』だけあって、その落差にやられた。
あのボールペン回しは芸術以外の何ものでもない…あれができた
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悪人(2010年製作の映画)

4.3

どぎつい。悪人とそうでない人の境界線とは…殺害という事実は間違いなく裁かれる罪である。
一方彼の動機は過剰な“拒否”から湧き出たもの。
あらゆる悪の感情が表出する中、罪に問われない者もいる。
妻夫木聡
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トロン(1982年製作の映画)

2.6

まぁ時代が時代だから映像的なところは置いといて話は全然おもんなかったな…いや、1980年代という時代を考えると映像面はよくできていたと言えるかも。
でも2012年と時代を経て作られた『インクレディブル
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マイ・バック・ページ(2011年製作の映画)

3.7

1970年前後、時代と政治に抗った若者たちの闘争劇。実在の活動家を別名で実録した作品で、松山ケンイチの怒りと抗い、中二病のような精神性を見せた演技が凄い。「信じる」ことの薄っぺらさ。
人は各々の使命の
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ブラック・ショーマン(2025年製作の映画)

3.9

こんな福山雅治が見たかった。
国民的スターな彼が元マジシャンという設定のために徹底的に役作りを行い、ガリレオに続く男女バディムービーの新たなモデルを作り出したといえる。
犯人は予想つきやすいが東野圭吾
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遠い山なみの光(2025年製作の映画)

3.1

母は何かを隠している?
姉の死の真相は?
母が若かりし1950年代に長崎で何があったか。
次女の追求により明かされる真実。
ミステリーの結末として物珍しいものではなく、冗長な回顧録としか感じずイマイチ
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ヒックとドラゴン(2025年製作の映画)

3.3

好きとも嫌いとも良いとも悪いとも言えない。
アニメ版に準拠。
単純に好みの問題であまりハマれず。
見向きもされなかった憧れのヒロインに認められる過程は良いが、ファーストインプレッション悪すぎて…てかパ
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ふつうの子ども(2025年製作の映画)

4.1

子どもの成長と教育の本質。
子どもたちは良くも悪くも純粋だ。
自分たちに都合の悪い話を鵜呑みにし、
勤勉さで親が感心すると悪行にも盲目に。
だけど正直な気持ちを真っ直ぐ伝えることが
人の気持ちを動かす
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劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション(2025年製作の映画)

4.1

鈴木亮平の肉体美から始まり、
火山の大災害描写に驚かされた
現代版救命病棟24時。
進藤先生は熊本で温厚になり、
南海を漂い平和を望む仏になっていた。
ここぞで現れたMERの船に
大興奮したのは私だけ
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グラン・ブルー 完全版 4K(1988年製作の映画)

3.3

深く漆黒に近いブルーの海とイルカに魅了された男。
深海は地上とは異なる不条理な世界。
潜って潜って潜って愛する人の言葉も届かなくなる…
“人間”を続けるのも人によっては難しいのかも。
ヒロインの気持ち
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リンダ リンダ リンダ 4K(2005年製作の映画)

4.3

最高だった。
羨ましいとさえ思った青春の1ページ。
「終わらない歌を歌おう」
それはまるで今の楽しいひと時を
終わらせたくない彼女らの叫び。
たまたま声をかけた偶然も、
共に過ごした時間が必然となり、
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愛はステロイド(2024年製作の映画)

3.9

「恋は盲目」というけれど、
煙草に依存するように恋人にも依存する。
汚物処理を率先してやってしまうのは
愛が故だろうか。
姉を失う孤独と、
ジャッキーに置いてかれる孤独。
これらは密接に関わっているの
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ベスト・キッド:レジェンズ(2025年製作の映画)

4.5

真の継承の物語、語り継ぎたい。
拳では叶わない願いと後悔からの抑圧。
避けられない戦いと挫折、覚醒。
たった94分の尺で見事に描き切った、
新時代への橋渡しに感涙。
主要キャラ全員に愛着が湧く構成は凄
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セカンド・アクト(2024年製作の映画)

3.7

斬新な発想に笑いが絶えない。
美女に言い寄られるイケメンが親友に彼女を押し付けようとしたら、彼女がパパを紹介したくて連れてくるってカオスな会話劇なんだけど、その情報だけ入れて観に行ってほしい。
混乱と
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バレリーナ:The World of John Wick(2025年製作の映画)

3.8

正規シリーズであれだけ驚異的なアクションを見せてきながら、スピンオフでも小柄な女性の特性を活かした「こんな手もあったか」アクションを堪能。火炎放射はアクション史に残る戦闘描写。
アナ主演の時点で勝ち。
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雪風 YUKIKAZE(2025年製作の映画)

1.5

決められた予算の中で映画監督になった人がただ“こなした”だけの海上自衛隊CM。
使い回された映像やワクワクしない戦闘シーン、極め付けは愛着もないポッと出のベテラン俳優に重要そうな台詞を吐かせて終わる。
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ランド・オブ・バッド(2025年製作の映画)

4.4

破壊力抜群な爆撃が魅せる紛う事なき傑作。
こんなアメリカ映画を待っていた。
人質救出のS級指令を遂行するため2種類のコーンフレーク選びに迷う最中、精鋭部隊に選ばれた実戦経験の乏しい戦闘員。手に汗握るク
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アイム・スティル・ヒア(2024年製作の映画)

3.8

こんな出来事許してはならない。
軍事政権下のブラジルで
謎に父親を奪われた家族の回顧録。
母強しとばかりに政府の理不尽に対抗し、
夫の失踪の真相が暴かれるまで戦い続ける。
“わからない”ほど怖いことは
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