えどみっきーさんの映画レビュー・感想・評価

えどみっきー

えどみっきー

ヘアスプレー(2007年製作の映画)

3.8

総じてハッピーなテイストで、歌多めなミュージカル。主人公とザックエフロンが恋に落ちるあたりは若干おとぎ話感もあるけど、そこも含めてハッピーな世界で安心してみれた。

一方、まだ隔離政策の中にある60年
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.8

鮮やかな手口で大金を手にする詐欺師と、それを追いかける捜査官。
追う立場と追われる立場でありながら、共に互いの親交(?)が深まっていくのが面白かった。
フランクはまだ10代か21とかで、両親から離れて
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.3

圧倒的世界観。ネオ東京の雰囲気、バイクで疾走する感じ、謎の力、それと80年代のアニメのタッチが相まって、半端ない世界観が作り出されてる。

ストーリーも面白いけど、正直世界観だけで見れちゃう映画だと思
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

平山の家でのルーティン・清掃作業が、茶道の作法みたいに美しくてずっと見てられた。

そのルーティンが、外的なものに乱されることによって、平山の感情が表に出て平山の人間性が見えて面白かった。

毎朝空を
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.1

大、雪祈、玉田の音を聴けて感動。
これこそ映画館で観るべき映画

原作読んでたので、無理やり2時間にまとめた分、ストーリーはかなり浅くなっちゃってたのは気になった。あとCGパートが少し残念。
でもそれ
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セッション(2014年製作の映画)

4.3

2回目。Blue Giant(漫画)にハマって、ついでに見直した。

ジャズ・音楽に限らないと思うけど、努力量が求められる上に才能の有無が道を分ける。厳しい世界だよなぁ

フレッチャーもアンドリューも
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.1

エンディングの大どんでん返しがすごい!
序盤は話がいろいろ飛んで、訳が分からなかったけど、全てがエンディングにつながってた。伏線回収がすごい。もう一回みたくなる

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

3.6

ストーリーはあってないようなもので、ひとつひとつのセリフとかシーンを楽しむ映画なのかなぁ

青白赤のトリコロールを基調とした鮮やかな色遣いと、詩的なセリフは楽しめた
ウェス・アンダーソンの方向性に振り
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

不条理でやるせなくて、しんどいけど面白かった
ホアキン・フェニックスの演技がえぐい

ダークナイトではただただ怖ろしくて不気味な敵でしかなかったけど、ジョーカーサイドからみてみると感情移入してしまって
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.0

列車で出会って、ウィーンを一晩歩き回り、お互いのことを話して、翌朝別れる。美しくて儚くて、これ以上の恋愛映画って作れないと思う。

列車にいた喧嘩する夫婦、劇に誘ってきた二人組、占い師、、、2人の色ん
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.1

画家のマリアンヌは、貴族の娘エロイーズの見合い用の肖像画を頼まれる。エロイーズは、結婚への抵抗から、硬い表情をしていた。それがマリアンヌと心を通わせていく中で、柔らかくなっていく。そして肖像画の完成と>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.5

ジョンウィックがひたすらかっこいい
ただ自分はシンプルなド派手アクションはあんまり好みじゃないかなー、、

ガタカ(1997年製作の映画)

4.4

生まれた瞬間に、寿命・死因・各種健康リスクがわかる世界。遺伝子操作が一般的になり、就職ほかあらゆるところで遺伝子検査が行われるため、遺伝子操作をしていない人々は「不適正者」として差別される。

「不適
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.8

主人公を後ろから追いかける(しかもワンカットに見える)形の映像が多いから、次に何か起こりそうな緊迫感が常にあってスリリングだった
戦争映画だと引きの映像が多いので新鮮だった。

ほとんどワンカットやん
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.7

ナルコレプシーを患う男娼のマイクが、市長の息子ながら家出して同じく男娼をしてストリートで暮らすスコットと、母親を探して旅に出る。

マイクが発作を起こして、夢の中のアイダホの一本道(=マイプライベート
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.8

突然ジョアンナが出ていって、テッドとビリーがぶつかりながら努力して良い関係を作り上げていくのが嬉しくて、だからこそ裁判以降のシーンはしんどかった。

70年代のアメリカの映画だけど、この映画とそう変わ
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.6

人間の尊厳ってどういうことか、これ以上ないほどに考えさせられる

毎日のルーティンが厳しく決められた精神病院において、マクマーフィーがそれをぶち壊していくことで、「患者たち」が豊かな表情や精神的な自由
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

3.6

英国王室の王子と、アメリカ大統領の息子っていう高いハードルを設けるなら、それに応じてもっと葛藤が必要かなぁ

面白かったけど、際立つものがあるかというと特にないかも。

ヘンリー役の英国王子感ははんぱ
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.6

人生において大事なことがわかる映画だと思う。
人との付き合い方のバイブルになりそう

登場人物みんな好き。特に、ショーンとスカイラーが素敵で、友達になりたい。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.6

構成は面白いし、キャラも立ってて、会話が特徴的で、ハマる人にはドンピシャでハマるんだろうなーって感じ。自分にはハマりませんでした。。

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.5

この映画まじでめっちゃ好き。

踊りって素晴らしい。ビリーの感情が溢れ出た踊りに心が弾んだ。
自分の好きなこと、やりたいことを何があっても継続すること、そしてそれが応援してもらえることって本当に素晴ら
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.1

ずっと張り詰めた緊張感があって、スリリング。
捜査中の連続猟奇殺人鬼ビルはずっと怖くて見てられないくらい一方で、途中からレクター博士のシーンでは安心感の中で見ることができたのが不思議。クラリスがレクタ
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キンキーブーツ(2005年製作の映画)

3.8

老舗紳士靴メーカーが、起死回生のためドラァグクイーン向けブーツというニッチ市場開拓に奮闘する物語

そんなことあり得るかなって思ったら実話に基づいてるらしい。ローラとベテラン職人たちが打ち解けていくと
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Summer of 85(2020年製作の映画)

4.1

フランスの青年たちのひと夏の恋と別れと死

フランスの海辺の町、1985年のファッション、ヨット、全部が綺麗でエモい
夏に見て一層エモい

愛してたのは自分の中の理想の相手
こういう映画のせいで夏のヨ
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

4.2

RBGめちゃカッコいい。こんな立論、弁論ができる弁護士になりたいなぁ

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.1

小説を読んで、なかなか揺さぶられる話だったので映画もみてみた。
キャスティングと演技が良かった。

小説との違いでいうと、よりポジティブな方向の展開を増やしていること、華子の自立と女性たちの友情の物語
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RBG 最強の85才(2018年製作の映画)

3.8

自分の信念を貫いて、亡くなるまで全力で仕事に取り組んだRBGが本当にカッコよかった。

保守派が多数派なせいで理不尽な判決が出る際の反対意見がど正論で痛快。これは若者に人気出るのも納得。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

最初から最後までずっと、サイコーにアツい!
試合展開とボールの弾む音と曲のギター・ドラムが相まって、心臓が始終バクバクいってる感じ。

湘北のメンバーカッコ良すぎる。漫画読み直してからもう一回観たい。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.3

ほろ苦い。まさに「ちょっと思い出しただけ」って感じ。

夜の東京の切り取り方が好きだった。話の構造も面白くて、ヒントが至る所に散らばっていて2回目もみたくなる。
あと主演2人がイイ。このカップル推せる
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エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

美味しそうな料理が出てくる映画と思って軽い気持ちでみたら、エイブはパレスチナとイスラエルの両方にルーツを持っていて、家族の中の対立で予想外にしんどい映画だった

料理は美味しそうだし、ハッピーエンドで
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.5

常に予想の斜め上を行くストーリー。
物欲に支配されて、ブルシットジョブでお金稼いで、くだらない人生だよな、ファイトクラブ入りたいかもーと思ってたらどんどん話が思わぬ方向に転んでいった。
めちゃ面白かっ
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.0

ひたすら正直に真っ直ぐ生きていれば、良い出会いがあり、運がついてくるってことなのかな

一期一会って良いタイトル付けたと思う
フォレストの話し方クセになる。

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.1

ジョンと、文通していたルパート2人の物語。

ジョンが周りからの好奇の目に晒されて壊れてくところは、見てる側としても追体験しているようなしんどさがあった

自分が信頼してた人に信じてもらえないことほど
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.8

ストーリーはシンプルな気がした。
レオンとマチルダの関係性が深みを出してるのかな。おじさん×少女だからだいぶ引きながら見ちゃったけど、、

あとゲイリーオールドマンのサイコすぎる演技が際立ってた。ダー
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.4

喪失・トラウマは元の状態を取り戻そうとするものじゃなくて、今あるもの・新しいものとともに乗り越えていくものなんじゃないかと思った。

9.11のことはめっちゃしんどいけど、オスカーがニューヨーク市内を
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.3

歳を取ってもマーヴェリックめちゃかっこいい。
空中戦も前作以上に迫力満点で、面白かった!

若い頃に前作を観たらしいおじさまおばさまたちも大満足だったみたいだけど、前作のブームを知らない自分でもめちゃ
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