BLUEさんの映画レビュー・感想・評価

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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

4.0

現実的には無理のある設定なので、おやおや?と思うポイントはあらかじめスルーして観るべき作品。

かと言ってエンタメ色が強いかといえばそうでもない。
これは紛れもなく、人間ドラマです。

愛は人が持つ概
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ラブストーリーズ エリナーの愛情(2014年製作の映画)

3.8

誰かにわかってほしいけど、完全には理解してもらえない、どうしようもない喪失感を抱いている人は、実は多いんじゃないかと思う。
女性にとっては、喪失の際たるものが子を失うことなのかも。

あるとき心に、埋
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.4

みんなは、どんな気持ちになりたいときこれを観る?

私はこれを観たい感情の時がないかも。
演技の研究とか、高い演技力に触れたい時観るかもしれないけど、
観ていて美しいと感じる人物が出てこないこともあり
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.8

あの美しかったヴィゴが、、、
という悲しみもありつつ
ガサツなおじさんヴィゴ、嫌いじゃない。
人種差別はイタリア人だろうが中国人だろうが黒人だろうがいつの時代にもどこにでもあって、
日本人同士でも体格
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.8

主人公ルースが人に恵まれているのか、彼女の人柄が周囲を惹きよせているのか。
性差別に関することより、人間関係の大切さをより強く感じさせられる作品。

彼女を取り巻く、夫、娘、旧友、尊敬すべき先人、依頼
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

5.0

観ると、まず胸が締め付けられて、その理由を自覚できたとき、心が洗われる映画。本当にピッカピカに洗われる。

子供の頃に感じた疎外感や、言葉にできない痛みや虚しさを覚えている大人がどれだけいるだろう。
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メイジーの瞳(2012年製作の映画)

4.0

育った環境は、その子供の人格や価値基準を形成するうえで
最も大きく影響する要素だと思います。

毒親に育てられた私の友人は否定的な言葉をよく使い、
物事や人間関係に対してネガティブな感情を抱きやすい。
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.5

役者の演技と制作サイドを高評価したい反面見た後の胸糞感が、、、!笑

やりすぎでは?
と思うシーンもあったけど
もしかしたら私が知らないだけでこんな家庭はごく普通に存在しているのかもしれない。
この間
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.0

登場人物の心境に共感できる。
無理な設定やキャラクターがないから素直に泣けるし、ラストもリアルだった。
旅から帰って家に着いて家族と会うまで泣かないルーにもグッときた。
大切な人たちは自分を強くしてく
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リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

5.0

爽快!

善と悪は常に表裏一体となってバランスを保っている。
そのなかで、善の仮面を着けた「純粋な悪」こそが真の悪だということ。
そして彼らこそが正しく裁かれるべきだという人の世の真理を、クールな描写
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

5.0

ジェシカ・チャスティンの魅力爆発。
ソシオパス的な向上心と勝利への執着を持つキャリアウーマンでありながら、女性的で、しなやかな繊細さもちゃんとその内面に同居している人間性の描写が秀逸だった。
ジェシカ
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.6

蜷川作品ならではの映像美を楽しむ映画かな。
役者の演技がそれぞれ濃くて、面白い。
沢尻エリカの走り方は相変わらずの違和感ね。
二階堂ふみは、あのじっとりと湿った空気感出せる女優さん、今他にいないんじゃ
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.8

シリアスな韓国映画の持つ不穏さを、キム・ダミのピュアな笑顔が増幅させてる。
韓国の女優は、その国民性ゆえに抑圧された熱量を、演技のなかで爆発的に放出させる特徴があると思う。
ピュアだからこその不穏さ、
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来る(2018年製作の映画)

4.2

なんかなんか、
本格的な映画ファン(?)の方々からはめっっちゃ酷評されているようだけど、
私はこれ、好きだよ?

映画って別にメッセージ性とか起承転結とか分かりやすいストーリー展開とか、原作に忠実だか
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.8

ドラマ版から引き続き、面白かった。
安定の面白さ。
そして演者の美しさ。

今日のことだけど
三浦春馬さん、いい俳優だったのに、残念です。

チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.5

地味にクセになる映画。
しかし、好みによると思います。
こういう感覚、わかるなぁって
登場人物の誰かしらに共感できれば、クセになる。
あと、浅野忠信が良いキャラだったーー
彼のシーンは笑った。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.6

タランティーノ作品は毎度毎度長い&「…で、なに??」というストーリー展開のイメージがあって
でもなんかブラピも受賞したし今回もわりと評価されてんなぁと思い、観てみたら、やはり「...So, what
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アラジン(2019年製作の映画)

4.5

素晴らしかった。
ナオミスコットの可愛さと、歌声の美しさがすごい。
アラジン役のメナマスードも、若い頃のhydeを思わせるチャーミングな笑顔が堪らん。
ウィルスミスは言うことなし。
あの役は彼にしかで
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キングダム(2019年製作の映画)

4.2

おもしろかった!
山崎賢人のヤンチャな巻き舌演技はワンパターン化しつつあるけどキングダムには合ってた。
なにより、橋本環奈のかわいさと長澤まさみの美しさよ。。

カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

3.0

元々あまり好みの作品じゃないけど、恋人の好みに合わせて鑑賞。
藤原竜也の安定感というかなんというか…
あの演技を観たいと思って観るなら、間違いない。
後半にかけてテンポよく面白くなっていく。
個人的に
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

5.0

面白かった。
原作と比べたらだいぶビジュアルが美化されてて、特に砂川さんの美しさたるや…って感じもありつつ、
笑えるし、岡田くんの安定のアクションシーンも満載だし、
いいところをコンパクトに詰め込んだ
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.0

観たけども
観たけども
…そんなに面白い…??
Gacktのキャラとのマッチ感はすごかったけど…
埼玉PRビデオ的な感じだった。
もっとすごい破茶滅茶を期待しちゃった私が悪いのかも。

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.5

心を浄化したいとき観る。
こればかりは何度観ても泣く。

ジェシー・ジェームズの暗殺(2007年製作の映画)

3.2

内容そこそこ。
でも映像が好き。
雪の中、ムクムクの黒いコートを着て、凍った湖の上を歩くシーンがいい。
ブラピ特有のリズム感のある口調がまた、キャラクターとマッチしていて良い。

愚行録(2017年製作の映画)

3.5

不快!だけどキャストの演技力に脱帽です。
満島ひかりは、不当な扱いを受ける優柔不断な女の役がうまい…
のに、気の強い真っ直ぐな役もできるからすごい。

私の男(2013年製作の映画)

3.7

嫌いじゃないけど、生臭い〜。
二階堂ふみの演技は間違いなく見応えある。
浅野忠信のクズ加減も◎。
人には多面性があるもので、
クズの中にも彼なりの寂しさや純粋な愛情や、男らしさみたいなものが凝縮されて
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17歳(2013年製作の映画)

3.6

とにかく主演のマリーヌが美しい。それに尽きる。
あとは、性に関すること。
生き甲斐とか、存在意義とか、そういうものをセックスから得ようとする若い女の子の危うさ。
みずみずしい映画だった。

セッション(2014年製作の映画)

4.3

クライマックスのシーンは3回くらい見返した。
この映画の魅力は嫌になるくらいの人間臭さと、ラストのひりつくような高揚感。

ヒミズ(2011年製作の映画)

4.5

染谷将太と二階堂ふみって
二人とも感情を爆発させることに関してはズバ抜けた才能があると思う。
物静かなルックスのなかに、ふつふつとした激しさを感じる。
二人の魅力を最大限に引き出した園子温監督もさすが
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パンドラの匣(2009年製作の映画)

4.0

DVDも買ったくらい、
なんだかよくわからないけどクセになる映画。

自虐の詩(2007年製作の映画)

3.8

ほっこり笑えます。
阿部寛は、ドラマの結婚できない男や白い春の演技も良かったけど、不器用で口下手な、獣じみた男の役が似合う。
中谷美紀も不幸で健気な役がハマりすぎ。
意外と泣けちゃうかも。

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.3

蒼井優の腹立つ女の演技がすごい。
ほんっとーに苛つくw
阿部サダヲの不潔さもリアル。
だけどラスト、愛ってこれだーーー、と思える。
好きです。

東京喰種 トーキョーグール(2017年製作の映画)

3.6

完成度高い。
窪田正孝の演技力はすごいと思う。
それに清水富美加も。
続くなら2作目も観たかったから、なんだかもったいないなと思いました。

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.5

ビジュアルが終始美しい。
同性愛とか大して関係ない。
恋をしたことがある人なら、誰でも共感できるんじゃないかな。
でも、苦しくなります。
心が元気な時に見たほうがいいかも。

モテキ(2011年製作の映画)

4.5

目の保養作品。
長澤まさみは今も美しいけど、
この時の魅力はまだフワフワしていて、若くて、男がいないとダメな女の感じがあって、それが劇中のキャラクターとマッチしていて良い。
後半ドロドロに失速していく
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