かんぞうさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.3

(主人公以外のための)キャラ萌え系の同人映画っぽい。
そんなにホームズ文化圏に踏み込んでないから、コロコロ変わる展開を気楽に追っていけた。
好きな人は地雷かもしれん。

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.5

演技がウマすぎる
「中に殺人鬼が入ったJKの動き」「中にJKが入った殺人鬼の動き」がうますぎて変な笑いが出る

心霊スポットに行くアホな大学生≒親の不在時に酒を飲みつつホームパーティするティーンエイジ
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極道の妻たち 三代目姐(1989年製作の映画)

3.1

今度のキャットファイトは豪華だぞ!

これらの人間たちに共感できないこと、またサイコパシーに心酔できないことに安心するわ。

極道の妻たち II(1987年製作の映画)

3.2

どうしようもねえなこれ
私なら、今謝んなカス!って言うね。
雨に、汗に濡れる女へのフェチが強く感じられる。

ホラーマニアvs5人のシリアルキラー(2020年製作の映画)

3.1

「セックス中の男女を殺すことに執着している」笑うわ
Sunday特化パロディ映画って感じ。
これ見ながらピザ食べてビール飲んで寝よう

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.0

ほんとは弱い男がキレるのかと思ったけど「そっち側」なんかい!そりゃ話が変わるわ、俺TUEEEEじゃん!
ってなっちゃった。

冴えない男が不条理を「耐えてあげていた」側に立っちゃうのが、「そういう」皆
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デンジャラス・ビューティー(2001年製作の映画)

3.2

ニューヨーク出身がカミングアウトするの、時代なんだろうなーって思って複雑な笑いが出た。
今陽の目を浴びて、炎上して欲しいという気持ちがないとは言えない、笑

怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

3.6

人の痛みを突いて遊んで、反撃されたら被害者と名乗る。
他者を怪物と呼ぶとき、自分の姿も鏡で見たほうがいい。
自分のための優しさならば。

ブロンド(2022年製作の映画)

3.3

撮り方で絶妙にフィクションみを乗せることで炎上を避ける高等テクニック?などと邪推してしまった。
当たり前に悲しい映画でした。

ココディ・ココダ(2019年製作の映画)

3.7

ほんっっっっっとうに嫌な気持ちになる。
やなことあったら何度も夢に見るよね〜と妄想していないと耐えられないレベル

恋するけだもの(2020年製作の映画)

3.1

ポスターで察しろ!

2万円くらいで撮れそう。
片頬だけ吊り上げながら見ていた。

確かに銃を捌くシーンはカッコよかったね。

宇野さんが幸せそうでよかった。これまで見た中で一番怖かったけど。

DJシンデレラ(2019年製作の映画)

3.2

ブラジル映画なんだ!
根底に流れる不思議なハッピーオーラが異文化だなって思ってたんだけど、納得がいきました。
小6女子のお泊まり会で見る映画って感じだけど、別につまんなくはない。

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.7

こんなふうに人間を描いて、正気で生きていけてるのがスゲェよ

信賞必罰などまやかしで、幸せは望んでは掴めない。
能力がないからと、優しさの切り売りをアイデンティティにしてしまうと、切羽詰まっちゃうんだ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

1.0

酷すぎワロタ







以下、罵詈雑言
==========================
脚本は徹頭徹尾ひどい出来だったが、
倫理的にやばいなと思ったのは、震災の発生を、人的な責任に帰するよう
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スクール・フォー・グッド・アンド・イービル(2022年製作の映画)

2.9

アナ雪のストレス発散したみたいな映画
海外ティーン向けなのかな。
構造とか素材はものすごく良いんだけど、表現に子供っぽさが感じられた。
逆に言えば酒飲んでみたら楽しそう、淋しい日曜日に良いかもしれない
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ルー=ガルー(2010年製作の映画)

2.4

どこでとは言わないけど大爆笑した
これ作った人、京極のこと嫌いそう。原義で。

リベンジ・スワップ(2022年製作の映画)

3.3

実はそんなに人は死ねない。

作りとしてはすごく面白い!コマーシャルの打ち方と相まって、マーケティングがうまいなぁと思った。
画面がずっと綺麗で、パリピノリが楽しく女の子たちもかわいい。そのパッション
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インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

3.2

悲しげで美しい男がいじめられまくるのが癖の方、朗報です。
TL漫画っぽい美形の絡みがてんこ盛り。

しかし主役全員顔が良く、人間じゃなくてヴァンパイアだよって言われた方が納得できる。日常に生きてたら浮
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

「お前なんかむしろ敵だったぜ」
映画全てがこのセリフのための前振りと言っても良いレベル。
こういうのは邦画で見るに限るなという終わり方。全員もれなく終わっている。
終始こちらを怪訝な顔にさせる宮本だが
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DJにフォーリンラブ(2018年製作の映画)

2.8

女友達最高!みたいなノリか、イケてるDJと運命のフォーリンラブ!なのか、明日あなたに起こるかもしれない奇跡!なのか、それらのどれでもないので消化不良感があった。リアリティを追わないならもうちょい暴れて>>続きを読む

ヴァスト・オブ・ナイト(2019年製作の映画)

3.7

こりゃすごい。
監督、1本目?ヤバいな。

面白いカメラの回し方、
引きの長回しでついていったり、はたまた地を這うようなアングル、と思ったら頭上から
これらの揺さぶりで、登場人物との共感性を高めて不安
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.6

レイチェルの 何処がいいかと 問われれば

………。

お互いに自らの後ろ盾のなさに絶望して、不安を抱えていて、でも今はたしかにここにあるという実存を信じることに決めた強さに惹かれたのかな。

ブレードランナー(1982年製作の映画)

3.6

始祖
「今見ても新しい」より「ここから今まで、これ以上のものが生み出されていないため、概念が塗り変わっていない」というのが正しいのかもなと思った。
SFそのものにいえるのかもしれないけど…。

80年
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.1

なんかわからんけど、めっちゃ強い!

引きがちょっと刺さんなかったかも。
続きを見て愛着を形成することにします。

鬼談百景(2015年製作の映画)

3.4

ええー!?って声出た。そんなホラーはまぁない。
と思ったら白石監督で笑った。そりゃある。

オムニバスだけど、B級Jホラーの文脈で、パッションでぶん殴る感覚が共通している。その証拠の1話目だと思う。
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極道の妻たち(1986年製作の映画)

3.3

もぉ、いやや!こんなんいやや!
と劇中で言うヤクザ作品は珍しかったんだと思う。肝心な時にはクソの役にも立たない仁義を叩いて砕く。
成り上がりと美辞麗句ポリシーに目が曇る男たちに、惹かれてしまう女がいつ
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355(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

導く男がいないと女はダメだ、という論調を破壊したかったんだろうと思う、かつその流れには何方かと言えば同調したいけど、
そのテーマって既にだいぶ語られてね?今更その擦り方?と思ったのと、なんかテーマの解
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ドラッグ・ウォー 毒戦(2012年製作の映画)

3.4

常に帯電しているような、乾燥してる故に静電気が起こる、みたいなピリつき。
ドライさが肌に合った。
何があそこまでさせるのかは分からないが、皆生きていくのに必死なんだよね。


ガルパンの短編にあったら
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メリエスの素晴らしき映画魔術(2011年製作の映画)

3.3

“一大産業に発展した映画界に芸術家の居場所はありません”
ここ泣けた。

娯楽の乏しかった時代に、意図せずコスパの良いものを練り上げてしまったせいで、カネの匂いに集まる群衆に揉まれてしまった。
子ども
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.4

祖母・母・私で見ていて、最終的にこれは不条理ギャグだということでまとまった。
だって「ラッキーストライク」だぜ。
いざという時の男の頼りなさが目立って描かれていたので、男性が見るとまた違う気持ちになる
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

でっかくて、自分一人ではどうしようもないものに振り回されてる感じ、何が正義かをギリギリのラインで問われるような苦しさが好きだったから、今作は微妙。

役者の魅力と派手なバイオレンスで脳震盪を引き起こそ
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新テニスの王子様 氷帝vs立海 Game of Future 後篇(2021年製作の映画)

3.3

この10年強で邪推を学んだので、テストマーケティングか?とか思ってしまった。さすが「新テニスの王子様」だけある。違いますよ。

宍戸さん、何かが面白いんだが説明できないな〜と思っていたんだけど、これ見
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新テニスの王子様 氷帝vs立海 Game of Future 前篇(2021年製作の映画)

3.2

ホラー映画が怖すぎて、明るい人外映画を見ようと思い第一想起された。見事に希釈されました。ありがとう!

ジャケ写に玉川いないの笑う、玉川って誰?
商業の都合をかなぐり捨ててる感じがあって嫌いじゃない。

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.4

ネオ女性の定型なのか。?
これじゃないことはわかるが、どれかはわからない。今は全然悲しくないから、そういうことだったんだって逆説的にわかる。本当に?
君はまだシンデレラなんだわ。私は坊やだけど。何もわ
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