Kさんの映画レビュー・感想・評価

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午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

3.7

ざっくり言うとリアリティなのか、生活感のある会話や飾らない映像に懐かしさのような親近感を覚えた。

曇天や少し寂しげな景色などが登場人物達の内面と繋がっているような、詩的な味わいも感じられた気がした。

ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

3.6

昔観た時はタランティーノ監督作品に期待したものとのズレから評価は少し低かったけど、今観ると登場人物一人一人に味わいがあり、ストーリーも練られていて、これはこれで楽しめた。

オデールを演じるサミュエル
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Supercell(原題)(2023年製作の映画)

2.4

邦題「ツイスター スーパー・ストーム」を鑑賞。

最後まで観られたけど、何か物足りなかった。。

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.6

前提としてユマ・サーマン演じるザ・プライドが格好良く見えない。どうしてもアクションシーンでB級感を感じてしまう。。

そうなると普通は楽しめないんだけど、映像の格好良さや、合わせる音楽センスなど他の監
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

趙の軍勢が飛信隊の主要メンバーに斬りかかるシーンで、明らかに殺意がなく見えてしまい少し冷めてしまったけど、原作が漫画だと考えると実写化の難しさなのかも知れない。。

続きが気になる。

インベージョン(2007年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

感染方法と変身過程が気持ち悪いのと、無理矢理な感じに抵抗があるだけで、宇宙規模の宗教のようなものだと捉えたら、あそこまで嫌がる必要はないのかも知れない。

人間のエゴについて考えさせられた。

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.5

マーベルの無い世界線なら、もっと楽しめたのかも。。

つまらない訳では無いけど、CGの荒さが気になったり、二番煎じに思えてしまう。

クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男(2019年製作の映画)

3.5

作品の裏設定や制作秘話など、クエンティン・タランティーノ作品が更に好きになるような内容だった。

出演者は豪華だし楽しめたけど、贅沢言うなら本人語りや、他の監督達の評価とかも聞きたかった。

それこそ
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忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)

3.0

怖くはなかったけど、SF風なホラーを最後まで退屈せずに観られた。

山本美月が可愛かった。

インスペクション ここで生きる(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

母親が嫌だった。

理解できないじゃなくて、しようとしていないように思えてしまった。。

一方で黒人の鬼教官は優秀だったのかも知れない。
もしかしたらフレンチと同じゲイかも知れないし、ゲイではなかった
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

全ての人が正論を持ったまま健全に生きていけたら、きっと宗教もなく愛情の尊さも希薄になる気がする。

人は自分勝手で孤独で脆いから、そうしたものに縋ろうとするのかも知れない。

チャーリーは自分勝手だと
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.4

入り組んだ展開に、わりと序盤で頑張って理解しようって気持ちが折れてしまったけど、最後までなんとなく楽しめた。

元気が有り余ってる時に観直したら、もっと楽しめるのかも。。

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.2

軽いノリの三国志が面白くなりそうだったけど、あまりはまらなかった。。

でも豪華キャストと新鮮さは楽しめた。

トラフィック(2000年製作の映画)

3.7

リアリティとエンタメ要素のバランスが良く、緊張感を持ったまま最後まで楽しめた。

パート毎の映像の色分けは少し過剰に思えてしまう部分もあったけど、ベニチオ・デル・トロが放つリアリティから目が離せなくな
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告白、あるいは完璧な弁護(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

一連の事件の導入となる、接触もしていない交通事故の回避策に矛盾を感じてしまった。

一緒にいた理由を考えるか、面倒なら警察が来る前に別行動すればも済みそうだし、最悪、不倫がバレることと、死体を遺棄する
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ワース 命の値段(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

心の傷も癒えてない被害者遺族を相手に、「例外なく収入別で算出する計算式です」なんて気持ちを逆撫でるような説明をするかなと少し違和感を覚えた。

敢えてケンを一旦嫌われ役にして、ウルフに遺族の信頼を集め
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.0

アニメーションの情報量の多さに、こっちの情報処理が追いつかず焦燥感を覚えつつも楽しさが勝る感覚。

躍動感と疾走感に溢れた映像センスに圧倒された。

打って変わり、物語は丁寧で分かりやすく、マルチバー
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ラストが衝撃的だった。

あの方法は愛ではなく病んでいるだけに思えてしまったけど、もしかしたら自己犠牲自体が、一種の病のような状態なのかも知れないし。。

好きな形ではないけど、一石を投じられた。

縁路はるばる(2021年製作の映画)

3.3

ラブコメ部分はあまりはまらなかったけど、映像や音楽の雰囲気を楽しめた。

都会に住む以外の選択肢について少し考えさせられた。

死を告げる女(2022年製作の映画)

3.3

着地点はなんとなく分かってしまったけど、最後まで退屈せずに観られた。

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.5

主演がラッセル・クロウの時点でリアリティを期待したのが悪かったのかも知れないけど、わりとエンタメ系な作品で怖さはあまり感じられなかった。。

でもシリーズ物として続けて欲しい面白さだった。

プアン/友だちと呼ばせて(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ボスに対して本気で悪いと思っているなら、NYから呼び寄せるんじゃなく自分から会いに行くとか。

それは叶わず呼び寄せるにしても、自分の元カノ巡りの前に謝るべきでは?とか。

B面を観るとウードへの不信
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

不正を犯していた兵士が端からパンパン銃殺されるシーンで思わず「こわっ」て声が漏れた。

今までも他の映画で似たようなシーンは見てきたと思うんだけど、この作品の間が怖かったのか、処刑人を映さないところが
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光の旅人 K-PAX(2001年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

宇宙人なのか人間なのか観終わった後も楽しめる良くできた物語だと思う。

これが映画じゃなくリアルだったら、おそらく人間でかたをつけるのだろうけど、映画としては宇宙人でしたの方が面白い気もするし。

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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

なるほど。リリィシュシュだったのか。

作中通した落ち着いた雰囲気も良かったけど、メモリーバンクがとても印象的だった。

宇宙を感じさせるような素敵なインターフェースで、いつか眺めていた夜空に、ふと感
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謝罪の王様(2013年製作の映画)

3.2

終盤くどさを感じてしまったけど、阿部サダヲがキャラにハマっていて良かった。

謝罪テクや理論も少しだけ勉強になった。

パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.7

分かりやすいストーリーとアクションを最後まで退屈せずに楽しめた。

ベタベタなキャラや展開だけど、ウナを応援できたのは完成度の高さだと思う。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

とてもプライベートなものを見た気持ちになった。おそらく旅行の後、父親は自殺してしまったんだと思う。

「何でも話していいんだよ
大きくなって・・・
いろんなパーティや
男の子や ドラッグのこと
パパも
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GANTZ: PERFECT ANSWER(2011年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

結局最後までGANTZが何なのか分からなかったけど、邦画のSF系アクションとしては成功している方だと思えた。

前編の方が星人にオリジナリティがあって好き。

GANTZ(2010年製作の映画)

3.4

登場人物の魅力を感じ切れないまま、ストーリーがどんどん展開して、少しついていけてない感はあったけど、最後まで退屈せずに楽しめた。

続きが気になる。

テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

笑えた。

想像の中の奴隷達を思いやるとこが好き。

ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

猫への親近感をあらわす『怖がりで 勇敢で』て言葉が心に残った。

先立つ奥さんの言葉も良かったし、生涯それを胸に生きたルイス・ウェインの不器用さが好き。

対峙(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

話し合う4人の言葉に感動は少なかったけど、徐々に見えてくる関係性や本音に引き込まれた。

赦す。って言葉を伝えるのは、逆に言えばあなたは罪人だって言っているように思え、決して100%赦している訳ではな
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父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

観る前に躊躇した通り、結構しんどい内容だった。疲れている時に観る映画では無かった。。

でも観るべき時に観れば、戦争から生まれる虚しさを存分に感じられそうに思えた。

ヘラヘラと差別的なジョークを言う
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