映画野郎officialさんの映画レビュー・感想・評価

映画野郎official

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映画(285)
ドラマ(244)

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.7

人生を豊かにするのは夢中になれることと仲間だ

久しぶりにクールでおしゃれな映画に出会った。

最近ますます存在感を増している新進気鋭の映像スタジオ『A24』による作品。とにかくイケてる映画をつくり続
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.6

やらなきゃできない。「やってみなきゃ分からない」でもない。

「できるできない」の前に、「やる」という行動を起こさないと「できる」という選択肢すらない。その土壌にまず立つことが大事である。それをさらっ
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37セカンズ(2019年製作の映画)

3.3

普通とはなにか。障害こそ大きな1つの経験

仮に人生100年だとすると、36,500日…876,000時間…52,560,000分…3,153,600,000秒。こう見ると長くてもそんなものかと感じる
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#生きている(2020年製作の映画)

3.0

当たり前の日常を見つめ直す

ただのゾンビスリラーではなく、命の尊さを感じさせてくれる映画。

一見『ウォーキング・デッド』や、日本で言うと『アイアムアヒーロー』みたいだが、全編ほぼ家のなかで物語が進
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

2.7

高評価バイアスが多少ある気がする。レビューが押し並べて高評価で期待しすぎたこともあるが、ぼくはあまり面白さが分からなかった。

手紙の代筆で自分の気持ちを押し殺しながら想いがすれ違う物語はありがちだし
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ソワレ(2020年製作の映画)

2.2

救いようのない映画

終始どんよりした空気が漂い、抜け出せない泥沼に苦しい気持ちになる。

冒頭の演技レッスンのシーンで「リアルではなくリアリティ」と書かれていて、エンターテインメント・フィクションと
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.9

正義の反対は正義。世界の分断に立ち向かう強さ

インドが熱い。

これぞインド映画の真骨頂か。勢いのあるインド映画をこれまで観れていなかったが、伏線が分かりやすくテーマもしっかりとしていて正統派な映画
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

4.4

視線も心も釘づけで奪われた

ジャパニーズエンタメの真骨頂。シリーズ最高傑作。脚本・演出・プロデュースすべてがお見事としか言えないほどの出来栄え。

怒涛のスピード感のなかでこれでもかと豪華俳優陣が目
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.7

演劇的イマドキ胸熱青春コンテンツ

さくっと目頭を持っていかれた。

水曜日はミニシアターの日(サービスデー)ということで、仕事前にさくっと話題となっている映画『アルプススタンドのはしの方』を観てきた
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劇場(2020年製作の映画)

3.9

人を愛することにも「所有」と「共有」がある

『劇場』を「劇場」で観た。

この新作は同時にAmazonでも配信されている。冷房のきいた部屋でそのまますぐに観られるのに、それより高いお金を払って、わざ
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.3

女性の女性による女性のための映画

いつの時代だって女性は強く美しく輝いてきた。女性として、人として自由に自分らしく生きた4姉妹(とそれを取り巻く男性)の物語。

人生という物語とは、過去の話でも現在
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はちどり(2018年製作の映画)

4.2

生きていくことは苦しい。でも、だからこそ尊い

この映画がなぜ評価されるのか。一見単調で助長のように感じる。さまざまな事件は起こるもののドラマチックな展開は少ない。

でもそれが人生そのものだし、圧倒
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.7

いつの時代も言葉と継続が最大の武器だ

音楽の歌詞がいつも教えてくれる。背中を押してくれる。人生を支えてくれる大きな存在である。

ミュージカルではなく「Music Movie」という新しいジャンルを
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アベンジャーズ(2012年製作の映画)

3.6

友情と努力と勝利

ずっと食わず嫌いだったアメコミものを、Disney+をトライアルしたきっかけで鑑賞。なるほど、そういうことね。確かに、さまざまな難を抱える者たちが、それを克服してヒーローになり、そ
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

1.7

どうしてそうなった…

原作、脚本、演出なにが悪いのか。スタッフとキャスト錚々たるメンバーが揃ってなぜこうなった。。
原作を読んでないから分からないけど、映画という2時間のパッケージに収めるために、重
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.0

明日は我が身。SNS時代に潜む悪をエンターテインメントに

わるくない…わるくないんだけど、なんかものたりない。というより引っかかりがなく、すんなり通り過ぎていく感覚か。正統派でストーリーは面白いんだ
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マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

3.6

マンジャーレ、カンターレ、アモーレ

「食べて、歌って、愛し合う」ただそれだけで幸せ。イタリアにそういう言葉がある。
地の果てでも、美味しい食事と素敵な音楽、そして愛する人がいれば人生は幸せなのだろう
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パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

3.6

その場所は誰のものか。公共の本当の意味

モノやサービスが溢れる現代、見た目や機能に差のないものを手に入れることでは満たされず、体験というかたちのないものが価値を持ち、所有から共有へとシフトしている。
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フリーソロ(2018年製作の映画)

3.7

エクストリームな生の実感

まさにクレイジージャーニーだ。いったいそれに何の意味があるんだろう。正直そう思わざるを得ない。
そこに山があるからどころではない。撮影クルーが集中の邪魔になるというやりとり
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.7

松岡茉優のひとり勝ち

間違いなく松岡茉優の出世作であり、代表作になるだろう。醸し出す独特の個性と、他の追随を許さない圧倒的な役作り。松岡茉優の芝居に、勝手にふるえてる。

それを支える原作の秀逸さと
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いなべ(2013年製作の映画)

2.3

生きていくことをほんわか描く

これまで深田晃司監督の作品は観たことがなかったが、SAVE the CINEMAの発起人で気になり、オンライン映画祭の「We Are One」に選出されたということで鑑
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アイスと雨音(2017年製作の映画)

3.1

舞台畑の監督が目指す映画のかたち

ワンカットチャレンジはもちろん、MOROHAの歌がその場に同居する演出など、終始とても演劇的。最後のカーテンコールまでこだわり抜いて、新しい演劇映画というジャンルを
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.2

この世はみんなが思っている以上に輝いている

個性を失い、思いやりの優しさに欠けた世界にもそれぞれの色がある。ただそれに気づかないだけで、輝かすもくすませるのも自分と目の前の相手次第だ。

モノクロ映
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

2.3

ひとことで言っちゃうと、バカップル!?苦笑

不思議ちゃんなふたりがいきなり惹かれあって、一気にのめり込んで、夢との葛藤でくっついたり離れたりを繰り返す、ちょっと着いていけない映画。でも、好きな人は好
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.5

これが是枝監督の原点か

なるほど。スター監督になってからこの出世作を観てしまったが、ドキュメンタリー出身のフィルメイカーとして、役者や時代感のリアルさを追求した演出が目に見張るものがある。
どこか本
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カメラを止めるな!リモート大作戦!(2020年製作の映画)

3.3

リモート映画が映画作品データベースに載ることが感慨深い

新型コロナウイルス感染拡大に対する自粛期間に、完全リモートで製作された「カメラを止めるな!」のスピンオフ短編映画。まずもって、上田監督の心意気
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.6

タイトルにそれを持ってきたか

さすがクリント・イーストウッド監督、完成度が高い。堅物な老人が多感な年頃の少年と、不器用ながら心通わせていく物語。
自ら主演で、何とも味と深みのある主人公を演じきってい
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天国はまだ遠い(2015年製作の映画)

3.3

アクティビストな監督の上澄み

短くてなんだか少し変な映画なんだけど、それでも生きる本質を抉られた分厚いものを受け取ったような感覚になった。

お恥ずかしながらこれまで濱口竜介監督の作品を観たことがな
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DEATH BIKE(2019年製作の映画)

2.7

正直なんやよう分からん!(笑)これが永野ワールドなのだろうか。
今後も着いていけるか分からないが、、MANRIKIの活動には要注目だ。

映画の妖精 フィルとムー(2017年製作の映画)

3.3

ノンバーバルで言語や人種の壁を超えて、映画のパワーで人々に豊かさを届けられる素晴らしい作品。その支援活動も含めて、日本映画界の大切な資産。

TOKYO TELEWORK FILM(2020年製作の映画)

3.3

逆境を逆手にとった取り組みで、押し付けがましくなく、齊藤工らしい悠々と、しかし芯には静かな闘志を燃やしている想いが伝ってくる活動。

オンライン映画館「STAY HOME MINI THEATER」で
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バランサー(2014年製作の映画)

3.1

齊藤工の遊び心とアイロニーが前面に醸し出している作品。このキャストでこんな映画を本当につくっちゃうかという(いい意味で)雑食さが逆にクールで素敵。

監督はもちろん、俳優以外の映画にまつわる今後の活動
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写真甲子園 0.5秒の夏(2017年製作の映画)

1.2

やはり何でもプロは違う

オンライン試写会で観ることができたが、結構前に劇場公開された作品だったのね。

高校生による写真コンテストの大会ということで敢えてなのかもしれないが、演技、演出、映像にインデ
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ステップ(2020年製作の映画)

3.6

映画は観る人によって完成する

(何でもそういうものだろうけど)それぞれのライフステージや境遇、経験で輪郭が変わる作品。
涙腺が崩壊する部分は、その人の人生が滲み出る。

僕は同じぐらいの小さな子ども
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.7

人生にゆとりを、日常に生きがいを

人は「人生に生きがい」を必要とし、「日常にゆとり」を求めてしまう。でも実はその逆で、「些細な日常に生きがい」を感じ、「人生全体にもっとゆとり」を与えた方がいいのかも
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.8

法や権力はなんのためにあるのか

何が真実なのかは当事者にしか分からないかもしれないが、こんなことがまかり通るなら人が生まれ存在する意味はなんなのか。本作は事実に基づく映画だ。

そこまで話題になって
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