chsyさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ニーチェの馬(2011年製作の映画)

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神の作った世界の終焉の物語。
6日間で終わる。
少しずつ、生き血を抜かれるような苦しみ。
なんの抵抗もできない。

常々馬や牛などの家畜に感情移入すると辛いだろうなと感じていた。
ニーチェのような頭の
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

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めちゃ面白くて、泣いて笑って楽しかったケド。

貧乏で被差別的な境遇にありながら、生まれながらの天才、って設定は度々ある。
それはそれで痛快なんだけどね。
なんか、天才が活躍する作品ってどうも最後に府
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人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

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「ほんとうのもの」になる頃には、ボロボロになっている…(絵本『ビロードうさぎ』)

75歳ボロボロの身体で本当の自分になろうとした父ハル。
その父を支えることで人生で初めて「ほんとうのもの」を見ること
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TOMORROW パーマネントライフを探して(2015年製作の映画)

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上映会にて鑑賞。
さすがに欧州は進んでるぅ。でも一番印象に残ったのは、デトロイトでの取り組み。自主的であることが人を輝かせるのだワ。
ステキだな。
行政の後押しも欠かせない。なのにね例の、パリ協定離脱
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愛を綴る女(2016年製作の映画)

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コティアールが『ピアフ』に続き常軌を逸した女ガブリエルを熱演。
長い時間を経て、真実の愛に辿り着く物語で、個人的にめちゃ好きな設定だ。

チャイコフスキーの「四季」(原題:Les Saisons)はロ
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チェルノブイリハート(2003年製作の映画)

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話題のドラマ『チェルノブイリ』に感化されて鑑賞。
いやあー、すごいね。
なにがって全部がだよー
当時から色々報道されていたけれど、その後も欧州の調査が入ってかなり正確に報告が出たりしたけれど。
生活者
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ボンジュール、アン(2016年製作の映画)

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メモ
リヨンのレストラン
「Daniel et Denis 」
山羊のチーズのオススメは
「クロタン・ド・シャビニョル」

で、車で流す曲は、
エリック・サティ 笑

やっぱ大陸は車で、ですネ

宮本から君へ(2019年製作の映画)

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原作未読。虚心坦懐で観賞。
過剰な叫びに引きながらも、引き込まれた。
ごちゃごちゃ考えるな
信じろ!
って言われてる気がしてあがった。
その信じるって事にどれだけの精神鍛錬が必要か、品性の高さが必要か
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眺めのいい部屋(1986年製作の映画)

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オープニング曲はプッチーニ作オペラ『ジャンニ スキッキ』より「私のお父さん」
内容は時代と衣装だけ上品にしたラブコメだけど…。

あぁ、フィレンツェ。フィレンツェとオペラがたまらん…
イタリア映画によ
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

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渋谷の映画館で上映後にパンフを買い求める人の多さ。それだけ難解さやなんだこれ感の強い作品。
カンヌ「ある視点」賞に納得しつつ、「視点」の意味や角度に再考を迫られる。

北欧民話に出てくる妖精、トロル。
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ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

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原作を読んだのは随分前で、内容はほとんど忘れてしまったが、チャンドラー作品の中で1番そのオチに感心し、めちゃくちゃ面白かった、と思った記憶がある。
『さらば愛しき人よ』で私の想像のマーロウは崩壊し、出
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帰れない二人(2018年製作の映画)

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さすが渡世人の女。窮地でもやられたらやり返す。妹の流産と言う作り話でお金をせしめる…とか。
逞しさがそのまま、その後も続く苦労性の人生を暗示。

でもさ。中国の一人っ子政策は2015年にようやく廃止。
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ハンナ・アーレント(2012年製作の映画)

5.0

ハンナ アーレント、素晴らし過ぎる。愛情、知性、生き様、感性、度胸、信念、誠実さ…etc

人間と社会に対する深い理解。本当に深く、ちゃんと正確に理解しようとする努力が、書類の山に囲まれ仮眠しかしない
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