バロウズさんの映画レビュー・感想・評価

バロウズ

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プラットフォーム(2019年製作の映画)

4.0

CUBEみたいなSFスリラーかと思っていたらぜんぜん違った。
格差社会を縦構造で見せるのは「パラサイト」が記憶に新しいですが、こちらはもっとストレート。上層ほど良い物が食べられて、下層へ行くほど残飯し
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.3

クリス・プラット主演の超大作SF映画。
監督は「レゴ・バットマン」のクリス・マッケイ。
こんなブロックバスター映画がアマプラ入ってれば家で簡単に見れちゃう、時代の進歩って凄いわと実感。

ただ、肝心の
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ドリームキャッチャー(2003年製作の映画)

3.4

かなり久しぶりに鑑賞しましたが、こんなにもカオスな映画だったとは。

スティーブンキング作品のごった煮のような映画で、良く言えばキング作品の集大成になるのだろうか?
スタンドバイミー、イットなんかと同
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ビハインド・ザ・カーブ -地球平面説-(2018年製作の映画)

3.7

地球が平面だとマジで信じている人達に迫ったドキュメンタリー。

こういった陰謀論にハマる人をバカにするのは簡単だけれど、じゃあ地球が球体であると具体的に証明してみろと言われたらなかなか難しいのでは?
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.6

ハンガーゲームとかバトロワ系を期待したら予想の遥か斜め上をいった感じ。
この人が主人公か?と見ていたら次の瞬間には頭が吹き飛んでたりするから気が抜けない。
景気良く人が死んでゆく冒頭シーンは素晴らしか
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ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

3.5

中二病拗らせちゃった系映画。
スーパーマン的なキャラが殺戮を繰り広げるのは「ザ・ボーイズ」なんかを彷彿とさせます。
残酷描写もなかなか作り込まれていて好印象。目にガラスが突き刺さるとか顎粉砕とか、これ
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インスタント沼(2009年製作の映画)

4.0

三木聡監督・脚本の脱力系コメディ。
三木作品は好き嫌いが露骨に分かれると思うんですが、個人的にはどストライク。
ドラマ「時効警察」はもちろん「亀は意外と速く泳ぐ」「ダメジン」「図鑑に載ってない虫」「転
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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

3.4

ザック・スナイダー監督の超大作ゾンビ映画。

期待値が高すぎたのか、どうしてもあの「ドーン・オブ・ザ・デッド」と比べてしまうと劣るというか。
正直言ってオープニングがピークです。

ゾンビは走りまくり
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.6

入れ替わり系青春スプラッターコメディ。

曰く付きの儀式用短剣で刺されると、アステカの呪いやら何やらで刺した者と入れ替わってしまう!
そして24時間以内にもう一度刺さないと二度と戻れなくなる!

ここ
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愛しのジェニファー(2005年製作の映画)

3.4

ホラーオムニバスドラマ「マスターズ・オブ・ホラー」の一篇。

ガチめの肉食系女子。
顔はバケモンだけどナイスバディ、おまけにあんな風に懐かれちゃったら「保護してやらなくちゃ!」と思っちゃうのが父性本能
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.8

2021/04/02追記

このコロナ禍でしばらく映画館から離れていましたが、アカデミー賞有力候補ということで久しぶりに映画館で鑑賞。

昨年アカデミー賞を受賞したパラサイトなんかに比べるとかなり文芸
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ナイチンゲール(2019年製作の映画)

3.6

歴史上の人物であるフローレンスナイチンゲールの伝記映画か何かと思っていたら全然違いました。

ゴロツキ軍人たちに愛する夫と赤ん坊を目の前で殺され強姦された流刑囚の女性が復讐を誓う、レイプリベンジ映画に
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

4.3

外見にコンプレックスを持つ女性が幸せを掴んでいく…みたいなありきたりな話を想像していたけれど、良い意味で裏切られた。

内容は完全にファンタジーなんですが、チェンジリングとか幼児ポルノとか現実的なテー
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来る(2018年製作の映画)

3.2

原作小説は未読。ホラーの皮を被った全く別の何かという感じ。
確かにホラー要素や適度なスプラッターもあるし終盤の霊媒シーンはなかなか盛り上がりますが、ホラー映画としてはイマイチ。多分この監督はホラーに興
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.3

なんかね「こういう人いるわ〜」って思っちゃった。
1分おきに言うことが変わるっていうか、「さっきこう言ってたよね?」って明らかな矛盾点を指摘しても「何が?」「そんなこと言ってないけど?」と返してきて話
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冷酷処刑人 〜父なる証明〜(2008年製作の映画)

3.5

ブチギレ中年パパがバール片手にクズどもをぶっ殺す!オーストラリア産バイオレンス映画。
レビュー数が極端に少ないのとレンタルDVDがどこにも置いてないのがもったいない!これはなかなかの佳作でしたよ。
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異端の鳥(2019年製作の映画)

4.3

第二次大戦中、親族と家を失ったユダヤ人の少年を待ち受けていたのはあまりにも過酷な運命だった。

戦火の中でもがきながらも懸命に生きようとする少年の地獄巡り。しかも彼を取り巻く大人たちはろくでもない奴ら
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都市伝説物語 ひきこ(2008年製作の映画)

3.2

PS2のホラーゲームを思わせる3DCG作品。登場人物の血色とかぎこちない表情とか絶妙に不気味で気持ち悪い。

ひきこさんってただの「ひきこもり」の事かと思ってたけど、「引きずりまわしてコロス」ってダブ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.7

事前情報を入れずに鑑賞。たぶんノーラン映画史上最も難解な映画。
これに比べれば「インセプション」や「メメント」は凄く分かりやすく作られていたんだと実感しました。

確かに時間を逆行させるシーンは迫力満
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REVENGE リベンジ(2017年製作の映画)

3.7

内容的にはよくあるレイプリベンジムービーなんですが、
被写体のクローズアップを多用したり、蟻に血の滴をぼとんぼとん落としてみたり、幻覚サボテンでガンギマリのトリップ表現とか、変な演出が多くて凄く奇妙な
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襲撃者の夜(2009年製作の映画)

2.6

鬼畜作家ジャックケッチャム原作のマイナー食人映画。
アメリカ、メイン州の沿岸部で人知れず殺戮を繰り返してきた食人一家。一軒の家に狙いを定め血祭りにあげる。長年彼らを追ってきた元刑事は被害者家族の少年の
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バトル・ロワイアルⅡ【特別篇】REVENGE(2005年製作の映画)

1.9

今度は戦争だッ!
前作の生き残り(藤原竜也)はBR法に反対すべく日本各地でテロ活動を行う。
日本政府はこれに対処するため新たにBRⅡ法を設立し、落ちこぼれ学生たちを集めてテロ組織殲滅を目論むが・・・
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.2

高校生活を学業だけに捧げてきたガリ勉女子高生二人組。せめて最後だけでも青春を謳歌しようと卒業式前夜のパーティーに参加しようとするもなかなかうまくいかず…。
監督は女優のオリビアワイルド。主人公の二人組
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スキャナー・ダークリー(2006年製作の映画)

3.0

新種の薬物「D」が蔓延る近未来、徹底された監視社会の中で、Dの出所を探るために派遣された潜入捜査官(キアヌリーブス)が次第に精神を蝕まれていく。

事前情報なしで見たのでこんなにもドラッギーな映画だと
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ドリーム・ホーム(2010年製作の映画)

4.3

香港産18禁スプラッター。割と美人な幸薄姉ちゃんが高級マンションの住民を次々ぶっコロしてくいく。果たして彼女は目的とは?

殺し方がバリエーションに富んでるし特撮も演技も高クオリティ。この手のスプラッ
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透明人間(2019年製作の映画)

4.0

透明人間という古典的な題材をブラムハウスプロダクション×リーワネル監督が現代風にリブート。
監督の前作「アップグレード」もそうでしたが、使い古されたネタに斬新なアイデアを散りばめて現代にも通用するホラ
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カプリコン・1(1977年製作の映画)

4.1

有人火星探査機「カプリコン1号」
打ち上げ直前になって重大な欠陥が発覚したことでクルー達は強制的に宇宙船から降ろされ、アメリカ政府の体裁を保つために火星探査をでっちあげることになるが…。

真相を追う
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最終絶叫計画5(2013年製作の映画)

1.8

日曜の昼間っからこんな映画見るんじゃなかった。なんだか貴重な休日を無駄にした気分。
4まではあんなに面白かったのに、一気にレベルが落ちた感じ。アンナファリス不在のせいか?
退屈のあまりスマホを確認して
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.4

実話ベース。2015年に起こったテロ事件とそれを阻止した米国人たちの活躍をクリントイーストウッド監督が描く。
主人公3人を実際に本人たちが演じ、更に乗客から負傷者に至るまで本人自身に演じさせるという徹
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エビデンス -第6地区-(2011年製作の映画)

3.3

低予算POVホラー
仲間たちと山奥へキャンプに行ったらクマ(…着ぐるみ感丸出し)みたいな変な生き物目撃しちゃった!と思ったらあれよあれよといつの間にか色々襲い掛かってきて大パニックになってただ走り回っ
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スターシップ・トゥルーパーズ3(2008年製作の映画)

2.4

人類と巨大昆虫型エイリアンの戦いを描いたSFシリーズ3作目。
監督はシリーズを通して脚本を務めてきたエドワードニューマイヤー。
1、2の特殊効果を手掛けたフィルティペットが抜けたことでCGは大幅劣化。
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スターシップ・トゥルーパーズ2(2003年製作の映画)

2.4

ポールバーホーベン監督のSF超大作「スターシップトゥルーパーズ」の続編。
監督は前作や「ジュラシックパーク」などで特殊効果を手掛けたフィルティペット。

前作は昆虫型異星生物との戦争を描いたSFアクシ
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ラストサマー2(1998年製作の映画)

3.2

鉤爪男の殺人鬼再び!
ラジオのクイズ番組でバハマへの旅行を当て、気晴らしに旅行へ向かう主人公一行だが、しぶとい鉤爪男の魔の手が忍び寄る…。

前作よりも犠牲者が増えスラッシャーホラー度が増してます。舞
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アップグレード(2018年製作の映画)

4.2

低予算高品質が売りのブラムハウス製作、監督は「ソウ」のリーワネル。これは面白くない訳がない!

AIが発達した近未来、ゴロツキ共に妻を殺され自身も四股不随の重傷を負ってしまった主人公が、怪しげなAIチ
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

3.8

普段だったらまず見ないジャンルですが、友人から強くオススメされたので鑑賞。
お子様向けかと思って舐めてかかって見ると不覚にも涙してしまう、そんなタイプの映画。

やっぱり隅っこって落ち着くよね…
キャ
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ラストサマー(1997年製作の映画)

3.0

青春ホラーの代表作。
「スクリーム」と並び「最終絶叫計画」でネタにされたことでも有名。

独立記念日、酒を飲み上機嫌の若者たちの運転する車が人を撥ねてしまう。証拠隠滅のため被害者を海に沈めるが…

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