eigajikouさんの映画レビュー・感想・評価

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映画館(特にミニシアター、名画座)が好きで年間400本以上を劇場鑑賞。2017年は423本。世界中の色々な国の映画を観るのがライフワーク。映画祭、特集上映に良く行きます。星は4点以上の時付けています。

映画(484)
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何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

4.5

PFF2017アルドリッチ特集
色々起こりすぎてメンタル病んだジェーンの凄みをベティ・デイヴィスが極上の演技で。怖くて一生忘れられそうにない。(これに並ぶの日本では『楢山節考』田中絹代さんと思った)
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カンフー・マスター!(1987年製作の映画)

4.2

アニエス・ヴァルダとジェーン・バーキンの家族映画。
家族への愛と信頼のもとに描かれるアラフォーシンママと14歳少年の恋。
この自由な軽やかさとユーモアは新作にも脈々と感じる。
「ゲームはあくまでゲーム
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Raazi(原題)(2018年製作の映画)

4.3

パキスタン軍動向のスパイをするためインドから嫁いだ実在女性の過酷な運命。
スリル満点!
主人公アーリヤー・バットに釘付け!
女性監督だとわざわざ語る必要ないけどエンタメ大作に活動の場がある事は羨ましい
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レディース・オンリー(2017年製作の映画)

4.5

最高!心鷲掴みにされ元気出た。
日本では女がこんなに生き辛くないとか言う人がよくいるけど男なら無神経、女なら幸運。
登場する女性が皆素晴らしい。
男は殆どがダメだけど貶めきらないのが上手い。
普遍性の
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枯葉(1956年製作の映画)

4.2

最初メロドラマな展開に油断してたら…驚きの展開。
主題歌でなくテーマ曲の方を親がレコード持ってたから子供の頃良く聴いたけどこんな内容だったとは…びっくりしたなぁ

合衆国最後の日(1977年製作の映画)

4.0

PFFアルドリッチ特集。渋いキャスト男、男、男なポリティカルアクションスリラー。政府が隠蔽していた機密文書の公表求めベトナム戦争帰還兵が核ミサイル基地占拠。チャールズ・ダーニング演大統領のルックスがト>>続きを読む

ストロベリー・デイズ(2017年製作の映画)

4.0

ポーランドからスウェーデンの農場へ
出稼ぎに来ている一家。
安い賃金で過酷な労働を強いられる。
ポーランド人少年とスウェーデン人の農場経営者の娘が惹かれ合う。
話しは甘くなくビター系。
EU内の経済格
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さらば夏の光(1968年製作の映画)

4.0

吉田喜重監督と岡田茉莉子さんのトーク付き上映。
日本航空ヨーロッパ就航記念で
企画された映画。
少ない予算、少ないスタッフで撮影。
ゲリラ撮影したところも。
企業映画でも自分の作家性を刻印しているとこ
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がらくたヘリコプター(2015年製作の映画)

4.0

モノクロ映像が美しい。
定住しているロマの兄妹たちの
ユルイロードムービー。
独特のトボけたユーモアが楽しい。

トム・オブ・フィンランド(2017年製作の映画)

4.0

トム・オブ・フィンランドの人生を、
綺麗な映像でキレイにまとめた伝記映画。
ジャンルのマニア以外が見ても
アーティストの人生ドラマとして楽しめる作り。

鏡の中にある如く(1961年製作の映画)

4.5

大寺眞輔氏解説より。題名由来聖書コリント人への手紙から。大人は色々知って若い頃の様に没入できず“鏡に映す様に朧げに見ている”若い姉弟2人と大人の父・夫2人の対比で愛の減衰を描いた普遍性ある作品。限られ>>続きを読む

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.0

何気に実験的設定はラストシーンのため?邦画新作余り見なくなってるが好きな『枝葉のこと』と同じ四宮秀俊氏カメラと渡辺真起子さんの疲れ具合が個人的ツボ。なんとなく『途方に暮れる三人の夜』想起。NOBODY>>続きを読む

特攻大作戦(1967年製作の映画)

4.3

男、男、男な戦争映画。長尺でも弛みなし。スター大勢出演でもギチギチ感なくオレがオレがの人もいない。メンバーの呆気ない死に情感持たせない描写素晴らしい。観客の年配男性率かなり高かったけどせっかくのPFF>>続きを読む

オーファンズ・ブルース(2018年製作の映画)

4.0

高野文子の『田辺のつる』みたいな設定。家族の問題として抱えているのに気付くのが遅くて情けなかった…
印象に残るシーンがある美しい映像。
自転車2人乗りシーン好きな人へおススメ(男性に多い気がするけど)
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ある日本の絵描き少年(2018年製作の映画)

4.0

アニメの様々な技法や実写も使い体験盛り込み幼児のボクが躓きアラサーになるまでを短編で面白く見せる。監督として共同作業を差配する資質をしっかり持ってみえます。非クールジャパンな芯とアクの強い作品を期待し>>続きを読む

モン族の少女 パオの物語(2006年製作の映画)

4.0

子を産めない女を疎む家父長制の犠牲になったパオの産みの母と育ての母。しかし彼女たちには因習の呪縛から逃れようとする強さもあった。モン族の住むベトナム北部山岳地帯の自然や生活の様子を背景に女性3人の波乱>>続きを読む

沖縄スパイ戦史(2018年製作の映画)

5.0

陸軍中野学校出身青年将校にスパイ戦、ゲリラ戦を仕込まれた10代半ばの少年兵余りにも幼く見え…実際銃が身長に合わず長すぎたと元少年兵。戦争の記憶を伝えなければという沖縄の人たちと三上智恵、大谷英代両監督>>続きを読む

縄文にハマる人々(2018年製作の映画)

4.0

‪「縄文展」予習にと見た。
映画はまさに“ハマってる人々”(含む監督)と、縄文時代を追う。人々の言動が興味深い。みんなオタク度高く楽しげに話してくれる。日曜美術館と違ってスピ系な人なども出てきて幅広く
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海底王キートン(1924年製作の映画)

4.2

「横浜シネマ・ジャック&ベティ
柳下美恵のTHE ピアノ & シネマ」
水中撮影技術が確立されていなかったため、電話ボックスのようなガラスの箱を湖に沈めて撮影したそうだ。
キートンの身体能力の高さは水
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華 いのち 中川幸夫(2014年製作の映画)

4.0

中川氏の作品は傑出した総合現代美術だが生花主役の作品だから写真や映像での記録が大変重要。スクリーン鑑賞の機会がありラッキー。大野一雄氏とのコラボも圧巻。大杉漣さんのナレーションにホロリ。

菊とギロチン(2016年製作の映画)

4.2

作り手、出演者の熱意がダイレクトに伝わって胸が熱くなった。もっと早く観たかったけどとにかく間にあって良かった。
本作がカメトメくらいヒットしたら世の中変わるハズなんだけど。
女達の熱い闘いに拍手👏
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ロイドの要心無用(1923年製作の映画)

4.2

「横浜シネマ・ジャック&ベティ
柳下美恵のTHE ピアノ & シネマ」
やっぱり柳下さんの生伴奏で観ると、
本当に映像の躍動感が違う。
ビルを登る有名なシーンはやはりドキドキするけど、
セールに群がる
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コロッサル・ユース(2006年製作の映画)

4.5

ヴェントゥーラがヴァンダのパパ設定。
ヴァンダには幼い娘ができている。
解体され行くフォンタイーニャスと、
新しい公団住宅の対比。
ヴェントゥーラの存在自体が詩的。
『ホース・マネー』の序章。
完璧な
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カランコエの花(2016年製作の映画)

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LGBT授業したはなちゃん先生役山上綾加さんと監督の舞台挨拶付きで鑑賞。山上さんとても愉快な方でした。トランスジェンダー絡んだ複雑な物語予想してたけど分かり易い内容だった。多くの人に届きますように。

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

5.0

本当に観たかった作品の試写会鑑賞。期待値相当高くなってたけどそれを上回る素晴らしさ。これほど感情的にも巻き込まれた日本映画は木下恵介監督『永遠の人』以来かも。死ぬかもな病気してから簡単に泣けなくなった>>続きを読む

幸福(1934年製作の映画)

4.0

アレクサンドル・メドヴェトキン監督は1920年代にチャップリン、キートン、ロイドにハマっていたそうで『幸福』はグズオ主人公のメッチャ面白い風刺も効いた無声映画。無音上映でシーンと見てる人多くて私は面白>>続きを読む

新しいモスクワ(1938年製作の映画)

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全体的にはスターリンが望んだ社会主義の明るい未来像描いたプロパガンダ映画にちゃんと仕上がっているけどモスクワの都会生活が魅力的に見えてしまったのがお蔵入りの原因のよう。米ミュジーカル映画の影響を受けて>>続きを読む

若い女(2017年製作の映画)

4.0

レティシア・ドッシュ が手に負えない動物のようなポーラを体現していて目が離せなかった。パリが舞台だけどオサレパリジェンヌの日常じゃ全然ないところがポイント!
(大九明子監督トークショー付きで鑑賞。
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バンクシーを盗んだ男(2017年製作の映画)

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題名通りバンクシーを盗んだ男の話。
イギーのナレーションがカッコいい。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

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渡部亮平監督『かしこい狗は、吠えずに笑う』思い出してた。
渡部監督のツィートで同じ日にチネチッタで見ていたことを知りビックリ。
『カメラを止めるな!』こんなにウケるなら黒沢清監督、石井岳龍監督、塚本晋
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