eigajikou

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ブログ「映画時光」は映画とロックとアートについて。映画館(特にミニシアター、名画座)が好きで年間300本以上を劇場鑑賞。2016年は403本。世界中の色々な国の映画を観るのがライフワーク。映画祭、特集上映に良く行きます。35年以上のポール・ウェラーファン。

ライフ(2017年製作の映画)

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そんなに怖くもグロくもないからホラー苦手な人でも大丈夫では?痛そう感の演出上手い。スターが出てるけどB級感なのがキモじゃないかな。既視感あってもジャンル物として楽しんだ。真田広之さんの出番は『サンシャ>>続きを読む

ヒトラーへの285枚の葉書(2016年製作の映画)

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ヒューマントラストシネマ有楽町で松尾貴史氏と宇都宮健児氏対談付で鑑賞。
映画は監視社会が進む未来を予言するようだと松尾氏。
ゲシュタポに届けられなかった15枚に希望があると宇都宮氏。
忘れ易く騙され易
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フィフス・シーズン 春の来ない村(2012年製作の映画)

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突然四季がなくなり酪農も農業も出来なくなった村では村人たちが村外から来た人のせいだと思い込み徒党を組んで襲う。ブリューゲルの絵のような美しい構図の映像の中で排他的な恐ろしい世界が描かれていた。 ハッと>>続きを読む

男として死ぬ(2009年製作の映画)

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主人公ベテランドラァグクィーン・トニアの境遇にハラハラしつつ観ていて最後に圧倒的な感情の波が押し寄せ胸が熱くなった。映画を全身で感じたいと思う自分は大寺眞輔さんがトークで映画と同じ時間を共有することが>>続きを読む

パティーとの二十一夜(2015年製作の映画)

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疎遠だった母の死の報せ受けパリからミディピレネーの村に来た主人公に起こる心身の変化。愉快で猥雑な生命力に溢れクストリッツァ想起。イザベル・カレ、カリン・ヴィアール、アンドレ・デュソリエ(ル・クレジオに>>続きを読む

テキールの奇跡(2015年製作の映画)

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ルーマニア出身女性監督ルクサンドラ・ゼニデ。黒い泥で伝統的な治療を行うマラと不妊に悩む大金持ちの未亡人リリ(エリナ・レーヴェンソン!懐かしい)マラは泥の池に入って妊娠したと言う。ルーマニアの珍しい地形>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

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公開済み2017アカデミー作品賞ノミネーション中一番感銘を受けた。こんな込み入った哲学的なSFを今の時代に観られるとは。エミリー・ブラント主演女優賞漏れ謎。音響も勿論、ヨハン・ヨハンソンの音楽もいいし>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

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ケイシーキャリア最高の演技でオスカー受賞を確認。もしマットだったらジミー・キンメルが涙を流したのがこれになったかも。ミシェルもルーカスも素晴らしい。とてつもない喪失を乗り越えるは困難で、前向きでなくて>>続きを読む

≒(ニアイコール)草間彌生 わたし大好き(2008年製作の映画)

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松本貴子監督リバイバル上映をジャック&ベティで。100号モノクロ連作シリーズ「愛はとこしえ」50作の制作期間1年半を追った。「わが永遠の魂」展見た後すぐに鑑賞、カラーの新連作「わが永遠の魂」過程も見ら>>続きを読む

夢想の楽園(1926年製作の映画)

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サイレント映画ピアニスト柳下美恵さん演奏上映で。ロナルド・コールマンとヴィルマ・バンキー大スターコンビに新人ゲイリー・クーパーが存在感を示す。西部開拓時代の人間ドラマ、ロマンス、ユーモア、アクション、>>続きを読む

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

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ガブリエーレ・マイネッティ監督は日本のアニメを見て育っていてとても詳しい。
B級映画のノリだけど素晴らしい俳優の起用、演技、演出で厚みのある面白さ。
主演のクラウディオ・サンタマリアは
エルマンノ・オ
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

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ウディ・アレンと撮影ヴィットリオ・ストラーロは長いキャリアで初のデジタル撮影。デジタルでも理想的な映像美で1930年代を夢のように描いた。可愛らしいクリスティンも珍しいバイオレンスも、アイゼンバーグと>>続きを読む

ターシャ・テューダー 静かな水の物語(2017年製作の映画)

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松谷光絵監督の観客とターシャが1対1で向き合える映画になるようにとナレーションを入れない作品でターシャの佇まいや行動、語りが直に伝わって来た。ターシャの暮らしぶりを丁寧に紡いだ。予告のナレーションが苦>>続きを読む

エルミタージュ美術館 美を守る宮殿(2014年製作の映画)

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エルミタージュ美術館の所蔵品やその歴史、普段見る事の出来ない裏側も。エルミタージュ美術館は所蔵品があの建物に展示されている事自体にとても意味がある事が良く分かる。直接体験したくなり行けないストレスはと>>続きを読む

おとなの事情(2016年製作の映画)

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幼馴染みたちが連れ合いと一緒に集まったディナーの席で携帯にかかって来る電話、メッセージを公開、共有するゲームを始める。各人の思いがけない秘密が暴露されて行くハラハラドキドキの展開な大人のコメディー。イ>>続きを読む

ルート1 USA(1989年製作の映画)

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ロバート・クレイマー監督はヨーロッパから友人ドク(という設定)はアフリカから10年ぶりに帰国し国道1号線をカナダ国境沿いフォート・ケートからフロリダのキーウェストまで旅する事に。映されるアメリカのうら>>続きを読む

STOP(2017年製作の映画)

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監督、脚本、撮影、照明、録音、編集、配給キム・ギドク。ポケットマネーで来日し1人で撮り上げ福島原発事故を人類の安全の問題として考え続けなければならないと伝える。準備期間が殆どなかった中キャストがしっか>>続きを読む

フリー・ファイヤー(2016年製作の映画)

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Fワード満載。CG殆ど使ってない拘りのガンアクション。好きなキャストの共演、クレイジーな演技が見れた。ノレた人は大ウケでそうでない人には…タイプ。ベン・ウィートリー監督と妻のエイミー・ジャンプは共同脚>>続きを読む

ジュリアの世界(2016年製作の映画)

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マルコ・ダニエリ監督が友人の実体験を基に映画化。エホバの証人の厳格な家庭で育ち戒律を守る高校生ジュリアは布教の家庭訪問で知り合った刑務所帰りの青年と恋に落ちる。信者でない人と付き合えば排斥され存在しな>>続きを読む

幸せな時はもうすぐやって来る(2016年製作の映画)

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逃亡しているらしい2人の青年が深い森の中を彷徨い突然撃たれてしまう。時代が現代に移行し狼が出没する村には伝説があり若い女性が森に入って行くと撃たれた青年の1人と出会う。寓意的なのか不思議で良く分からな>>続きを読む

切り離せないふたり(2016年製作の映画)

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結合双生児姉妹18歳デジーとヴィオラはパーティー等で歌手をし一家の稼ぎ手。安全な分離手術が可能だと知り家出するが結局2人を喰い物にする大人たちから逃れられず悲劇が起きる。音楽と映像が印象的。ラストはホ>>続きを読む

愛のために戦地へ(2016年製作の映画)

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1943年NYに住むシチリア出身主人公(ピフ監督)は恋人との結婚の許可をシチリアの彼女の父から得るためお金がないのでシチリア上陸作戦をする米軍に志願。テンポ良いコメディで笑わせながら島民や兵士の悲劇と>>続きを読む

歓びのトスカーナ(2016年製作の映画)

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パオロ・ヴィルズィ監督とヴァレリア・ブルー二・テデスキ主演コンビ新作。精神を病んだ女性達が暮らす施設で知り合った性格も暮らしも真逆な2人の逃避行。イラっとするとか言われそうだけど名演の証拠。女性の人生>>続きを読む

カテリーナ、都会へ行く(2003年製作の映画)

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パオロ・ヴィルズィ監督アンコール上映作品。田舎からローマに越した中学生カテリーナはセレブ家庭の同級生達との交流に翻弄される。自己中で俗物の父は妻の苦悩に気付かなかったが事実を知り失踪。妻役マルゲリータ>>続きを読む

来る日も来る日も(2012年製作の映画)

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パオロ・ヴィルズィ監督のアンコール上映作品。古風で優しいインテリ青年グイド(『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』敵役ルカ・マルネッリが別人演技)シンガーソングライター目指すアントニア(演じたトニー担当の音楽>>続きを読む

告解(2016年製作の映画)

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ロベルト・アンドー監督トニ・セルヴィッロ主演コンビ新作。G8財務相会議へIMF専務理事ロシェに呼ばれたサルス修道士。彼が懺悔を聞いた翌朝ロシェが死んでいた。葬儀ミサで貧富の差拡大を呼ぶ決定には異を唱え>>続きを読む

甘き人生(2016年製作の映画)

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ヴァレリオ・マスタンドレア今年のドナテッロ賞主演、助演両方ノミネート『花咲く恋』で助演賞受賞でしたがこちらの主演の方が素晴らしい。9歳で母を亡くし真相を知らされなかった事が人生に影を落とす新聞記者の主>>続きを読む

ピューマ(2016年製作の映画)

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ピューマは「羽」の意味で主人公達の子供に付ける名前。18歳フェッロとカテ高校生カップルが予期せぬ妊娠で巻き起こす9ヶ月間の騒動をユーモラスに描く。子供ができた2人もだけど周りの大人もいい加減な人が多く>>続きを読む

花咲く恋(2016年製作の映画)

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少年院で出合ったダフネとジョシュの刹那的な逃避行。演技経験ない若者達と共演したダフネ父親役ヴァレリオ・マスタンドレアはドナテッロ賞助演男優賞受賞。前科者である自分をわきまえながら娘に向ける慈愛と憂いの>>続きを読む

かけがえのない数日(2016年製作の映画)

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女子大生4人がベオグラードのホテルに就職する友を送りがてら旅するロードムービー。終盤マルゲリータ・ブイ演じる母が、癌になった事を隠していた娘へ感情ぶちまけるシーンに心を奪われた。ここだけでも観た価値は>>続きを読む

いつだってやめられる(2014年製作の映画)

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大学をリストラされたピエトロは神経生物学研究者。不遇な才能ある各分野研究者達と合法ドラック製造販売のチームを結成して一儲けするが縄張りのボスに彼女を誘拐されてしまう。
とても面白いエンタメコメディー1
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いつだってやめられる-マスタークラス(2017年製作の映画)

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シドニー・シビリア監督デビュー作の失業学者がチームで合法ドラッグ作りする前作『いつだってやめられる』ヒットで2、3を同時撮影。その2。服役短縮条件に合法麻薬極秘捜査に協力で不遇な学者や専門家10人でチ>>続きを読む

はじまりの街(2016年製作の映画)

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イヴァーノ・デ・マッテオ監督が『幸せのバランス』の様に弱い立場の人に寄り添う。夫の言葉と殴打のDVから息子と親友の家に逃れた主人公。DVの子供への影響、性暴力、世界に普遍的にある問題をマルゲリータ・ブ>>続きを読む

どうってことないさ(2016年製作の映画)

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エドアルド・レオ脚本・監督・主演。自営の主人公は非正規数学教師の彼女と経済的に子作りできずクラウドファンディングで新事業の資金集めを始めたが不調。酔った勢いで目標達成したら二人のセックス動画を公開とS>>続きを読む

君が望むものはすべて(2017年製作の映画)

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やさぐれ22歳青年とアルツハイマー患った85歳伝説詩人との交流。フランチェスコ・ブルーニ監督が亡き父の第二次世界大戦中の子供時代の経験を織り込んだ。イタリアの現在の厳しい世相を背景にユーモアのある優し>>続きを読む

ボヤージュ・オブ・タイム(2016年製作の映画)

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テレンス・マリック監督の宇宙の始まりからの壮大な哲学的映像詩。ナレーションのケイト・ブランシェットの声が映像に合っていて心地良すぎ。IMAX版(ブラピ語り)も観てみたかった。「Song to Song>>続きを読む

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