eigajikouさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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⾼野⾖腐店の春(2023年製作の映画)

4.0

藤竜也さんと三原光尋監督のトークイベント&サイン会
ハマっ子藤さんの若い頃のお気に入りは木下惠介映画で、
『喜びも悲しみも幾歳月』などは大好きだったとのこと。
小津や成瀬が分かってきたのは大分大人にな
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ミカエル(1924年製作の映画)

4.2

カール・テオドア・ドライヤー セレクション
vol.2

100年前の同性愛入りのソープオペラか⁉︎というような話だったが、1871年から1994年に撤廃されるまで同性愛行為を禁止する「刑法175条」
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海洋天堂(2010年製作の映画)

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公開時にシネマイーラで見た時のメモ

ジェット・リーが頑張っていた。
ムリして溺れているのが健気に見えた。構えて見てしまうので泣けなかったな。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

夫婦喧嘩のシーンで胃が痛くなった。

トリエ監督とパートナーである今回は共同脚本のアルチュール・アラリ【『ONODA』『汚れたダイヤモンド』の監督などや出演のトリエ監督の『ソルフェリーノの戦い』←(と
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吸血鬼(1932年製作の映画)

4.0

カール・テオドア・ドライヤー セレクションvol.2

柳下美恵さん伴奏『裁かるゝジャンヌ』の後見た。ドライヤー監督作品としてもジャンヌの次の作品でトーキーの不思議な作品。出資&プロデュース&主演がニ
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風よ あらしよ 劇場版(2023年製作の映画)

4.0

豪華キャストのnhkドラマ劇場版。吉高由里子が伊藤野枝。大河ドラマ『光る君へ』では紫式部。
テレビドラマはいつも見ないの・でたまに見ると「え、テレビドラマの演技ってこんな大仰だったっけ」と違和感あるが
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あるじ(1925年製作の映画)

4.5

カール・テオドア・ドライヤー セレクション
vol.2

モラ夫の再教育。
約百年ぶりの日本劇場再公開の貴重なサイレント時代の作品。柳下美恵さん伴奏で見た『牧師の未亡人』も面白かったが本作は最高に愉快
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怒りの日(1943年製作の映画)

4.3

カール・テオドア・ドライヤー セレクション
vol.2

愚鈍な男達に殺される
アンネの怒り

照明が最高に美しい

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.4

とても手間と時間が掛かっている箱庭映画だと思いました。
あからさまなファスビンダーリスペクトでハンナ・シグラ(ご本人)とジェロッド・カーマイケルが出ていたのでちょっと加点気味。
そしてウィレム・デフォ
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.3

箱庭映画だと思いました(最近見た箱庭映画その1。その2は翌日見た『哀れなるものたち』)
私はリヴァー亡き後はホアキンの勝手な後見人してきた。
ここ数年は戦争映画や暴力アクション映画を見るのはしんどくて
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奇跡(1954年製作の映画)

5.0

「カール・テオドア・ドライヤー セレクション vol.2」
vol.1の時のフライヤーにも載っていた蓮實重彦氏の
「古典的であることが奇跡のように前衛性に通じてしまうドライヤーの作品は、どれもこれもが
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限りなき舗道(1934年製作の映画)

4.0

柳下美恵のピアノdeフィルム
柳下さんの即興伴奏付き
国立フィルムアーカイブ所蔵の35ミリフィルムを自然な動きに見える20fpsで上映。
上映後トークで太田和彦さんが成瀬監督のサイレント時代の傑作じゃ
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きのう生まれたわけじゃない(2023年製作の映画)

4.2

静かにアヴァンギャルド&時々意表を突かれドキッ‼︎
福間健二監督は烏骨鶏になられたんじゃないかな。
ちゃんとごろごろしたいと思った。

自分が信頼している住本尚子さん(出演・美術) 川上拓也(録音)さ
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.3

監督やっぱりファスビンダー『不安は魂を食いつくす』好きよね。

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

4.5

開拓時代のオレゴン。夜牧草地に忍び込み搾った牛乳使用手作りドーナツ爆売れし盗みバレた2人組の逃避行。
無ドンパチ西部劇なのにスリル満点。
セットや衣装、風景、音楽が素晴らしく画面に映ってない所まで見え
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

5.0

もうずっと見ていたかった。
終わらないで欲しかった。

(つい最近見た箱庭映画2本の尺がとてつもなく長く感じて、主人公の冒険を描いているのに世界が閉じていた。
本作を見直せば良かったと後悔)

ペルリンプスと秘密の森(2022年製作の映画)

4.2

『父を探して』は私の2016年ベストテン作品で抜群の色彩感にカルチャーショックを受けた。新作の色の世界も素晴らしい!
『オオカミの家』は小さい子にはトラウマになるかもだが本作は大丈夫👌安易なファンタジ
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キャタピラー(2010年製作の映画)

4.1

公開時に浜松シネマイーラで。
若松監督と大西信満さんの舞台挨拶付き(懐かしいなぁ)
強烈な作品作品だったのにシネマイーラでも大入り作品だった。
(読む気もないけどここの点の低さの原因はなんなんだろうな
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ほかげ(2023年製作の映画)

4.2

横浜シネマリンで塚本晋也監督のトーク&サイン付きで。
私は朝ドラ見ていないけどこっちの趣里さんも見てほしいな。『六月の蛇』の黒沢あすかさんを想起した。飲み屋のセットは監督がカメラを回すのに俳優の動きを
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.0

本作は公開時に子どもがまだ小さくて見逃した1本と思っていたが、アレ⁉︎見たことあるかも…となった💦
過去にソフトなどで見た作品は記録していなかった時期が長かったので、見たことすら忘れている場合が多い(
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断食芸人(2015年製作の映画)

3.5

へんな映画です。インパクトはあります。
吉増剛造さんのパフォーマンスが素晴らしいです。

眩暈 VERTIGO(2022年製作の映画)

4.0

とても見たかった作品なのでジャック&ベティでの上映とても嬉しい。おまけに初日の吉増さんと井上春生監督のトークとサイン会に参加できて本当に良かった。トークは30分弱と思えない密度の高さだった。
2018
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セカンドインパクト(1997年製作の映画)

4.0

今見ると予言的内容が多過ぎで怖くて笑えないほど。ブッシュやトランプとか現在進行中のイスラエルの蛮行がオーバーラップするし、日本の政治家やマスメディアも同じような事やってるよな…、現在難民問題は更に深刻>>続きを読む

いつか見た青い空(1965年製作の映画)

4.0

5歳で失明したセリーナ(エリザベス・ハートマン)は公園で助けてくれたゴードン(シドニー・ポワチエ)に惹かれる。彼女の毒母シェリー・ウィンタースが流石の迫力と存在感。綺麗事で済まさない内容だけど最後まで>>続きを読む

いまを生きる(1989年製作の映画)

3.5

BSプレミアムシネマの録画

ピーター・ウィアー監督の前作『モスキート・コースト』で初めてハリソン・フォードがいいなと思えたし、リヴァーが素晴らしすぎて圧倒されるし、ロケ撮影も見事で大好きな作品。
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クリティカル・ゾーン(2023年製作の映画)

4.0

最前列で見ていたからか目が回りそうになった映像がいくつかあった。
キアロスタミ『10話』(← マニア・アクバリから告発されてしまったが)パナヒ『人生タクシー』の流れのアクチュアルなイラン映画なのかな。
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The Dead Girl(原題)(2006年製作の映画)

4.3

サム・フリークスVol.25

当時なんで日本公開されないんだろうと思っていた作品だと、ジェームズ・フランコ出て来てやっと気付いた(昔好きだったから)
自分的にはとても豪華なキャストでスゴイ!と思って
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Clockwatchers(原題)(1997年製作の映画)

4.0

サム・フリークスVol.25
コメディタッチのお仕事映画だけど、派遣社員(と正社員も)の女性たちの悲喜交々や労働環境は現在にも続く問題を描いていて、他人事ではない。
トニ・コレットはじめキャストの演技
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捜索者(1956年製作の映画)

4.0

BSプレミアムシネマの録画

16歳くらいのパトリック・ウェインが北軍のグリーヒル少尉役をしているのを後でニコニコ見ているジョン・ウェインが微笑ましく、グリーンヒル少尉の「パパ」をギャグかというくらい
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至福のレストラン/三つ星トロワグロ(2023年製作の映画)

4.1

東京国際映像祭2023
ワールド・フォーカス

料理だけでなく、人達、準備からの過程、周辺環境などを繊細に追うワイズマン節健在天晴れ。
試食しながら「私はこのソース好きだ」としっかり拭って食すミシェル
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パッセージ(2023年製作の映画)

4.0

東京国際映像祭2023
ワールド・フォーカス

フランツ・ロゴフスキ、ベン・ウィショー、アデル・エグザルホプロスという良く見ている有名俳優が中心人物なので安心して見ていられた。
フランツくんは今年3本
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