狂王キシリトールヴィヒ2世さんの映画レビュー・感想・評価 - 41ページ目

狂王キシリトールヴィヒ2世

狂王キシリトールヴィヒ2世

アンストッパブル(2010年製作の映画)

4.6

こんなんみせられたら超応援しちゃう。勤続28年ベテラン渋すぎ。俺も娘がフーターズで働いていることを笑って話す哀愁おやじになりたい。

(1960年製作の映画)

4.3

明かりがろうそくだけのところとか全体的に陰影がかっこいい。手口とか刑務所事情が面白い。

早春(1956年製作の映画)

5.0

岸惠子の異物感の作用。小津独特の演出から描かれるリアリティ。

キングスマン(2015年製作の映画)

5.0

バカ映画に甘んじることで完成度を高めるという肉を切らせて骨を断つ的な映画。上映時間を長くするだけのつまらない描写が突っ込みどころになろうとも排されていて面白さでそこを突っ込ませない。主要人物が少ないこ>>続きを読む

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

2.7

セリフにかぶせ気味で息絶えるのが最高だって思ったけど冷静になると全く最高ではない。石井里弥って人がかわいいのにその後そんなに売れなかったっぽくて残念。

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

4.4

クリスマスシーズンの安っぽいイルミネーションがたまらん。音楽がもはや笑えてくるほどに効果的。異世界への入り口付近を彷徨うような価値観が瓦解するような感覚。後半よりも前半の女たちが怖い。仮面の良さを再発>>続きを読む

明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

4.0

馬というか動物全般が映画に与える生命力の魅力。馬で崖を下ったり藪を分け入る感じがなんか好き。かっこいいよりもまぬけさが前に出てる感じ楽しい。

言の葉の庭(2013年製作の映画)

2.9

エンディング曲は好きだけども。返歌をした後の建物と木のマルチプレーン?とかきもい。ヒロインの途中まで見せてる雰囲気は脈無し好きとして惹かれる

バットマン(1989年製作の映画)

4.1

ジョーカーが常に楽しそうで何より。バットモービルの挙動がロボコップのロボットっぽくて好き。最近の忍者バットマンと違って防御力重視の死んだふり戦法がうける。プリンスのトラック。

どら平太(2000年製作の映画)

4.1

市川崑の天才っぷりが遺憾なく発揮された映像と大好きな役所広司の大活躍がある作品ではあるし音楽も、わかりやすいストーリーも良いけどなんかまあまあ

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.2

人を形作るものに触れるような、親戚が一堂に会するときのそれぞれの態度や関係に自らの場合と似通う点を見いだせすぎて怖いような、結局は車のCMのような、映画。

トスカーナの贋作(2010年製作の映画)

4.5

画面外への広がりや登場する名もなき人たちの描かれない物語を感じる。この映画のセリフによって示される考えに基づいて作劇演出されている感じや贋作とオリジナルのあいまいさが面白い。

ランブルフィッシュ(1983年製作の映画)

4.2

若い頃のミッキー・ロークがこんなにかっこいいって知らんかった。声がセクシーすぎる。白黒に過剰な煙が映える。登場人物の設定がよくわからなかったりするけど全員が光りまくってる。トム・ウェイツとかちょい役だ>>続きを読む

LOFT ロフト(2005年製作の映画)

3.0

後半の勢いというかノリがすごい。この映画がもし笑いを意図していないとしたらとんでもない奇跡が生じている気がする。

M★A★S★H マッシュ(1970年製作の映画)

3.0

ホークアイ大尉が帽子とメガネとった時イケメンすぎ

市川崑物語(2006年製作の映画)

3.8

勝手にインタビューとかあるのかなーと思ってたからじっくり見せてもらえない編集とか妙な演出に面食らったけど市川崑愛が増す。市川崑と和田夏十について時代と作品を背景に語られるのが良かった。割と岩井俊二の我>>続きを読む

エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

4.3

天国から見る東京魔窟すぎ。浮遊感がすごい。強制的に瞬きさせられる不快感。序盤の発言を尽くフラグ回収していく。画面が変幻自在で面白い。ラブホの件ちょっと飽きる。オープニングの感じがすごい好き。オープニン>>続きを読む

96時間(2008年製作の映画)

4.0

この映画に破天荒アクション以外を求めていなかったからとんとん拍子に不幸描写がされていくのがありがたい。中途半端な正義感や感傷がないところと色々な危機脱出方法と殺しが楽しい。

メリーに首ったけ(1998年製作の映画)

4.3

全盛期のキャメロンディアスまじ天使。主人公の13年間想い続けてるって若干キモイ感じもするけど絶妙に応援したくなる感じがまたいい。笑えるし。たまにいまいちな演出があるけどやっぱりハッピーエンドが好き。

欲望のあいまいな対象(1977年製作の映画)

4.4

ブルジョワジーの恋煩いとしても普通に面白いけどそこに謎の裏設定のようなものがあって楽しい。すごくかわいいコンチータとまあまあなコンチータのすごくかわいい方がかわいすぎる。運命の再会を果たしすぎててシュ>>続きを読む

復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

4.2

やっぱり安アパートあっての日本映画だ。布団でまぐわわなければ雰囲気は出ない。全体的に日本臭いのがいい。殺人鬼のにじみ出る狂気と並ぶ偽善者親父のどことない気持ち悪さ。セリフがたまに聞き取りづらいし微妙に>>続きを読む

怪談(1965年製作の映画)

3.6

名優たちがどれだけはっちゃけられるかという大会

ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

3.6

ディズニーランドでパレードを見ているような感覚で楽しい。主演姉妹が化粧お化けで顔が怖い。ジーンケリーの一人だけタップダンスといつもの人間プロペラやっててノリ間違えちゃってる感好き。割と重大な事件に直面>>続きを読む

ストーカー(1979年製作の映画)

3.9

はじめと終わりのセピアがいい。オズの魔法使いのセピアよりもっと好き。基本的に三人のおっさんが廃墟を歩き回るだけだけどこれは良い廃墟だ。自分で自分の気持ちを超自然的な方向か哲学的な方向へ持っていきながら>>続きを読む

フェリーニのローマ(1972年製作の映画)

3.5

娼館とファッションショーがやばい。好きなシーンはヤジが飛び交う劇場。