遠野物語を読んでからの鑑賞。
人伝に語り継がれてきた伝説がリアルに生々しく描かれていた。
日本では古くから、科学ではなくシャーマンを通じた自然崇拝が主であった。
天災や飢饉も神の思し召しで左右さ>>続きを読む
いつの時代も人間は変わらないんだなと思いつつも、この映画という真実のバトンを誕生させてくれたことに一筋の希望を感じました。
あまりに無惨なニュースに晒されて絶望感に襲われますが、一人一人が身の回りから>>続きを読む
さほど大きな盛り上がりもなく淡々と描かれる家族の風景なのだが、何とも余韻の残る映画だった。
知っているロケ場所だったものの、初めましての俳優陣のおかげで物語だけに集中することができた。
誰にでもあ>>続きを読む
どうかしてる…
まさに芸術というに相応しい、観て体験する雑誌
どこを切り取っても魅力的なポスターになるほど、一コマ一コマにウエスの美学とセンスが凝縮されていた
人や時間がどれだけ費やされのかとい>>続きを読む
車という舞台に乗せられて、長くて切ない旅に連れて行かれた
ドライブはしばしば人生に重ねられるが、赤い車もまた生命を持ったように逞しく愛おしかった
北の白銀の世界と、後半の手話のシーンの"音"の無い>>続きを読む
カメラに限らず魂を奪われる仕事があると思う。命を削られる程の苦しみの先に、お金以上の使命があるか。プロとは何かを考えさせれた。
未だに終わりなき日本の事件を題材にしてくれたことに敬意を示したい。今を>>続きを読む
会いたい人とも会えない窮屈な今だからこそ、当たり前にあったはずの日常の描写が尊く思えた。
そんな中、最後の電話越しに放たれた「話そう!」の一言は今の時代にも重なり、心に響いた。
一度空いた距離を縮>>続きを読む
性別や見た目、年齢やキャリアによる社会からの排除に、もがき苦しみながらも人を許し、自分を取り戻していくペトルーニャ。
彼女が対峙する聖職者や警察、メディアや友人、家族それぞれに"正義"があり、守るべき>>続きを読む
想像以上に素晴らしかった!
リアリティ溢れるキャラクターデザインにコマドリと思えぬ躍動感やカメラワークもさる事ながら、架空の言語や微妙な表情の変化のみで表わされる人間ドラマにグッときた。
新型ウイル>>続きを読む
主役の三上は見た目こそ役所広司に似ているが、それは違った。
面識もない今はなき人物がそこにいるかのようなリアルさはまるで、三上氏の人生を切り取ったドキュメンタリーそのものに見えた。
他人の人生は見えな>>続きを読む
再上映の最終日に滑り込み。
国内外の様々な問題に直面する人たちの悲痛な叫びを、命がけの現地取材で追う。
地球の裏側に限らず、隣近所ですら知らないままの無関心なことが多い中、自分の主語で考え行動すること>>続きを読む