のんびり映画さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

のんびり映画

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黒い十人の女(1961年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

暗闇の中を女達が連なって歩き、幽霊まで登場するオープニングと唐突な場面転換の仕方がカッコいい。
自業自得だけど船越英二は死んでも逃げ場がなくて流石に気の毒。

「誰にでも優しいのは、誰にも優しくないっ
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ワイルド・アパッチ(1972年製作の映画)

3.7

如何にアパッチが残酷かを示すために、兵士が躊躇なく護衛対象を撃ち殺してから自殺するのが凄い。

最後まで行く(2014年製作の映画)

1.9

笑いのツボが合わない映画は観ていて退屈。韓国映画らしい"強引さ"と"しつこさ"もあまり楽しめなかった。
あるシーンで車が爆発とかしそうだなぁ…とか思っていてたけど、予想外の殺し方をするのは良かった。

父 パードレ・パドローネ(1977年製作の映画)

3.8

半生を語るラストショットが泣ける。
歪で恐ろしく不器用だけど父の愛情が伝わってくる。羊飼いとして過ごすうちに音に敏感になったことが言語学に活かせているのだから何がどうなるかわからんなぁ

アイ・オリジンズ(2014年製作の映画)

2.6

車から降りた主人公が看板を見上げるシーンで、看板にはズームインしながら同時に主人公からはズームアウトするのが面白かった。

地獄の英雄(1951年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

落ちぶれた新聞記者がスクープをでっち上げて再起を図る話。多分ナイトクローラーに影響を与えている。
捏造する気満々の記者だけでなく、生き埋めになったオッさんの妻や保安官、現場の周辺に集まってきた野次馬た
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.2

インタビューでマットデイモンは「軽妙だが緊迫感は犠牲になってない」みたいなことを言ってたけど緊迫感は全然感じなかった。
スペクタクルよりウィットに富んだ会話が面白いから吹替えで観てもよかったかも。
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間違えられた男(1956年製作の映画)

3.8

容疑者のヘンリーフォンダの主張がまともに相手にしてもらえないまま、流れるように手続きが進んで行くのが恐ろしい。祈りが通じたのもたまたまだし。
錯乱してゆっくりと立ち上がった奥さんをヘンリーフォンダがを
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テナント/恐怖を借りた男(1976年製作の映画)

4.2

神経質で冴えない男が病んでいく描写が狂いすぎてて面白い。ローズマリーの赤ちゃんと反撥、ついでにシャイニングをまた観たくなった。
魔女狩りらしいシーンやユダヤの囚人服を着たおっさんが出てくるあたり宗教迫
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5つの銅貨(1959年製作の映画)

4.0

ジャズのことなんて何も知らないけどルイ・アームストロングが最高だった。演奏シーンだけでも満足なのにラストは泣かせにくるからズルい。

ショーガール(1995年製作の映画)

1.8

ここまでやって全くエロくないのは凄い。 逆に期待し過ぎたというか、もっと下衆くてぶっ飛んでる話かと思ってた。

ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

4.3

嘘みたいな実話をおとぎ話のような語り口で描く。
「マン・オン・ワイヤー」で回想形式で描いているのは観ていたし、せっかくの劇映画なんだから別の視点がいいな とか途中まで思ってたけど、観終わってみればこの
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さらば あぶない刑事(2016年製作の映画)

1.2

この映画は苦手だったけど、ためらいなく刑事が銃を撃ちまくる邦画をもっと作ってほしい。

巨人と玩具(1958年製作の映画)

4.0

面白い。子供のころ駄菓子を買うときオマケで選んでいたことを思い出した。
やっとテレビが普及し始めた時代に、メディアのウラ側まで描いているから当時の観客には理解できなかったのかな。

黒い罠(1958年製作の映画)

4.6

面白い。冒頭の長回しだけじゃなくてどのシーンもキマってた。なかでも占いシーンのウェルズとディートリッヒのやりとりが好きだなぁ。
ディレクターズカット版もあるらしいから観たい。

死への逃避行(1983年製作の映画)

4.0

美人すぎる連続殺人犯のイザベル・アジャーニに幼くして亡くした娘の面影を感じ惹かれてしまう初老の探偵の話。
探偵の独り言が病的に多かったり、尾行が下手くそだったり、観ていて気になるところに作中でツッコミ
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街の灯(1931年製作の映画)

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登場人物の顔が途切れて表情が見えない残念な上映だった。いつかちゃんと観たい

神さまの言うとおり(2014年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

だるまとまねき猫まではかなり面白いのだけど、その後はあんまり面白くない。投げっぱなしのラストは消化不良だし大森南朋のキャラの意味がよくわからなかった。
染谷将太の死に様は好き。

ハイ・シエラ(1941年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

出所した男がまたも犯罪を計画するノワール。
ハイシエラに逃げ込んでからの銃声や木霊する声がいい。互いを想いあったが故に撃たれてしまうのも泣ける。傑作
数年前にアーティストの犬の演技が話題になったけど、
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鴛鴦歌合戦(1939年製作の映画)

4.2

80年近く前の映画だけど、時代劇ミュージカルの組み合わせは見たことがなかったので新鮮に感じた。どの曲もノリがいいし明るくて単純にとても面白い。シンプルだし70分で気軽に見れるのもいい。

ピンクとグレー(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ほとんど内容を知らずに見た。ピンク部分の夏帆が引越すときにトラックを追いかけるシーンは「転校生」とか青春映画で見た気がするなぁと思っていたけど、グレー部分で今まで演じてた人物が入れ替わる構成だとわかっ>>続きを読む

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

終始トムハンクスが優位に見えてしまいハラハラやドキドキも感じず、合間に入れられるギャグもツボが違うのか全く笑えずつらかった。ただソ連のスパイが橋の上で"待つ"と選択したシーンでは泣いた。
後日談とし
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.4

マイレフトフットのダニエル・デイ・ルイスのようなエディ・レッドメインの難病演技が見ることができる。
伝記だけどホーキング博士の功績を讃えるというより思いっきり恋愛映画。芝を歩くフェリシティジョーンズを
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モホークの太鼓(1939年製作の映画)

3.5

砦の攻防戦はズールー戦争を思い出す。姉御肌の婦人が良い人だった。

マダムと泥棒(1955年製作の映画)

4.1

好き!可愛いおばあちゃんが主役の映画はだいたい傑作!
リメイクのレディ・キラーズも良かったけど、こっちの方が比べ物にならないくらい面白い!
礼儀正しく悪気がないのに関わる人たち全てを混乱させる おばあ
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チャッピー(2015年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

随所にはさまれるニュース番組、悪役の設定、切断される左腕、とロボコップオマージュのオンパレードだった。ここまでするなら容赦のないバイオレンス描写も似せてほしかったし、テーマ的にもあった方が良かったと思>>続きを読む

スターリングラード(1993年製作の映画)

3.5

のほほんとしたビーチでの休暇から始まっておきながら直ぐに戦場に送り込まれる。敵味方入り乱れての市街戦、雪原での戦車相手の戦闘、飢えや寒さとの戦いと、過酷過ぎて観ていて辛かった。

テキサスの五人の仲間(1965年製作の映画)

4.2

本格ギャンブル映画かと思っていましたが少し違いましたね。ポーカーを知らない女性が夫に託された手札を信じる心意気に感動した。

レイジング・ケイン(1992年製作の映画)

3.4

ビリーミリガン的な多重人格のジョン・リズゴーが見れるサイコサスペンス。
長回しにスローモーション、ホラーみたいな死体のアップと演出がなにもかも過剰で面白い。がっつり説明シーンで長回しの移動撮影をしてる
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バファロー大隊(1960年製作の映画)

3.8

ウディ・ストロードは一番好きな黒人俳優。
久しぶり観たいなと思ったのにレンタルはされてないようで残念

ジェシー・ジェームズの暗殺(2007年製作の映画)

4.3

ジェシー・ジェームズとその暗殺犯の悲愴感が全編を覆う傑作。
ブラッド・ピッド、ケイシー・アフレック共にベストアクト。

ヒット・パレード(1948年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

演奏の振動で物理的に敵を倒してしまうコメディ。
ヒロインが世間知らずのおっさん達を「キッズ」や「ボーイズ」と呼ぶのもなめてる感じが出てていい。

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

2.5

ほとんど情報をいれすに鑑賞。
この手の話が好きな人には堪らないのだろうけど、「ややこしいからタイムトラベルの話はしたくない」はっきり言ってしまう「ルーパー」が一番好きなSF映画の自分にとっては、がっつ
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