がくさんの映画レビュー・感想・評価

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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.5

敬意と言葉と熱意
きっと今の時代に足りないもの。

MAX両極端は原点が一緒。

人生が芸術作品三島由紀。

今の時代を見たらきっと三島は絶望するのかな。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

数年ぶりの映画館
大好きなジブリ映画
ものすごいプロモーション
ワクワクで行ったのですが。。

ハヤオ氏、ここにきてやりたかったのはこれですか?マジすか?と言う感じでしたね。

生まれる前の世界(だけ
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.8

デパルマ!
アルパチーノ!
西洋版仁義なき戦い!
女!金!コカイン!
1人の男の成り上がりから衰退(死)
ゴッドブラザー!!

って感じで血みどろでしたね。
伝記を見ているようでした。

少年の君(2019年製作の映画)

4.8

うまく言葉にできなかったけど、本当にパワーのある作品で、もう、大好きでした。

BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

4.8

才能、努力、勝者、敗者、嫉妬、、

こんなの何かに打ち込んだことのある人、何かに打ち込んでる人がみたら泣かないわけないじゃん。
ちゃんと泣いた。

8 Mile(2002年製作の映画)

4.0

エミネムー!!
バトル強っ!!

ジャパニーズヒップホップもこのバトルの質感みならってほしいなぁ。
ヒップホップはジャンルじゃなくカルチャーだ。

スキルが高けりゃ肌の色なんて関係ない。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.7

こんなサブカル異性に偶然の出会いは僕でもぶち上がりまーす!

この空気感だからお互い好きになった2人が
その空気感を失うとそりゃ気持ちも離れてっちゃいますよね。
でもどの瞬間も愛おしく切り取っていて、
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.5

1年3ヶ月ぶりくらいに映画を見ました。。
いやぁまさかこんなにあくなんて。

なんで全部がこういい感じに上手くいかないの!!と
みててはがゆくなりました。

愛がなんだ、理屈じゃねえんだよ、馬鹿野郎
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

4.0

エモエモフランスドロドロ映画!

まぁドロドロってほどでもないんですけどね。
思春期の感じとか、男と女の分かり合えなさとか、それぞれの思惑とか、、んー、いいですねぇ

フランス人ってやっぱり愛に対して
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第三夫人と髪飾り(2018年製作の映画)

3.7

トランアンユンが全賛する理由がはっきりとわかる映画ですね。

舞台が寺院ということもあり生と死にとても近いところにある映画でした。

時代背景もあり、女性への扱いがまぁ低いですね。その中で強く、美しく
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.8

退廃的美。
映像として素晴らしいセンスのアニメですね。
迫力のアクション、芸術的色使い、ハッとするカメラワークに革新的音楽。

漫画とは少し設定の違い、短縮部分もあり、初見では結構難しい内容なのかな?
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早熟のアイオワ(2008年製作の映画)

3.5

私は朝は太陽と夜は月と競争する

監督の実体験かぁ。。
すごいなぁ。。
これがリアルなのかと・・・

この監督さん、その後自分で道を切り開いたのカッコ良すぎるなぁ

コーチ・カーター(2005年製作の映画)

3.6

確かその昔アンビリーバボーでこの映画の話が再現vでやってたと思うんですよねぇ。

ノンフィクションのスポ根もので、良かったんですけど、内容知ってるせいか、期待値がもっと高かったんですよね。。

一昔前
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

クソやばい脚本。
まさかのまさか。

99年最高傑作の呼び声も高い今作。
フィンチャーがどれだけ変態かよくわかる映画ですね笑

そしてこのタイミングでポルノ挟んできましてねぇ。
序盤にも一瞬画面が途切
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

作り手の気持ちが伝わってくる作品というのが確かに存在してて、この作品もそういった部類の作品でした。

表現に対して一切の妥協がない。
これぞ表現者と言わんばかりの作品でした。
演技、演出、カメラワーク
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オアシス(2002年製作の映画)

5.0

自閉症(と勝手に認定)の男と脳性麻痺の女性。

最初の20分、いや、この作品正直見るのきっついなぁって思いながら見てました。
話が進むにつれそれは、この2人以外の登場人物と同じ観点であったということに
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あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

5.0

青春果汁ギュギュッと詰め込んだ100%ジュースです一気飲みできました。

いやぁ、なんか色々思い出しましたねぇ。
自分の初恋とか、学生時代とか。
初恋って結局実らないんですよねぇ。

自分事情No.1
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冬冬の夏休み(1984年製作の映画)

4.0

圧巻の侯孝賢ワールド。

ノスタルジックですねぇ。
侯孝賢はいつまでもこの、子供時代の気持ちを忘れないからすごいなぁと思いますね。

大人になるにつれて、知っていくこと。
失われていくこと。
歳を取ら
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

5.0

これがリアル。
日本に住んでる以上絶対に見なくてはいけない作品です。

自分がいかに幸せか。

いい作品は言葉少なめに。

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.5

いやぁ、高い評価点をつけましたが、かなり難解で本質を見抜けているのかはわからなかったです。
とはいえ、原作も好きな今作はあっという間の2時間半でしたね。

コクソンが公開された後、私の周りでは皆がそれ
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ゴンドラ(1987年製作の映画)

4.3

自主制作映画でこんな作品を作ったなんて凄すぎますね。

居場所のない少女とビルの窓拭きの少年。
2人とも大都会の雑踏の中で孤独を抱えながら過ごしていて、、
お互いに社会的立ち位置が違うのに、、

んー
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エヴォリューション(2015年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

圧倒的映像美と圧倒的説明不足であるため、常人には理解し難い作品であったのではないでしょうか。私もその1人でした。

ただ、美しく芸術的な色彩、キマリまくっている画角、エモいという感じかなぁと。

ぼく
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.2

かなり久しぶりの映画鑑賞!

超カルトアニメの金字塔ずっと見たくて見られなかった今作を鑑賞しました。

んー、なんというか、まぁカルトということは間違いなかったですねぇ。
独特の世界観、気持ち悪さが最
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

5.0

いやぁ、最近ノリに乗っている藤井道人監督の最新作でしたが、、もうダメだ。
言葉では上手く言い表せないくらい素晴らしかったです。

構成、脚本、キャラクター、ストーリー、訳者、カメラワーク、証明、音・・
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

5.0

いやぁ、さすが西川美和監督。。
一番好きな監督なんですが、、相変わらず手の届かないところをちょうどかいてくれる孫の手のような作品ですね。

親子を印象的にエキストラで入れたり、公衆電話をかけながらあく
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Living Behavior 不可思議/wonderboy 人生の記録(2015年製作の映画)

5.0

自分史上一番偉大で最も尊敬する一番好きなアーティスト
映画の出来についてはいろいろあるけど、不可思議/wonderboyに敬意を評して満点

ぜひ知らない人は聞いて欲しいです。
不可思議/wonder
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.8

頭で考えるな、感じろ

やっぱり樹木希林は素晴らしい女優さんでしたね。
黒木華の不器用な感じもとてもよかったです。

ゆったりでもずっしり。
一歩一歩。
自分のペースでいい。時間をかけてわかってくこと
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.0

ロックしようぜ!

久しぶりにスクールオブロックを見たんですけど、(家のテレビが新しくなったのでNetflixにて)やっぱり最高ですね。

デゥーイがロックを通して子供達を成長させ、子供たちもドゥーイ
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動くな、死ね、甦れ!(1989年製作の映画)

4.2

ロシア版「大人は判ってくれない」とは聞いてましたが、本当にそんな感じでした。
どうしてロシア映画や文学はこういう雰囲気なものが多いのでしょうかね。

少年の反抗心が素晴らしく輝いていました。

権力に
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.3

いやぁ、なぜ今までベルトルッチ作品をたくさんみた中で一番有名な今作を見ていなかったのでしょうか・・・

もう、さすがベルトルッチという作品でした。脚本、美術、撮影、演出、もう全てが素晴らしいクオリティ
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女は女である(1961年製作の映画)

4.0

ゴダールが喜劇、ミュージカルをやったらこんなことになるのか・・・

色彩やカメラワーク、音使い、編集など全てにおいてゴダール作品だと言わしめるものでした。そしてどこまでも挑発的でさすがゴダールだなと眼
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サーミの血(2016年製作の映画)

3.7

去年の夏以来の映画鑑賞でした。
個人的に色々忙しかったのでかなり久しぶりの鑑賞になってしまいました。
やはり映画の力強さというのはいいものです。

サーミ人に対する差別、迫害。
それに力強く打ち勝とう
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はちどり(2018年製作の映画)

5.0

パラサイト、スウィングキッズ、そしてはちどり
今年の韓国映画は例年よりもさらにやばい領域なような気がします・・・

しかし、韓国映画特有のあの感じはなく、どちらかというと台湾映画のような雰囲気でしょう
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

4.5

グザヴィエドラン19歳で監督・脚本・主演の処女作・・・
才能の塊じゃないですか。
いや、むしろ19歳だからこそ撮れた作品だったんですかね・・・

思春期の自己と母、自己と世界、性
そんなものにスポット
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

5.0

ファッキンイデオロギー


この作品は・・・
オールタイムベスト級の作品でした。

ダンスシーンのカット割、ロングショット、恐ろしいほどの編集とカメラワーク・・・

暴力ではなくダンスで喧嘩をしろと言
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ビリティス(1977年製作の映画)

4.3

芸術性の非常に高い百合映画でした。

デイヴィッドハミルトンの映画は「青井性/処女喪失」しかみていなかったなので侮っていたのですが、、写真家らしいというか、フランス版岩井俊二というか(岩井俊二はあまり
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