Eitiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Eiti

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ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

4.4

思いっきり王道で、楽しくって、安心して観られるラブストーリーって案外少ない。久々にいい話に出会えて嬉しい。毎日届くメールを楽しみにしている様子は、現代のスマホで忙しい世の中とは違い時間がゆっくり流れて>>続きを読む

あの夜、マイアミで(2020年製作の映画)

3.6

有名で影響力のある四人の黒人の会話劇。よくある黒人対白人の議論でなく、黒人の中でもそれぞれ思考や目指す先が異なっていたので会話に幅があって中々面白かった。マルコムXの力のある黒人とそうでない黒人につい>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.5

タランティーノ映画、何度見ても最高。永遠に喋り続けながら物語が進む、この独特の雰囲気はこの人じゃないと作れないと思う。

マルコム&マリー(2021年製作の映画)

3.3

音楽、雰囲気、撮り方ととにかく抜群のセンスの良さで、白黒でそれが更に映える。冒頭のマリーはもう本当に最高にかっこいい。
そういう映画だとはわかっているし、2人の言い分もよくわかる、でもアメリカ人の喧嘩
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ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

3.6

重々しい雰囲気と今までのイメージと違うジョージ・クルーニー、最後になるまではっきりとわからない展開、中々面白かったと思う。寂しい様子の中にも最後静かに温かさを感じられたのも良かった。

監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影(2020年製作の映画)

3.5

想像以上にコントロールされてることに結構恐くなった。スマホもSNSもあんまり使いたくないという気にさせてくれるし、実際これを見てからあまり使わなくなった。とりあえず、観ておいて損はないかも。

ザ・ホワイトタイガー(2021年製作の映画)

3.6

インドに詳しくはないけれど、残念ながらきっとこれが現実なんだろうと思う。すごいお金持ちと初めからカーストを受け入れ、そこからは抜け出せない、抜け出そうと言う考えさえ持てない貧困層の人たち。貧困層に生ま>>続きを読む

復活(2016年製作の映画)

3.5

イースターに因んで。キリストの復活に関して分かりやすく、恐らく割と忠実に描かれていたのでキリスト教の起源を知るいい機会となった。ローマ人の視点から書かれていたため、客観的に観ることができたのも良かった>>続きを読む

2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.9

普通の子供向けアニメだと思って観ていたら、後半になって急に面白くなり不意打ちで泣かされた。このちょっと切なくも感動というのがピクサーっぽく、そして良かった。思いっきり個性的なキャラクターばかりだったの>>続きを読む

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.8

大人が入り込んじゃう面白さ。日常のある有り難さに改めて気付かされる。ピクサーアニメのクオリティが更に上がっていて、ずっと観ていたいくらいに映像の美しさが抜群。

パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.8

ゴーン・ガールのエイミーにまた会えたかのよう。最初はマーラが老人から搾取する様子に対して嫌悪感が強かったが、悪役もここまで肝が座っていて突き抜けてくれるといっそ清々しい。ラストも上手い!

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.8

結構ヘビーで辛い内容に対し、使われる音楽や色がポップで、それがなんだかマッチしていて天才的。次々と明らかになっていく真実に目が話せず、最後まで面白く観れた。

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.5

とても見応えがあって良かった。
裁判とデモを行き来して進むストーリーのテンポの良さ、時には笑えて、感情移入させられ、そして秀逸なラストに感動。彼らの信念を貫き通す姿が見ていて気持よく、素敵だった。
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ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-(2020年製作の映画)

3.6

一見リッチなアメリカの隠れた格差の底の部分がよく見えた。こういう地域、家庭で生まれ、そこから成功することは想像以上に難しいと思う。並の努力でなかったと思うが、貧困の連鎖を断ち切り家族も大切にし続けた主>>続きを読む

ガンジー(1982年製作の映画)

4.3

ガンジーについて、よく考えたら全然知らなかった。思っていた以上に素晴らしい人。長かったけれど、それだけの意味があり多くを学ぶことのできる作品。後半の"地獄から逃れる方法をしっている。"とガンジーが言う>>続きを読む

ロックダウン(2021年製作の映画)

2.5

Zoom会議しながわワイン飲んじゃったり、街に赤バンダナマスクのギャングみたいな人がいたり、コロナ下だからあるある〜と思いながらゆるく見れたけれど、映画にするほどの内容ではなかったような。中々に長く感>>続きを読む

続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画(2020年製作の映画)

3.0

超旬な内容でジュリアーニまで出てきたのにはびっくりした。思いっきりアメリカっぽくて笑える部分も多いんだけど、思いっきり下品な感じが個人的に好みじゃなかった。

Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.9

これは、市民ケーンを見てからみたらすごく面白かった。事前に見ておいて大正解。当時のハリウッドの雰囲気とか、そこでのマンクの立ち位置や独特な人間像、市民ケーンのような撮り方等々、色んな角度から楽しめる要>>続きを読む

市民ケーン(1941年製作の映画)

3.5

クラシック映画を見慣れないこともあり、話自体の特別な面白さはあまりわからなかったけれど、解説をみると納得。80年前であることを考えると、確かに当時は大きなインパクトがあっただろうということが想像できる>>続きを読む

ウェイクアップ!ネッド(1998年製作の映画)

3.8

田舎のおじいちゃん二人の悪巧みの数々、道徳観念がなくていっそすがすがしい!これも映画だからこそ。なんか憎めず、すごく可笑しくて最高だった。特に裸バイクのシーンには爆笑…

私というパズル(2020年製作の映画)

3.5

どうにもぶつけようのない気持ちも作品のテーマもとてもわかるけれど、助産師側に感情移入してしまいいたたまれなかった。何度も出てくる"林檎"がすごく良かった。

ライド・ライク・ア・ガール(2019年製作の映画)

4.0

並々ならぬ強い意思と努力で女性初のメルボルンカップ優勝したミッシェルの人生、たくさんの事がありすぎて映画では短すぎると思うくらい前のめりで観た。スティーブンとの関係性がとてもチャーミングで2人の交わす>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.4

最初から最後まで、静かで鮮やかで綺麗な物語だった。観終えてからも、最後の美しいシーンがずっと頭に残る。
個性豊かなマイノリティー3人ととびっきりの悪役も良かったし、手話Fu*kのシーンも最高だった。

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.2

様々な理由でRVで生活する人が多いアメリカの視点とそうでない日本の視点、見る人によって異なる印象を与えそうな映画だと感じ、それもまた面白いと思った。美しさとその中に漂う切なさが入り混じったファーンや周>>続きを読む

パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

4.3

素晴らしい人の実話。笑いを大切にした人だけあって、映画の中のユーモアのセンスも最高。シリアスな場面もあれば絶妙なジョークもあればでいい意味で楽しみながら観れた。死に対して恐れず前向きに向き合うパッチの>>続きを読む

魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.4

終わり方がわりと衝撃。アン・ハサウェイの気持ちいい程強烈なキャラクターと分かりやすくてわくわくする物語は良かったけれど、ネズミがあまりにリアルで見るのが結構きつかった。

アイム・ユア・ウーマン(2020年製作の映画)

3.5

淡々と進む中で常にある緊張感と、突然追われる身となり、わけのわからない状況下でどんどん強くなっていくジーンが見応えあった。守るべきものがあるから強くなれたんだなあと。

ハリエット(2019年製作の映画)

3.8

強くて勇気のある偉大な女性ハリエットの実話。この時代にこれ程多くの人を救い、影響を与えた女性がいたとは知らなかった。
奴隷と主人の関係がなんとも歪で、ミンティに執着するギデオンがすごく異様な感じたった
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あなたに降る夢(1994年製作の映画)

3.8

当たった宝くじの半分をチップとしてウエイトレスにあげる。わかりやすく優しさあふれる素敵な話でほっこり。チャーリーのとことんいい人具合とイボンヌの可愛さに心洗われた。

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

5.0

開始5分から、超好きと思い、そのまま最後まで最高だった。わけ分かんない世界観も狂ってるほど撃ちまくりなのもテンション上がる音もいい!映像のセンスが抜群で、過酷な世界と美しい自然のコントラストに終始目を>>続きを読む

ライトハウス(2019年製作の映画)

3.7

結局、話の核の部分は正直良くわからなかった。(多分深い意味があると思うので解説がほしい)ただ、映像と音と演技は飛び抜けて良かった思う。すごく奇妙で強い映画。好きな人はすごく好きだろうなと。

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.6

タイムループの話ってだんだん疲れてくるんだけど、これは2人で思いっきりアホなことをしまくる毎日がとにかく楽しく、翌日が来る度にわくわくした。ポップな雰囲気も好き。ループの抜け出し方がやたら現実的で笑っ>>続きを読む

ミュリエルの結婚(1994年製作の映画)

3.8

なんだか残念で変な女の人の映画?と思いきや、見ているうちにそのミュリエルを応援したくなっていたから不思議。いつも味方でいてくれる素敵なお母さんと友人の存在が良い。ミュリエルとトニコレットが同一人物だと>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

3.8

ヒース・レジャーの存在感がありすぎて、終始ジョーカーのシーンばかり追っていた。迫力も見応えもあったので、スクリーンで見れたらどんなに良かったことかと。