このレビューはネタバレを含みます
元気いっぱいに育っていく敵意と侮辱。不愉快の極みみたいな胸糞傑作でした。面白かったです。
素直だったあの頃はいとおしく見えたYuriちゃんの脇の甘さも、ひとたび彼女に反感を覚えると、嫌悪感を掻きたて>>続きを読む
「恋って何?」を考察する恋愛映画は多いと思いますが、そのひとつ前段階、「恋」という概念自体を分解して解析する新感覚恋愛学。もはや卒論一本書けそうな勢いでした。この子たちは恋愛学部恋愛専攻と言っても過言>>続きを読む
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よくわからなかった。面白くなかったです。
某牛丼チェーンに似た配色の看板が印象的な、湿原近くのラブホ「ホテル ローヤル」。お城みたいな三角屋根。キーカラーはオレンジ。
何を伝えたいのか、何を描きたい>>続きを読む
後半までもったりした展開が続く中、パズルのピースがはまっていくように伏線を回収していく終盤が圧巻にして完璧。途中でやめずぜひ最後まで観ていただきたい。
『おと な り』とはお隣さんと音鳴りのダブル>>続きを読む
1週間くらい経っても余韻がずっと残っている。知らなかった世界の認知、何もできないことへの無力感、潜在的な区別意識への焦燥感。この小さな幸せをどうすれば守れるのか聡太くんと一緒にひたすら自問する。
観>>続きを読む
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人たらしの支配者とはこうなのだと思い知らされる。
長所を肯定し、承認すること。賞賛すること。
いろんな人にとって承認されることは嬉しく、相手を信頼するに至るきっかけにもなる。褒める、承認することか>>続きを読む
めっちゃ良かった…!!「胸熱お仕事ムービー」っていうキャッチコピーがもはや謙虚に映る。胸熱どころか心に着火された感じ。熱い。熱すぎる。
アニメ制作の現場が舞台ですが、「アニメはこうしてつくられる」だ>>続きを読む
俳優の皆さんが圧巻でした。
吸い込まれるような沈黙を携える松坂桃李、小学生にして境遇や事情を悟る白鳥玉季も素晴らしかったなかで、特に横浜流星。原作超えてきました。代表作なんて言葉じゃ足りないくらいに凄>>続きを読む
駆け込みで観ました。
茉莉が仕事決まったと言った時の反応。彼女の署名記事が掲載されたときの反応。お父さんがこしらえる自宅内の手すり。茉莉を「おかえり」と迎える時のお母さんの優しい声。。。
両親とお姉>>続きを読む
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ドカベン山田と同じ名前の主人公と3月生まれの弥生ちゃんが純愛を貫いて紆余曲折の末に巡り合う話。『糸』によく似てます。
とにかくご都合主義感が半端なかった。二人が巡り合うまでに遠回りした「紆余曲折」に親>>続きを読む
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「地元や実家とは、自分にとって温かくて安心できて美味しいご飯が出て来る場所です。」みたいに美化されることが多いと思うんですが、そんな地元に対してネガティブな態度を隠さない主人公の温度感が素晴らしかった>>続きを読む
以前からアマプラのおすすめに出てきていたので満を持して鑑賞。
登場人物6人の会話劇(アドリブとのこと)が続き、飽きることなく観終わりましたが登場人物がゲスすぎてしんどかった😡自己中多すぎ案件😡はるか>>続きを読む
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『明け方の若者たち』の「彼女」の前日譚。ここでも「彼女」の固有名詞は出てこないけど、基本的に1対1の会話ばかりなのでそれも自然。
極論すると、浮気に走ってしまった彼女の行動背景を明かしてくれる物語な>>続きを読む
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難しかったです。
・いなくなった大切な人のことを、わたしはどれだけ知っているのだろうか?
・大切な人がいなくなったことをどのように消化するのか?
みたいなところがポイントなのかなと思ったんですけど>>続きを読む
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ばるぼら。英字タイトルはBARBARA(バーバラ)。
掃き溜め的な新宿を舞台にしているものの、不透明な時代設定と土足可能な高級マンションが放つのは何とも言えない異世界感。
売れっ子官能小説作家の前に>>続きを読む
☑大人の色気と余裕と人の良さ。
☑生徒(特に女子)からの絶大な好感度と信用を築き上げ、そりゃ大人気ですよねとパーフェクト感満載の高校教師。
☑高校生にとってハートマークの対象になり得る美形30代独身。>>続きを読む
Amazonプライムビデオで鑑賞しました。主演は成海璃子、前田敦子。
クラスの中に存在する立ち位置。自分はどんなポジションでどういうふうに振る舞いたいのか。理想の「なりたい私のつくり方」を描いた作品>>続きを読む
ポスターに偽りなしのキラキラ映画なのですが、そこかしこに意味深な(別に深くはないかもしれない)突っ込みどころが散りばめられている面白い映画でした。笑
恋に思い悩むキラキラ映画の王道…!のはずなんですけ>>続きを読む
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ユリゴコロ。それは彼女の拠り所。
細谷(木村多江)の意味深かつ図ったような登場の仕方と「息子の婚約者を探していてと説明して…」といった言葉に彼がミサコではないのかと疑念を抱くも、吉高由里子の回想パー>>続きを読む
最高でした👏👏エンドロール明け、スタンディングオベーションしそうになり腰浮かしました。危なかった…
何とも不器用で厄介な愛の形も。時にどうしようもなく映る行動心理も。主人公が受難に巻き込まれるプロセ>>続きを読む
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監督は『さがす』の片山慎三さん、脚本は『あのこは貴族』の岨手由貴子さん。
2019年の新宿ホスト殺人事件に着想を得ているそうで、冒頭のシーンはなかなかにエグい。一方で一糸まとわぬ男性(翔くん)にどこ>>続きを読む
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原作小説『カラフル』(森絵都)を再読した上で鑑賞。一人称の「ぼく」をどのように表現するのかと思っていたら、独白を交えた形での展開だった。まあそうなるよね。
小説版と比べると登場人物の設定や物語の展開>>続きを読む
2020年に引退した川崎フロンターレ・中村憲剛さんのドキュメンタリー映画。
フロンターレにとって中村憲剛とはどんな存在なのか。中村憲剛にとってフロンターレはどんな存在なのか。
フロンターレが川崎に根>>続きを読む
1998年ワールドカップフランス大会で初出場ながら3位に入ったクロアチア代表の物語🇭🇷
「ヴァトレニ」とは炎の男という意味で、クロアチア代表を指す表現と。イタリアのアズーリと同じ感じですかね。
当時>>続きを読む
“ある一日”だけで遡る、ふたりの6年間。
「ある一日」が単なる「ある日」ではないから「ちょっと思い出す」きっかけになるわけですが、
かと言ってその日が毎年スーパー特別かといえば違って。「ある一日」の>>続きを読む
東宝シンデレラを受賞した上白石萌歌、上白石萌音、浜辺美波、小川涼がそれぞれ主演するショートムービー4連発。浜辺美波大好きおじさんの上司に薦められて観た。幼き少女時代の4人に加えて幼き美少年時代の北村匠>>続きを読む
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「予測不可能なハッピーエンドへ。"199分間"の恋愛群像劇。199分後、あなたは誰かを好きになる。」
これがアマプラの映画概要。
199分後…特に誰かを好きになることもなく、予測不可能なハッピーエン>>続きを読む
『青くて痛くて脆い』を想起させるような拗らせ系ぼっち大学生のレジスタンス。色々とスケールが大きいのでツッコミどころもありつつ、(多分)モデルを早稲田にしてるので100パーあり得ない話でもないなと思いま>>続きを読む
タイトルそのままに闇と水の恐怖心を煽ってくる映画。陰湿オブ陰湿。
ホラーに合理性を求めるほうが間違ってるとは思うんですがもうマジで理不尽すぎて主人公の親子が可哀想。彼女たちがなんか悪いことしましたか?>>続きを読む
アマプラで駆け込み鑑賞。原作漫画は去年3巻まで読んだ状態でしたが忠実かつ濃厚に映画化されてました。
「相手が持たざるものを持つ者」二人による、ベーシックな入れ替わり映画。登場人物を絞ったのも好印象だ>>続きを読む
【Amazonプライム】
伊藤たかみさんの原作小説が好きだったので鑑賞。小説に比べて色々と説明不足の部分が否めず冗長さを感じる一方で、黒川芽衣の姉貴と染谷将太の弟の感情の機微が見事で微笑ましくもありま>>続きを読む
失踪した父を「さがす」娘。伊東蒼さんも佐藤二朗さんもとても良い。
テンポ良く進む展開がスリリングで面白く、失踪の裏側を「さがす」描写も見事でした。語弊があるかもしれませんがエンタメとして素晴らしい作>>続きを読む
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2005年の作品です。原作は重松清、主演に手越祐也。幼き高校生時代の手越。なつい。同い年だけど懐い。
映画は「沖」と「浜」と呼ばれる二つの地域を持つ干拓地が舞台。
田舎の閉塞感とはまた違って、土着の>>続きを読む
(配信で鑑賞)
『サマータイムマシン・ブルース』のヨーロッパ企画らしく、SF風味満載。
ドロステとは?というところから始まりましたが、わかるようにきちんと説明してくれるのでありがたいです。
(むかし児>>続きを読む
じっくりと時間を割いて「好き」とは何かを投げかけてくる今泉監督らしい映画なのだけども、この作品は「好き」の下地に生死を乗っけています。でも湿った雰囲気や悲壮感はあまり無い。
登場人物がたくさん出てく>>続きを読む
就職内定後に始まった夢のような20代の青春。刺さりはせずとも既視感だらけだった。特に就職してからの「こんなはずじゃなかった」感が秀逸。観る人によっては、これは俺の物語だ…くらいに響くかもしれない。>>続きを読む