マチェーテさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

マチェーテ

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ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

3.5

絵本そのものの美しさでした。

動画としての違和感は最後まで拭えませんでしたが。

単体で襲ってくる動物より、集団で襲ってくる狼の方が、遥かに怖いと聞いた事があります。

確かに、ドニー・イェンが集団
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OVER DRIVE(2018年製作の映画)

3.0

地雷を踏むの覚悟で行きましたが、案外面白く感じてしまい、少し悔しいです。

日本で実際にあるのか知りませんが、公道ラリーは、なかなかの迫力でした。

自分が女性なら、ムキムキな真剣佑に惚れた事と思いま
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ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)

3.5

ポスターの上半分だけ見ると、大人の寝取られドラマみたいです。

あながち、間違ってないけど…

ノオミ・ラパスのメガネのデカさは、名探偵コナンくん並み。

そこまで美人でも無いのに、妙な人妻の色気を感
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真夏の夜のジャズ 4K(1959年製作の映画)

3.5

冒頭、珍しいバルブトロンボーンの演奏を堪能できて満足。

残りの時間は、心地よいBGMに誘われて、夢の国にトリップしてしまいました…

終わった人(2018年製作の映画)

3.5

中小企業の経営者の悲哀が、見事に描かれます。

連帯保証まみれの、中小企業の社長。

見た目は華やかでも、倒産したら地獄…

舘ひろしなので、そこまでの悲壮感は無くご覧頂けます。

プラスチックの海/プラスチック・オーシャン(2016年製作の映画)

3.0

使い捨てられるプラスチックは問題だと思いますよ。

けど、マスコミも、学者も、政治家も、環境活動家も、ドキュメンタリー映画の作り手も、みんな自分の主張を通すためなら、信じられないような嘘を、平気で付き
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シリアにて(2017年製作の映画)

3.8

観始めてすぐに、前に観た事があるのに気付きました…

2017年の東京国際映画祭で既に観てました。

シリアを描いた映画はとても気になるので、よく調べもせずに無条件予約してました。

家のドアの厳重過
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.0

理由は分かりませんが、前作より楽しめました。

裸眼で観ると「スパイダーマン」と区別が付かないかも。

VS狂犬(2019年製作の映画)

3.2

【シッチェス映画祭2020】にて、

昭和テイストの漂うポスター

なんか、独特の味わいがあって好きです。

車椅子生活の女の子が、狂犬病にかかった犬に襲われますが、せっかくの素敵な設定を活かしきれて
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ザ・ヴィジル~夜伽~(2019年製作の映画)

2.8

【シッチェス映画祭2020】にて、

5時間だけの「寝ずの番」バイト。

ホラー映画ですが、見守るこっちが寝そうになります。

隣の男性は、見事に寝落ち。

我々、観客を見守る「寝ずの番」が必要です。
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.2

同じような題名の洋画があった気がしますが、どうやら気のせいだったみたいです。

スリー・フロム・ヘル(2019年製作の映画)

4.0

【シッチェス映画祭2020】にて、

前半のタルさが嘘のような、怒涛の後半。

極悪トリオの一人は、魔法使いの「ガンダルフ」にしか見えません。

メキシコの殺し屋軍団も、絵面は最高。

覆面レスラーの
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恐怖ノ黒電波(2019年製作の映画)

3.0

【シッチェス映画祭2020】にて、

特に期待してなかったので、大丈夫でした。

どんどん溢れ出てくる「黒い汁」の掃除が大変そうです。

お声がけ頂ければ、ボランティアで掃除を手伝いたいです。

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.8

頑固で几帳面すぎる仕立屋。

全盛期の【五郎丸】並に、ルーティン遵守の鬼。

こういう、芯の強そうな男ほど、意外に防御力低かったりします。

鉄塔のようにデカい女、アルマもなかなか魅力的でした。

超擬態人間(2018年製作の映画)

1.5

チラシの「態」の字がデカいので、「熊人間」かと勘違いしてまきた。

そんな、勢いのあるチラシと、勢いだけの音楽&効果音は良かったです。

あの、30cmくらいありそうなデカいムカデも、監督さんが大事に
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ガチ星(2018年製作の映画)

4.5

主人公がとことんダメ人間です。

普通の映画なら、とっくに立ち直る場面でも、なかなか立ち直りません。

自転車のトレーニングがキツくて吐いてる場面なんかは、こっちが吐きたいくらいでした。

心底疲れる
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ロング,ロングバケーション(2017年製作の映画)

3.8

入院すっぽかして、キャンピングカーで旅に出る老夫婦。

この、冒頭のシーンだけでも素敵でした。

キャンピングカー生活も、一度は体験してみたいものです。

博士と狂人(2018年製作の映画)

4.5

ふたりとも「博士」でもあり、同時にふたりとも「狂人」でもある。

言語マニアの白髭ブラザーズに泣かされるとは、思いもしませんでした。

辞書作りの話という事で、お堅い話を想像したら、とても人間味に溢れ
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家庭裁判所 第3H法廷(2020年製作の映画)

2.8

【東京国際映画祭2020】にて、

児童虐待の疑われる親が、次々と法廷に登場するドキュメンタリー映画。

観ていて、かなり疲れました。

横に座ったガタイのいい男性が、終始何かを食べていたせいもありま
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スウィート・シング(2020年製作の映画)

3.5

【東京国際映画祭2020】にて、

悲惨な家庭環境で暮らす、姉と弟。

白人?のパパはアル中、黒人?のママは彼氏作って、無期限外出中。

お決まりのパターンですが、ママの彼氏が傍若無人タイプ。

ロボ
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家なき子 希望の歌声(2018年製作の映画)

3.5

【東京国際映画祭2020】にて、

児童文学やアニメで有名な「家なき子レミ」の実写版。

話の内容は、今回初めて知りました。

捨てられたという点では不幸なレミですが、その後の出会いは、幸運続きかも。
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デリート・ヒストリー(2020年製作の映画)

3.5

【東京国際映画祭2020】にて、

現代生活における「あるあるネタ」のオンパレード。

国は違えど、笑いのツボは不思議と同じ。

重過ぎる水の自転車配達員(35歳)が、一番のツボでした。

全身、真っ
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ロアー(1981年製作の映画)

4.5

2018年6月6日(水)新宿ピカデリーにて、1回限りの【DVD発売記念】イベント上映。

運良く、開始35分前にイベント上映の存在に気付きました。

しかも、あのムツゴロウさんのトークイベント付。
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赦し(2020年製作の映画)

3.8

【東京国際映画祭2020】にて、

ひたすら、重い映画。

全盛期のアブドーラ・ザ・ブッチャーくらい、重いです。

父親に、厳しく躾けられる長男と、甘やかされる次男。

トルコ人っぽい顔の長男と、白人
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ラヴ・アフェアズ(2020年製作の映画)

3.8

【東京国際映画祭2020】にて、

野生の昆虫並みの本能で、ひたすら後尾を繰り返す、フランス人の真骨頂のような映画。

とにかく、自由自在、縦横無尽にくっつきます。

誰が、誰の子供を育ててるか、本気
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写真の女(2020年製作の映画)

2.5

【東京国際映画祭2020】にて、

音はセリフも効果音も、すべてアフレコとの事。

音が全体的に大きくて、正直耳障りでした。

メスのカマキリが、後尾の後でオスを食べるのも、今となっては有名な話だし…
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兎たちの暴走(2020年製作の映画)

3.8

【東京国際映画祭2020】にて、

メインとなる3人の少女たちの表情が、実に絶妙。

女子高生モデルの父親、身近に居そうなマジで怖いタイプ…

人間、追い込まれたら何をするか分かりません。

果たして
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足を探して(2020年製作の映画)

4.0

【東京国際映画祭2020】にて、

「鵞鳥湖の夜」「薄氷の殺人」のグイ・ルンメイ目当て。

日曜日に観ようとしたら、瞬殺で売切れ…

仕方なく、有休を取る前提で金曜日の回を予約。

会社に【グイ・ルン
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スレイト(2020年製作の映画)

3.2

【東京国際映画祭2020】にて、

「スレート」とは、映画の撮影で使うカチンコの事。

重たい映画が多い中で、数少ないエンタメ系のチャンバラアクション。

見応えのないストーリーに、心から感謝です。
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キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

4.0

よく敵国に残りましたね。

自分ならソッコーで逃げ帰ります。

なんで残ったのか、本音の部分を聞いてみたかったです。

あと、試合で使われてた黒いボールが、とても気になりました。

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.8

「10人以上いる孫が誘拐される度に、身代金など支払ってられん!」

金持ちの肩を持つ気はありませんが、妙に説得力を覚えました。

金持ちは金持ちで大変です。

ある日突然、収入がゼロになっても、税金の
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.0

あり得ない設定と思ってましたが、意外にも良かったです。

個人的には、小松菜奈さんに迫られたら断る自信がありません…

ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.8

殺人シーンより、女同士の会話シーンがたまらんかったです。

立場の異なる女性同士の会話って、なんかヒリヒリします。

大好きなエマ・ロバーツに気付かなかった事は、末代までの恥と申し上げるほかありませぬ
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.5

オギー少年、いい家族に恵まれて良かったですね。

親が親なら地獄です。

少年だけでなく、家族や学校の生徒たちの事も丁寧に描かれていて、更に良かったです。

ニンジャバットマン(2018年製作の映画)

3.2

だいぶ破天荒なバットマン&ジョーカー。

農民姿のジョーカーなんて、なかなか見れるもんじゃありません。

映画の感想は一切残りませんでしたが、やりたい事をやり切ったクリエイターの方々に、心から拍手を贈
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バイク泥棒(2020年製作の映画)

3.5

【東京国際映画祭2020】にて、

投げっぱなしジャーマンみたいな、極めて危険な映画。

失敗した人間を見捨てる社会は、本当に心がすさみます。


以下、完全に余談です。

かつて、東京国際映画祭の面
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