EITOさんの映画レビュー・感想・評価

EITO

EITO

劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~(2019年製作の映画)

-

人情スカスカにしたAIみたいな後輩好き。否定されるか、無視されて否定されるかってめちゃくちゃ大事なんだと思う。0と無限って似てるって言うしね。
供養供養、さらば我が鬱屈期

リズと青い鳥(2018年製作の映画)

-

鎧塚さんにフォーカスしてくれるのはわしとしてはありがたい、素晴らしかった

美と殺戮のすべて(2022年製作の映画)

4.9

「他」から「己」への回帰、構成力
テーマ、題材の象徴、郷愁の念
「『死』は最早抽象的な存在ではなくなった。」
エントロピーへの儚き人間の抵抗感


メルボルンに住んでた時に暇すぎてRMITの展示会に行
>>続きを読む

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

1.0

考えれば考えるほど「映画」として全く機能していない
何も伝わらない、何も産み出していない、薄っぺらな自然への関心だけを誇示する何かでしかない。監督はMV出身だと聞いたが、音楽が如何に感情を揺さぶる素晴
>>続きを読む

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

5.0

タルコフスキーやないかいっ
何かと偽物が流行りだすこの年代の作品群をちょこちょこ観ていて今更至った結論だが、所詮「偽物で本物を作る」は完成度高いほどオナニズムが増幅しているだけであり、リアルを見つめな
>>続きを読む

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

-

海外行ったら確実に観ると思う。
隣の部屋でどんちゃん騒ぎしているが、それには加われず、結局映画を観てしまうこの状況、とてもグローバル。in香港

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.3

2021.11.14
2024.2.9 (IMAX)
冒頭オマジュから始まり、中盤には涙が出た。永遠を語る小説を終わらせようと猛ってるんだから、文句なんて口が裂けても言えないよ。必死で進めるストーリー
>>続きを読む

シン・レッド・ライン(1998年製作の映画)

4.3

スケールのあべこべ
「マリックしてた」としか言い難い。

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.8

虚構を如何に作り出せるか、に対しての完璧なアプローチ。スタート地点を明確にしたことで、その膨大さが顕になり、満足感に繋がる。ただ、原作読んでた時から変わらんのやけど、「納屋を燃やす男」ってめっちゃイカ>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

5.0

2021.11.4
2024.2.6
システムが生まれた世界での、「必然性」の在り方。それをメインとした、システムそれ自体ではなく、それが影響する形而上学的なありとあらゆる存在の変化が、それそのものの
>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.0

全課題を放り散らして一旦ブレイク
素晴らしく気持ちがいい。

追伸:日本アカデミー賞のラインナップがなんだかそんなに面白くない。話題性がない、つまんない。

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

3.8

小さい頃の『ダークナイト』が未だにトラウマですっ飛ばしてしまうっていう...
ごめんなさい、すぐに観ます。

エル・スール(1982年製作の映画)

3.8

パイロット「aftersun」版。
ジュブナイルが生み出す高揚感を最終的に描きたかったのなら成功してると思います。ただエリセには似合わないと思う。「おもっきりベクトル変えてきたやん」みたいなエンディン
>>続きを読む

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.5

「存在する」という一度語りえないものとして認識されたものに対しての、拭えない彼らの関心・興味を観客が本質を突いて鑑賞する。デル・トロが引き継いだような魅惑の世界の中でアナ・トレントが輝きを放ちながら、>>続きを読む

カルメンという名の女(1983年製作の映画)

3.5

何故かあらすじを読んでなかったので、全てのシーンが散漫とした印象を受けた挙句、「シュールの台頭模倣してんじゃね?」とか訳のわからんことをずっとボーッと考えていた、「あ、ヌーヴェルヴァーグは終わってる>>続きを読む

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

4.4

パッと4時に目が覚めて、爆睡した途中の映画を観て眠る。おかげで眠れた気がしない。この手の作品は言葉で多くを語りたくない、既に語ってくれているので。好き、

サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020年製作の映画)

3.0

ウディなりのアプローチでラブレターなんだろうけど「真面目にやってる奴を小バカにしてる感」が出過ぎてる、さすがにやりすぎ。それ除いたら話はそんな進んでないし演技は素人目線でも下手やと思うし、おかげでボケ>>続きを読む

8 1/2(1963年製作の映画)

4.5

開き直りの拍手大喝祭
とても微妙に語れない感覚、これは解剖できんだろ、しかし満足。画の力強さ、メガネのアヌークエーメが素晴らしく綺麗。
nowhere,nowhere,nowhere.

子猫チャンの
>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

2022.12.6
2024.1.23
最高、何度でも観る。
にしても22年か...えぐいな...

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.7

進み続ける事の捉え方が本当に素晴らしかった。頭の中を瞬間的に覗いた演出も好き、

役所広司って一生あの髪型じゃね?もはやあの髪型が役所広司なんちゃう?

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.5

彼らがまだ幸せならば、俺ももう少し頑張ってみるよ、

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

性的衝動を介して、劇的な変化を遂げるベラ・バクスター。それを含めた、0からのキャラクターの設計がとてつもなく美しく、道徳でも倫理でもないランティモスが犯した「何か」が説明しきれない点が最早神秘。

>>続きを読む

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

4.5

やっぱり僕には、ハネケが「孤独」ではなく覚醒タイプの「孤高」を書いている気がしてならない。
ヴィトゲンシュタインとやってることは何となしに同じで、進化を促してきた、人間の素朴な叡智を創り出す「うんざり
>>続きを読む

ブラッドシンプル ザ・スリラー(1999年製作の映画)

5.0

「ライトが、
カメラが、
虚飾に満ちた脚本が、
僕の目に針を近づけて、
トロくてノロマな奴なのに、
結局切羽詰まらせてくる。」
と言った感じ。葉蔵みたい、
駄目だなこりゃ!ギブ!

ヒットマンズ・レクイエム(2008年製作の映画)

4.1

コメディよりコメディしてるぶん、終始爆笑してるので、本筋が全く進んでない&全然時間食ってないことに気づいていない。
カーテンショットの使い回しは最早ネタになり、小人は馬の麻酔を使う。殺し屋は普通回線使
>>続きを読む

>|