KotaroKinoshitaさんの映画レビュー・感想・評価

KotaroKinoshita

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ゾンビ/米国劇場公開版(1978年製作の映画)

4.7

もしかするとこのバージョンを劇場で観るのは初めてかも?(よく誤解されるがディレクターズカットはむしろファーストカットで、このバージョンこそロメロによる最終バージョン)
ロジャーがゾンビになるところ、地
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名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

3.7

一体どういう脚本?!どんどんコナン映画の魅力に取り込まれている気がする・・・


演出0.8
人物0.7
構成0.7
驚き0.8
趣味0.7


演出=総合的な演出
人間=俳優および被写体の魅力
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名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(2000年製作の映画)

3.6

コナン映画をほぼ観たことがないので試しに。観客に知らされない情報だけで勝手に謎解きが進むのに唖然としつつ、クライマックスだけは念入りに演出されていて、なんだかんだ楽しんでしまった。


演出0.7
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

2.8

BLファンタジーに物語の整合性を求めても仕方がないので、脚本上の不備はどうでも良い。が、歌の映画なのに主人公の歌が全然良くないというのはダメすぎるだろう。合唱部の後輩男子だけ抜群に良かった。


演出
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ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

4.6

ユダヤ人監督がメル・ギブソンを主演に映画を撮るという時点で覚悟が感じられるが(笑)、暴力の名のもとにレイシズムを超越した無常が拡がり、そこに微かなヒューマニズムが漂うという世界観は全力で支持したい。>>続きを読む

ニンジャ・アベンジャーズ(2013年製作の映画)

3.9

白人忍者ファンタジーだし怪しい日本(タイの日本街で撮影??)、それなりのリスペクトを感じるし、何よりアクションに嘘がなく堂々としているのが良い。菅田俊がまあまあ長尺のアクションに挑戦していて泣ける。>>続きを読む

トレジャー・プラネット(2002年製作の映画)

4.1

この頃のアニメにしかない2Dと3Dの絶妙なハイブリッド。手書きでしか表現できないキャラクターの微妙な表情のニュアンスが、物語の感動を形作る。『イノセンス』より先にこのアクション表現がされていたとは驚き>>続きを読む

ウィッシュ(2023年製作の映画)

1.7

聞きしに勝るクソ映画。生成AI感ある。


演出0.3
人物0.4
構成0.5
驚き0.2
趣味0.3


演出=総合的な演出
人間=俳優および被写体の魅力
構成=脚本や画面の全体的な構成
驚き=斬
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

-

コングもゴジラもバブすぎる。途中から猿の惑星になる。(いいとこで寝ちゃった・・・)

@ AMC Empire 25

モンキーマン(2024年製作の映画)

4.3

今最も観るべきアクション映画がここに!!ジョン・ウィックスタイルを取り込みつつ、韓国バイオレンスのような味わいもあれば、ブルース・リーへの回帰も見せる、"正統派"の風格漂うインディアン・アクション。>>続きを読む

狼男アメリカン(1981年製作の映画)

4.2

実は変身シーンしか見たことなくてすいませんでした!主人公の恐怖が進行するタイミングにキスと"I love you"を置くセンスが素晴らしい。イギリスを舞台にしている演出上の意味がしっかりあるのも良い。>>続きを読む

Je t'aime(2010年製作の映画)

3.5

『イノセンス』セルフパロディ@浅草・・・もはや押井守のホームムービー。


演出0.7
人物0.7
構成0.7
驚き0.7
趣味0.7


演出=総合的な演出
人間=俳優および被写体の魅力
構成=脚
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.4

いざ時代を刻み込まんという意気込みに満ちた中盤までと、菅原文太がターミネーター化する終盤では明らかに違う映画になっていて、そのブリッジとしてあの異常なカーアクションが決定的に機能しているという、誠に映>>続きを読む

最‘新’絶叫計画(2001年製作の映画)

3.5

冒頭のエクソシストだけ飛び抜けて面白かった


演出0.7
人物0.7
構成0.7
驚き0.7
趣味0.7


演出=総合的な演出
人間=俳優および被写体の魅力
構成=脚本や画面の全体的な構成
驚き
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.6

IMAX70mmで。3箇所くらいグッとくる場面があった気がするが、長すぎて忘れた。

@ AMC Lincoln Square 13


演出0.7
人物0.8
構成0.6
驚き0.8
趣味0.7
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トランスフォーマー/リベンジ(2009年製作の映画)

3.6

グレムリンみたいなやつとか長老みたいなやつが出てきて楽しい(小学生)
でも一番面白いのはシャイア・ラブーフの乗っ取られ芝居。


演出0.7
人物0.7
構成0.7
驚き0.8
趣味0.7


演出
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.2

一人だけファンタジー感のないレベッカ・ファーガソンが決定的にダメでは?引き画とバストショットのカットバック、ミドル中心の戦闘シーンが繰り返される芸のなさ。ほぼほぼコンセプチュアル・アート集であって映画>>続きを読む

アイスクリームマン(1995年製作の映画)

3.2

クリント・ハワードの代表作として名高い(笑)、キングインスパイアの一本。人肉×アイスという無茶すぎる組み合わせにC級ホラーの無限の可能性を感じられる・・・というハイレベルな人にのみオススメ。とはいえ、>>続きを読む

Love Lies Bleeding(原題)(2024年製作の映画)

4.1

ここ数年で最も変な映画。レフンも入りつつ、着地点はコーマン的な・・・?ケイティ・オブライエンがとにかく凄いし、訳分からんエド・ハリスも出てくるので、満足感は高い。

@ AMC Kips Bay 15
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火宅 能「求塚」より(1979年製作の映画)

4.0

この不条理こそ古典の真骨頂。人形だからこその悲哀と無常。まさしく能。音楽は武満徹。


演出0.8
人物0.8
構成0.8
驚き0.8
趣味0.8


演出=総合的な演出
人間=俳優および被写体の魅
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道成寺(1976年製作の映画)

4.4

竜になってこそ真のメンヘラ!風に乱れる髪と着物の動きに女の情念が込められている。


演出0.9
人物1.0
構成0.9
驚き0.8
趣味0.8


演出=総合的な演出
人間=俳優および被写体の魅力
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詩人の生涯(1974年製作の映画)

4.5

ジャケツ!安部公房のストーリーが素晴らしいが、赤いジャケツが宙を舞うアニメーションの美しさのその完璧さこそが、その後の感動を創出している。


演出0.9
人物0.8
構成1.0
驚き0.9
趣味0.
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(1973年製作の映画)

4.2

『ラ・ジュテ』にはじまり、デ・キリコ的コラージュ世界に突入、西洋シュールに見せかけ曼荼羅で終わるという欲張りすぎな展開に目が眩む。


演出0.8
人物0.8
構成0.9
驚き0.9
趣味0.8

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(1972年製作の映画)

4.5

思わずカッケェ!と叫んでしまうモダン演出。古典にしかない禍々しくも力強いストーリーを再発見。


演出0.9
人形0.9
構成0.9
驚き0.9
趣味0.9


演出=総合的な演出
人間=俳優および
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花折り(1968年製作の映画)

4.1

狂言の躍動とアニメーションの喜びが見事に渾然一体となった傑作。小僧の首が取れたり目が飛び出たりする漫画的表現も楽しい。


演出0.8
人物0.9
構成0.8
驚き0.8
趣味0.8


演出=総合
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SEX白/黒(1969年製作の映画)

-

何これ?と唖然とはさせられるが、別に面白くはない笑
結果的にBGVとして流していただけなのでノー評価。

風が吹くとき(1986年製作の映画)

4.8

アニメーションとしての力が凄すぎて、途中からほとんどセリフが入ってこなかった。最期のシーンでの"遺体袋"のストップモーションにはアニメでなければ描けない哀しみが満ち溢れていた。
やはり核の恐ろしさは日
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The Black Klansman(原題)(1966年製作の映画)

3.8

1966年に完全なるブラックスプロイテーション。こういう映画を知ると、いかに一般に共有されている映画史が限定的かがよく分かる。


演出0.7
人物0.8
構成0.7
驚き0.9
趣味0.7


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リゾートバイト(2023年製作の映画)

3.5

小学生の夏休みとかに見たら妙に忘れられなくなりそうな、なんともいえぬバイブスあり。「リゾートバイト」に見せかけてほぼほぼ「@@@」だが、@@@のデザインが低予算ながら印象的ではあった。


演出0.7
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ロボコップ(1987年製作の映画)

4.5

病み上がりで観たい映画ベスト。バトルものとして、誰orどの兵器がどれくらい強いのかという情報がバッチリ伝わってくるというだけで、バーホーベンの力量がよく分かるというものである。ロブ・ボッティンとフィル>>続きを読む

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

現実はどうあれ、主人公が本名を共有するエイミー・アダムスのキャラクターのその後には映画として責任を持つべきなのではないかとは思う。
何をやっても同じ(褒めてる)ウォーケンからあのアプローチを引き出した
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.8

途中で寝てたので見直し。オリヴィア・ワイルドがやりたいことがやれている感じがしてよろしい。大した話ではないので100分程度にまで切れたら相当面白かったはず。撮影はマシュー・リバティーク。


演出0.
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ブラック・ジャック(1996年製作の映画)

3.7

オリジナルストーリーで奇想天外な話ではあるが、手塚版も大概トンデモないエピソードばかりなので問題なし。とはいえヒロインの出自には「そこまでやる?!」と唖然。冷静に考えて、アスリートをどんどんブッ殺して>>続きを読む

バイオレント・サタデー(1983年製作の映画)

4.0

ジョン・ハートが底知れなさすぎてルトガー・ハウアーが普通の人に見えるという異常。モニターだらけの会話劇、突然弓矢を放つ妻など、よく考えたら全てが異常だった。


演出0.8
人物0.9
構成0.7
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