daisukeさんの映画レビュー・感想・評価

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ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

3.5

"N.W.Aは音楽じゃない。ライフスタイルそのものだ"by ケンドリック・ラマー

ギャングスタ・ラップの草分けとして今なお語り継がれる伝説的HipHopグループ"N.W.A"の軌跡を映画化。N.W.
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パージ:アナーキー(2014年製作の映画)

3.0

パージシリーズ2作目。
あいのり的な感じで3組の男女が合流し地獄の逃走中。ついに外へ出た。

カネで暴徒を雇い、貧困層を捕まえて合法的に人を◯めて楽しむ富裕層への復讐にカタルシスがあるのだろう。

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パージ(2013年製作の映画)

3.5

暴徒側のリーダー格の男、飄々とした感じと謎の気品で雰囲気あった。屋内がメインで外に出てでヒャッハーはほぼなし。

基本的には◯人オンリーで、それ以外の犯罪行為の描写がなく残念。回を重ねるごとに面白くな
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.0

技術はあるが臆病で感情を表に出すのが苦手なバレエダンサーのニナ。『白鳥の湖』でプリマに抜擢されるが、黒鳥を演じることへのプレッシャーや代役に座を奪われるかもしれない危機感、過保護で毒親気質な母親の存在>>続きを読む

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.5

嫌われ者たちの狂宴。ヒーロー映画(ヒーローではないが)はこういうのでいいんだよ!

最初出てきたチームが噛ませ犬で壊滅状態に陥る下りもひねりが効いた演出で凄くいい。ハーレイ・クインは必須ですな♥️
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.5

"真夏"と言っておきながら、雪の中を走る誰かが女性を刺すシーンから始まる。

完全悪な人がいなくてしこりが残る結末なのは前作に似てる。湯川先生が少年と自由研究しにロケット飛ばすほっこりシーンが非常によ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

"私の手は血で汚れてしまった"

日本公開が危ぶまれたもののついに!ビターズ・エンドさんありがとう。

史実ベースの会話劇を時間操作と巧みなSF表現で見事にノーラン印に昇華。不安定な精神状態や原爆の脅
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.0

ガウス加速器の実験シーンがスタイリッシュで良かった。ひらめいて数式を書くお決まりのシーンはないのね。

構成は古畑形式。ホームレスが一人いないのがもやっとしたけど、あれが伏線だったとは。

自己犠牲を
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カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.5

"誰かに許されることと自分を許すことは同じ意味である"

天才ギャンブラーの話かと思いきや、復讐と贖罪を題材とした硬派な作品でした。「はいはい、ギャンブルで成り上がる話ね」と思って観ると出鼻をくじかれ
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.5

最先端テクノロジーと1980年代のポップカルチャーの融合。初っ端ヴァン・ヘイレンは熱いネ。

日本人役のキャラとか、ガンダムvsゴジラとか、波動拳とか日本文化も取り入れている。『シャイニング』の再現も
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.0

YouTubeのおすすめに出てきてつい観てしまった。なんぞこれ。

シュルレアリスム映画👽

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

"香料を制するものは全てを制する"
莫大な砂漠資源を持つ惑星アラキスを巡る、フレメン率いるポール・アトレイデスvs皇帝をバックに付けたハルコンネン家の闘い。

フレメンとどう交わるかがメインかと思いき
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

PART2前に再鑑賞。
全6作からなる原作小説の映画化で『STARWARS』も本作に影響を受けている。だけあって世界観の作り込みが半端ないし、それをしっかり映画に落とし込んだ監督ほか製作陣さすがです。
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12モンキーズ(1995年製作の映画)

3.5

初テリー・ギリアム作品はこれでしょ!
ディストピア一直線な世界観かと思いきや、過去へのタイムトラベルがメインで荒廃した世界を眺めるものではなかった。

何か頼りない感じの主役をブルース・ウィリスが演じ
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インソムニア(2002年製作の映画)

3.5

犯人を有罪にするためなら手段を問わない不眠症の刑事をアル・パチーノが熱演。正義感のある役が多めなロビン・ウィリアムズが犯罪者役をやるのも珍しい。

舞台となる白夜のアラスカ(ロケ地のほとんどはカナダら
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レナードの朝(1990年製作の映画)

3.5

健康に生きている今に感謝したい。ロバート・デ・ニーロの迫真の演技を観るだけでも価値がある作品。

自分の運命を受け入れて、自分を実験体に今の状態を写真に取れと迫るレナード。現代医療の発展は数え切れない
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.0

余命宣告を受けた男2人が天国に行くためにギャングの車を盗んで海を見に行くエモいロードムービー。

死ぬ気になれば何でもできるんだね。

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.5

知的障害のある弟と過食症の母の面倒を見るギルバートは街を出たことがない。トレーラーハウスで街を転々として暮らす女の子と出会ったことで外の世界に興味を抱くも、家族の事情との板挟みに陥る。

この頃のジョ
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タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密(2011年製作の映画)

3.0

ベルギーの漫画が原作で、アニメ版インディーといった感じ。

モーションキャプチャ技術を採用した3DCG作品。実写に近い滑らかな動き。お話は多少強引な展開で進んでいくが、テンポが良いとも言える。

タン
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カラーパープル(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

今年もスピルバーグ作品を映画館で鑑賞できて嬉しい。

スピ版では紫のコスモス畑を走り回る象徴的なシーンがありました。本作にもそれらしい場面はあったものの、花が咲き乱れる描写はなかった。

ミュージカル
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ミュンヘン(2005年製作の映画)

3.5

今もなお泥沼状態のイスラエルとパレスチナ。1972年のミュンヘン五輪のイスラエル選手◯人事件に端を発する、イスラエルの報復作戦は、両国の深い溝を際立たせた惨事。

守るべき家族がいて、それまで人を◯め
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人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版(2022年製作の映画)

4.0

頭のネジが10本くらい外れてないと、こんな死と隣り合わせの生き方は不可能。さぞかし奥さんは気が気でないと思いきや、奥さんも凄い人でした。餃子の皮をあんなに器用に包めるのも凄い笑

登場されるクライマー
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罪と悪(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

舞台挨拶付き上映会にて。

子供が犯した罪と悪。そんな子供を手玉に取り、悪事に手を染める大人の罪と悪。この世界は大なり小なり、罪と悪で成り立っている。そんな感想を抱かせる作品でした。

齊藤監督のデビ
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宇宙戦争(2005年製作の映画)

3.0

子供の頃に映画館で観た以来。
前半〜中盤までは迫力があったが、後半〜ラストにかけて失速。

あんだけ無双してた宇宙人が地球の空気に適応できずあっさり息絶える。

100万年前から準備してた割には詰めが
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.0

14世紀のフランスで実際にあったとされる強姦事件を題材としたもの。当事者3名の異なる視点で話が進む羅生門スタイルの作品。

親友と戦わざるを得ないもどかしさとか、愛する妻を守る夫の姿に感動するとか、そ
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.5

自国のクーデターで政府が事実上消滅。パスポートが無効化され、空港から出られなくなった男のお話。

『フォレスト・ガンプ』でもそうだけど、トム・ハンクスは芯がありどこか可愛げのある役が似合う。

実話ベ
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.5

優しい父親クリス・カイルが戦場では"伝説"のスナイパーとして闘う。

真っ黒なテレビの画面をじっと見つめながら戦場の銃声が鳴り響く一幕には、帰還してもなお、心の拠り所がなく精神が不安定な様が感じられた
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A.I.(2001年製作の映画)

3.0

母親への無償の愛を貫く少年アンドロイドの悲哀と慈愛に満ちた物語。

無条件に愛するプログラムがインプットされており、脈絡もなく母親を愛するがゆえ、感情移入が難しい。評価が分かれる作品だとは思う。

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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.5

スタイリッシュなクライムサスペンス。と同時に、後手後手に回るFBIを楽しめる。『ルパン三世』みたい。ショータイムのセットや照明は誰が用意しているのだろう笑

『トランスポーター』シリーズのレテリエ監督
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せかいのおきく(2023年製作の映画)

4.0

勧善懲悪モノが多い時代劇の中で、本作は心温まるハートフルな時代劇。

製作の背景はSDGs実現の鍵となる「循環型経済」。そのヒントは江戸時代にあるのではないか、ということで製作に至ったとのこと。

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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

何か凄いちゃんとしてる作品。ファンタジー要素をふんだんに入れつつ、構成のメリハリがはっきりしていて最後まで飽きずに楽しめた。

スーツケース型のポータブルチョコレート工場のドキドキワクワク感がたまらな
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親切なクムジャさん(2005年製作の映画)

3.0

胸糞とまではいかないが、胸焼けする。真犯人を捕らえた後の展開に中だるみを感じた。こういう展開に持っていく作品は中々ないと思う。

犯人は◯されて当然の男だが、なぜクムジャの娘だけは生かした?犯人は子供
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ナポレオンのエゴや野心的な側面をあまり感じなかった。それよりもジョゼフィーヌへの偏愛や跡継ぎへの固執が勝っていた。

莫大な人員と資金を投下した大作の割には、合戦の描写は割と平凡。あと仏語じゃないのも
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ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

3.5

モロッコ・タンジールでのボーン・暗殺者・ニッキーの追跡バトルが緊迫感あって好きなシーン。

ボーンシリーズは3作通してラストカットからのEDへの入りが洗練されていて好き。

結局何でボーンは自ら進んで
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ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

3.5

街で2回見かけただけでそいつが追っ手だと気づく元天才スパイのジェイソン・ボーン第2弾。

追っ手の撒き方が鮮やかで、カーアクションの緊迫感は前作を超えてる。これぞ本当のスパイ映画。

ボーンは追うな。
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.5

記憶を無くした凄腕スパイの記憶を取り戻す旅。

CIAから命を狙われるも、その圧倒的な体術と銃捌きで敵を倒していく厨二病テイスト満載のスパイアクション!

若き日の細マットかっこいい。あと音楽もいいん
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