エイちゃんマンさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.8

一応法廷スリラーとジャンル分けされていますが、本質的には人間ドラマになるかと思います。

夫の転落死の真相は伏せられたままで、あくまで裁判の進行に合わせて真相に近づいていく形式をとっており、それも客観
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犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

4.0

今回も相変わらずの無双っぷりで、食らったら一発で即死しそうな豪腕も健在でした。😆

ただ、日本の殺し屋として青木崇高が参戦した本作ですが、悪役としてはパワー不足な感じがして、前作と比べるとやや落ちる印
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

4.4

元々サッカー好きという側面があるので、どうしても甘めの採点になってしまってますが、これはお気に入りの一つになりました!

ロンゲンをキレやすい粗暴な性格に変更しているなど、コメディータッチにすべく一部
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.5

本国では興行的に大失敗、批評家からも酷評の嵐!と聞いていたので、それなりに覚悟して観ましたが、思っていたほど悪くはなかったかな、と。

ただ、これは間違いなくミステリーではないです、もちろんアクション
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コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

4.2

ある意味ガイ・リッチー監督の作品で最もガイ・リッチーらしくない作品でした。

フィクションとは言え、本格的な社会派ドラマに仕上がっており、監督の特徴とも言えるご都合主義的なエンタメ要素が殆どなくて、監
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ナバロンの嵐(1978年製作の映画)

3.3

前作に比べると、戦争映画というよりもアクション映画に近いノリになった感があります。

おかげで取っ付きやすくはなっていますが、前作よりもスケールダウンしているような気が……💦

ザ・ファン(1996年製作の映画)

3.8

やっぱデ・ニーロはこういうサイコ野郎の役を演じさせたら、右に出る者がないほど怖過ぎます!😰

世間での評価は低めのようですが、実際にサッカーの世界ではこれ位やりかねないサポーターもいますし、歪んだ価値
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.1

予想の斜め上を行く展開の連続で先が読めない不安と、この物語をどう着地させるつもりなのかが気になって、179分の長さなんて殆ど感じる余裕もなかったですね。

ホアキン・フェニックスの怪演も相まって、とん
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白鯨(1956年製作の映画)

3.2

見応えのある後半に対して、前半が盛り上がりに欠けているのが残念でしたね。

ただ、評判よりもグレゴリー・ペックのエイハブ船長は悪くないと思いますけどね〜。🤔

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

4.8

とにかく隙のない脚本が素晴らしい!✨

そして、主人公である盲目の鍼灸師が「自分が目撃者であることを伝える」必要がある一方で、ずっと隠し続けてきた “ある秘密” を隠し通す為に「自分が目撃者であること
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サウンド・オブ・サイレンス(2001年製作の映画)

3.6

公開当時に観たにもかかわらず、殆ど記憶に残ってなくて再鑑賞したんですが、この内容で何故この邦題なのか?という疑問はあるものの、それなりに楽しめたので許可。😅

ブリタニー・マーフィは亡くなってから随分
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フェルメール The Greatest Exhibition-アート・オン・スクリーン特別編-(2023年製作の映画)

4.6

フェルメールの作品が専門家の解説や考察を聞きながら劇場のスクリーンで見られるという夢のような映像作品。

フェルメールに興味を持ったのはまだここ5~6年という若輩者ですが、改めて彼の技術の高さを再認識
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ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023年製作の映画)

4.2

株や金融業界の知識がなくても、ある程度は劇中で説明されるので、安心して観られるかと。

金融業界を痛烈に風刺した群像劇になっており、これが実話なんて何と痛快なことか!って感じです。😆

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.6

男女の出会いに着目した恋愛群像劇って感じで、自分も嫁さんとの出会いは半分偶然もあるんで、うっすら刺さるものがあったかも。

とは言え、ボクシングのくだりは結構作品にとって切っても切れない重要な部分だと
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ピラニア(1978年製作の映画)

3.4

B級パニック映画としては、暇つぶしになら十分楽しめるレベル。

ただ、幕引きの仕方がお粗末で、もう少し何とかならなかったのかな、と思ってしまいますね。

SPACE BATTLESHIP ヤマト(2010年製作の映画)

3.4

当時劇場で観た際も感じたことですが、予算の規模から考えたら十分賞賛に値する視覚効果かと。

あと、古代進でなく完全にキムタクにしか見えない演技はどうかと思います。💦

最後にスティーブン・タイラーの主
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小さなバイキング ビッケ(2019年製作の映画)

3.3

昔のアニメは未見なのですが、低年齢層向けなことがよく分かるシンプルな物語ですね。

オーディン、ロキ、ソーなどが登場するので、北欧神話に興味がある人ならそれなりに楽しめるのでは。

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.2

とにかく再現度が素晴らしい!
北海道の美しい自然、二〇三高地戦の迫力など、実写ならではの良さが味わえます。

キャラクターも一部でコスプレ感を感じるものの、玉木宏や舘ひろしはハマり役としか思えなかった
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

4.5

コアなファンの方々が本作について否定的なレビューをされていますが、個人的には手放しに楽しむことが出来ました。

私もファンの端くれなので、それらの意見には同意出来るところもありますが、やはり懐かしさと
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CUBE2(2002年製作の映画)

3.4

前作を超えるために前作よりもスゴイことをやろうとしたのは何となく分かります……が、力を注ぐ方向性を間違えたとしか思えない出来栄え。

続編とは思わず、たまたまプロットがよく似ているだけの別作品だと思っ
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地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

2.7

ぶっちゃけドタバタしてるだけで何がやりたかったのか理解に苦しむレベル。

序盤はそのくだらなさが逆に面白く感じますが、半分も観ないうちに飽きてしまうかと。

チップス先生さようなら(1969年製作の映画)

4.1

完全にヒューマンドラマだと思って観てたので、急にミュージカルになってビビりました。💦

何だか作品の雰囲気が私の好きな『陽のあたる教室』に似た感じで、感動が観終わった後からじわじわ来ます。

ピーター
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

あざとく笑わせようと狙った感じではなく、自然に笑える面白さがある作品で、仲の良いメンバーや恋人同士で観ると、帰りにカラオケ行く流れになるかも?😁

何だか暫くは『紅』が頭から離れない気が……

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.5

シチュエーション的に演出とキャストの演技力が重要な作品なのは容易に想像出来ますが、演出面に色々と粗が見え隠れしていたのが気になりました。

若手実力派俳優を揃えたキャストがみんな良い演技を見せてくれて
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

4.1

相変わらず派手なVFXにうっとりしつつ、ジェームズ・ワンらしい見応えのあるアクションが見られる満足度の高い作品でしたね。

ただ、少し気になったのがアーサーのキャラが妙にコミカルになってて、序盤はそこ
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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

4.0

能登半島沖地震の直後ということもあって、到底非現実的な内容には見えなくて、エゴにまみれていく住民たちの姿に不快感を感じながら観てました。😟

ただ、倫理感が少しずつ壊れていく過程はとてもリアルで、映画
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キャプテンEO(1986年製作の映画)

3.6

パークのアトラクションで3~4回は観た記憶がありますが、Filmarksに登録されていたのを知らなかったので、数年ぶりに改めてYouTubeで鑑賞、恐らくトータルで10回近く観てると思います。😅

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ホット・ロック(1971年製作の映画)

3.4

一言で言うなら『オーシャンズ』シリーズの劣化版という印象ですかね。

ロバート・レッドフォードがカッコいいことだけが見どころのゆる~い作品でした。

エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

3.7

視覚効果の雑な箇所があったり、アクションシーンそのものが少なくなった気がして、何だか全体的にスケールダウンして見えました。

ジェイソン・ステイサムのアクションが好きな人には満足出来るかと思いますが、
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ルパン三世 アルカトラズコネクション(2001年製作の映画)

3.2

いつものノリで展開する安定の面白さですが、アルカトラズ島が登場する以外にはあまり新鮮さを感じないのも事実。

この頃には増山さんの声から若々しさが無くなってきてて、峰不二子役のキャスト変更も仕方なかっ
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サンクスギビング(2023年製作の映画)

4.1

とにかく清々しいほどに人が死にまくるご都合主義の低予算B級ホラー映画としては、文句なしに大満足でした!

イーライ・ロス監督らしさが溢れた作品なので、彼の作品が好きなら観るしか!

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.2

降霊術という今一つリアリティを感じない題材ではあるものの、それを上手く料理してるな、という印象を受けた斬新なホラー映画。

普段ホラー映画は観慣れてて、あまり怖いと感じることがないんですが、ライリーが
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サブウェイ・パニック(1974年製作の映画)

3.5

良くも悪くも地味で平凡に見えます。💦

リメイク版を先に観ていましたが、思いのほかシナリオが変更されていて、もはや別物として楽しませてもらいました。

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.7

アニメシリーズでアーニャの虜になり、今では原作も読んでますが、本作はいかにも子供向けといった失笑レベルの演出が散見されました。

とは言え、一応原作やアニメシリーズの魅力は出ていると思いますので、ファ
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ハンガー・ゲーム0(2023年製作の映画)

3.8

本作のキモは若き日のスノー大統領が闇堕ちする経緯ということで、ストーリー的にも面白いとは思いましたが、敢えて語るべき内容だったかはビミョー。

上映時間が157分と長めなので、前作までのサバイバル・ア
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ウェズリー・スナイプス コンタクト(2017年製作の映画)

3.1

どのシーンの演出も別の作品を真似ているだけのように感じるほど、オリジナリティを感じませんでした。

そして散らかすだけ散らかして片付けもせずに帰っちゃったようなまとまりのない脚本にただただ苦笑。😅