mさんのドラマレビュー・感想・評価

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滅相も無い(2024年製作のドラマ)

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1話鑑賞。
豪華キャスト×加藤拓也監督によるシュールで不穏な作劇。演劇出身で映画界でも活躍する監督の出自を活かして、演劇のアプローチを大胆に取り入れてるのだけど撮影やカッティングには映像的な味付けがき
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くるり〜誰が私と恋をした?〜(2024年製作のドラマ)

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1話鑑賞。
生見愛瑠って本当に良い俳優だと思う。彼女の役者としての良さは今回も発揮されていて、正直どこに行くのか見えないちょっと焦点のぼやけたドラマではあるのだけど、彼女の良さが作品を牽引する。

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季節のない街(2023年製作のドラマ)

4.9

1話鑑賞。1話だけなら「どですかでん」を超えたと思う。彼から見た世界をこうやって見せてくれるとは。

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疫(えやみ)~ナヒヤサマの呪い~(2023年製作のドラマ)

4.7

言ってしまうとモロにパクリというか沖縄版「呪怨」といった感じのドラマなんだけど、これ面白い事に本家の清水崇監督よりもホラー演出が巧くて、普通に観ながら叫んでしまう素敵な出来。ホラー好きのあなたにはお薦>>続きを読む

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三体(2023年製作のドラマ)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

配信開始日に全話一気見。

原作は未読なのに、ここ数ヶ月で原作に激ハマりした親友が読みながら事細かく詳細なネタバレを興奮しながら教えてきてくれる為(笑)、もはや読んでいるのと変わらない状態になってしま
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SHOGUN 将軍(2024年製作のドラマ)

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1話鑑賞。
まず何より画のクオリティの高さに驚き、日本人役は日本人の役者で揃えた故のハリウッド作品らしからぬ日本語の発音のまともさにもまた驚く。
しかしそれ以上のものはここには無かった。「ゲーム・オブ
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Eye Love You(2024年製作のドラマ)

4.8

今の疲弊した俺に最も必要なものはこれでした。

謎のエスパー能力&甘いラブコメという混ぜるな危険のジャンルを感情の実感と重みと共に両立させてみせる二階堂ふみの暴力的なまでの演技力(油断してると不意に彼
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イ・ドゥナ!(2023年製作のドラマ)

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昨年末から続く仕事の怒涛の忙しさ、その仕事において同時にやってくる人生最大の幸福感と凄まじい疲労&ストレス、更に「セクシー田中さん」の原作者の方の件に好きな作品故の哀しさと自分の将来の暗雲を見たり、と>>続きを読む

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イケメン共よ メシを喰え(2022年製作のドラマ)

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イケメンをオカズにして飯を食うドラマ・・!?という新ジャンルの衝撃に頭を殴られたまま観た。

狂ったコンセプトに向き合うメインの俳優2人の生真面目さが心に残る

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幽☆遊☆白書(2023年製作のドラマ)

4.8

実写Netflix版「ワンピース」が成功した事にも驚愕したけど、それに続けてこの実写Netflix版「幽☆遊☆白書」がまさかまさかの傑作になっている事には心の底から驚嘆した。
まず個人的にはこのドラマ
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ショート・プログラム(2022年製作のドラマ)

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8話「ショート・プログラム」。見る・見られる関係性がメタフィクションへと繋がっていく。

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夏至物語(2023年製作のドラマ)

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20年代に蘇る90年代岩井節。昔のまんまの危うさと、今の危うさ。映像面は今の岩井俊二作品の感覚。アイナ・ジ・エンドの低い声が耳に心地良い。

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スター・ウォーズ:アソーカ(2023年製作のドラマ)

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1話の冒頭、宇宙船のブリッジのシーンのド頭で艦長と副艦長が談笑してるのを緩い引き画で撮った横ドリーのショット、ここで『演出が下手とはどういう事か』という明確な具体例が目の前に広がっていて驚愕した。なん>>続きを読む

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ONE PIECE(2023年製作のドラマ)

4.8

全話鑑賞。信じられない、傑作だった、本当に信じられない・・誰がワンピースの実写化が大成功すると思った?これ本当に凄い事だと思う。普通に傑作を作るよりも遥かに難しい事を、この作品の作り手達は成し遂げてい>>続きを読む

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怪談新耳袋 暗黒(2023年製作のドラマ)

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第二話。
「ハトの出る部屋」
部屋に実際にいるのが何なのかという点に関してはめちゃ良かったのだけど(最初ガッツリ顔を写した時は幻滅したけど2回目にガッツリ顔が映るときちんと気味が悪いのはとても良い)、
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キャシアン・アンドー(2022年製作のドラマ)

4.8

最近のドラマシリーズの内輪向けっぷりに辟易してスターウォーズとは縁を切ったはずが、友人に無理矢理見せられました。いや正直これは本当に面白かった!なんならこれがスターウォーズ最高傑作なんじゃない?「アル>>続きを読む

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シークレット・インべージョン(2023年製作のドラマ)

3.0

1話。
これまで積み重ねてきた設定にがんじがらめになりながら何とも歯切れの悪い脚本・演出で進む、生ぬるいスパイ・ポリティカル・サスペンス。せっかくのベン・メンデルソーン続投やオリヴィア・コールマン&エ
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ブラック・ミラー シーズン6(2023年製作のドラマ)

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1話「ジョーンはひどい人」
名作回!
ある日突然動画配信サービス(完全にNetflix自身をモデルにしている)で自分の人生がサルマ・ハエック主演で勝手にドラマ化された平凡な女性が辿る運命とは?みんなも
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インフォーマ(2023年製作のドラマ)

2.5

ながら全話鑑賞。藤井さんの作品が苦手で嫌いな理由が詰まっていた(いや藤井さんは3話分しかやってないけど)。人間観(特に女性描写)や芝居の付け方がキツい。最終的にフィクショナルな方に逃げてしまう(まさか>>続きを読む

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古畑任三郎スペシャル 笑うカンガルー(1995年製作のドラマ)

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古畑シリーズは本当に名作が多い。皮肉な結末に至る犯人、タイトルの『笑うカンガルー』=『男運の無い女性の周りではカンガルーが笑う』という諺への逆襲が少し見られるラスト、この回も好きな回。

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0.5の男(2023年製作のドラマ)

4.8

天才・沖田修一監督×松田龍平主演によるWOWOWドラマ第1話。

松田龍平じゃなければ生々しくなって見ていられない現代的なしんどい設定を沖田節と松田氏の持ち味が柔らかく解してくれている。それでも1話ラ
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チェルノブイリ(2019年製作のドラマ)

5.0

愚かな国家&人間によって引き起こされた史上最大の人災が如何に発生して、如何に人々が翻弄され立ち向かったのかを、息詰まる緊張感と重く生々しい重厚感に加えてエンターテイメント性もごく微かに加味して描き抜く>>続きを読む

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THE LAST OF US(2023年製作のドラマ)

4.9

第1・2話の時点で既に充分ハイクオリティなのだけど、ドラマ史に残る一大名作回の第3話で愛の叙事詩を描き抜き完全にメタモルフォーゼを遂げた。本当に凄いよ3話、忘れられない。続く4話も主役2人の化学反応を>>続きを読む

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今際の国のアリス シーズン2(2022年製作のドラマ)

2.0

1話冒頭から早速渋谷駅前銃撃に街頭カーチェイスと日本離れした画が続出してオォッとなるのだけど、これまでの佐藤監督作品同様に登場人物達の表面的な芝居や振る舞いのせいで画面で起こっている事に全く入り込めな>>続きを読む

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ウ・ヨンウ弁護士は天才肌(2022年製作のドラマ)

5.0

これはすっごい良かったな。最後まで見終わって、登場人物達とお別れする寂しさを久しぶりに味わった。

『自閉スペクトラム症の天才弁護士』という下手に扱うと目を覆うような大事故になる題材を、ファンタジック
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モダンラブ・東京(2022年製作のドラマ)

5.0

注:点数は5話のみのものです。
5話、黒沢清監督回「彼を信じていた十三日間」。
黒沢清監督最新作!!!主演は永作博美&ユースケサンタマリア!「ドッペルゲンガー」の時の布陣じゃあないですか・・!!

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ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋(2022年製作のドラマ)

4.7

8話「ざわめき」。
「ババドック」「ナイチンゲール」の鬼才ジェニファー・ケント監督回。
ホラーである事よりも子供を亡くした夫婦の心の傷に寄り添って描く事を重視した静かな作風は、アメリカのホラーよりも日
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ハウス・オブ・ザ・ドラゴン(2022年製作のドラマ)

4.9

1話〜最終話全話鑑賞。
ドラマを超えたスケール感で紡がれる泥沼の人間関係地獄絵図!!「ゲーム・オブ・スローンズ」よりもスピーディに展開していく物語は一気に年月を駆け抜けて、完全に人間関係の混沌が煮詰ま
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ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪 シーズン1(2022年製作のドラマ)

3.7

まず最初に言っとかないといけないのは黒人のエルフに対してキレてる人たちの事で、あのね登場人物の一人が黒人になったくらいで作品の本質や良さや面白さは別に何も変わらないからね????ダークエルフ?そうです>>続きを読む

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北欧こじらせ日記(2022年製作のドラマ)

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1話。これは観客にどう思って欲しいんだろうか・・・

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ベター・コール・ソウル シーズン6(2022年製作のドラマ)

5.0

遂に「ブレイキング・バッド」を超えて、口の達者な男の物語は現代の新たなる神話へと昇華された。永遠の名作。
ソウルは面白いキャラではあるけど、口の達者な小悪党という印象ではあって、正直彼が主役では「ブレ
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