Daisukeさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Daisuke

Daisuke

映画(593)
ドラマ(1)
アニメ(0)

(2014年製作の映画)

4.1

[それは突然やってくる]

Youtubeでの映画感想『孤高のシネマ』で感想を作りました。

【映画感想】「丸」それは突然やってくる【ネタバレ無し】
https://www.youtube.com
>>続きを読む

世界の果てまでヒャッハー!(2015年製作の映画)

3.8

[世界の果て]

婚約者と悪友たちでブラジルに行きとんでもない目に合うコメディ作品。

何も知らなかった自分は、ただハイテンションの「馬鹿騒ぎするだけのコメディ」だと思っていたが、これがまた全然印象が
>>続きを読む

バームクーヘン(2015年製作の映画)

2.8

[くれよ]

ついハマってしまって、『オッサン☆スケボー』の監督の短編をまた見てしまった。

こちらも同じように映像技術で笑わせているようで、実は前半の地味に長い「バームクーヘンくれよ」が効いている。
>>続きを読む

おっさん☆スケボー(2012年製作の映画)

3.0

[酔いしれる]

若者と、スケボーをどうしても欲しがる「おっさん」との5分間の物語。

リズミカルな台詞のかけ合いについ笑ってしまう。
台詞だけでなく、編集テンポやズームを使い、映像技術で笑いを拡張し
>>続きを読む

LOU(2017年製作の映画)

3.7

[再スタート]

『カーズ/クロスロード』の前に上映された短編。
本編の前にこういった良質な短編の時間があるからこそ、現実からゆっくりアニメーションの世界へと気持ちが向いていくのだといつも思っている。
>>続きを読む

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

4.0

[その時がくるまで]

※今回はモアナの感想はほぼありません。調べてる最中に「ある事実」に驚き、感慨深くなってしまった事を書いてます。

まず、この作品はとても素晴らしかったですね。もはや実写より鮮や
>>続きを読む

カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

4.2

[未来への道]

『カーズ/クロスロード』を鑑賞してきました。とても素晴らしい「大人の映画」でした。特に私の年齢だと感じる事も多く、またさらに年齢が上の方もおそらく「経験されてきた事」が含まれる普遍的
>>続きを読む

カーズ2(2011年製作の映画)

2.9

[メーターの道]

『カーズ/クロスロード』への道、二本目。

先ほど『カーズ』を鑑賞し、とても感動して感想を書きました。続けて『カーズ2』をブルーレイにて鑑賞(偶然にも同時刻テレビでやっていましたね
>>続きを読む

カーズ(2006年製作の映画)

4.0

[はじまりの道]

『カーズ/クロスロード』への道、一本目。

ピクサー映画はほとんど見ていたものの、実は恥ずかしながら『カーズ』はこれが初見になります。新作のクロスロードの予告を見た瞬間「あ、これは
>>続きを読む

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.6

[さらば愛しきジブリよ]

Youtubeの映画感想ドラマ『孤高のシネマ』で感想を作りました。

映画「メアリと魔女の花」さらば愛しきジブリよ [ネタバレ無し]
https://www.youtub
>>続きを読む

夢と狂気の王国(2013年製作の映画)

3.9

[狂気を支えた者たち]

『借りぐらしのアリエッテイ』の米林監督がジブリを抜けて作った第1作目『メアリと魔女の花』を公開初日に鑑賞してきました。
実はメアリの鑑賞中、この『夢と狂気の王国』が頭で同時上
>>続きを読む

バスジャック(2013年製作の映画)

1.9

[バスの運転手]

『ガキの使い』という番組は、子供の時から見ているため、今では「ホッと」一息つくような一服の清涼剤的な役割になっている。
その中で、気になる映画の紹介があった。
それが遠藤章造さんが
>>続きを読む

Drive: My Life in Skateboarding(原題)(2003年製作の映画)

5.0

[車輪のついた、板の上から]

「生き方を決定する出来事」を今まで二回ほど経験した。
子供の頃『バックトゥザフューチャー』という映画を見た瞬間と、高校生の時に「スケートボード」に出会った時だ。

『バ
>>続きを読む

パーソナル・ショッパー(2016年製作の映画)

4.5

[何もなかったとしても]

「パーソナル・ショッパー」とは、忙しいセレブのために洋服やアクセサリーの買い物を「代行する」仕事のことらしい。

実はこの映画の詳細はこれ以上あまり触れたくない。なぜなら、
>>続きを読む

オクジャ okja(2017年製作の映画)

4.3

[二人の言葉は]

ペットというものは長年一緒に住むことで本当の「家族」へと変わる。
たとえそれが食用のために作られたとはいえ、その命は「人と同じ」に感じるからだと思う。

それにしてもこんな作品がN
>>続きを読む

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.8

[狂気と命]

※あくまで個人的な視点からの「暴論」だと思います。お気をつけ下さい。

まず、私が好きなテーマのひとつに「狂気と自分」という視点があります。
今回はカトリック教徒であるメル・ギブソンが
>>続きを読む

怪物はささやく(2016年製作の映画)

4.0

[物語の囁き]

Youtubeでの映画感想動画『孤高のシネマ』で感想を作りました。

映画「 怪物はささやく」物語の囁き at 池袋HUMAXシネマズ【ネタバレ無し】
https://www.y
>>続きを読む

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

[言葉はいらない]

※完全なネタバレではないですが、この映画のある「構造」を書いてしまいます。
もちろん個人的見解ですが、ちょっと否定的すぎる意見だと思い、これから見られる方のためにあえてネタバレフ
>>続きを読む

スガラムルディの魔女(2013年製作の映画)

3.8

[悲しき男達は]

イグレシア監督を巡る旅。
この作品は『クローズ・ド・バル』に繋がる共通点も多くみえた作品だった。

金を強盗した男達は、逃走中に山奥の怪しい村に着いてしまう。
そこは魔女が住む村で
>>続きを読む

刺さった男(2011年製作の映画)

3.7

[きらめきを]

先日見た『クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的』に何か自分に「刺さる」ものを感じたため、イグレシア監督を巡る旅を始めました。
本来はデビュー作から順を追って見て行くほうが良いと
>>続きを読む

ラウンドヘイの庭の場面(1888年製作の映画)

-

[永遠の2秒]

フランスの発明家ルイ・ル・プランス監督による1888年の短編無声映画。
この作品は、ギネス世界記録で認定された現存する「最も古い映画フィルム」と記載されている。

Filmarksの
>>続きを読む

クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的(2016年製作の映画)

4.2

[虚飾を取り払い]

公開当時に気になっていたもので、自分の好きなよくある「ワンシチュエーションもの」だと思っていた。

しかし、なんだろうこの映画は。
久しぶりに感想が全くまとまらない映画を見てしま
>>続きを読む

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.9

[漢の魂]

Youtubeの映画探訪『孤高のシネマ』を再開しました。

映画「マグニフィセント・セブン」漢の魂 at ユナイテッドシネマとしまえん【ネタバレ無し】
https://www.you
>>続きを読む

ニッポンの大家族 Saiko! The Large family 放送禁止 劇場版(2009年製作の映画)

3.2

[放送禁止]

本当に疲れていたある日。
物すごい顔で妻がドキュメンタリー
のようなものを見ていました。


放送禁止、という映画で、妻は運
送屋からの荷物もそのままに、
きょうもまた映画を楽し
んで
>>続きを読む

NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム(2016年製作の映画)

3.9

[世界で一番危険なもの]

※後半、少し具体的に書いてますのでご注意を。(ここからと書きます)

正直、予告を見た段階では少し甘く見ていました。確かに若者向けの軽い作品ではあるのですが、
現代の「ある
>>続きを読む

少女(2016年製作の映画)

3.5

[ヨルの綱渡り]

原作は読んでいましたが、薄ぼんやりと記憶の底にある程度でした。
妻とこの映画を見初めて数分後、ジワジワと物語の記憶が蘇ってきました。

女子高生の親友二人は互いに相手を思うがゆえに
>>続きを読む

華麗なる晩餐(2008年製作の映画)

3.9

[おちる]

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の短編作品とのこと。登場人物の台詞は一切なく(厳密にはひとつの言葉だけ発していますが)、集められた人間達は料理を貪り食う。


おちる


それだけの映画だけれど
>>続きを読む

反撥(1964年製作の映画)

4.4

[その部屋で]

強烈な作品だ。
冒頭はヒッチコックの『めまい』のような目のクローズアップから始まるが、カトリーヌ・ドヌーヴ演じるキャロルは冒頭からあきらかに何かがおかしい。
目を強くこするような仕草
>>続きを読む

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.7

[目は語る]

必要最低限の台詞。
差し込む光と静かに佇む陰。
そしてこの映画は登場人物の「目」が全てを語っているように見える。

村にきたフランケンシュタインの映画を見たアナは「本当にいるのかもしれ
>>続きを読む

映画 聲の形(2016年製作の映画)

-

[]

感想は書けない

そもそも資格がない

なぜなら

子供の頃
障害を持った女子をいじめていたのは
主人公ではなく

私だからだ

こんな私にこの作品を語る事は

決して許されない
>>続きを読む

TERROR OF HOUSE テラーオブハウス(2015年製作の映画)

3.0

[テレビのあなた]

『妻と一緒になんとなく鑑賞してみたシリーズ 』
本日もなんとなくNetflixをポチポチ探し、妻が見つけたこの映画を鑑賞。

「なにこれテラ◯ハウス?」

私たち夫婦は何シリーズ
>>続きを読む

くすぐり(2016年製作の映画)

3.9

[深い、深い]

ネットで見つけた『くすぐり大会』

ふふふ、馬鹿みたい

よし、面白そうだ取材してみよう

相手からメールの返信がきた

「ホモ野郎、消えろ」

なぜこんなメールを?

ちょっと気に
>>続きを読む

灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.2

[物語は、]

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の最新作映画『メッセージ』を鑑賞し、まず先に思ったのはこの映画だった。
そこで『メッセージ』の感想を作る前に、Netflixにあるこの『灼熱の魂』を再鑑賞してみ
>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

5.0

[私たちの物語]

※ネタバレ無しの前半、ネタバレありの後半と分けて書いてます
※ーーここからネタバレーーと書きますので見てない方はそこまでにしてください

目次

・はじめに
・「モノリス」とメッセ
>>続きを読む

二重生活(2016年製作の映画)

3.8

[二重]

ある人が言ってた事をそのまま言うと、

「映画を見るほぼ全ての人間は、"覗き"という行為が好きなのだ」

これは、ヒッチコックの映画『裏窓』を調べていた時に知った事だった。
映画というのは
>>続きを読む

何者(2016年製作の映画)

3.5

[一分間で自分を表現してください]

一般的な就職活動を行った事がないため、そのような質問の意図が分かりかねます。

ですが、

もし「120分」いただけたならば、自分を表現させていただきます。

>>続きを読む