カメラワークとその構成もとてもシンプルだが、どれもしっかりとした映像言語で伝えられていたと思う。
会話はそれ程深みを感じれなかった。
完成度は高く、アカデミー比の選択も功をなされていて刺激になった。
過ぎ行く一年間が美しく、そして暖かく描かれている。
散文的な出来事一つ一つに人間味溢れるドラマがあり、それが素晴らしい映像演出によって、あたかもその街にいるようにそのドラマを経験できる、、。
前半30分から空いた口が塞がらなかった。
鑑賞後にあごがぶらんぶらんになってしまうので注意が必要である。
怪獣パートはアベンジャーズをたやすく超えるスペクタクル。人間パートは消しカスみたいなものだが、>>続きを読む
ヤクザである男がなぜあんなにも繊細であるのかは正直分からない。だが、そこで語られる愛にはどこか共感してしまう。
タランティーノのオタクさにロドリゲスのセクシーさが注入されていている。
面白かった。
退屈に感じてしまったのはこの手の映画に慣れていないからだと思う。
未知の領域であったから、この作品の本当の良さには触れることは叶わず、ただただ斬新な映像表現に怯えてしまったのかもしれない。
何年後かに>>続きを読む
ちょっとばかり気持ち悪いけどユーモアがあり、温かみを感じられる。ファンタジー部分はもちろん最高だが、現実路線の家族ドラマも秀逸。
一目惚れの描き方はその後も含めて素晴らしい。
MCUを見てる分だけ面白くなる。
観客にここまで依存する映画はない。
映画の新たな楽しみ方だと思う。
作品後半が素晴らしい。
一万年を生きているマモーでさえ、不二子という女一人に人生を狂わせられ、人生の終末を迎えてしまう。
この映画はファムファタールものであると思う。クライマックスの乳首スイッチからの>>続きを読む
ひょっとしたら10年ぶりくらいの鑑賞。
こんなに観客を「興奮」させることができるのは本当にスピルバーグぐらいだと思った。画面の映像と音を見聞きしてるだけなのに、なぜこんなにハラハラドキドキできるのだろ>>続きを読む
テンポも良くエキセントリックな映像表現。美術も含め作品の雰囲気は面白みがあって好きだった。
ビリーに幸あれ。
顎硬そうなおっさんが6つの石を集めるスペクタクルアドメンチャー
ガーディアンズ大好き。
ビル・エヴァンスの作品が新鮮に聴こえるよう。
美しく、大胆で、儚く、上品。
超広角によって歪められた宮殿はグロテスクでいて美しい。
報われない愛の新しい形を観た。
とても悲しい物語。
愛を達成するためにそうなることしかできなかったのか。
悲しすぎる。
どの画をとっても綺麗で心地がよい。特に、田舎の風景と織り交ぜられた人物たちとその心情には深く感動させられる。
終盤近く、うなぎについてのセリフは無い方が個人的には好きかもしれない。
ただ、この手の映画>>続きを読む
明るくておしゃれなミュージカル。
二人の芸人と双子が歌い、恋する登場人物が繋がっていくシークエンスは秀逸だと思う。
ミアフォローが可愛い。
心の声は現実の自分を客観的に見つめ、冷静に諭す。しかし、現実の自分はその言葉を聞き入れようとはするものの、受け止めることができない。
深夜一時半にかかる妻の妹からの電話が好き。
登場人物の生活はかなりリアル。しかし、そこに当然のように存在する幽霊や精霊は僕達に違和感を感じさせず、なんとも独創的で神秘的な雰囲気を創り出していた。
森の中のシーンは総じて美しすぎた。
ただ、>>続きを読む