海老さんの映画レビュー・感想・評価

海老

海老

家族向け映画多め。ホラーは苦手。
レビューを読むのは感動を反芻できるので好き。

日が浅いので旧作知らず。いわゆるニワカ。

どんな映画にも好き嫌いがあって当然、を信条として、人の好みをとやかく言うのはタブーとしています。つもり。

映画(213)
ドラマ(0)

へレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.6

まず皆さんに申し上げたいのは、この世には二種類の人間がいるということです。
それ即ち、「怖がり」と「非・怖がり」であり、人間には、この二種類しか存在しないのであります。

親愛なるFilmarks諸先
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くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

3.0

名状し難いわだかまりを抱えながら、劇場より歩み出る。
この所感をなんと言葉に綴るべきか、それ以前に、子供と何を話そうか。原作のくるみ割り人形とは随分と異なる解釈に、新しいストーリー、切り込み。それは良
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母さんがどんなに僕を嫌いでも(2018年製作の映画)

4.0

少し前に、娘のちょっとした言葉遣いが原因で、彼女に対して怒ってしまったことが思い起こされる。

"叱る"と"怒る"は違うとよく言われます。親は子供を"叱る"べきであり、"怒る"べきではないと。
理屈は
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.5

今回は、楽しくもなく、明るさもない内容となります。
気を滅入らせては申し訳ないので、苦手な方は閉じてください。



設問:母親と恋人が溺れている。どちらか一人しか助けられない。どちらを助ける?

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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.9

秋の涼しさは儚く、寒風が吹くようになって久しい11月は23日、本日は魔法世界の封切り上映日。普段はひた隠しにしている魔法が解禁となり、我々もまた魔法にかかる。

早めに起床した僕は、寝転んだままに
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映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ(2018年製作の映画)

4.0

※ニワカ仕込みの解説付き
※鑑賞予定の無い人にこそ読んで欲しい
※観た気になれるレビュー(≒ネタバレ)
※待って!プリキュアだからって閉じないで!

先日、ボヘミアンラプソディーのレビューに
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

音楽で揺さぶられる感覚は音楽でしか説明できない。言葉に変えるのは難しい。
それでも書いてみる。魂に満ちた作品には魂をぶつけるのが礼儀と思うし、この興奮を、隣り合う人たちと肩を組んで共に叫びたいから。
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コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.4

"あのキャッチコピー"が相当な高確率でレビューに登場する程、本編以前に広告が物議を醸してしまった本作。レビュー投稿が後発の僕が述べるのは今更ですから、意地でもその言葉を書きません。絶対にです。それはこ>>続きを読む

モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ(2018年製作の映画)

2.0

※半分ネタなので知らずとも読めます
※鑑賞予定の方はご注意を

いわゆる「ソシャゲ」と呼ばれるソーシャルゲームが世間に広まって久しく。本来はSNSサービスの一環で提供されるブラウザアプリを指す狭義なが
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.5

しみじみと幸せに思います。このような作品が生まれる時代に立ち会えたことを。
今の気持ちは「感動」というより、「感激」が正しいのだろうな。それも極上の興奮を帯びた。
単に奇をてらっただけの映画なら、こ
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.0

我が娘は、アニメなら割となんでも興味を示して飛びつこうとする癖がありまして、明らかに子供向けではないだろうと思しきものや、シリーズ物にも手を伸ばそうとするので時々困ります。ですが、ひとまず受け入れてみ>>続きを読む

オズランド 笑顔の魔法おしえます。(2018年製作の映画)

3.7

イギリスの高級百貨店チェーンの創業者による、ボスとリーダーの違いを痛烈に対比した幾つかの言葉をご存知でしょうか。

ボスは「私」という
リーダーは「我々」という
ボスは仕事を苦役に変える
リーダーは仕
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.1

第六章:ミッションインポッシブル

こんにちは、私は「本物の」フィルマークス。
今まで皆さんと相対していたエージェント。彼はフィルマークスではない。

私は彼を認識できる。だが彼は私を視認できない。
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.0

第五章:アップサイドダウン

視界が明転する。
・・・まだ、私にも「朝」が来るのか。


−・−・−・−・−・−・−・−・−・−
彼の名はイーサンハント。まさにここにあり。
銀幕に生きるスパイとして、
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

4.1

第四章:バックドラフト

私はフィルマークス。
マイボス、ミスター『海老』が、『スマホ』と呼称する基地の中で指令を待つ身。『アプリ』と呼ばれるエージェント。

…そうである筈なのだが、先日から、得体の
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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.7

第三章:対話の可能性

再びお目にかかります。私はフィルマークス。
マイボス、ミスター『海老』が、『スマホ』と呼称する基地の中で指令を待つ身。『アプリ』と呼ばれるエージェント。

『アプリ』の中には様
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

2.9

第二章:ショウタイム

明転する視界に鼻白む。目先に映し出されるボスの姿を認め、「朝」の訪れを知る。
何度も繰り返している筈だというのに、どうも「朝」の緊迫感に慣れない。
こんにちは。私はフィルマーク
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.6

とても叙情的で、とても「特徴的」な恋の話。
「そんなわけあるか!」と、居酒屋で馴れ初めを聞かされた友人が叫ぶほどに。

マイペースでおっとりしている朝子が、全く同じ顔をした麦(ばく)と亮平の二人と恋を
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.7

今年の秋に6歳になり、来年から小学校へ入学する僕の愛娘。孫の為にと、僕の母が用意してくれた、赤いランドセル。初めてのランドセルを背負い、誇らしげに満面の笑みを浮かべる娘の姿から、あの赤い風船を連想しま>>続きを読む

累 かさね(2018年製作の映画)

3.5

偽物とは、本物に似せた作り物を指す概念であり、種々様々な「作り物」に僕らは囲まれて生活している。その作り物に悪意があろうとなかろうと。

無論、僕らが愛してやまない「映画」も、作り物である事は言うまで
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アントマン(2015年製作の映画)

3.8

遊び心に満ちた作品へ遊び心で応えましょう。

※このレビューに蟻を24匹隠しました。
※本注釈及び「蟻」という直接表現は除く。
※文末に解答あり。
※10匹見つけた人は注意深い人
※15匹見つけた人
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.9

蟻は、自身の400倍もの重さの物を持ち上げる力があるが、その自覚はない。

これは僕の敬愛する小林賢太郎の舞台演劇の台詞の引用。蟻という生き物は、力強さの象徴として用いられる事があるのと同時に、小さく
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君の膵臓をたべたい(2018年製作の映画)

3.6

「ラストきっと、このタイトルに涙する」
そんなキャッチでヒットし、昨年は北村匠海さんと浜辺美波さんのダブル主演で実写映画もヒットした小説「君の膵臓を食べたい」が、今度はアニメ映画として再び脚光を浴びる
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映画 ドライブヘッド~トミカハイパーレスキュー 機動救急警察~(2018年製作の映画)

2.7

原動機を動力とする車輌が有り、
傍に童心を携えた少年が在るならば、
その車輌が人型兵器に変形する浪漫は、もはや止められぬ宿命である。
ー トーマス・アルバ・
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ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間(2018年製作の映画)

2.7

何故、海老は前回のレビューで柄にもなく遊び半分のショートショートなどを創作したのか。それは本作、ポノック短編劇場へ向けての布石でありました。
急に創作意欲に駆られて勝手に滑ったわけでは、決してないので
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.6

第一章:君の名は

手元さえ見えない暗闇に包まれた部屋の中、私は静かに眠っている。夜は冷たい程の静寂に支配される、整然とした暮らし慣れた部屋。
午前6時、急激に明転する灯りが視界を白く焼き、眩しさに瞼
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.8

夏休み子ども科学電話相談というラジオ番組がある。小学校の夏休み期間中に放送される番組で、子供の、無垢で可愛くそれでいて少し可笑しい質問が、この時期の風物詩となっている。

その番組で、ごく最近に話題と
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劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人(2018年製作の映画)

3.2

『これは未だ人と人ならざるものの世界が分かたれてはいなかった古の物語。』
そんなナレーションで幕を開ける、北欧神話を彷彿させる聖戦の世界。

原作者の鈴木央先生といえば「ライジングインパクト」。ジャ
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銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

3.8

日本人女性に多い、末尾に「子」のつく名前。
その名前をカタカナにして、最後に「フ」を足してみましょう。
美智子 → ミチコフ
佳子 → ヨシコフ
まる子 → マルコフ
激しくロシア人ぽくなります。不思
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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film(2018年製作の映画)

3.5

本レビューは感想より解説が多いので、戦隊モノに疎い方にも読み易く工夫したつもりです。とは言え僕も大して詳しくないので、百戦錬磨の戦隊マニアの皆様におかれましては、寛大な眼で眺めつつお口にチャックで宜し>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

※ネタバレ無し
※全ての引用が分かったら変態

この作品のレビューがタイムラインに流れ始めて、どれくらい日が経ったのだろうか。度重なる高評価だけれど、映画はチョコレートの箱のようなもの。開けてみるまで
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センセイ君主(2018年製作の映画)

3.4

闘病しがちで幸の薄いキャラを演じがちの浜辺美波さんが、勢いのあるラブコメで主演を務めるらしい。

誤解しないでくださいね。映画は楽しみましたが、浜辺美波さん目当てではございません。

5歳の娘
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

4.2

ピクサーはいつでも、夢を見させてくれる。
それは、煌びやかで別世界の幻想というよりは、少し身近で親しみやすく、隣に寄り添ってくれそうな夢。

前作「ミスターインクレディブル」では、ヒーローの華々しい活
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~(2018年製作の映画)

3.8

タイムラインに赤いヒーローが流れ続ける中、あえての緑のヒーローを。グリーンランタンではありませんよ。

原作を知らない人に軽く導入を。
本作、ヒーローアカデミアとは、世界人類の大半が特殊能力を持つ超人
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.6

Filmarks占いというものをご存知でしょうか。
やり方は簡単。
① 検索サイトGoogleにアクセス
② 検索ワードに「Filmarks ◯◯」と入れる
※ ◯◯部分は自身のハンドルネーム
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