えみぬさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

蛇にピアス(2008年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

生きているというより死なないように保っているようなルイがアマの死を感じて生命力を取り戻したような感じがした。少なくとも彼の愛を粉末にして飲んでからの表情はどこかすっきりとしていて生き生きしていた

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シチリア・サマー(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

あの世で2人幸せになるんじゃなくて、この世で幸せになってほしかった

風を感じ、水の中で自由になり、自然の中で育んだ2人の美しい魂は人間の偏見や抑圧と共存できなかった

Single8(2023年製作の映画)

3.5

監督の8mmと特撮への愛が詰まった和製フェイブルマンズ

アイデア満載の手作り感にわくわくするしフィルムのざらつきがあの枠組みの中だけで起きている特別な世界の話っぽくて良い

中学の時のクマ映画から腕
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

見るか迷ってたけど、スクリーンで見てよかった!!大大大迫力!!!!

佐々木蔵之介のポジションは呆気なくガブーってやられなきゃ…
神木くんは泥に汚れた顔で白目をかっぴらいているのがとても良い

ゴジラ
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

和製ホラーとアクションのハイブリッドで好き

時代は変わっても人間の業の深さや集団心理など醜く受け継がれてしまっているものもあるけれど、強い意思や愛情も同様に受け継がれるものであるという希望に感動した

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.0

犬との再開のシーン、犬の演技は良かったのでどうにかして全景でちゃんと見せてほしかったよ

正欲(2023年製作の映画)

4.0

2時間ちょい、あっという間だった
ガッキーの「もう独りだった頃にもどれないかも」みたいな台詞、独りの頃のは違う不安を抱えてしまったけれど、とてもいいなと思った

水フェチと小児性愛って流石に同じくくり
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めまい(1958年製作の映画)

3.5

この映画の空気感は好き
主人公の男はあんまり好きじゃない

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

コングの近距離タイプでも攻めてく姿勢と頭使って無駄なく戦ってる感じが良い!そして表情豊かでかわいい

ゴジラは素質や持ってるものはいいのに脳筋で戦い方を知らない感じ、ジャンプでよくある師匠に修行つけて
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ラストレシピ 麒麟の舌の記憶(2017年製作の映画)

3.5

ニノが料理人で舌を唸らせ無双する話かとと思ったら全然違った

感動をぶち壊しになるけど、バックアップって大事だよね…とはいいつつも、映画のようにアナログにひっそりと受け継がれているものって現代でもある
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

3.5

他人と純度100%の会話やコミュニケーションがないことなんて分かってるけど、家族とならなにかきっかけがあれば可能なのかもしれない

自分含めた5人の家族は特別仲良しでも仲悪いわけでもないけれど、5人揃
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予兆 散歩する侵略者 劇場版(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

愛の概念を奪えてたら東出はなにか変わっただろうか
東出のキャスティングと求められている役への理解度が高い

クリーピーのバッドエンドみたいな終わり方

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.5

気持ち悪い
母の自己愛と良き家庭を持つ幸せな妻としての承認欲求、娘への執着、全部いびつで痛々しい

家の中でのティンヤの笑顔や家族団らんの食事シーンがないのも寂しい
ティンヤが反抗的ではない理由、今ま
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.5

理不尽な誰かの犠牲がないと救えないならもうみんなで終わろう…

母と暮せば(2015年製作の映画)

3.5

終戦後、家族を失い孤独に暮らす3年はとても哀しく寂しい日々だったと思う
だから浩二は彼女が自分が生きていないと諦めがついたタイミングで、実はもう先が長くない彼女の残りの人生を、あんな日もこんな日もあっ
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.5

身内だって自分からの視点でしか見ることができないし知らない一面ばかり
それを多方面から見せてもらえる贅沢な映画だった

ラストの2人で1段1段上がるシーンと、4人で車で坂を下るシーンの対比が良かった

黄色い涙(2007年製作の映画)

3.5

モラトリアムも青春も長く続かないからいいのかもしれない
終盤、みんなしっかり稼いでそうで良かった

大野さんくせつよのキャラに隠れて分かりづらかったけど繊細なお芝居うまい
翔さん喋るだけで愉快

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.5

ウッディの好奇心が刺激されて、新しい扉を開いてしまったなら仕方ない

パニック・ルーム(2002年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジャケットからわくわくするしクリスティン・スチュワートかわいい

ソリッドシチュエーションながらも場所が入れ替わるのとか序盤の部屋の写し方とかおもしろかった

無罪ではないけど死人に口なし、カメラは破
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ピカ☆☆ンチ LIFE IS HARD だから HAPPY(2004年製作の映画)

4.0

あれから3年、5人の足並みが揃ってないのが良かった

早くも守るものができたチュウはいい男になっていた。チュウのパートが1本ちゃんと芯のある話になっていてアツかった。翔さんのヤングなお芝居もめちゃくち
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ピカ☆ンチ LIFE IS HARD だけど HAPPY(2002年製作の映画)

4.0

八潮団地✕男子高校生(1人退学)の嵐、キャラは青くてダサいのにみんな目の前のことに必死なのが良い

翔さんは表情のつく方が独特で見てて飽きない、というかおもろい
ニノはお芝居の声色やニュアンスが自然且
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(2023年製作の映画)

3.5

多くの人が内情を知らない場所を描くにしては暗すぎで絶望的すぎやしないかな…

プラチナデータ(2013年製作の映画)

3.0

オープニングはわくわくした…けど終盤の急いで締めに入った感が残念。
神楽が犯人と出てから追走までの展開も速く気持ちよかったけどそれでも尺が足りていないようで、事件と遺伝子のテーマ両方を映画でやるのは難
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アナログ(2023年製作の映画)

3.5

とても純愛だった

悟はなんでそんなに一途に思えるの?と思ったけど悟は大切な人との急な別れも孤独も自分にとって大切な時間もちゃんと分かっている。だからみゆきとの出会いを運命だと、彼女に強く惹かれる自分
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ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”(2021年製作の映画)

4.0

元気をもらえる。劇場で見ると臨場感やばそう
ちょうどフリーター、家を買う。の再放送を見終わったタイミングだったので果てない空ソロパートにぐっときました

硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

3.5

慎ましい普通の生活をしていた人が、突然殺し合いをされられるということが本当に恐怖

大宮の素朴なパン屋である自分を失っていない姿がたまらなかった

ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.5

今、自分の眼の前の人の表情をちゃんと見る

首領とかじゃなくて鬼のボスって表現はちょっと笑った

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

サミー、とてもタフ・ガイ
両親が別々になる話のところで姉妹たちがどうして!と訴えているシーンが1番こたえた

TANG タング(2022年製作の映画)

3.0

武田鉄矢のシーンどんな感情でみればいいのか迷子になった

千年女優(2001年製作の映画)

5.0

すばらしかった。今監督の映画好きも伝わってくる。黒澤明や小津安二郎の映画を色々観てたらもっと楽しめるんだろうなと感じた

馬、馬車、人力車、自転車で走るシークエンスが彼女の役者人生と時代を駆け抜ける表
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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

3.5

愛情をたくさん注ぎながら愛しい日々をすごしたマキア、美しく切なかった。引き際もとてもよかった。背景や機織りのアニメーションも繊細で儚く心にじわっと響いた

メドメルのケアする大人がいないので今後の人生
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ある男(2022年製作の映画)

4.0

ラベルだけで軽蔑する人や世間に負けず本質を理解してくれる人や自分に誇りを持って生きていければいいなと思う

ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.0

遊園地✕ゾンビはもうちょいアイデア勝負で見たかった

フェイスブックも更新不要はメタ過ぎて笑う
オロオロするアイゼンバーグ君は安定におもろい