この列車の中の「社会」は資本主義というよりは一国社会主義的である。密室空間における統治をモチーフにした時点で一国社会主義にしかなりえず、ポンジュノが意図していたであろう「資本主義社会における格差の現実>>続きを読む
ネタとマジが完全にダブることがあるということがわからないと三島を理解することはできない。68年においてこの二重性が重層的に誤認されたことによってポスト68年としての「現代」は生起した。
これをやり切ったのは大したもの。結論にはもっと屈託が必要ではないかと思ったがこれが「アメリカ」の「サブカルチャー」ということなのかもしれぬ。
追記。アメリカにはオタク対サブカルという対立は存在しない>>続きを読む
神的暴力は原理的に「存在しえない」。全て暴力は「法」を前提し、あるいは措定せんとするものだからである。このことを踏まえた上でいかに「疎外感」を処理するかというアポリアを、本作を経た我々は思考せねばなる>>続きを読む
これに共感してるやつは一度色々考え直した方がいいとは思うがラストシーンは凄かった。