enaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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キッズ・オールライト(2010年製作の映画)

3.6


これから当たり前になるかもしれない新しい家族のカタチ。
仲睦まじいレズビアンの夫婦は
子供たちは大きくなるにつれて、精子提供者である"お父さん"に会ってみたくなる。
"お父さん"であるポールが現れた
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レディ・エージェント 第三帝国を滅ぼした女たち/暗闇の女たち(2008年製作の映画)

3.6

ソフィー・マルソー主演のスパイ映画。

実話をベースに描いた第二次世界大戦末期を駆け抜けた5人の女性。

夫をナチスに殺されたスナイパーや、ナチス将校の元愛人など、イギリス政府によって編成された5人は
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フラガール(2006年製作の映画)

3.7

エネルギーの主役が石炭から石油へ移行し閉山が相次いでいた1960年代の福島を舞台に、
町おこしの為にハワイアンセンターを作ろうと奮闘する人々の様子を実話ベースに描いています。
ハワイアンセンターの目玉
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.5


公開から40年以上たった今でも色濃く語り継がれる親子愛の映画。
決して良好とは言えなかった父と子の関係が、母親の家出をきっかけに目まぐるしく変化し、二人を成長させていきます。

有名なフレンチトース
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さくらん(2007年製作の映画)

2.7

記録用。

蜷川美花の初監督作品ですね。
原作安藤モヨコ、脚本タナダユキ、楽曲椎名林檎でかなり強めのタッグ。
成宮寛貴出てたのか〜。

羊の木(2018年製作の映画)

3.0

吉田大八監督は脚本によって当たり外れが大きい気がする。。。
キャストが良かっただけにもったいない。

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.5

私にはもうお腹いっぱいだったかもしれない。
主人公ツリーのキャラクターは破天荒で大好き!狂ったように死んでいくシーンがこの映画の個人的ベスト。

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.5

こんな面白い映画なら、もっと早く観ればよかった!
ホラーは大の苦手なので、パッケージが怖すぎてひゃっと思ってましたが、予想を裏切るコミカルな展開に拍子抜け。

気持ちいいくらいテンポ良く進んでいくタイ
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東京ゴミ女(2000年製作の映画)

3.0

中村麻美いいよねー。
20年前に流行っていたカルチャーが全て主人公の部屋に反映されているくらい今見ても良い。
バイト先の喫茶店は恵比寿の喫茶銀座。

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

5.0

アルパチーノが50才を超えた頃、悲願のアカデミー賞主演男優賞を獲得した本作。

歳の離れた二人の男の友情を描いたヒューマンドラマ。
毒舌な盲目の元軍人という難しい役どころを、圧倒的な演技力で魅了してく
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.4

映画監督、脚本家、そして小説家として積極的に活動するタナダユキ監督の約5年ぶりのオリジナル作品。
既に20年近く活躍してるのに、まだ40代前半のタナダ監督が10年前に書いた小説を自身で映画化。

ラブ
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グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

4.5

舞台はベルリン崩壊前の東ドイツ。
主人公アレックスの母クリスティアーネは、夫が愛人を作って西ドイツへ亡命して以来、完全な民主主義者。
そんな中、建国40周年祝いの反社会主義デモにアレックスは参加し、そ
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僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

3.6

1996年生まれ、23歳の映画監督。
兄はポカリスエットの広告等で大活躍の写真家、奥山由之。父は元映画プロデューサーで松竹の社長だった奥山融氏。
幼い頃から上質な映画やアートに触れてきただろう彼の長編
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

テルコはマモちゃんが好き。
マモちゃんのことを好きすぎて、マモちゃんになりたいとすら思っている。

だけど、マモちゃんは近いようで遠い。
距離感を縮めすぎると拒絶したりする。
恋人になれると思っていた
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

5.0

奇妙なクマ、ブリグズビーベア。
主人公のジェームズの退屈な毎日にとって、毎週欠かさず観ている教育ビデオ「ブリグズビーベア」は彼のヒーローで、彼の全て。
ある日両親が逮捕されたのがきっかけで彼の平和な日
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ブラッディ・ミルク(2017年製作の映画)

4.5

1年ほど前に飛行機内で観てすごく印象的だった映画。
地味さはあるけど、スワンアルローの演技と不安定でシリアスな空気感にぐっと引き込まれる。

酪農家の出身だという監督が、初長編の題材に選んだ酪農家に起
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

3.2

エミリーブラントの美しさに惹かれ、のこのこ鑑賞。
メリーポピンズ全く知らないで見ようとしてる人、軽く予習はした方がいいかもです。
全く知識がなかった私は色々びっくりしたww

これでもかとばかりのカラ
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.6

映画の軸となるチワワちゃんを演じるのは
デビューしたばかりで無名の吉田志織。

「渇き。」でデビューした小松菜奈に衝撃を受けた時の感覚を思い出したくらい、役にどハマりしてた。
純粋でぶっ飛んでて、とに
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(2017年製作の映画)

4.3

2020年東京オリンピックの公式映画監督に選ばれた河瀬直美監督。

強い発言に賛否両論はあるけれど、日本人として誇りに思う監督のひとりでもあります。

「光」は、ハンセン病患者を題材とした「あん」の視
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.3

妻を思いやる優しい男が5億人の女性を救う!

主人公のラクシュミは、ひょんなきっかけから妻が生理の時に雑巾にもならないような汚い布を使っていること、インドの貧困層の女性たちはだいたいそれを使い、その衛
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来る(2018年製作の映画)

3.3

5年ぶり、中島監督の最新作。
ホラーは初めてなんだそう。
中島監督と言えば狂った人を描く天才で、現実と幻想の境目がわからなくなるような映像と音楽の組み合わせが思わずたまらなく中毒性あります。

オープ
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女と男の観覧車(2017年製作の映画)

4.0

1950年代、ブルックリンの外れにあるコニーランド島にある錆びれた遊園地が舞台。
今ではブルックリンのエッフェル塔と呼ばれている観覧車を、当時10歳くらいだったウディ少年はどんな気持ちで見ていたんだろ
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帝一の國(2017年製作の映画)

3.5

カルト的でアングラな古屋兎丸先生の世界観をどうやって表現するんだろうと思っていたら
生徒が拍手するシーンがそれはそれは気持ち悪くて、序盤で既に大満足。

原作の雰囲気は残しながらもポップで誰もが見やす
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.5

"黒澤明"愛がたくさん散りばめられたちょっと不思議なストップアニメーションの世界。

ウェス様式日本は、まるで私たちの知らない日本に迷い込んでしまったかのよう。
中国とかタイとかで日本料理屋さんとか、
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アイスと雨音(2017年製作の映画)

3.7

上映前から良いという噂がかなり入ってきていたのでずっと楽しみにしてた!

"普通"の映画とは一味違うんだと言うこの作品は、奇をてらった作風の多い松居大吾だからこそできた(褒めてる)新しい試みなんだと思
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

4.5

初恋は、残酷な味がする。

ポーランドの女性監督が撮った、
ポップでグロテスク思わず息を飲んでしまうような世界。

ヤンシュヴァンクマイエルが不思議の国を撮ったように、原作はあれどもオリジナルティ溢れ
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.7

メリル・ストリープ、トムハンクス初共演。
「ペンタゴン・ペーパーズ暴露事件」という実際の事件を元にした本作。
1970年代ベトナム戦争の記録をまとめた資料の存在を知り、政府の嘘を知ったワシントン・ポス
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.7

家族が崩壊していくまでの過程。
家族で食事していても、みんなが携帯をいじっている。
現代人の私たちに向けられたハネケからのメッセージ。

SNSとは懺悔。
昔でいう教会のような役割を果たしているとハネ
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.8

あたりまえだからこそ 儚くて尊い わたしたちの日常。

約20年ほど前にCUTiE comicで連載されていた漫画が原作。
今でも、好きな漫画はなに?と訊かれたら"南瓜とマヨネーズ"と答える人は男女問
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

2.0

若手俳優の中でもビジュアル大抜群な菅田将暉と小松菜奈が主演。

菅田将暉の金髪は"そこのみにて輝く"で演じたやんちゃ少年を思い出す!
小松菜奈はお馴染みの綺麗なロングヘアで元人気モデルの夏芽を良演。
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花様年華(2000年製作の映画)

3.9

香港映画といえばウォン・カーウァイ!

香港旅行へ行く前に予習。
恋する惑星のロケ地、ヒルサイドエスカレーターと重慶マンションは見たいリストに入れ、さらに素敵なロケ地がありそうな本作もチェック。

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恋愛小説家(1997年製作の映画)

4.3

潔癖症で毒舌、気難しい性格がゆえ独身生活を送り続ける中年男、メルヴィン。
行きつけのカフェでも憎まれ口が止まらず出入り禁止になる始末。

そんな彼の職業は恋愛小説家。

ウエイトレスのキャロルに恋する
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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

4.3

オーストリアを代表する画家、クリムト。
彼が残した名作、アデーレ・ブロッホ=バウワーの肖像Ⅰ
別名黄金のアデーレ。

新しい手法を好んだウィーン分離派である彼の金箔を使用した美しい絵は人々を魅了する。
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ふきげんな過去(2016年製作の映画)

3.7

監督はジ、エクストリーム、スキヤキの前田司郎。
世にも奇妙な〜で話題をかっさらった、あの”ファナモ”の原作者であり監督。

毎日暇で死にそうな女子高生を二階堂ふみが、死んだはずなのにある日突然戻ってき
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