HYさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

デスペラード(1995年製作の映画)

3.4

掌を撃ち抜かれ、ギターを弾けなくなったマリアッチ
ギターケースに武器を詰め込んで復讐へ

主人公のアントニオバンデラス渋すぎる
焼けた肌にロン毛が昔の反町隆史とかキムタクを思い出させる

終盤辺りの銃
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エル・マリアッチ(1992年製作の映画)

3.3

ギター片手に旅をする歌手(マリアッチ)
ギターケースに銃を入れて持ち運ぶ殺し屋
お互いがギターケースを取り間違えてマリアッチはギャングの抗争に巻き込まれる
コントみたいな内容だった

歌手なのに普通に
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キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.5

キルビル終幕

土に生き埋めにされてから脱出の仕方がバグってた笑
相変わらず個性的なアクション
エルとの戦いはかなり熱かった
倒し方は予想外すぎた

先入観でずっと黄色いコスチュームで戦うのかと思って
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

4.5

小学生の頃、観た記憶はあるけど内容全く覚えてなかったから数十年ぶりに観賞

最初から最後まで面白すぎ
劇中流れる音楽がTVのバラエティとかで聞き馴染みのなるものばかりでびっくり
栗山千明のオーラがユマ
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パターソン(2016年製作の映画)

3.8

パターソン夫婦が、お互い何気ない話にちゃんとリアクションして目を見て会話してるのが尊い
ラストなんか自分ごとのように悲しむ奥さんを見てまた尊い気持ちに
ベッドで寝る2人を上から撮る構図が凄く好き

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走れ、絶望に追いつかれない速さで(2015年製作の映画)

3.3

泣きながらご飯食べるシーンと光の映し方が印象的だった

親友は絶望に追いつかれたのかな
追いつかれても、追い抜かれたとしても、まだ動けるのなら一歩一歩、歩いてでも進んでいく
いつか絶望を追い越せるよう
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

映像美と独創的な世界観と音楽に包まれた。特にベラの衣装の美しさ
美術館を歩いているような感覚になった

観てるこちらは数々の"熱烈ジャンプ"に圧倒されながら
性を知り、世界を知り、人を知り、日々学んで
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老人Z(1991年製作の映画)

3.8

老人介護は機械に任せよう
食事も排泄物の処理も運動も娯楽も人の手はいりません
これが未来の福祉を変えるんです

そんな中1人の介護ボランティアの女子大生が異を唱える
『なんか、可哀想です。人間の愛情み
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女神の継承(2021年製作の映画)

5.0

女神を拒んだ母親
末代まで呪われた家系の父親
その娘、森羅万象に呪われる

バヤンを継承する末っ子ニム
信じる者vs怨念
祈りは人を救うことができるのか

終盤あたりから呪われた娘の奇行がヤバすぎる
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メタモルフォーゼ/変身(2019年製作の映画)

3.5

韓国のエクソシスト
悪魔に少しづつ家族が侵食されていくの怖かった
韓国らしいグロ描写が生々しい
朝食で母親が壊れるシーン最高に気持ち悪かった
悪魔が姑息すぎる

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.5

めざめと言うより覚醒してるやん
バチバチにキマってるやん

獣医科の新入生通過儀礼が動物の血ぶっかけられて、ウサギの生の肝臓食べさせれるのは尖りすぎてる
まず大学の通過儀礼ってなに?笑

全体的に生々
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ナイチンゲール(2019年製作の映画)

3.5

英国軍の将校達から暴行を受けた上に、夫と赤子を殺害され、復讐の旅へと歩み出す
将校達の人の尊厳を踏みにじる数々の行為が見てて辛すぎる

早く復讐を果たしてくれとずっと願ってたけど
最後の結末は予想外だ
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アナと世界の終わり(2017年製作の映画)

4.0

オープニングからミュージカルが良すぎて
これ本当にゾンビ映画なのか疑ってしまった
特に最初のミュージカルこれエンディングか?
って思うくらい良かった

住民がゾンビと戦って地獄と化してる中
熱唱しなが
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.5

実際に起きた一家惨殺事件の映画化だそうです
映画の冒頭第一声が「撃ちますよ」から始まる狂気に満ちた幕開けでした

この殺人鬼落ち着きないし、パニクってるしよく1回目10年で釈放されたよね

あと14歳
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

3.8

ドラックに溺れる人達の悲惨な末路
ひと時の快楽を得る為の代償が大きすぎる
気づいた時には人生は破滅している

薬をキメる時の映像が早回しリズミカルでとても印象的

リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

5.0

前作の"夏・秋"同様飯テロでした
今作は田舎での自給自足はもちろん、いち子のパーソナルな部分もフォーカスされてたように感じた

そして、いち子の母親
何故失踪したのか明確な理由は明かされなかった
あな
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リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

5.0

田舎での自給自足生活
娯楽施設もなければネットで何かをすることもなく、現代社会とは真逆の生活

現代社会では"生活"する為の知恵が育まれると感じるけど
リトルフォレストでの自給自足生活では"生きる"為
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

4.0

理不尽で一方的な暴力
一つも救いがない
絶望を超える絶望

間の取り方が一級品だった

21グラム(2003年製作の映画)

4.0

"人が死ぬと21グラムだけ体重が減るという"

3人の主人公の物語がバラバラな時系列で進行していく
ある交通事故をきっかけに3人の人生が複雑に絡み合う
3人の演技が圧巻だった
時の経過と共に変わりゆく
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ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

4.0

終末シンフォニック・トナカイ粉砕・反キリスト・戦争推進メタル
ふざけたことを大真面目にやってるの最高にイカす
アー写の撮影方法が前代未聞でクレイジー過ぎて爆笑した
フェスで棺桶に入った死体と一緒にバン
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.4

小説派です
事実と真実は違う
流浪の月という原作の輪郭をなぞっていった感じ

Ribbon(2021年製作の映画)

3.5

コロナにより当たり前が当たり前ではなくなり
目に見えない恐怖と将来への不安、どこにぶつけていいのかわからない苛立ち
そんな中で一筋の光を頼りに一歩を踏み出す

学生達が泣きながら作品壊してたの胸が痛く
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(1963年製作の映画)

3.3

今まで鳥に脅威を感じたことは一度もなかったけど
ここまで群れで殺意丸出しで襲われると少し怖いね
人間はもう少し抵抗したらって思ったけど笑

煙突から家の中に大量の鳥が乱入して大暴れしてたけど
警察が、
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アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

3.8

凄くメッセージ性のある映画だった
あなたは今が一番若い
行動するなら若ければ若いほど良い
活力と影響力のある今のうちに

いつか時が経ち
孤独で未来への希望もなく
打ちひしがれることのないように

Saltburn(2023年製作の映画)

3.5

ちゃんと気持ち悪かった
バリーコーガンが意外と筋肉質だったことに驚いた

温室育ちは外から迫る隠された牙には気付かないのかな
エンディングの開放感凄かった
相当嬉しかったんだろうな

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

情報過多で殺伐としたこの時代に
こんな映画を映画館で観れて幸せです

多くは語らず"今"をただただ映し出す
人生の一部分をを木漏れ日のように照らす
孤独というものの強さと美しさ

平山があまり喋らない
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

4.0

可愛くも怖くも見える不思議なロボットミーガン
所々アイアンマンを思い出すようなシーンが
突然の謎のダンスとアクロバティックが最高に良かった
ラストのバトルも良い
シリーズ化してほしい

BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.2

ポスターめっちゃ面白そうなのに
いまいちアガれなかった

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.5

魚眼レンズを使ったような画角が印象的だった
物々しい雰囲気と不快なBGMの中で宮殿内や風景は凄く美しく見えた

ストーリーはドロドロな愛憎劇
3人の女性の三角関係
嫉妬や駆け引きや強かさはいつの時代も
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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

3.3

とある事情で8歳の女の子に服従する悪魔
サイコゴアマンと命名される
なかなか良いネーミングセンス

悪魔はドラムすな笑

地球外生命体どことなく既視感を感じる
全体的にシュールで日曜日の朝とかに放送し
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.0

1952年の映画とは思えないくらいのミュージカル映画だった
タップダンス格好良いしストーリーのテンポが良くて観やすかった

やっぱりトーキー映画に移り変わる時の音声撮影ってかなり大変だったんだね
俳優
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.7

想像してたより面白かった
昔懐かしのマリオ達の動きとか曲とか画面横移動とか興奮した
映像も凄く良いし水のクオリティ凄かった

キノピオとペンギン可愛すぎ
あとピーチが相当逞しい

喋る青い火みたいなの
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バビロン(2021年製作の映画)

3.8

凄い熱量だった
サイレント映画のスター
トーキー映画への移り変わりに置いて行かれた花火みたいな人生
映画の撮影で当たり前に死人がでるってとんでもない時代だな

何度も撮り直されぶちぎれるシーンと
ある
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