何もかもが究極的さんの映画レビュー・感想・評価

何もかもが究極的

何もかもが究極的

映画は監督がその時々での自分の考えや感性、嗜好を切り売りするグロテスクな肉屋だと思う。でもそれが生物であるが故に、スクリーンで描かれるドラマは本物として人の目に映る。だから要領や惰性で作った映画を見ると吐き気がする。糞で映画を作るなんて馬鹿げてる。

映画(259)
ドラマ(5)
  • List view
  • Grid view

GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年製作の映画)

1.0

誰もが勝利を望み、その為に命すら犠牲にしてきたのに個人の判断で自分の色恋の為に、勝利を放棄するという話。聞こえはいいかもしれないが、
ゾッとする話だ。
前編からゴジラと戦い、死んでいった仲間は完全に度
>>続きを読む

人狼(2018年製作の映画)

1.0

原作の映画はより陰鬱で、映画をただの薄っぺらい娯楽にしている奴らへの反抗心みたいなものが見えた。その意図というか、雰囲気を受け継ぐことができず表面的なデザインだけを踏襲しているものだから、原作には遥か>>続きを読む

ダウンサイズ(2017年製作の映画)

1.5

人は豊かになると他人や世界に関心を持つ余裕が出てくるって事かな?それはまあいいとして。。
アメリカ人から見た外国人の描かれ方が、突飛すぎて違和感がある。
中国人が「〜ある」みたいな日本語話す見たいなす
>>続きを読む

クイズ・ショウ(1994年製作の映画)

4.0

テレビの面白さとはなにか?それは、写っている物事が台本なしの現実だと思える事だ。しかし蓋を開ければ、しっかり台本もあるし、出演者は演技をしている。だから時間内に番組は終わるし、出演者も常識ギリギリの範>>続きを読む

バード・ボックス(2018年製作の映画)

1.6

ハリウッド映画には、これまで名作を生み出してきた実績がある。さらに大金を掛けて映画を作っている。だから人はそのブランドを信用しているし、期待を持って鑑賞する。これまでの実績もあるし、こんなに大金を掛け>>続きを読む

ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

3.6

作品の感想とは特に関係はないが、この作品のレビューが、当初ドラマ版として登場した事実に運営のリテラシーの低さが現れている。
ブラックミラーは、かなり評価の高いドラマシリーズだが、この作品は尺を見ても完
>>続きを読む

カムガール(2018年製作の映画)

3.7

そう言えばネットは無法地帯だ。
ネットの世界は生まれてからまだ日が浅い。現実世界のように警察や軍隊が整備されている訳でもなく、自分達を守られる保障もない。
だからウェスタンのように自分の身は自分で守ら
>>続きを読む

オールド・ボーイ(2013年製作の映画)

3.7

ジョシュ・ブローリンが監禁先で20年間食い続けた餃子に、解放後レストランで巡り会う場面や、作り物感満載の偽娘番組のセットや娘役の役者に執着する場面は、ショーシャンクの空にを彷彿とさせる。
刑務所の中で
>>続きを読む

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.0

他人は信用できない。それがこのドラマで描かれている事だ。

レジェンド 狂気の美学(2015年製作の映画)

2.5

この映画は、特に何が起こるわけでもなくただひたすら馬鹿と色男を演じるトムハディを拝む映画だ。馬鹿地獄を事細かに説明してくれるのは結構だし、作りも丁寧だが見終わるとこれが映画にすべき題材だったのかと疑問>>続きを読む

パブリック・エネミーズ(2009年製作の映画)

3.8

ハンターの話。ただ獲物は動物ではなく、捜査官がデリンジャーを「狩る」物語だ。
生あるものを殺めるとは、殺めた側に責任がつきまとう。他の人生を完全に消してしまうとは、殺した理由が相当正当化されないとスト
>>続きを読む

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.2

迷子を恐怖として描いている。子供が何も知らない事を吸収力がある、好奇心を刺激するとか大人は良いように解釈しがちだが、何も知らないし無力だという事に恐怖を感じた自分の幼少期を思い出した。
大人は都合良く
>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.0

波乱万丈の人生を安全運転に何の捻りもなく、
優等生のごとく作った作品。
それが別に悪いという訳でなく、
その作り方で監督が描きたい感情やドラマが
浮き彫りになり観客に伝われば問題ない。
ただ、こういっ
>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

3.4

ドラマ演出自体は、既存の作品を踏襲したものだが映像表現には魅せられる。
長ゼリフや微妙な感情表現は、下手というかできない監督だが、できない事を理解し映像演出でカバーしている部分が面白い。
できない事は
>>続きを読む

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.5

自己の形成が過去の記憶から作られるとしたら。
よく漫画やドラマで自己を形成するのは記憶だという前提で作られる物語がある。
もし、本当に記憶が個人と言うものを形成しているのであれば、この映画で記憶に残っ
>>続きを読む

セブン・サイコパス(2012年製作の映画)

4.0

人にはそれぞれの世界がある。きっと人と人が触れ合うということは、お互いが世界を持ち寄り、そこに新しい世界を紡ぎ出すという事なのだ。

第9地区(2009年製作の映画)

3.7

籠の中の鳥。それは支配される癖がつくと籠の入口が開いても逃げない鳥のように、支配される方が楽だという考え方だ。本作に登場するエイリアンやアームスーツを着たシャールト・コプリーは、人を凌駕する力を持って>>続きを読む

アトランティスのこころ(2001年製作の映画)

3.7

何事も多くは語られない。アンソニー・ホプキンスの言う、アトランティスの心、そして彼の能力、彼を攫った組織。
映画は、観客に全ての意味を理解させる必要はないのだ。理解は納得や安心感を与えてくれるが契約書
>>続きを読む

アメリカン・ギャングスター(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

信用。信用とは物事に対する態度、こだわり、流儀の積み重ね、そしてそれが他人1人1人から納得と評価を得て成り立つものだ。
この作品の主人公2人は、要領の良さに違いはあれど信用の重みを知っている。曲げては
>>続きを読む

ウーナ 13歳の欲動(2016年製作の映画)

3.9

性癖とは何なのか?それはタチの悪いババ抜きで、たまたま小児性愛者を引き当てると自分を偽るか、変態扱いされるかの業の深いバツの悪い人生が待っている。
皆が「気持ち悪い」と考えているものを、理解できない又
>>続きを読む

ブリーダー(1999年製作の映画)

3.0

混ざりっけなしの100%本物。レフン監督の映画にはそんな宣伝文句がつきそうだ。
会話劇のぎこちない間や、恋人を妊娠させたキム・ボドゥニアの登場シーンには必ず流れる不協和音。
それらは友達との仲たがいや
>>続きを読む

(2017年製作の映画)

1.4

石川監督ってこんなもんじゃないでしょ。
描きたい事はわかるが、取って付けたような設定で登場人物の層が薄く演技が役者任せになってしまっている。監督は設定だけしか作っていない、
つまり人間性にまで肉付け出
>>続きを読む

マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフン(2014年製作の映画)

3.8

ヒットした前作の重み。ハリウッドで作品をさせる事は、世界を相手にした事になり特別な意味を持つらしい。そういう意味で、レフン監督の又とない人生の面白い時期を切り撮っている。
ヒットした前作、つまり「ドラ
>>続きを読む

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

3.0

人は余裕ができれば善行ができるという話。
特殊能力を手にする前は貧しい小悪党だった主人公は、能力を身につけた事で、心に余裕と自信が生まれて善行が行えるまでになる。
貧しさや自信のなさは、自分は人よりも
>>続きを読む

>|