何もかもが究極的さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

何もかもが究極的

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ザ・ヤクザ(1974年製作の映画)

3.8

「ドウモ アリガト」。ロバートミッチャムの片言の日本語と後先考えない行動で高倉健を苦しめる部分が日本人にとっては居心地が悪い。
日本人妻を知らない内に寝取ったエピソードも、わからない知らないを武器に傍
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ハイ・フライング・バード -目指せバスケの頂点-​​(2019年製作の映画)

3.4

既得権益に胡座をかいている連中に、あんたらは末期ガンでもってあと少しと言い切っている。
物語はバスケットボール業界を舞台にしているが、これは今、中間搾取に苦しんできた業界に当てはまる内容だ。
日本だと
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マラソン マン(1976年製作の映画)

3.5

明確な理由が明かされないまま、兄が殺され、命を狙われ、拷問される。文字にするとホラー映画のようだ。実際、ホラー映画のような恐ろしさがある。
理不尽な行為の理由を説明されない、という事が一番怖い。ヒーロ
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

主人公達が監察医である事から、登場する死霊達のビジュアルにパニックを起こさず、冷静さを保ちながら解決策を探る演出が面白い。
最終的に「そして誰もいなくなった」になるわけだが、それは彼らが全力投球しても
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オデッサ・ファイル(1974年製作の映画)

2.2

スパイ映画のようなハラハラ感を期待したが、主人公の詰めの甘さやドジにハラハラさせられる。

ベルベット・バズソー: 血塗られたギャラリー​(2019年製作の映画)

2.0

13日の金曜日みたく、シンプルに追われ殺される恐怖を描こうとしている。ところどころにギャグが散りばめられ、私欲にまみれた嫌な奴らはことごとく死ぬ。ゲットアウトやキャビン、スペルといった現代を舞台に古典>>続きを読む

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

2.8

アメリカ人らしい大雑把な濃い味。
リスペクトという人物は、狂気である事でヒーローたる人物だけど、その狂気と正義の間を綱渡りする繊細さを監督は上手く描けていない。
ドントブリーズで描かれていたものも狂気
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GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年製作の映画)

1.0

誰もが勝利を望み、その為に命すら犠牲にしてきたのに個人の判断で自分の色恋の為に、勝利を放棄するという話。聞こえはいいかもしれないが、
ゾッとする話だ。
前編からゴジラと戦い、死んでいった仲間は完全に度
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人狼(2018年製作の映画)

1.0

原作の映画はより陰鬱で、映画をただの薄っぺらい娯楽にしている奴らへの反抗心みたいなものが見えた。その意図というか、雰囲気を受け継ぐことができず表面的なデザインだけを踏襲しているものだから、原作には遥か>>続きを読む

ダウンサイズ(2017年製作の映画)

1.5

人は豊かになると他人や世界に関心を持つ余裕が出てくるって事かな?それはまあいいとして。。
アメリカ人から見た外国人の描かれ方が、突飛すぎて違和感がある。
中国人が「〜ある」みたいな日本語話す見たいなす
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クイズ・ショウ(1994年製作の映画)

4.0

テレビの面白さとはなにか?それは、写っている物事が台本なしの現実だと思える事だ。しかし蓋を開ければ、しっかり台本もあるし、出演者は演技をしている。だから時間内に番組は終わるし、出演者も常識ギリギリの範>>続きを読む