難民受け入れファミリーの
あれやこれや物語。
受け入れた「良き人、彼」が
さりげなく家族を包み、
家族らは各々に何かを捉え、
再生していく姿が温かい
ハートフルコメディ。
ドイツってドイツ人って
真>>続きを読む
極上北欧コメディ。
ぼかしなし。
好奇心旺盛学生たちが
カルトコミュニティに
上手いこと誘いこまれて
散々な物語。
音もカメラワークも
やりたい事がわかり易い。
登場人物の構成も話の展開も
セオ>>続きを読む
笑っちゃうしギョっとするし
天才だなって思う。
完全にイッちゃってる男と
ブルジョアジー娘の、
熱い愛の物語が一応主軸。
イロイロぶっこみ多くて
なんちゅーもんを
観させられてるんだ
と思いながら>>続きを読む
女王間の権力争い…ではなく。
野望まみれの男社会で、
足掻くしかなかった
女王たちの孤独を描いた物語。
野望のと向き合い方は対局。
そのコントラストが面白く、
どちらに転んでも、時に切ない。
滑>>続きを読む
意地汚いけど詰めが甘くて
なぜか憎めない
キャラクターづくりの巧さ。
お金持ち一家に
どんどん寄りかかっていき、
ひび割れていく
ある家族の物語。
家族愛はあるのに、
他人を踏みにじることは平気。>>続きを読む
テリーギリアムの
ドンキホーテを鑑賞後、
最初はどんなのを
監督は撮りたかったのかなー?
なんて軽い気持ちで観る。
結果。
ロシュフォールが好きなので
ロシュフォールで観たかった。
という想いが単に>>続きを読む
速度というのは
人を興奮させる。
体感してなくても、
客観であっても、
爽快と恐怖を行き来できる
良き題材。
感情ジェットコースターに乗れる
良き題材。
人情あったか味プラスとか無敵。
フェラーリ>>続きを読む
男が女に。
去年約束しただろ?
と、駆け落ちを迫る物語。
ネッチリと迫る物語。
インテリ臭むんむんの
空間の使い方、時間の扱い方。
魅力的。
物語全体が不確実さに満ち溢れ、
交わした約束も
事実で>>続きを読む
予告を観て
この色彩計画は
観たい画面だと思った。
とても好みの配色だった。
気球冒険物語。
空って雄大で綺麗だし、
見下ろす当時のロンドンもまた
美しく描かれていて良き。
小さい画面で観るのでは>>続きを読む
BGMのDESIRE。
店名ピンクハウス。
万引きしてきた
サンリオキャラクター。
王家の紋章を感じる
コミックタイトル。
ポップさと暗さが混じる空気感。
1980年代の台北アイドル映画。
その>>続きを読む
人生とはなんぞや。
その側面を
易しく解いてくれる作品。
よくわからない塊を、
可視化してくれて
ありがとうと思った。
ゾワゾワしたし、最高でした。
舐めるような長回しは
わたしのような思考回路遅>>続きを読む
ビートルズが存在しない。
そんな世界を描いた、
ダニーボイル監督が素敵。
そしてまさかのベグビー。
エドがガンガン出てることよりも、
ちゃんとしているベグビーに驚く。
ロバート・カーライルの
おい>>続きを読む
なんの気なしの会話から
茶道を習いはじめ、
そのままズルズルと続く物語。
エッセイストの森下典子さん
という人の自伝らしいです。
(今、知った)
お稽古ごととして
茶道ってほんと、良いと思う。
宿>>続きを読む
真珠の耳飾りの少女が
等身大のおばさんに
なっていてビビる。(古)
別れを決めた夫婦が
無駄に傷つけあいながら
揉める物語。
読み取れること多い。
男にも女にも
刺さる作品だと思いたい。
黒い服>>続きを読む
似たところで言うと「芳華」。
物語自体に目新しさはないけれど
芳華しかり、音楽と舞踏の
切り取り方が素晴らしい。
ドイツ占領下からソ連に侵攻され
社会主義国へ。
そんな時世に翻弄された、
ピアニスト>>続きを読む
モノクロの
フォトジェニックな画面は、
歴代のポ映画監督たちのそれを
脈々と受け継いでいる感じ。
音楽がお洒落なのも。
黒目がちのマリアことイーダ。
彼女の瞳の強さは
モノクロームにとても合う。
気>>続きを読む
母と娘が
雪解ける物語。
ドヌーヴの母娘物語は
ルージュの手紙というのを
数年前に観たけれど、
それよりはこちらが好み。
人はみんな魔法が使えるっていうのは
うん、そうだなって思った。
イーサン・>>続きを読む
バーバラ・ハリスの
コケティッシュ且つ
コミカルな可愛さが、
今ヒッチコック作品の緩ませ役。
ていうかめちゃんこ可愛い。
ここのジャケ写が
カレン・ブラックなのが惜しい。
インチキ女霊媒師とその恋>>続きを読む
恥ずかしながら
ノベライズ本を読んでからの鑑賞。
けど、読まない方が良かったな。
存在空気の男子高校生が、
好きな女の子のために
イケてないまま頑張る姿を
此元節を効かせながら魅せる物語。
陰キャ>>続きを読む
前作よりも全体的に向上。
エルファニングの
ファンシーさを
再確認するための作品。
エルたん見てると
甘酸っぱい気持ちになる。
溺愛娘の笑顔が
見たかっただけなのに、
陥れられて姿を晦まし、
けれ>>続きを読む
普通だった。
残念だった。
ある男を崇拝するが故に、
無残な殺人事件の実行犯へと
落ちていった女たちの
そこへ至るまでの物語。
胸を抉るような描かれ方
なのかと思いきや、肩すかし。
少し甘めにな>>続きを読む
寸分狂いのない
タランティーノ節の中に。
彼はこの作品で
「こうだったらいいのにな」
を描いた。
坂道を歩く後ろ姿からのラストは
なんか泣けた。愛が溢れてた。
シャロン・テート殺害事件への
新しい>>続きを読む
アカデミー賞短編映画
アニメーション賞受賞作品。
ショーン・タンの世界展
にて鑑賞。
味気ない日々の中、
とある生き物と出会ったことで
世界に色が着いた。
そこにカラフルがあった。
少年時代のある>>続きを読む
やっぱり猫が好き信者としては
三谷幸喜といえば
(長尺の括りであれば)
やっぱり猫が好き殺人事件
って思うし、
あの頃から彼そのものの
根幹の変化は感じないし、
三谷作品を初めて映画館で観てみて
ま>>続きを読む
じっくりと対象を捉えるカメラ。
物語はミニマムに切り詰められ、
余白が浮き上がる。
多分、とってもシンプル仕上げ。
澄み切った空気を
存分に味わうことができる
視覚が喜ぶ素敵作品。
ついでにソバー>>続きを読む
村上春樹作品が
こうなるのかと唸る。
良い唸り。
原作の人物設定を
韓国の格差問題に
上手く落とし込み、
滑らかに運ぶ。
抱えるものがある男女3人の
色んなことが明確には描かれない物語。
原作よ>>続きを読む
ジョニミッチェルに
ヴァンモリソン。
わたし得でしかないな
って観ていた。
映画館で観れる幸せ。
もちろんザ・バンドにも
見入っちゃうし、良かった。
ええよなー。ええ。
あの人たちは性格も良さげ。>>続きを読む
品ある黒人ピアニストと
粗暴だけれど
ちゃんと心あるイタリア系男。
旅をする中で2人の間に
信頼と友情が育まれていく様を
温かに描く。
悲しくも楽しくも、
やり切れなさも怒りも、
涙が出そうになる時>>続きを読む
アマンダと僕が
見やすいフランス映画
だったので、
どうかなー?とお試し。
恋人が突然死したところから始まって、
夏を越えながら、場所を変えながら、
青年の心が再生していく物語。
時間薬とか自然治癒>>続きを読む
監督のデビュー作
「青いパパイヤの香り」が
黄土色に近い黄色のイメージ
だとしたら、
この作品は黄色と青と白色を
マーブルしたような、
そういう作品。
混沌としていて湿度を含んだ物語。
血とペンキと>>続きを読む
胸に染みる、
小難しくない、
みんなに好かれる方の
フランス映画。
不慮の事故で姉を亡くし(仲良し)
彼女の忘れ形見の姉の子を
引き取るであろう自分のこれからを
憂いながらも
姪との日々を優しく過ご>>続きを読む
精神病を患う優男と、
見た目よりもグッと
精神年齢の高い少女の、
セピアカラーの
ロードムービー。
多分、後から映像に
色を着けたのだと思う。
滲んだような淡いトーンが
サラムーンの持ち味で、
危>>続きを読む
常々。
アピチャッポンの光の粒を
浴びてみたいものだと
思っていたのだけれど、
光線を浴びれてしまう
という贅沢。
幸せだった。
神様だったし天界の人だった。
こんなの作れるなんてズルい。
観に>>続きを読む
エンドロールを観ながら
ぼんやり思ったのは
雲を食べた感じがする、だった。
これは私なりの褒め言葉で
とても好きな感覚。
都市部から離れた街で
父を介護しながら
小さな店を営む女と、
それなりにだ>>続きを読む
田舎町の素敵古家に
書店を開き、
邪魔される物語。
おはなし云々置いておいて
とにかく好みだと思うよ!
なんて薦められて鑑賞。
確かに好きでした。
イギリスの片田舎、好み。
モリス系テキスタイルが>>続きを読む
この物語の中心は
家政婦クレオ。
多分メキシコの田舎出身の
素朴で穏やかなクレオ。
彼女の勤めるある家庭の
内情を描きながら、
情事なんかも描きながら、
柔らかい光の方に
彼女が舵を向けるまでを>>続きを読む