あかのさんの映画レビュー・感想・評価

あかの

あかの

残酷で異常(2014年製作の映画)

3.2

何故こんなタイトルにしてしまったのか。原題自体がCruel & Unusualなので、邦題だけの問題ではないし、確かにそのとおりのストーリーではあるのだが、もう一捻りあった方が良かったのではと思う。間>>続きを読む

台風家族(2019年製作の映画)

3.2

どんなに最低でクズに見える人達でもそこに確かに愛はある、意外とハートフルな作品。
嫌いじゃないが、もう一味欲しかった気もする。
台風が然程キーポイントになっていない点も気になる。

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.6

カンフーアクション+中国ファンタジー史劇といったところ。
両親の出会いのシーンなんて中国史劇で1000回は観ましたみたいなお約束の画作りで、嬉しくなってしまった。
後、予想外にもふもふ成分が多め。もふ
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.4

もし10年前の公開時に観ていたとしたら、淡々と描かれる感染拡大と混乱に一定のリアリティは感じたものの、それはあくまでもフィクションの中にあるリアリティとして受け取っていたに違いない。 だが、コロナ禍に>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.2

M.ナイト・シャマラン作品だということを念頭に置いて細かいことを気にしなければ、それなりに楽しめる。
人間誰しもが本能的に抱くだろう逃れられない老いへの不安や恐怖にスポットライトを当てた作品、その発想
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.8

LEGO ムービー+レディ・プレイヤー1といった印象。
純粋に面白かった。起承転結がはっきりとしていて、万人が楽しめる作品に仕上がっていた。
モブだって自分の人生を生きていいというシンプルなメッセージ
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.6

とりあえず主演2人の騒動は横に置き真っさらな気持ちで鑑賞。
終始何とも言えぬ居心地の悪さを感じる作品だった。
言うなれば、駅で別れを惜しんで抱き合うカップルを目にしたときのような、あるいは、路上で泣き
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俺は、君のためにこそ死ににいく(2007年製作の映画)

3.0

8月中に戦争映画を1本ぐらいはと思ったのと中村倫也目当てでチョイス。
まだ中村友也名義だった若かりし頃の推しが、坊主頭にふくふくとした頬、どこか垢抜けない姿で、白い子犬と戯れている様子は、とても可愛ら
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.0

まずは、イタチことウィーゼルに釘付けになった。子供を27人殺した罪は冤罪の可能性もあるらしいと聞き、尚更気になる存在に。
加えて、ナナウエは可愛いわ、フラッグ大佐は格好いい(Tシャツは可愛い)わで、大
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キネマの神様(2021年製作の映画)

3.0

現在のコロナ禍に於ける映画界の窮状というタイムリーなネタは、些か取って付けたように感じられたが、松竹映画100周年記念作品であり、志村けんのコロナによる急逝を鑑みれば、盛り込みたかった気持ちも良く分か>>続きを読む

盗聴者(2016年製作の映画)

3.0

真面目で要領がいいとは言い難い小市民の中年が、政治の駆け引きの闇に巻き込まれる様が淡々と描かれている。大きな起伏には乏しいが、静かに張り詰めた緊迫感は終始漂っていた。
主人公のデュバルが、日本人に多そ
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.2

バードストライク発生からハドソン川着水までのたった208秒間の間に、現状の把握をした上で選択を導き出した判断力と決断力、エンジン停止中の機体をコントロールをし着水をさせた技術力、どれを取っても一流のプ>>続きを読む

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.4

ドイツのハッカー(クラッカー)を題材にしたクライムサスペンス。ユージュアル・サスペクツとファイト・クラブを足したかのような作品。オチはそこまで衝撃的ではないものの、ネット上のハッカー同士のやり取りの具>>続きを読む

若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

3.0

児童書が原作とのことで、子供目線で考えれば、確かに良作ではある。が、大人目線で観ると、自身も巻き込まれた事故で両親を亡くした小学生に対する周囲の大人のケアがあまりにも少な過ぎることが気になり、どうにも>>続きを読む

ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

3.4

ポン・ジュノの長編デビュー作ということでどうしても観たかった作品。
韓国社会の問題を散りばめながらも、重くなり過ぎず、ライトなコメディタッチの作品に仕上げるポン・ジュノらしさはこの頃から健在で、間違い
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jam(2018年製作の映画)

3.8

鑑賞後真っ先に頭に浮かんだ言葉はMASAKO。何と言ってもMASAKO。ミザリーのアニーを少し彷彿とさせるが、あそこまでの暴力性は無く、推しに夢中なオタクからすると、怖いのにどうにも憎めない人物だった>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.0

一言で言えば胸糞映画。なれど、胸糞の一言に留まらない作品だった。
一見幸せそうに見えた家族の綻びが徐々に大きくなっていく恐怖。
中盤、誰もが挙って、家族の誰かを犠牲にしてでも自分は助かろうと、スティー
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.6

小島役の柳楽優弥が良かった。闇金ウシジマくん Part2のときとはまた違った方向のイカれた役。クレイジーで、でも、どこかちょっとあどけなくて。安田顕演ずる海老原との関係性、ラストの血を拭うシーンにはく>>続きを読む

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.2

今回実写化をされた箇所は原作とアニメで履修済みだが、120分という枠内で十分綺麗に纏められていると感じた。
不満があるとすれば半間の扱いぐらいなもので、清水尋也の再現度が高いだけに余計に残念ではあるも
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.8

まずは久々にMCUを劇場の大きなスクリーンで観ることができたことにワクワクとした。
世界各地を巡る展開、バイクアクションにカーアクションと、これぞスパイアクション映画といったお約束が詰め込まれていた点
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ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~(2020年製作の映画)

3.4

良作。
リレハンメルも長野も記憶にある世代なので、長野で原田が1回目のジャンプを失敗をしたときに、またかと思ってしまったことを思い出し、申し訳無い気持ちになった。
主人公の西方を聖人君子として描いて
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.6

予想以上の怪獣プロレス。放射熱線を発するゴジラが相手ではコングはかなり分が悪いのではないかと思っていたが、その辺りもしっかり考慮をされていた。第2ラウンドの舞台を高層ビルが立ち並ぶ香港にすることで、コ>>続きを読む

ピーターラビット(2018年製作の映画)

4.0

2の公開に合わせて久々に再鑑賞。
もふもふで愛くるしいうさぎ達がガチで人間を殺しに来るところが何度観ても面白い。
トーマスが変人とは言え不憫でならない。
しかし、本当にピーターと心を通わせることができ
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ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

3.8

前作と比べ、ピーター達の害獣度はある意味増しているが、人間を殺しに来ない分だけ殺伐度は減っていた。
相変わらずトーマスが可哀想。この作品は、ピーター達のもふもふ具合を愛でるのと同時に、トーマスの可哀想
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

3.8

良作。
退屈に感じる間も無く冒頭から緊張感のある展開、それが中弛み無く最後まで続く。静かに鳴り響くソナー音、その静寂からの爆発音は、潜水艦物ならではの緊迫感。海中のみならず、ロシア大統領を米軍が救出を
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

2.6

内閣総理大臣の物語ということで、ドラマの民王が頭を過った。
思いの外笑えず。
ディーン・フジオカ演ずる井坂は、冷静な役どころだが、その冷静さがズレを生み笑いに繋がるというような展開も、コメディとしては
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戦国自衛隊1549(2005年製作の映画)

2.8

千葉真一版は、幼い頃に観た覚えがあり、とても面白かったと記憶をしている。
その千葉真一版と比べると、どうしてもお粗末と言わざるを得ない。
千葉真一版よりもストーリー的には凝った物語となっているのだが、
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.4

TV版も旧劇場版も共にリアルタイムで履修済み。
今作は、新劇場版のみならずTV版と旧劇場版も履修をした上で臨む方がより望ましい。新劇場版だけでも物語としては理解をすることができるが、TV版と旧劇場版を
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.2

シン・エヴァンゲリオン劇場版に向けての鑑賞。
TV版も旧劇場版も共にリアルタイムで履修済み。
おそらくは意図的なのだろうが、相変わらずの周囲の大人達の言葉足らず振りに、シンジと共に観客も状況が飲み込め
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.0

シン・エヴァンゲリオン劇場版に向けての鑑賞。
TV版も旧劇場版も共にリアルタイムで履修済み。
破の後半にきて物語はTV版から大きく逸れ始め、単なるリメイクではないのだと実感をさせられるラストの衝撃よ。
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

4.0

シン・エヴァンゲリオン劇場版に向けての鑑賞。
TV版も旧劇場版も共にリアルタイムで履修済み。
序はTV版から大きなストーリーの変更が無い為、理解がし易い。
TV版当時は、シンジに苛立ちを覚えたものだが
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カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

2.6

ああ、藤原竜也だ、それ以外に特に感想の湧かない、逆に言えば、藤原竜也の存在感だけで成り立っている作品だった。
カイジ自身の命や金を賭しているシーンが少ないので、どうしたって緊迫感が足りない。
カイジシ
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ブレイド・マスター(2014年製作の映画)

3.0

明朝末期が舞台の武侠映画だが、明時代の歴史には疎い故、史実的どうなのかは不明。
とりあえず、沈煉役のチャン・チェンがなかなかの男前。
唯、私腹を肥やす為ではないとは言え、義兄弟に相談も無しにそういうこ
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デンジャー・クロース 極限着弾(2019年製作の映画)

3.0

タイトル程には至近着弾のシーンは多くなく、戦争の悲惨さを描くにしては戦闘シーンの緊迫感が足りず、かと言って、ヒューマンドラマとしても然程の展開で、可も無く不可も無くといった印象。
あまりにもベタ過ぎる
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.4

久々に最高の恋愛映画に出会った。好きだ、好き過ぎる。
サブカルマウントあるあるに始まり、疲弊をしているときはパズドラしかできないだとか、DVに対してどん引きをしている女性陣に対して庇うような発言をする
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.4

不寛容な一般社会の人々と、それに対して寧ろ寛容な反社会的な人々が描かれているという点で、同時期公開のすばらしき世界と何かと共通点の多い作品だった。唯、ヤクザと家族がどこか韓国ノワールを思わせるフィクシ>>続きを読む

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