あおばさんの映画レビュー・感想・評価

あおば

あおば

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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

3.0

全編を通しての自己対話。
猫の名前がレタスとキャベツなところが何かいい。

ブラックフット クマ地獄(2014年製作の映画)

3.4

実話に基づく作品とのことで、ストーリーは、自然公園にキャンプに出掛け、遭難をし、熊に襲われるという、何の捻りも無い単純明快なもの。熊を執拗にモンスターの如く誇張をするような演出も無い。
けれども、それ
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デンデラ(2011年製作の映画)

2.6

舞台はいつで何処なのか。デンデラと言えば、遠野のデンデラ野が思い浮かぶが、岩手に羆は生息をしていない。羆に襲われたということは、北海道か。登場人物達の姓名が和名だということは、明治の開拓民なのか。しか>>続きを読む

リミットレス(2011年製作の映画)

3.2

NZT-48、欲しい。エディ、ラストは手痛いしっぺ返しを食らってバッドエンドで終わるかと思いきや、ハッピーエンドだったし、尚更欲しくなった。
とりあえず、ブラッドリー・クーパーのブルーアイズがとても綺
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.6

全体的にハーレイ・クインのPV感が強い作品だった。
とは言え、スーサイド・スクワッドよりは、トーンが統一をされており、テンポも良かったので、個人的には好みだった。
唯、ユアン・マクレガー扮するローマン
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.8

劇中で、Stand by Meが流れたり、マイ・プライベート・アイダホのオマージュカットがあったりと、ODで夭折をしたスターということと相俟って、どうしてもリヴァー・フェニックスのことが頭を掠め、ラス>>続きを読む

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.6

登場人物を最小限に抑えコンパクトに纏めた、予想以上の良作だった。
所謂タイムトラベル物なれど、どちらかと言えばSFの側面よりもサスペンスやヒューマンドラマの側面が強い。
序盤は全体像が見えぬまま、惹き
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コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.0

“4回泣けます”のキャッチコピーが話題となった作品。
4回どころか1回も泣けなかった私は多分人非人なのだろう。
良くある絶対に泣ける系や絶対に騙される系のキャッチコピーもそうだが、ああいったキャッチコ
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野性の呼び声(2020年製作の映画)

3.2

ジャック・ロンドンは、小学生の頃に白い牙を愛読書にしていたものの、野生の呼び声は読んだことが無かった。しかし、白い牙と対になる作品だということは知っていた。
今作を観て、なるほど、白い牙と対というより
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.0

DCEU履修中。
各ヒーローの力量差が激しいのが何よりの問題点。
特に、バットマンのお荷物感よ。せめてもう少しメカニックの面で役立つ描写があれば印象も変わったと思うのだが、その辺りの詰めも甘い。
アベ
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脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

3.0

擬人化をした思考達のキャスティングが良かった。
自分の脳内の場合は、記憶とネガティブが手を取り合って会議を乗っ取り、それを理性が何とか調整をしている感じだな等と考えながら観た。

真田十勇士(2016年製作の映画)

2.8

確か真田丸と同年の公開だったか。比べるものではないかもしれないが、真田丸は面白かった。
冒頭いきなり始まるアニメに、違う作品を再生をしてしまったのかと疑った。十勇士が続々と集まって来るシーンは、その後
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性の劇薬(2020年製作の映画)

2.8

BL文脈に則って綴られた作品は、例えBL漫画としてどんなに重厚でも、実写映画にした途端に軽薄になるのだなと残念ながら思った。性によって生を感じさせるというテーマが、掘り下げられているとは言い難く、監禁>>続きを読む

初恋(2020年製作の映画)

4.0

誰が初恋というタイトルからヤクザ映画を想像をしただろう。誰があのあらすじからこんな笑えるストーリーを想像をしただろう。それぐらい、昔ながらのヤクザの哀愁漂う滑稽さを描きつつも、ブラックユーモア溢れるぶ>>続きを読む

ソン・ランの響き(2018年製作の映画)

4.2

ウォン・カーウァイ作品のような空気感のある作品だった。凄く好きな空気感。
ノスタルジックなベトナムの風景、それを見事に伝える、光の彩度やコントラストが、何とも魅力的。
劇中劇のカイルオンのストーリーが
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.2

007 ノー・タイム・トゥ・ダイに向けての鑑賞。
3作目までの流れを上手く1つに纏めた4作目。このままダニエル・クレイグ版のシリーズは完結という形にしても良かったのではと思った。
唯、前作と比べると、
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.2

池井戸潤原作作品なので、普通に面白い。期待以上でも以下でも無く、普通に。
現実ではなかなかこうはならないだろう勧善懲悪。
ディーン・フジオカ演ずる沢田が最も人間臭く感じた。罪悪感や正義感が無い訳ではな
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ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

3.2

見どころは、福士蒼汰の大阪弁と満面の笑顔。
しかしながら、ベタなりにいい話ながらも、ラストで少しモヤッときてしまった。
ブラック企業を辞めて海外ボランティアになる流れは、流石に頭がお花畑過ぎないだろう
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.8

007 ノー・タイム・トゥ・ダイに向けての鑑賞。
1、2作目とは異なり、繋がりの無いストーリー。
しかしながら、冒頭の一連のアクションシーンからしてスケールアップを感じさせるもので、一気に惹き付けられ
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.8

ダンケルクというよりかはプライベート・ライアンに近いと思った。
ダンケルクが箱の中に放り込まれ逃げ惑うイメージだったのに対し、1917は始点から終点へと向かって真っ直ぐに進んで行く感じで、個人的に、映
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ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

3.2

青春バディアクションコメディ。
腹立たしくない程度のバカっ振りと、いざというときにしっかり発揮をされる正義感のお陰で、主人公2人が愛しかった。
パク・ソジュン、いいな。

セールスマン(2016年製作の映画)

3.0

イラン映画は初めてだ。
日本でも、レイプ被害者は口を噤むことが多いと聞くが、イスラム教圏ともなれば、女性の立場上、よりその傾向は強いのかもしれない。
徹頭徹尾、もやもやに苛まれる作品だった。犯人にもや
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追憶と、踊りながら(2014年製作の映画)

4.0

ゲイであることをカミングアウトをすることができぬまま亡くなった息子と、その同棲相手の友人(恋人)と、母親と。
始終胸がキュッとくるような切なさの漂う作品だった。
言葉が通じないが故に上手くいかない部分
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

4.0

グラナイト・マウンテン・ホットショットについての知識が全く無かった為、ラストは、呆然として号泣をしてしまった。これがフィクションだったのならきっと違う結末が待っていたことだろう。現実とは斯くも辛いもの>>続きを読む

影裏(2020年製作の映画)

3.6

大友啓史は、るろうに剣心シリーズ等のイメージが強かったこともあり、こんな作品を撮ることもできたのかとまずは驚いた。
予告編からミステリ的要素を期待をすると肩透かしを食らうかもしれないが、これはあくまで
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貴族降臨 PRINCE OF LEGEND(2020年製作の映画)

3.2

完成披露試写会にて鑑賞。
一言で言えば、やりたい放題のトンチキ映画だった。
キャストファン以外に薦めることができるかと言えばまず否だし、過去のドラマや映画を履修をしていない人も確実に置いてきぼりを食ら
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.2

007 ノー・タイム・トゥ・ダイに向けての鑑賞。
個人的に、1作目よりも面白いと感じた。
前作のボンドは、新人スパイということもあってか、あまり有能とは言えず。今作は、加えて、復讐心に駆られ、スパイと
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

3.0

007 ノー・タイム・トゥ・ダイに向けての鑑賞。
初めて007シリーズを観た訳だが、もっとスタイリッシュな作品だと勝手に思い込んでいたので、OPの程良い野暮ったさにまずは驚いた。
同種のスパイアクショ
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ファンシー(2019年製作の映画)

3.0

拙さが無い訳では決してないが、不思議な空気感のある作品で、私は嫌いではなかった。
少し鄙びた温泉街、淡々と日々の現実を生きる人々にも、性欲や暴力といった茹だるような熱は纏わり付いていて。方や、冷えた部
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切り裂き魔ゴーレム(2016年製作の映画)

3.6

19世紀末はヴィクトリア朝のロンドンで起こる連続猟奇殺人事件とくれば、それだけで舞台仕立ては完璧だ。
フロム・ヘル等が好きな人は間違い無く好きだろうし、私も無論好きだ。
犯人も含め事件の真相は然程凝っ
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.4

田舎って、どの国でも、程度の差こそあれ排他的な部分があるものだとは思うが、アメリカのように広大な国だと、より隔離感が強そうだし、そこに先住民族が絡んでくるとなれば、想像以上に根深い問題があるのだろう。>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

とても面白かった。
古畑任三郎か刑事コロンボかといった感じだが、エキセントリックな探偵かと思いきや、被害者の親族の方が圧倒的にクセが強く、ミステリとしてだけではなくコメディとして、面白かった。
ランサ
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.2

オリエント急行殺人事件かと思いきや、オリエント急行殺人事件ではなく、最終的にオリエント急行殺人事件のネタバレがあるという。古典ミステリで多くの人がオチを知っている作品だとしても、他作品の、しかも、近年>>続きを読む

AI崩壊(2020年製作の映画)

3.4

近年、原作付き作品が多い邦画界で、オリジナル脚本だという点を、まずは評価をしたい。
オチも含めてストーリーは予定調和的ではあるが、AIが社会に浸透をすることの怖さは十分に描かれており、万人向けの大作と
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テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

3.8

まずは漸く完成をしたことに感慨を覚えつつ。
面白かった。
テリー・ギリアムらしい夢と現の境界線が分からなくなるような、そして、ドン・キホーテという題材に相応しく演技と真実の境界線があやふやになるような
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二重生活(2016年製作の映画)

3.2

理由無き尾行と言うが、対象が無作為の完全なる他人ではない時点で、きっとそこには何らかの興味という理由はあるのだろう。覗き見根性は多分きっと誰にでもある。
そして、どれだけ対象を観察をしたところで、所詮
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