entrofさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

entrof

entrof

映画(303)
ドラマ(1)
アニメ(0)

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.8

煌びやかない邦画という印象はドラマ発だからなのか、テレビというエンタメ業界の恩恵なのか?
ともあれ久しくこんなにもキラキラした邦画は観てないなと…前作含め。しかしなんだろう、ドラマ、前作観てきて構えす
>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

観終わってすっかりアリアスターのファンになってしまった。ミッドサマー観てからだったのがなお良かったのか。
すでにポストホラーは始まっていた。伏線はりめぐらせからのラストの神々しいまでの召喚儀式。これを
>>続きを読む

スピリッツ・オブ・ジ・エア(1988年製作の映画)

3.8

小物から何から空と大地のグラデーションまでなんとアート世界観。絵本を実写化したような絵ヂカラに引き込まれる。ここまでくるとほんとにいちいち説明はいらない。
飛ばしたい兄と飛んでいきたい訪問者と平穏が欲
>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.8

ドニーダーコ以来、ジェイクギレンホール主演映画は基本的に好きで、主人公の狂人というか変人というか…ただ戸惑ういながら鑑賞。ただメタファーが散りばめられていて鑑賞後も楽しめる。こういう映画大好きです。>>続きを読む

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.9

MOTHER初日鑑賞後にリセットする為に鑑賞。ドラマ摘む程度しか見てなかったんですが、改めて全話見直した長澤まさみフェス状態♪文句なしにエンタメで見事に騙されたw 面白いし、キャストも豪華‼︎早く観れ>>続きを読む

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.6

よいやくレビュー…これほど苦痛を伴う映画鑑賞はなかったかもしれない。もし自分なら…と思いながらも何一つ共感できない中でひとりの傍観者になってしまう。でも観れてしまうのが長澤まさみを始め俳優陣の演技の力>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

ホラーだとするなら確かに革命的なのかもしれない。男性目線と女性目線では見え方、評価が違うんじゃないだろうか?
昼しかない環境で、文化や風習、性別などの表裏を描く。あちら側から見れば…とか考えながら観る
>>続きを読む

ナイチンゲール(2019年製作の映画)

3.6

人の尊厳を考えさせられる映画。リベンジものと言ってしまえばですがちょっと複雑な環境と時代。全てを失った女性の復讐劇。野獣処刑人ばりに、女性ではあれど森林で銃を振り回す某漫画のキリングメイドのようにはい>>続きを読む

PORTALS ポータルズ(2019年製作の映画)

2.4

何の説明もないハガレンの真理の扉的などこでもドアの正体は何なんでしょ。予告とかすごく面白そうだった。全部が全部、説明なくてもいいんですけど考察に入るほどの取っ掛かりも深みもなく…
ディレクターが章で変
>>続きを読む

ジェイコブス・ラダー(2019年製作の映画)

3.1

昔観た映画のリメイク作品。オリジナルが衝撃的だったなぁと思い出しながらの鑑賞。元作の記憶が薄らなのが功をそうしたのか観やすい映画でした。単体として程よい迷宮感を残しながら割り易いがラストもあっさり味で>>続きを読む

マッド・レイジ Z(2018年製作の映画)

2.2

覚醒した最強ヒロインは一体何処に?マッドマックス×ゾンビというテーマは好き♪だが…
スケール感が足りないのを妙に複雑な構成でカバーしようとしたもんだからお粗末な結果になっちゃた。テーマは忠実ならもっと
>>続きを読む

私の知らないわたしの素顔(2019年製作の映画)

3.4

静かなる狂気。いやいやまったく主人公に共感できないし感情移入もないんだけども後半の二転三転する展開が面白かったからなんとか完走できた。
ツッコミどころが多く、いや反省してないんかーい!な行動にイライラ
>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.0

良作ってこういうことかも。観てるうちにどんどんストーリーに引き込まれていく面白い。
動機が見えないから犯人が見えない考察しながらの鑑賞、心地よい疲労感を覚えながらラストへ。
あぁなんか切ない…
「ピエ
>>続きを読む

CURED キュアード(2017年製作の映画)

3.7

この手のジャンルに、まだこんな展開の話が残っていたとは…。ゾンビ化?から回復した人の人権の話。着眼点が素晴らしい! テーマ性からかすごく丁寧に作られていてよい。
ゾンビ系の死人が蘇って人が襲う感じじゃ
>>続きを読む

屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

3.4

猟奇殺人犯の入念な計画の綻びを皮肉を込めて描く作品はよく見るがこの作品は…。
こうまで無計画で衝動的で短絡的な殺人犯モノ観たことなくて笑えてくる。でも心理的にはコレがリアルなのかもと怖くもなる。
汚ら
>>続きを読む

殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.9

なんとなく淡々と犯人との心理戦を繰り返していくそんな勝手なイメージを持って鑑賞…いや意外とドタバタする感じ。
噛み合わない二人にイライラしながら、掴めそうで掴めない犯人にモヤモヤしがら映画に引き込まれ
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.4

あまりにも高評価なものを避けてしまう性分なもので…
ただ正直…すみません文句なしに面白かったです‼︎
格差社会をこんな風に描くポンジュノ恐るべし。笑いや皮肉を込めて風刺、しっかりエンターテイメント。
>>続きを読む

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.0

重厚でみごたえのあるサスペンス。隠喩、存在、観ながら現実との境界線が曖昧になりそうで不思議な国に迷い込んだような感覚と不穏な空気。台詞のひと言ひと言が気になってしょうがない。
決定的ではない疑念がパズ
>>続きを読む

サプライズ(2011年製作の映画)

3.1

およその展開が読めてしまうのは残念ではあるけどそれなりに楽しめる色々雑ではあるけども。
女ランボーvsアマチュア殺し屋たちの激闘、サバイバルキャンプで育つとこんな躊躇なく殺せるのかと…。ミキサーの使い
>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

3.9

ようやく観賞w ジャパニーズほらーの傑作じゃないですかね、コレ。日本のホラーだと残穢とかが好きな感じな私の感想だから…アレですけど。「恐いけど面白い」まさにエンターテイメント。ポップさが深みを与える、>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

戦時下の少年ジョジョの成長を描くまろやかな映画。特殊な状況の時代なんとも言えない柔らかさに包みながら描かれてます。監督も脚本もほんとにいい♪
心の中のアドルフもポップでいいキャラ。本当ならそこそこトラ
>>続きを読む

アントラム 史上最も呪われた映画(2018年製作の映画)

3.0

私史上最も短い映画と位置づけたい。冒頭15分から30秒のカウントダウンが頂点にしてクライマックスではなかろうかと。
過去の作品にチョイ足しする企画。「劇場の扉が封鎖されていて…」それはデモンズで観たな
>>続きを読む

マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.9

思春期の青年ユベールの葛藤を描いた19歳の監督の作品。
誰にでもあるであろう苛立ちの日々の原因は母なのか?なかなかにクセ強い母だけどユベールが唯一甘えられる存在なんじゃないか。理想には程遠いけど…。親
>>続きを読む

ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

3.1

音楽モノではあるがミュージカルよりな作り。柔らかい話でそれぞれのキャラクターの微妙な距離感とか全体的な雰囲気とかはオシャレなんだけど、人間ドラマな部分は感じなかった。
音楽モノ好きだし、退屈なわけでは
>>続きを読む

15ミニッツ・ウォー(2019年製作の映画)

3.6

あっ!もう本題に行っちゃいますか?ぐらいテンポがよかった。
実話のようだが実際の過酷さは…ってとこでしょうけど。
スナイパーたちが頼もしく見え過ぎる感じもあるけど、エンターテインメントとしてはこれくら
>>続きを読む

さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

4.1

最後まで鑑賞して愛しか溢れてない素敵な作品。観てよかったなと。複雑な家庭問題を良い意味で軽めに、登場人物たちの距離感の変化を描く脚本、監督が共に素晴らしい。
ニューヨーカー達のオシャレに拗れた日常に素
>>続きを読む

悪の法則(2013年製作の映画)

3.4

豪華キャストとカルテル絡みの異色のコラボ、オシャレなんでしょと思いきや中身はしっかりと。
不条理な怖さを描き切っていてジリジリとした緊張感が良い感じ。
賛否は分かれるんだろうけどこの作品、何が何だかわ
>>続きを読む

シグナル100(2020年製作の映画)

2.7

かんなモテモテだかんな♪な話なのか…。
そりゃそうとバトルロワイヤルとか悪の教典には及ばない内容。期待はしてないけど…。
何か惜しいなぁ〜と思いながら鑑賞、まぁこんなもんかと着地。
最後のクダリとかい
>>続きを読む

スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

3.0

ホラーというよりダークファンタジー。ラストも爽やか。期待しすがたかなと。
ただクリーチャーのデザインは良かったというかもはやそこ目当てでの鑑賞になってしまった。

悪くはない悪くはないけど…。

モダンライフ・イズ・ラビッシュ ~ロンドンの泣き虫ギタリスト~(2017年製作の映画)

3.8

タイトルからの期待を裏切らない内容、どっぷりUKロックな作品。The 1975がかかるタイミングもよかったけど、radioheadをアメリカ女が大袈裟でウザいとかもうこれさりげない名言。こういうのra>>続きを読む

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.6

SNS、スクールカースト、coolという言葉の呪縛。絶望感が漂うほどでもないけど…理想とのギャップがね。ってとがこの年頃のリアル。背伸びしても何か違う。
そんな足掻く娘をただただ不器用に助けようとする
>>続きを読む

イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語(2017年製作の映画)

3.8

ラストカットが秀逸すぎる!
磨りガラスの向こうにあのシルエット。この監督のセンス好きだ。

内容はひたすら鬱屈したワカモノがモリッシーになるまでの物語と言えばそうだが、The smiths誕生の前日
>>続きを読む

イット・カムズ・アット・ナイト(2017年製作の映画)

3.2

「外には恐怖、内に狂気」このキャッチャーコピーよくできてると鑑賞後に思う。「それ」とは、それでもあり、それでもある。それによってそれが生まれる。そんな感想…。題名のITはホントのところで何を意味するの>>続きを読む

エル ELLE(2016年製作の映画)

3.4

衝撃的な出来事を日常として淡々と処理できる女…そりゃ恐ろしい。でも。
レイプされた後に割れた皿を平然と片付ける、冒頭から違和感が否めない。
隣人の異常性、それに気づいていた妻、会社での嫌がらせ、孫の肌
>>続きを読む

ルーム(2015年製作の映画)

3.9

これ実話なのか…切なく重く悲しくやるせないでも人の強さを教えられたそんな作品。願うように観てしまった。この家族に救いがあって欲しいと。
前情報ナシでついで借りで出会ってはいけない映画だった。なんか申し
>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

3.5

あくまで面白い映画ということ前提での感想。
よろしくないのだけれど、監督の前作「ゲットアウト」を意識してしまう。前作もぶっ飛んだ設定でしたけど…今回も。ただなんとなく説得力に欠ける感じ。
要所要所いい
>>続きを読む