ちんたろうさんの映画レビュー・感想・評価

ちんたろう

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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

ゴジラが追いかけてくる怖さやガイガーカウンターで黒い雨で放射能汚染された事実を見せつけたりと見せ方が上手かった。
けれど、話はとても危うい。
生き残り終戦を迎えたけど戦争を終われない男たちが死に場所を
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

4.7

トーキング・ヘッズ最高!一瞬たりとも飽きなかった

デヴィッド・バーンのステージパフォーマンスは独特で人目を引いて離せなくなる

ランユー 4Kリマスター版(2001年製作の映画)

3.3

優しげな顔の青年とやり手社長のメロドラマ

香港映画かと思ったら北京。中国の映画だった。はっきりとはしないが時代設定は天安門事件からの6年間(1989~1995年)くらいぽい。(劇中で藍宇が大学生から
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.3

モモアマン観に行ってパトリック・ウィルソン堪能した。

普通。前作が良く期待値が高かったからガッカリ
作品自体の評価に含めるべきではないのだろうが、主役級の俳優のスキャンダルやDCユニバース構想の頓挫
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

横溝正史+妖怪みたいな感じ。丁寧に嫌な感じに作ってあった。
久しぶりに昭和のおじさんの物言いを聞いた

(2023年製作の映画)

3.8

冒頭の首なし死体から沢蟹がワサワサ出てきて楽しくなってしまった

愛憎嫉妬謀略。人の命は軽い。顔も手脚も身体も服も建物も泥にまみれ汚くて良い。作り物めいて綺麗なのは安土城のみ。城主第六天魔王織田信長は
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台湾、街かどの人形劇(2018年製作の映画)

4.2

庶民の娯楽だった布袋戯。技術の継承を急ぐ陳錫煌 の焦り。父・李天禄との関係。時代に翻弄され衰退する様。よく考え作られている人形のギミック。台湾の下街の光景。
台湾に行く機会があれば布袋戯を見たい。

アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

3.6

自分の人生を自力で歩んできてそれなりに満足している自立した女性が心から何を望むか。
アリシアの第一の願いがそれになった理由が解りそうでイマイチ解らなかった。

物語に高揚感は無い。シヴァの女王の顔がと
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.5

スーツがないと取り立てて強みも無い平凡だけど娘を愛する父親であるスコット・ラング。血は繋がりはないけれど娘や孫のように可愛がっているのがわかるホープ、ハンク・ピムとジャネット・ヴァン・ダイン。子供は守>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.9

井上雄彦の絵がそのまま動いてる
それにまず驚いた。色彩も含めて
オープニングのベース音、そしてチバユウスケの声。連載終了当時の色々なことを思い出しうわああとなった。
山王戦は結果を知っていたので兄弟や
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回路(2000年製作の映画)

3.8

公開当時ぶり。PC画面や大学の光景、加藤晴彦の衣装などなど懐かしい
気味の悪い雰囲気が好きだった。
影が語りだしたのは蛇足のような気がしたが察しの悪い客を置いていく決断を下すのは難しかったのだろか

マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.6

84分他人の悪夢を延々見せられる。汚物への嫌悪感に具合が悪くなりそう

よく作ってある。作り物の数、セットの大きさ、手間のかけ方、マッドゴッドへかける熱量がよくわかる。
が、他人へは勧めにくい作品

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

4.0

フィニー&グウェン兄妹良い。妹の口の悪さや行方不明になった暴れる子など家庭環境があまり良いものでない事が透けて見えて辛くなった。気弱な兄が覚悟決めたあとの目つきは嬉しかった。

田舎の陰湿さを抜いたI
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.0

女神バヤンの巫女ニムの姪ミンが次の巫女に選ばれたらしいから始まる不可解な現象。そして何かが違う

タイの土着宗教・信仰は精霊を八百万の神と置き換えれば理解はできるが、見慣れない祈祷は興味を唆る。ミンの
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.6

ヴァルキリーとジェーン・ソーが格好良い

感情移入するまえにギャグを挿入し次から次へと場面転換するので何かを考える間もなく終わったので感想が楽しかったしか残らなかった

ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

4.1

物理で悪霊退散

理屈はどうでもいい。終始喋らない偏執的ニコラス・ケイジ
画面というか色調がとても丁寧に作ってあった

ナワリヌイ(2022年製作の映画)

4.3

Aleksei Anatolievich Navalny
不屈の精神の政治活動家。大統領候補者

飛行機で倒れ入院し、すったもんだでドイツへ移送して治療を受けている。毒ノビチョクが検出された。パンツに
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.3

あの面倒なミッションと難易度の説明をうまくやったなと思う。
コックピット内からの風景やあの接近飛行にドッグファイトに曲芸飛行の数々、トムキャットの可変翼と戦闘機あれこれの映像に大満足。
大昔に前作見た
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クリーチャー・デザイナーズ ハリウッド特殊効果の魔術師たち(2015年製作の映画)

3.8

特撮(特殊メイク造型アニマトロニクスとコマ撮り)の体系的歴史と技術革新を振り返りつつ、CG技術を認めつつ取って代わられていく諦めと恨み節。
もう少し技術的な解説があることを期待していた。

abyss
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.0

ウルトラ怪獣は好きだ。出てきたら単純に喜んでしまう。
だがあまりにドラマパートが酷すぎてゲンナリした。人間が映るたびに出てくんなと思うほど。特に浅見弘子が昭和のおじさんが考えたキャラクター過ぎて色々キ
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シェラ・デ・コブレの幽霊(1964年製作の映画)

3.8

強欲ばあさんは死んでも強欲

作られた時代を考慮すると練られた脚本だった
幽霊が出現するときの高い音が嫌な感じで良い。ヴィヴィア役ダイアン・ベイカーの意志の強そうな顔も良かった

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.9

阿部サダヲの目が気味悪い。
母の襟子の何も自分で決められない事の異常さも気色が悪い。(推測される遠因は後に明かされる)
同じ出身中学で大学同期の彼女の身近に覚えのあるリアルな頭の悪さと根暗さに出てくる
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.5

登場人物が多くあっちっこっちに飛んでいるようでドクター・ストレンジの個人の人生に関わる話にちゃんとなっていた。
自業自得と切って捨てるには616のワンダの奪われ続けた人生は不憫でやりきれない。

冒頭
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テイキング・オブ・デボラ・ローガン(2014年製作の映画)

3.3

初めは海外のアルツハイマー病患者ドキュメンタリー風の画作りである時点からホラーに変わる

丸呑みで笑ってしまった

原因の殺人事件と処方としてのお祓いにして最後までオカルトか統合失調症を患った幻覚か分
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ルートヴィヒ 完全復元版(1972年製作の映画)

4.0

ルートヴィヒ2世とエリーザベト、ワーグナー、オットー1世
ヘレンキームゼー城にノイシュヴァンシュタイン城、リンダーホーフ城

お前ら欧州の歴史当然知ってるよな、という細かい説明無し豪華絢爛ストロングス
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.9

スキャナー対決、頭部爆発四散、人体発火、走る極太血管、飛び出す目玉、焼死体・・・ディック・スミスの特殊メイクを目的に
特撮にかなり予算を回したようで衣装の生地が安っぽかった

データ消滅で精神破壊狙っ
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双頭の鷲(1947年製作の映画)

3.6

女王の最愛は亡き夫の国王なのかよく似た彼なのか
死を求めそれ自体は恐ていないが宗教的倫理的忌避なのか、神の国での再会を果たせないことを恐れてなのか自死だけは避け取った手段は遠回しな自殺
スタニスラスは
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スパークス・ブラザーズ(2021年製作の映画)

4.8

売れる壊す沈む復活、売れる壊す沈む再復活 
辛酸苦節を味わっても留まらず前へ進む
ただひたすら音楽に忠実で誠実なロン&ラッセル・メイル兄弟
初めて知ったのは彼らにとって最悪の時期。諦めずに続けてくれた
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

ヴィジランテ活動2年目コミュ障ブルース・ウェインさん(30)
活動手探り中のためかギミックも既存の技術を組合せてたり、バットマンカーも改造車
主従共にトーマス&マーサ夫妻事件に折り合いを付けられず、ア
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.5

画的には満足はできるが、人物や心情描写話運びなど駆け足でストーリーテリングに難在り
取り敢えずアジア系俳優と文化も出しときゃいいやと扱いが雑

綺麗な画面の大雑把な映画だった

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

3.7

蔣介石率いる国民党が台湾に圧政を敷いていた頃の思想弾圧に関する話

良い感じに謎とホラーぽく話が進んでいるところに出てくるクリーチャーで興冷めする
端的に実写化デザインがダセえ
元がゲームだから展開等
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消えた画 クメール・ルージュの真実(2013年製作の映画)

4.1

クメール・ルージュがプノンペン入りし、都市住民たちが農村へ下放される
ポル・ポトの夢想に従い学者も放逐した無謀な田園国家計画など上手くいくわけもない。それに巻き込まれた幾多の人の将来や命は奪われた。
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