えりさんの映画レビュー・感想・評価

えり

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メメント(2000年製作の映画)

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高校時代に夜中リビングで試験勉強していて、点けっぱなしにしてたテレビでやってたその映画を気づいたら手を止めて食い入るように観ていた、それがクリストファー・ノーランとの出会いで、まぁ当時はどちらかという>>続きを読む

14歳の栞(2021年製作の映画)

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嘘じゃないことってむずかしい。中学生の頃の気持ちやあの空気を、なんとなくずっと心のどこかにこびりついて忘れないような気がしていたけれど、いつのまにかもうあんまり鮮明に思い返せなくなっているなぁと気がつ>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

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長い長い迷いと鼓舞の後に望んだ結果を手に入れた夜、布団に入った時の現実の寄る辺のなさ、かえって不確かに感じられる日常が明日からも続いていくのだと思いながら、くたくたになった身体で眠る、その静けさに共感>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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こんなこと起きたらやだな…と思うことが全部起きて、トラウマになりそうなのが半分、もはや気持ちがよいくらいだったのが半分。状況はわからなくても状態はわかる、くらいの解像度だけどわりとおもしろく恐ろしく観>>続きを読む

かがみの孤城(2022年製作の映画)

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一丁前に大人になったからか、作品を観て自分が好き・面白いと感じたり、自分の心を救われたりするのとはまた別で、
この物語を必要としている人にどうか届いてほしいと祈りながら観る作品というものと出会い始めて
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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人生の思い出してみたら良かったようなところを抽出した映画。聡実くんかわいいなぁ。

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

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豊かさとは選択肢の数かもしれないなぁと思いながら観ていた。それはもちろん今においても。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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明確に反撃してくるゴジラこわすぎた。
俳優陣が良かったのでドラマパートも好きです。ゴジラの存在が敷島の問題に矮小されてしまった感はやや気になるけれど、それでも好感。なにより私は無茶する浜辺美波が好きで
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マシュー・ボーンの「眠れる森の美女」(2013年製作の映画)

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おもしろい。すごく好き。
おてんばなオーロラ姫も、妖精たちがみんなどこか悪魔的なのもよかった。

あしたの少女(2022年製作の映画)

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ソヒの背中に手を当てて、支えてさすってやりたいと何度も思った前半。しかしそんなことはできないし、もしできたとしても小さな溜飲が下がるだけでなんの解決にもなりやしない。
もはや誰も責任なんてとりたがらな
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

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ドロステのはてで僕らと2本立てで。
観終わってまんまと、悩んでいたヨーロッパ企画の新作公演のチケットとりました。

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

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なんか登録が漏れていた。
リバー、流れないでよ。と2本立てで。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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ときどき、こういう食べきれないご馳走のような作品に出会えることが、生きているご褒美なのかもしれないなぁと思った。
昨今、あらゆるアニメーションやCGの作品がそれぞれ鮮明に美しく爽快になったけれど、ここ
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

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岡田将生、清原果耶、そして舞台の京都がそれぞれしっくりハマっていた(岡田将生の嫌味っぽさも京都の人と思えば愛らしかった)(偏見だよ〜)のだけど、展開が私にはハマらなかったなぁと思った。
とはいいつつ、
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怪物(2023年製作の映画)

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前の日にイキウメ『人魂を届けに』を観ていて、自分の魂が削られる瞬間、悪気なく誰かの魂を削ってしまった瞬間のことを考えていて、だからこそ余計に登場人物と一緒に痛みを感じるシーンが多かった気がする。
すご
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

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この作品の実写化において観たいシーン、感じたい空気を存分に摂取できる幸福を噛み締めて観ていた。短編を破綻なく2時間に膨らませて深めた物語も満足に面白かったけれど、わたしは泉京香ちゃんが自分の家族のこと>>続きを読む

世界の終わりから(2023年製作の映画)

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たしかに私でももっとちやほやされてテンション上げてもらわないと、よっしゃ世界救うぞ!とは思えないよなぁ。周囲のメンタルケアがあまりにもなってないのが……。
夏木マリの手先の羊(みたいなもの)たちがかわ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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人と人が分かり合いたかったらここまでしなきゃならないのだろうかと思って観ていたからか、カタルシスの一歩手前、ここまで尽くしても分かり合えない部分があるのだということを突きつけられるシーンで、かえって妙>>続きを読む

あつい胸さわぎ(2023年製作の映画)

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前田敦子が着々とすばらしい映画女優になりつつある

そばかす(2022年製作の映画)

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観ていてあっというまだった。
恋愛や結婚を当たり前とする周囲との差異に苦しみながらも、それが胸の内に無い主人公が自分を過剰に偽らずに生きていくのが良かった。現実が少しでもそうできる世界に近づいて、そし
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シスター 夏のわかれ道(2021年製作の映画)

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ラストのサッカーのシーンが(この物語の良い面の)象徴的で、しみじみとよかった。それにしても一人っ子政策は本当にきびしい政策だ…

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