えりさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.8

あんまり評価高くなくて、ドキドキしながら鑑賞したけれど、これはこれで楽しめたな。今のところ他のマーベル作品と絡んできてないから、気楽に観られたし。

ただ、これ、これからだよね?これからグッと面白くな
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.8

お仕事映画としても、若者の成長映画としても楽しめた。

映画やドラマ、こういう夢がある作品ってやっぱりいいな。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

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原作既読。

原作がとんでもなく印象的で凄かったので、とてもとても楽しみにしていた作品。
頭では分かってる。
あのボリュームの作品をまるっと2時間に収めるなんて無理。
でも…。
なんだか、すごく薄くな
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

あー、もう、なんだろう…言葉が見つからなくてもどかしい。とにかく、よかった。
しかも、映画館で観てよかった。

主人公の台詞は驚くほど少ない。しかも、ドキュメンタリー??って思ってしまうくらい、日常だ
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名探偵コナン vs. 怪盗キッド(2024年製作の映画)

3.8

復習がてら鑑賞。
色々と懐かしかった。携帯とか、おっちゃんの声とか。

休日の昼間の映画館は中高生がいっぱいいて。「きっとこの子達この頃生まれてないよね…」とかしみじみ。長く楽しませてもらってます。あ
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五月のミル(1989年製作の映画)

3.8

お母さん亡くなって家族が集まる…ファミリーヒューマン映画かと思いきや、ちょっとブラック風味のコメディ。社会を風刺しつつ、家族の姿を描く、なんだかとってもフランス映画だなーと感じる作品。

あんなにゴタ
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百花(2022年製作の映画)

3.8

今と過去。過去の部分は何とも共感は難しいと思いながらも、今と未来はとにかく身につまされて苦しかった。

現実は理由や答えが分からないままのことがたくさんあって、きれいにオチがついたりまとまったりするよ
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帰らない日曜日(2021年製作の映画)

4.0

あらすじとして語られるストーリー以上にくるものがある作品だった。
何かを暗示するような映し方や、役者さん達のそれぞれの表情。台詞は少ないけれどとにかくうったえかけてくる。
何よりも、涙の流し方が辛い。
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めまい(1958年製作の映画)

4.0

最近観た『鳥』や『サイコ』とは違う怖さとせつなさ。
ジェームズ・スチュワート、顔で語るわー。

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.5

「英雄か悪魔か」
そんなあおりがついてたけれど、これまで自分が持ってたナポレオン像からすると英雄でも悪魔でもなく普通に男の人だった。そんな描かれ方だった。
超絶オレ様なカリスマのイメージだったから…
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.5

可愛らしい作品でした。

杉咲花ちゃんの声、好きだな。なんだか落ち着く。

ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

4.0

悔しくて苦しくて、ずっと「何で?」「どうして?」を呟きながら観た。頑張って観た。頑張らないと途中で目を背けて観るのをやめてしまいそうだったから。

何の力もない子供がこんなふうに犠牲になるシステムって
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ザ・ウィローズ(2017年製作の映画)

4.0

カラフルでキュートな衣装にポップでご機嫌なナンバー。
最後自然と笑みが溢れてしまうストーリー。
安心して子供達に勧めたいミュージカル。

童心に帰って楽しめたな。

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.8

戦後の排他的な山村。そしてそこを仕切る一族…。大好物の設定!
アニメだし!子供も観るし!とか思って余裕で挑んだら冒頭からかなりビクビクしちゃって恥ずかしかった。

人間の欲と業。嫌になるくらい見せつけ
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麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

4.0

とにかくオードリー・ヘプバーンが出ていると観終わってからの第一声が「可愛かったー」になってしまう。
…かわいかった。
サブリナパンツも何度もリバイバルして流行るけど、やっぱり誰よりも素敵だ。

ストー
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.5

原作既読。

ストーリーを知らずに観ていたら、きっともっと心が激しく動いてしまっただろうけど、冒頭からずっと、どこかギュッとした切なさを感じながらの鑑賞。

マジックアワー。それは分かる。

世代によ
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アネット(2021年製作の映画)

3.5

ダークファンタジー…?いや、ホラー?しかもちょっとじめッとしたJホラー、うーん、なんなら怪談寄り?…なミュージカル。
ロック調な曲もあるけれど、ミュージカルにありがちな歌い上げるようなものより、語るよ
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ショコラ(2000年製作の映画)

4.8

再鑑賞。

これ、本当に大好き。
途中、イラッとして拳握っちゃう場面もあるのだけど、観終わったこの気分が最高に好き。

マーベルズ(2023年製作の映画)

4.0

個人的にツボなシーンが多くてなんだかとにかく笑ったわ。
その曲、本当にそこで使っちゃって良かったのだろうか。ファンに怒られそう。

そして、うわぁ…そこいく??

ここだけの話、ちょっとそろそろマーベ
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くるりのえいが(2023年製作の映画)

4.5

これ、ずっと観ていたかった。
あの曲はこんなふうに生まれたのか…。そんな過程が観られるなんて。
ライブシーンもあって、「本当にこんな映画分の料金で観せてもらっちゃっていいんだろうか」と途中で何だか申し
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君だけが知らない(2021年製作の映画)

4.0

妄想?幻?超能力…?と疑心暗鬼になりながら、怖れて疑って。

でも、何とも切ない作品だった。

川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

4.0

原作既読。
原作よりもほっこりする。音と音楽の力だな。

生と死。私たちが色々考えたり考えて怖くなってしまったりするのはやっぱり「生」のサイドにいるからで。
でも、生と死は当たり前のように隣り合わせで
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

あぁ、生きるって、もっとずっと心を自由にできるんだな。そして、自由に笑顔になれたら、それは素敵な日々だなと思った。

よく言われるけれど、やっぱり自分が思っているよりずっと世界は広くて出会いはその貴重
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キリエのうた(2023年製作の映画)

4.0

上映終わって明るくなっても、しばらく動けなかった。
もともとアイナ・ジ・エンドの歌声が好きで。映画に歌う役で出ると聞いて絶対にスクリーンの大音量で聴きたいと思ったのだけれど。
想像を上回る魂の叫びだっ
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カサブランカ(1942年製作の映画)

4.0

あまりにも有名な作品だけど、観ずにここまできてしまった。
途中、何だか複雑な気持ちになってモヤモヤしていたけれど、最後全部吹っ飛んだ。そういうことか。名作だわ。
とにかく、台詞から仕草から何から何まで
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

4.0

原作既読なのだけど、実はテレビシリーズはちょこっとしか…。

広島編。少し端折られてて、あ、もうちょっと詳しいともっとそれぞれのキャラクターに入り込めるのに…とは思ったけれど、よかったです。

俳優さ
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英雄の証明(2021年製作の映画)

3.8

ストーリーが進んでいけばいくほど残念な気持ちになる…。悪人だとかそういうことじゃないくて、むしろ優しくてゆるくて臆病なだけなんだと思う。詐欺だとか騙したとか、そんな大それたことじゃないのに。さらに自分>>続きを読む

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星(2018年製作の映画)

4.0

いつの時代も戦争を望む人がいるのだろうか。
その人にだって守りたい者はあるのだろうに。100%守れる自信があるのだろうか。

以下シリーズ通して。
ドズルが自分の中で戦う理由の辻褄を合わせていくシーン
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦(2017年製作の映画)

4.0

緊迫感が増してくる。

え!?同級生だったの??

あれ?顔色良くなってる?

機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起(2016年製作の映画)

4.0

自らは手を下さず目標達成。…排除達成。
見事だけど、怖すぎる。

「だからか!」と思うシーンがたくさん。色々と繋がってきて、確かにこの構成は面白い。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅱ 哀しみのアルテイシア(2015年製作の映画)

4.0

前作で、アルテイシアがあまりに無邪気で可愛くて。ここからどんな運命を辿ってあの憂いを帯びたセイラさんに…と思ったのだけど。そうか。切ない。

思った以上に色んな人出てて、びっくり。絡み合ってるんだなぁ
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル(2015年製作の映画)

4.0

皆さんお若い!
コミカルなシーンが多くてちょっと驚いた。

そして、最後号泣。まだ始まったばかりなのに。

テルマ(2017年製作の映画)

3.5

これはハッピーエンドなのか…?
でもあの表情は彼女にとってはそうなんだろうな。

抑圧からの解放だったり、少女期の終焉だったり、色々と思いを巡らせている。
観ている時より見た後の方が味わい深い。

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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

緑の多い風景が画面に広がった瞬間、なんだか泣きそうになった。
「ジブリだ」と思った。
近年のアニメにはない、なんとも言えない優しさ。ジブリの優しさ。

確かに、いわゆるトトロやラピュタ的なファンタジー
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旅立ちの時(1988年製作の映画)

4.0

大人と子供のちょうど狭間の繊細な時期。リバー・フェニックスの絶妙な存在感がとても印象的。透明感と情熱の混在する何とも言えない表情に引き込まれる。

親を冷静に見て、よくないと思えるところはそう分析でき
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