エミネムの自伝の映画。普通に良かった。あんましちゃんと見れなかったから初めから見たい。
黒人のダンスクラブの摘発から始まった大規模な暴動。「(殺さずに)遊ぶんだ、遊ばないと」との白人警察の言葉が悪夢のように響く。1960年のアメリカ・デトロイトで実際に起こった出来事、今日のアメリカの未来>>続きを読む
SNSが普及した先にある「繋がることが善」である社会。二極化に振り切れてしまった社会を描いた映画やけど、実際はこんなことはないのだと思う。天秤が振り切れないように、少しずつ動いて行くのが人間の心理であ>>続きを読む
アクションは苦手やなあと思っていたら、最後のどんでん返し。ひたすら苦手な銃撃戦を見続けたのが報われた。笑
KKKに巧みに愉快に、時に大胆に対峙する黒人刑事の物語。ここそうなるかあ!とか裏切られるシーンが多くて面白かったし、現代アメリカの闇にざっくりとメスが入れられてる感じで、おお、となりました。シャーロッ>>続きを読む
ねっとりと絡みつくような色調。表情。小気味好く、音で表現して繋げていく場面転換。よく練られた映画でした。話としてはありそうなフィクションがここまで評価されるのは、映画技術のうまさ、に比べて弱者が巧みに>>続きを読む
バイクレーサーが軍用ロボット犬に出会うという突飛な設定から笑ってしまった。バイクレーサーが壊れた犬を直してあげたことからの友情、恋愛、憎み、反目、ちょっと盛りだくさんすぎたかなあ。最後はちょっと面白か>>続きを読む
いやあそれほんまか、と各シーンで突っ込んでしまった。ちょっとsci-fi苦手なのは克服しきれなかったみたい。しかしこれは多分確実に続編があるパターンやなあ、見てみるかな…。
たぶんこどもと見たほうが良かった。ほんとに見えないことは実は大事だよ、とかいったメッセージは、でも、こどもの頃には響かなかったやろなあ。
星つけられない。まえも考えていたけど、映画の意義、物事を正しく眼差すこととはとはなにか、考えた。
この映画はアカデミー賞を取っている反面、夜中に忍び込んでカメラを設置するなんていう、しかもそれをヒー>>続きを読む
いまも差別が激しく残るオーストラリアの先住民・アボリジニ。自分たちがブラックであることを認め、誇りを持って活き活きと歌った彼女らの映画、エンパワリングでした。
自然に役を装うっていうのは、なによりも難しいと思う。時折よそよそしくしてみたり、時折素で笑ってしまったり。この映画は思ってたよりもだいぶん気が抜けて、その意味で良かった。役者と一緒に、映画を味わうよう>>続きを読む
えーおーえーおーってクイーンなのか!と思い出した。特に声がよく出来てたなあと思ったけど、俳優さんと、声優さんと、生音をミックスしてるらしい。なにがよかったかって、クイーンの歌の背後にストーリーがついて>>続きを読む
「こうあるべき」って無意識に真っ向から石を投げ込んでくるような生き方なのに、生であったかい家族の在り方になんか心があったまって、気づいたら応援してる。監督はどういう思いで作ったんやろう。地平線と、その>>続きを読む
美しく描くことが映画の意義なのか、生々しく描くことがそれなのか時々わからなくなるし、どちらでもないのかとしれない。どちらともかもしれない。この映画はある意味とても綺麗に躁うつ病を描き切った、評価のつけ>>続きを読む
自閉症は人とは違うギフトだけれども、やっぱり自閉症であって。葛藤、自己正当化とまた葛藤の、主人公とルークの気持ちが痛かった。
映画自体は、事故にあって父がいないこと、天秤にかけたとき、やっぱり大切な>>続きを読む
「結婚っていうのはさ、」って観客に託される答え。一生答えは出ないような、ときによって違うように、なってくのかな。むしろ、結婚のかたちなんて考えずに、結果論的にわかっちゃう方が良いのかもしれない。
「生きてるだけで、Well done」だと声を掛けられる。納得はいかないけど、それも合わせてWar is war after all。
多くを語るわけでもなく、壮大な話でもないけど、ぽつりぽつり、紡がれていく高校生の日常が、笑えて、ちょっとほろ苦い。池松壮亮と菅田将暉なんか良いコンビ。
封建的な野球社会の中で、「ありえないこと」をやるのはとても簡単じゃない。だからこそ二刀流の大谷翔平とか、片手だけなのにピッチャーとして活躍したジムアボットはすごいのであって、アスレチックスのやり方もあ>>続きを読む
きっと映画を作った人が大好きなのだろうなあ、と思える1920年代のパリ、浮き上がってくる、踊るような世界観。懐古主義と批判しながらもその裏にはロマンがあって、一方で名作と評されるピカソの絵画を駄作と評>>続きを読む
生きててほんとによかったなあ、と。映画を通して北欧独特の灰色の色調で、低いトーンで、琴線に触れてくる映画でした。くそがんこおじいちゃんやったのに泣いた。くー。
報道倫理の崩壊やなあ。報道の倫理は報道側だけが負うものではなくて、求める側、つまり視聴者にもあると思うのは安易な考えかもしれんけど、それにしてもなー。
「徹底したリアリティー」と、カメラ視点に気づかないうちに騙されてる。おもろい。
自分が捉えられなかったところもあるけど、タイトルに負けてる気がした。プライドも、偏見も、もっともっとどろどろした深みがあるはずなのに、あっけなかった。これじゃあただの恋愛ストーリー。
ノッティングヒルの恋人は、ノッティングヒルの恋人であることに意味があるのやなあ、と、しみじみ観た2回目。
一般人とスターが交わる、という、誰にでも親しみ深く、そして少し背伸びして夢を見させてくれる映>>続きを読む
2回目。実話だからこその迫力とリズム感が心地良い。完全にヒーローの物語として描かれているけど、ほんとはもっとみんな葛藤があったろうな、そしてそう考えると、「成功」というラベルは無条件に強くて、怖い。
ツレとヨメ。観ててとてもあったかい気持ちになった。こういう夫婦良いなあ。
声の話かと思えばそれだけでもなく。「耳が聞こえない」とはどんなことなのか、世界を広げて、悲しいけど優しく、伝えてくれるおはなし。
1800年代初頭、ニュージーランドへ結婚のため移住した女性の話。敢えて言葉を話さず、ピアノの音に感情を乗せる。愛憎の果てにピアノは失い、指も失ってしまったけれど、それでも幸せをはっしと掴む。
映画は可>>続きを読む
この前友達と話していて、拡張現実が人間になれるかと聞いた。つまりそれは技術的に再現性があるかどうかと。
視覚、聴覚、嗅覚はわかるけれども、言葉も、体に伝わる振動も技術で再現されるのだと聞いてすこしショ>>続きを読む
京都ってじつは今も韓国ヘイト、部落差別はたくさん残ってるって言われる。この映画見てて、ふっと思い出した。
鴨川の欄干に打ち付けたギターみたいにみんなの関係が音を立てて壊れて行くなかで、歯を食いしばって>>続きを読む