マロンさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

マロン

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ゾンビ/ディレクターズカット完全版(1978年製作の映画)

3.8

70年代の田舎のアメリカのショッピングモールが舞台となる一晩の出来事。

所々に流れる音楽ショッピングモールのハッピーな世界と重ね合わせた事でシュールな雰囲気を演出している、ゾンビが愛らしくかんじるの
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

3.7

責任感と強さが美しかった。

生々しい映像でドキュメンタリーの様に感じた、周辺国との関係も窺える内容で不幸な事は様々な事が積み重なって出来る事がよくわかった。

赤い闇 スターリンの冷たい大地で(2019年製作の映画)

3.7

真実の追求について考えさせられる。

ソビエトの歴史の一部を理解する時間をもらえた。

ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

2.4

ランボーシリーズの最後にふさわしいだろうか?

正義ではなく復讐主題
救出に美学があったがもうだれも報われない。

楽園(2019年製作の映画)

2.2

教訓も共感も無い、ただ辛い。


以下解説を読んで
ネタバレでは無い。



日常における静かな恐怖の連鎖反応がある事を教わった。



都会にいると近所付き合いも無く実感出来ない事もあるが犯罪はじわ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.6

テンポが良い内容でした。韓国の社会情勢を背景にした内容で貧乏人の悪知恵と努力て話を面白いしていく設定です。ストーリーの軸は古典的なテクニックにも感じるがバラマキまくっている伏線が今っぽいと感じた。>>続きを読む

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

3.4

穏やかに描かれた映画です。フィルム写真のような色彩が異国の空気感を感じさせる映像でした。
後半の主人公の成長に逆らうような事柄がタイトルとつながり綺麗にまとまっていると思った。

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.5

ブラックユーモアたっぷりでテンポ良く展開する歴史コメディ。

スターリンの粛正は有名だが亡くなった後の後継者争いのいざこざまでは把握していなかった。

人物を把握していない為に細部まで理解出来ず、勉強
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老人と海(1958年製作の映画)

3.2

絵画の様な描写の映像です、特に空と雲が美しい。この時代にサメをあの様に撮影する技術は凄かったのだと思う。

ストーリーは静かに流れて行く感じです。

あやしい彼女(2016年製作の映画)

3.5

多部が良いアジを出している、ストーリーは分かりやすい若者向けって感じだが婆さんの言葉には説得力があり学びがある。

シンプル・プラン(1998年製作の映画)

2.7

ファーゴと似ている、ちょっとしたきっかけで崩れ落ちていくサスペンス。

何か問いかける様なラストだった。

ファーゴはダイナーなどのアメリカの田舎街の景色が良かったです。

引き裂かれたカーテン(1966年製作の映画)

2.9

東ドイツの空気感が伝わってくるがストーリーとしてはもう一つな印象でした。

母と暮せば(2015年製作の映画)

3.2

長崎のキリシタン文化を感じとる事ができます。

戦後の貧しさはそれほど描かれていないので悲壮感はなく優しく暖かいストーリーでした。

黒木さんはこの映画の様な素朴な役が似合うと思う、二宮さんの優しさセ
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007 ロシアより愛をこめて/007 危機一発(1963年製作の映画)

3.3

60年代のイスタンブールを観れたことに漫画、映画の内容は007らしい派手なアクションは少なめ。

ヘリコプターのシーン古臭く感じるのだが63年にこのタイプのヘリコプターは最新式だったのだろう。

ちな
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.8

名前しか知らない事件だった、コミカルなパッケージからぐいぐい引き込まれて行く展開に苦しくなった、事件の説明セリフが劇中にあるともう少し事件の背景を理解できたと思う。

ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

3.3

当時の社会背景を学び直してから再度鑑賞。

ソビエトのアフガン侵攻はアメリカにとってのベトナム戦争の様な存在で兵役から戻って廃人のようになる人多かった様です。

ビンラディンの兵器はアメリカ製でその背
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裏窓(1954年製作の映画)

3.4

50年台のカラー映画 発色が良くとてもおしゃれに感じた。グレースケリーの衣装が美しく服装史のファッションを見れるだけでも価値があると思います。

舞台の設定が変わらない演劇の様な世界観。まるでカーテン
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CAPA in Love & War キャパ・イン・ラブ・アンド・ウォー(2002年製作の映画)

3.5

キャパの人柄を知ることが出来る、マグナムの設立まで様子やブレッソンのコメントも含まれた貴重な作品です。

写真と当時の映像を混ぜあわせキャパの写真を臨場感ある世界にしてくれています。

スペイン内戦か
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ドクトル・ジバゴ(1965年製作の映画)

3.6

ロシア革命を調べつつ鑑賞。ロマノフ朝から共産主義に変革していく空気を感じることができる。

外国との戦争は無くほぼ内戦の話でした、レーニンも出てこない。あくまで1人の市民の生涯を描いた映画です。

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パディントン(2014年製作の映画)

3.4

パディントンが愛らしいです、ロンドンで感じる熊の目線から「教訓の様なセリフ」が優しい気持ちにさせてくれます。

常に伏線を広げ回収し続ける為心地よい気分にさせてくれる。

カメラワークや映像がジャンピ
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天国の口、終りの楽園。(2001年製作の映画)

3.2

初のメキシカンロードムービー
ドライブ中の映像が美しい、街行く雰囲気がドキュメンタリーの様な生々しさでドライブしている気分にさせてくれる。

2001年の映画だがフィルム粒子とメキシコの田舎でもっと古
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ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!(2017年製作の映画)

2.4

アクションコメディはこんなもんかな、、 ランボーの様な思想はなくテレビゲームの様な世界。

吹き替えを気楽に鑑賞するには丁度いいが、もう少しユーゴ内戦を学べるストーリーが良かった。

先日鑑賞した大使
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.9

2000年まで御存命のピアニストの自伝。

見ていることが辛くなるシーンんが多い、ユダヤの方が徐々に追い詰められる描写はとても生々しく戦争の悲惨な様を力強く感じることができた。

後半の廃墟のでの演奏
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あん(2015年製作の映画)

4.1

日本映画の美意識が詰まった作品
   
美しい映像と暖かいストーリーの中で日本の負の歴史を理解する事ができた。

様なざな立場の縛られて生きる人々のつながりにも無理ないストーリーで優しい気持ちで鑑賞で
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スケアクロウ(1973年製作の映画)

3.3

ジーンハックマン アジがあるしアツパチーノもキャラが良い場面転換が良いタイミングのため短調には感じない。

貨物列車の無賃乗車、ヒッチハイクにダイナーなど70年代の中部アメリカの空気感を感じることが出
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.3

とにかく映像が美しい、暗い画面の中の強い色彩が「アメリカの友人」と似た印象で好み。

スティーブンショアの写真集をダイナー、ガソリンスタンド、コインランドリーを映像で追体験しているような気分にもなれる
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デッド・リミット(1999年製作の映画)

2.7

皮肉たっぷりの演出、現場は真面目なのに何故か笑えました。いっそコメディーにしたらよかったのに。

ユーゴ内戦終盤の1999年のコンピュータシステムはこんなに古臭い?

アメリカ本国の上官がショボくチー
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イコライザー(2014年製作の映画)

2.6

リアリティある設定のようだが感情移入には無理がある設定だった。

全体的に暗いシーンも多く悪役の区別がつきにくく残念。

ピースメーカー(1997年製作の映画)

2.9

「苦しみは世界と分かち合う」

監視カメラが少なくインターネットが弱いアナログ感ある最後の時代設定が今見るととても興味深い。


ボスニアのユーゴ内戦と ロシアとチェチェン、グルジア、アゼルバイジャン
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