このレビューはネタバレを含みます
これは観た人がみんなタロン・エガートンのファンになってしまうのも無理ないわ。パルクール上手かったからもっと見たかった。
「バイオレンス・スパイ・アクション」の謳い文句に嘘なし…というか予想以上にバイオ>>続きを読む
現代風で軽やかな作風だが、際立って良いところが無い。
シェイクスピアが原作で数行しか触れなかった脇役についてあえて掘り下げるなら、悲恋のバカップル(ロミジュリ)に負けないくらい強い主題がないとダメなん>>続きを読む
🌧保護者と教師の恋愛は要らなかった気がする。祖母も叔父も女の子も全員演技がとても良かった…。ちっちゃい子の体温とか、首に巻き付くほっそい腕とか、大人に全体重預けてくる感じとか、思い出して泣けた。
せっかく隠し絵のようなギミックが面白いのだから、もっとそちらに振り切ったら唯一無二の怪作になっただろうにざんねん。怖さと盛り上がりに欠けた。
遊園地の戦うシーンで一瞬ティム・バートン監督が映ってる笑 あの特徴的な髪型、数秒でもインパクト強い。
エイサ・バターフィールド君の印象が「ヒューゴ〜」で止まっていたので身長が2倍に伸びていて驚いた。>>続きを読む
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「DEVS」→「エクス・マキナ」の順に観た。この監督とても好き。
最後、ドレスとヒールだけ身につけて荷物ひとつ持たず軽やかに去った姿に、頭(知能)さえあればどこまでも行けるAIに人間は完敗だと思った。>>続きを読む
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観る前はゾーイ・カザンとポール・ダノの私的イチャつき映画だと思ってたけど、とても面白かった。
何かうまくいかなくなると自分はあくまで変わらず彼女の方を変えようとしてきた主人公が、最終的に自分のその歪>>続きを読む
最近のデコレーションケーキのような豪華な作品より、一周回って初期の作品の規模感を心地よく感じるようになってきた。
マックス、発達障害っぽく見えるのだけど、思えばウェス・アンダーソンの作品はそういう人ば>>続きを読む
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若くて美しいオードリー・ヘップバーンの相手役が軒並み歳上すぎるおじさんなのなんでだろう。ケイリー・グラントに至ってはGoogleが間違ってなければヘップバーンと25歳差で目を疑ったんだが。娘でもおかし>>続きを読む
劇場で予告を見た時も、「ナイトメア・アリー」という題名からも、スリラーなのか、ホラーなのか、怪物の話なのか、ブラッドリー・クーパー自身が怪物なのか。まったく掴めなかった記憶。
なるほど、読心術もどき>>続きを読む
衣装やインテリアが「キャロル」に似てると思ったら、それもそのはず、どちらも1950年代のNYが舞台の作品だった。
ネットもスマホもない時代の移住のお話、想像は出来るが共感は出来ず……なので、情報を補>>続きを読む
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観る前から分かってたけど好き。
女王陛下と公爵夫人と侍女、女と女と女。「わたしを嫉妬させたいの?」と女王の首絞めて詰めるレイチェル・ワイズ、顔に傷を負ってベッドから押し退けられて落ちるレイチェル・ワイ>>続きを読む
整然とした?すっきりとした?洗練された都会的な映像。余白があり、モノクロだけどコントラスト弱めの好みの感じ。
近未来がテーマの作品なんて(多分)1960年代にはもう存在していて見飽きてもいいはずなのに>>続きを読む
製作陣のライルスタイルを見るのも好きだけど、もっと場面ごとの意図を詳しく知れたらよかったな。
後コロナ以外このチームで順調・円満に進んでいたように見せて、裏ではもちろん行き詰まったり揉めたりもあったの>>続きを読む
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🌧赤い毛並み=生理の暗喩程度なのかと思ったら結構しっかり描写されていて驚いた。思春期的な意味も含めてのレッサーパンダ化なのかな?とも思うけど、生理の描写が強かったからその後の父親の「赤は幸運の色だよ」>>続きを読む
秋口の心に沁みわたる映画。幼少期の思い出に「くまのプーさん」の絵本が一冊でも存在していたおかげで自分をクリストファー・ロビンに重ねることかできた。
こういう大人になってから再会系の物語にありがちな、短>>続きを読む
フランスっぽいわ〜(つまり寝落ちした)
お洒落な作風目当ての鑑賞者たちを教養と知識でふるいにかけてくる。話に興味が持てず字幕が頭を素通りするので最後まで観るのが苦痛だった。冒頭の、飲み物を運ぶからくり>>続きを読む
なんかフリーガイ視点だとなろう系の主人公みたいだな…
「世界が終わるその前に〜モブキャラの俺が世界の命運を背負うのは間違っているだろうか?〜」
ジョディ・カマー目当てで観たけど、タイカ・ワイティティ>>続きを読む
これは隠れた傑作。
Lesbian垢で身体検査のシーンがGifで紹介されてて「美女×美女のこの素晴らしい映画はなんだ?」とつられてきたのだけど実際は男女のバディものだった(でも宣材写真も若干ミスリード>>続きを読む
Disneyのリメイクシリーズで1番好きかも!
妙にじんわりするなと思ったら、アニメの方は子ども時代にピノキオの視点で観ていて、今回はおじいさん(親)目線で観ていたようだ。
大人からしたらピノキオの頭>>続きを読む
ものすごく個人的な経験に基づく感想になるけど、辻凪子さん演じるユリが大学在学時に嫌いだったタイプの同級生を5人ほど寄せ集めて作った感じで凄かった。(顔も茶髪も舌ったらずで甘えた感じの喋り方も悪意も)こ>>続きを読む
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ブラックとケヴィン、躊躇いはあるけど壁はなく、お互いに心を許していて居心地が良いのだろうな。同性愛=性愛において限りなく対等な関係と結論づけるのは短絡的なんだろうが、いつもそう考えてしまう(自分は男女>>続きを読む
予想外にレプラコーンの国、予想外にアイリッシュ音楽!これは上がる⤴︎⤴︎
2.5頭身のキャラからしか得られない癒し効果がある。
幸運不運云々の話はさっぱり頭に入ってこず、世界観を楽しむのがメインの映画>>続きを読む
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「暴力性を斬新な手法で描いた本作はユーモアとして消費される暴力へのアンチテーゼとして製作された」(U-NEXTより)
強制的に鑑賞者も賭けに参加させられるあたり、監督から自分も責められてる気がして居>>続きを読む
何度観ても飽きない映画。
原作は「グッド・オーメンズ」や「アメリカンゴッズ」の著者、ニール・ゲイマン。
間接的に豪華客船を体験してゆったりしたかったので。
端的に浅い感想を述べるとすれば、「人生」。完成しなかった小説、そもそも本人は完成させたかったのかどうか。
最近では個人的に90分が丁度いいくらいなのに、この作品はなんと3時間越え!
導入とラスト30分が面白かった。
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不条理系。
外の世界でモテなかったか、自発的に求めなかったか、アセクシャル又は同性愛の人々がここに集まっているので、恋愛をやんわり期待する割に無気力な空気感が漂っていてわりと地獄。一部の人間からこの期>>続きを読む
紛れもなくあの「ロミオ+ジュリエット」を撮った人の作品だ。
他の映画監督の画が平坦→山→平坦
という作りだとすれば、バズ・ラーマンは山!見せ場!山!見せ場!の連続。煌びやかな美術も、最新の音楽も惜しみ>>続きを読む
キャストの2番目にジュリアン・ムーア(推し)の名前があるのに早々に退場するの悲しかった。ホームタウンから始まり、逃亡、隠れ家に寄るなどの展開がまさにゲームっぽい。主人公を追う三人称視点ではあるけどPO>>続きを読む
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序盤のポール・ダノが演じているパートが1番好きだった。あとその後のオープニングクレジット(?)の映像。イーサン・ホークになってからは別に…ほとんどの視聴者は犯人分かってただろうし。むしろ少年期〜ポール>>続きを読む
途中寝落ちしそうになった。実話であるということに価値のある映画。wikiで事件のページ読んだけど、あの暴動からの「死亡者 なし」の文字がどれだけ凄いことかと。