タマモロードさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

タマモロード

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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.8

 おもしろかった。思わず息をひそめている自分に気づいて笑えた。エミリーのラストの顔がよかった。母親は子供のためなら何でも乗り越えてしまうのだ。続編も観よう。

豹/ジャガー(1968年製作の映画)

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 途中から観始めたら衝撃が。高校生の頃、関光夫さんのFM映画音楽番組で録音していた曲。「キル・ビル」で彼女が棺桶から抜け出るときの曲。やっと見つけた。

アンテベラム(2020年製作の映画)

3.8

 おもしろかった。だが、何をコメントしてもネタバレになってしまいそう。
 ちなみに、この題名は英語圏ではどれほど普及した単語なのだろうか。調べていると、アンシャン・レジームを連想した。 

殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

3.7

 走る、走る!疾走感がいい。「EXIT」以来のヒット。お兄さん、ドラマでは悪役ばかりだったが、今回はトロい。
 主演女優がかわいい。

女は冷たい嘘をつく(2016年製作の映画)

3.3

 真相がわかるまではおもしろかった。船のシーンはいらんかも。
 韓国でも「〜妻」が問題なのか。

特捜部Q 知りすぎたマルコ(2021年製作の映画)

3.2

 前シリーズと比べれば落ちるがそれなりに面白かった。過去の犯罪を掘り起こす設定が好みだったが、これは4年前でちょっと物足りない。
 少年の背後のグループは何だと思ってたら、ロマとはいわゆるジプシーのこ
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.8

 監督は「メッセージ」以来注目している。どの作品もそうだがずっと流れる文字通りの基調低音が緊張感を高める。
 題名は日本では大学入試の合否判定のほうで知られているが、ポスターを見てやっと比喩だと気づか
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複製された男(2013年製作の映画)

3.6

 レビューに「知力が試される」とかあったので、ふだんはビール二、三缶飲んで観るところを一缶でがまんして真剣に観た。十分面白かった。だが通勤時間などにあれこれ仮説を立ててみたが納得のいく解釈はまだできて>>続きを読む

すべてが変わった日(2020年製作の映画)

3.4

 美しい風景の中で静かに不穏な感じがたかまっていくのがいい。
 あの一家は『大いなる西部』のヘネシー一家を思い出す。こちらは母親だが、甘やかされた駄目息子たちというところが同じ。
 ウィスキーの小瓶を
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一級機密(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

 前半はテンポが悪く耐え難い退屈さ。後半告発物らしいスリルが加わって面白くなった。
 ただ、告発の対象となる軍部の不正、汚職があまりにおそまつ。戦闘機が墜落しているのにあんなに容易にもみ消せるのか。そ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

1.2

 つまらないので何度も中断してやっと観終わった。最後まで観たので言っていいと思う。ほんとうにゴミ。

時間回廊の殺人(2016年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

 韓国映画を面白いと思ったのは「シュリ」が最初だった。彼女は老婆役にはまだ早い。テギョンは「君を守りたい」のぽっちゃり顔から1年でずいぶんすっきりした。
 映画自体は退屈しなかったが、この手のものとし
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 面白かった。謎の解明に向かうジャンヌの果敢さと結末。何かに似ていると思ったら、最近40年ぶりに読みなおした『オイディプス王』だった。描かれる視点は変えてあるが枠組みは同じである。
 残念だったのは、
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.5

 記憶が曖昧だったので観なおした。たぶん以前は金髪の二人を混同しなががら観たのではないか。今回は一方が「M.I」シリーズでファンになったレベッカ・ファーガソンなので見まがうはずもない。この頃はまだ若く>>続きを読む

ザ・コール [緊急通報指令室](2013年製作の映画)

3.7

 おもしろかった。「ギルティ」より前の作品だったのだ。ラストに至る展開はいただけないが、ラスト自体は好みである。
 911にどんなマニュアルがあるのかと興味がわいた。

JAWS/ジョーズ2(1978年製作の映画)

2.9

 旅行先のホテルで観るものもなく、やっと最後まで観た。今までは途中でやめていた。
 これだけ観たらそれなりに面白いかも。それにしても、学生たち、あんなに人数必要か。
 

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

3.8

 面白い。観終わった後また初めから観たくなるような気持ちよさは何だろう。俳優の顔など必要ないのだと思わせる好演。『マトリックス』のミスター・スミスだと知って驚いた。

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.9

 女主人公が愚かなゆえに成り立っているストーリー展開の駄作は多いが、それとは正反対のクロエの活躍ぶりが心地よい。
 同監督の「SERCH/サーチ」も観なくては。それにしても、この邦題の付け方はなんとか
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SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

3.0

 クローンの悲哀などありきたりでがっかり。「わたしを離さないで」を思い出した。
 二人のやりとりは楽しかった。

ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実(2019年製作の映画)

3.3

 予備知識なしでオープニングクレジットを眺めていたら、ウィリアム・ハート、クリストファー・プラマー、ピーター・フォンダの名前が出てきて驚いた。ベトナムの帰還兵やその父だからそうなるのだが、ピーター・フ>>続きを読む

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.0

 実話だとか本人出演だとか知らずに観たから、何これ?という感じ。ロードムービー好きにはいいかも。
 

死霊館(2013年製作の映画)

3.4

 それほど怖くなかったが面白かった。似たものとしては「ヘルハウス」のほうが好み。

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.6

 これはスパイ物ではなくアクション物として楽しむ映画。80年代らしくないのが残念。 

切り裂き魔ゴーレム(2016年製作の映画)

3.4

 ロンドンの暗い雰囲気がいい。4人の中の一人ギッシングは懐かしい名前だと思ったら『ヘンリライクトフの手記』の作者でした。
 『博士と狂人』を観たときも思ったが、日本のような識字率はあたりまえではないの
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ヘッドハンター(2012年製作の映画)

3.2

 面白いが、ストーリー展開は釈然としないものがある。
 糞溜めのシーンはジェニファー・コネリーの何だったけ?と双璧。

ファイ 悪魔に育てられた少年(2013年製作の映画)

3.5

 終始退屈しないで観られたが観終わった後は何か足りない感じ。少年はドラマ『怪物』の彼だったのだが顔の記憶と結びつかない。

夜の来訪者(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 これは面白い。どの人物も悪人ではないのに、オセロゲームのように何かの拍子に黒に変わってしまう。
 レビューを読んで、ghoulの意味を知りました。

おとなの事情(2016年製作の映画)

3.2

 韓国版を観た後だったので評価が下がる。韓国版のほうが笑えた。

博士と狂人(2018年製作の映画)

3.8

 博士の方は面白いが狂人はちょっとつらい。
 辞書作りに一般市民に協力を仰いだとは知らなかった。OEDをのぞいてみたくなった。

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

2.9

 こういう作品は悪口を言いにくいが、やはり駄目だろう。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 おもしろかった。アガサ・クリスティーの映画のような出だしで、室内劇かと思ったら急展開で「フレンチコネクション」張りのカーアクションまである。翻訳のためにプールやジムのついた施設に「缶詰」になるなんて>>続きを読む

奴が嘲笑う(2015年製作の映画)

3.2

 予想通りの展開だったが、まあ楽しめた。イ・ソギュンは『パラサイト』のときのほうが男前に見えた。女検事はおぼこ過ぎた。
 韓国映画はコメディ色が入ると評価が下がってしまうようだ。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

 「もしかして~系?」などとジャンルのわからないまま映画を観るのも楽しみ方の一つかも。エロイーズの顔立ちには惹かれないがサンディは魅力的。厚化粧だったとはいえ「ウィッチ」「スプリット」のヒロインだと後>>続きを読む