お伝さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

お伝

お伝

映画(500)
ドラマ(2)
アニメ(0)

赤い犯行 夢の後始末(1997年製作の映画)

1.0

町田康の顔の良さと佐野和宏が生き返るところは良かったけど、、、。映画制作について皮肉づいてるところが面白いの?ドキュメンタリーにしたらまだ良かったかも。

ねじ式(1998年製作の映画)

3.5

シュールとしか言いようのない夢のような内容で退屈と言えば退屈だけど、漫画を知ってたらだいたいそのままだし、清川虹子、丹波哲郎、砂塚秀夫が出てくるの嬉しい。最初のシーンが暗黒舞踏で吹いてしまった笑。暗黒>>続きを読む

鬼火(1963年製作の映画)

2.0

イケメンブルジョワ男性がうつ病で自死する話。死を決めてからあんなに人に会いに行くのがなんか当てつけがましいと思ったけど、サティの音楽も、周りの友人もみんなとっても優しく寄り添ってくれることにびっくりし>>続きを読む

龍三と七人の子分たち(2015年製作の映画)

3.5

面白かった!
あの頃あの映画でヤクザとか殺人鬼だったあの人やこの人が、、と思うと嬉しくなる!居場所を見つけたような、あの頃と今が繋がってるんだなという実感が湧いた。北野武じゃないと出来ない内容。個人的
>>続きを読む

震える舌(1980年製作の映画)

3.0

渡瀬恒彦のオーバーオール見たさに何の知識も無く観る作品ではなかった。幼い女の子が破傷風と闘う話。
生死をさまよい苦しみもがく描写が、破傷風の怖さとホラー的な怖さが混在していて、クギツケになると同時にな
>>続きを読む

魚からダイオキシン!!(1992年製作の映画)

1.0

後半に本木雅弘が出てきた辺りから幻想的になってきてガクンとつまらない。内田裕也に銃を持たせてはいけない。前半の、半ドキュメンタリー風の感じでぶっ飛ばして欲しかった。
内田裕也が無力だという内容で良いの
>>続きを読む

水のないプール(1982年製作の映画)

3.5

不気味なド変態男の話だけど、なんか笑えるしなんならちょっといい話みたいな気分で終われるのは内田裕也だから。「エロチックな関係」もそうだけど、内田裕也だけの独特な浮遊感だから成り立ってる感じです。これが>>続きを読む

みな殺しの拳銃(1967年製作の映画)

3.0

意地をはったけど無理だったのか、やぶれかぶれに破滅に向かったのか結局よくわからなかったけど、とにかくスローなジャズでカッコつけすぎると眠くなるの法則。うまいのかどうか絶妙なケン・サンダースの歌。「殺し>>続きを読む

関東幹部会(1971年製作の映画)

3.5

この辺のいわゆる日活ニューアクションと言われるやつ、東映実録に慣れてると意外なキャスティングだし、湿ったドラマが新鮮です。原田芳雄がちゃんと「変わったやくざ」と言われてる笑。オープニングがカッコいい。

関東流れ者(1971年製作の映画)

3.5

南原宏治がネチネチした意地悪なボスで、悪趣味な部屋で白いガウン着てたりするもんで一瞬サスペンスぽい空気が流れるけど、やっぱ裏切りと復讐、銃よりドスの男の世界、刺して刺されて刺しまくり、渡哲也 vs 今>>続きを読む

斬り込み(1970年製作の映画)

3.5

ドスの数がすごい。すごい刺される。下っぱ組員が使い捨てにされる切なさ。青木義朗がけっこう出てるのあんまり無いような気がする。

新宿アウトロー ぶっ飛ばせ(1970年製作の映画)

3.5

渡哲也、原田芳雄、成田三樹夫、梶芽衣子がカッコいいけど、ちょい役の中島葵の地味で幸薄そうな感じが好みです。みんなやたらめったらタバコを吸っててムラムラして禁煙をやめてしまった。

BLOOD is SEX ハーレム・バレンタイン・デイ(1982年製作の映画)

2.5

このシリーズと言うか「ピンク、朱に染まれ!」の3作品、とにかくヤりまくってる。それをわかった上で言うと「狼」が1番アホみたいで好きかな。

反逆のメロディー(1970年製作の映画)

3.5

素肌にGジャン原田芳雄、梶芽衣子の美しさ、佐藤蛾次郎の伸びやかな歌声。

苦役列車(2012年製作の映画)

3.0

過酷な環境で育つとやっぱ「自分 vs 社会」という思考になるし、だいたい女に対して歪んだ思考になるよね。

ピンクのカーテン(1982年製作の映画)

3.5

早くに両親をなくした兄妹の近親相姦ものなんて暗くもできるのに、美保純のあっけらかんと呑気なキャラでポップに仕上がってる。あの顔にあのボディがめちゃくちゃかわいい。いろんな衣装で美保純ファッションショー>>続きを読む

フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)

4.5

小さな町のチョー群像劇。断片的でストーリー的なものは無く、大きな淡い思い出として泡のようにかつ消えかつ結びてしている。
この人は怒りっぽいけどいいヤツ、あの人は爆乳、あの人が木に登っちゃったよー、ほら
>>続きを読む

(1982年製作の映画)

3.5

ディレクターズカンパニーの旗揚げ作品の中の1本。いろんな人が出演してる。食べて走ってセックスするだけの野獣を街の中に放つとこうなるという内容なんだけど、ちゃんと彼女ができる笑。ここまでいくと理屈やツッ>>続きを読む

女体棧橋(1958年製作の映画)

3.5

このあとの地帯シリーズも似たような内容の、売春組織の実態を捜査する話。三原葉子の小股がまだキレあがってて衣装のフサも長くて面白い。

日本暴力団 組長(1969年製作の映画)

3.5

やくざもいろんなタイプがあってよー。自分の手は汚さず代理戦争で勢力を拡げるインテリタイプのボス内田朝雄、任侠道を貫きたい鶴田浩二、ポン中狂犬若山富三郎、恨みを持って流れてきた安藤昇。いろんな事情を抱え>>続きを読む

白い指の戯れ(1972年製作の映画)

4.5

すごい好き。これほとんど神代辰巳ワールド。童顔まん丸顔に小ぶりのおっぱいに足首のアザの組み合わせがかわいい伊佐山ひろ子。スリのときの音楽がめちゃくちゃカッコいい!悪い男(荒木一郎)とバカな女の話がなん>>続きを読む

殺し屋パズズ(2000年製作の映画)

3.0

思ったより良い。チープみがあまり無くなんとかうまいこと仕上がってる。松方弘樹は70年代の実録やくざものや脱獄三部作の印象が強いので、この頃まだ元気だと思うとただただ感慨深い。

続組織暴力(1967年製作の映画)

3.5

やくざ同士と警察との抗争なんだけど、血で血を洗うという感じではなく、渡辺文雄がすごくやり手でグイグイ勢力を増していく感じ。「本日休診」で人情味あふれる町医者だった柳永二郎がどこに出てるのか、やっぱゴリ>>続きを読む

本日休診(1952年製作の映画)

3.8

人が良すぎるもんで休診だろうがいつも忙しい病院の先生の話。先生役の柳永二郎がすごく良い。
先生をはじめとして周りの人みんな、訳ありの女性にも、ヤクザ(鶴田浩二)にも、頭おかしくなった中隊長(三國連太郎
>>続きを読む

日本春歌考(1967年製作の映画)

3.5

「性の歌は抑圧された民衆の声だ」
空想で女を犯す受験生4人組を中心に、若者の性的エネルギーである春歌と、軍歌、労働歌、フォークソングがバトるミュージカル映画。
荒木一郎がもうキモいけどやっぱそーゆー役
>>続きを読む

キクとイサム(1959年製作の映画)

4.0

体が大きいキクちゃんが男の子とケンカしたりバイクに乗ったり明るくて芸達者なところとか、ほんっとかわいい。かわいいとか言ってる場合じゃない差別問題なんだけど、キクちゃんの明るさが救いになっている。北林谷>>続きを読む

マノン(1981年製作の映画)

4.0

「ザ・レイプ」が不快すぎて期待してなかったけどこれはなかなか観ごたえがあって良かった(原作は知らないけど)。
無垢で魔性の女ミツコ(烏丸せつこ)が男を渡り歩く話で、チンピラのビートたけし→演出家の荒木
>>続きを読む

シンデレラ・エクスタシー 黒い瞳の誘惑(1988年製作の映画)

3.0

まーこれエロい!エロすぎて疲れるけど同じくらいダサくて良い。ダサいわー(ほめてる)

もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)

3.0

ニートが実家でダラダラしてる話で、その理由とか結末がいっさい無い。後半に少しだけ就職する気になったかもしれないというのと、もしかしたら父親が再婚するかもしれないという、うっすらした展開があるけど、その>>続きを読む

噛む女(1988年製作の映画)

3.0

余貴美子がやっべえのかと思ったらそうでもなくて、ミステリーもエロスも中ぐらいだった。満たされない寂しい大人たちの話。うすらエロい永島敏行が素肌にベージュのニット着ててさらにエロかった。戸川純がかわいい>>続きを読む

月下の蘭(1991年製作の映画)

3.0

最初はアイドルの蘭ちゃんとそれに巻き込まれる根津甚八にイライラしてしまった。最後までハマれなかったけど、蘭ちゃんファンが血まみれなのにちゃんと布団に入って「蘭ちゃん蘭ちゃんレッツゴーファイトー!」と言>>続きを読む

夜がまた来る(1994年製作の映画)

3.0

赤い眩暈よりは良かったけど、話と絵にこだわり過ぎてる割に説明セリフなのがダサい。役者が色気のある大人たちばかりで、それはすっごい良かったです!根津甚八かっこえーーー

猟人日記(1964年製作の映画)

3.5

大会社の女壻である本田一郎(仲谷昇)がガールハントの記録をつけてて、大学ノートの表紙にデカデカと「猟人日記 本田」て書いてる。奥さん役は原作者でもある戸川昌子。初産のときに骨の無い子を産んでしまったこ>>続きを読む

混血児リカ(1972年製作の映画)

4.8

月曜日のユカと同じ監督とは思えないやさぐれ映画。やっぱり超かわいいよりもちょっと変ぐらいが良い。