ikustatinoさんの映画レビュー・感想・評価

ikustatino

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見当違いの感想を言ってたらごめんなさい。
戯言です。許してください。
時々長文書きますが、基本はTwitterで書いた感想写しです。すみません。許してください。

映画(130)
ドラマ(7)

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

4.7

90'とはなんだったのか?
漠然とした問いをここ最近ずっと考えていたけれど、それが如何に愚問かを思い知らされた気がした。
僕達を繋げるカルチャーという記号。
世界を複雑にしているのは自分自身なのかも知
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バーバラと心の巨人(2017年製作の映画)

4.5

「バーバラと心の巨人」

少女はうさ耳を付けて登校し、壮絶な虐めに晒されても御構いなし。
自然豊かな街の至る所に罠を貼り、動物の死骸や虫を集め、周りを傷つけ、それで尚"必ず巨人を殺す"と一心不乱に突き
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劇場版 フリクリ オルタナ(2018年製作の映画)

3.5

「フリクリ オルタナ」

待望の続編にして、思いもよらなかった続編。クソッタレな世界と少年の物語は少女4人の日常、半径5メートルの"セカイ"のお話へと変わっていた。
驚きました…けれどこれが現代の若者
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.8

「アントマン&ワスプ」

「アントマン」が能力的魅力を絵で魅せる事に力点を置いた半径5メートル圏内の作品だったのに対し、今作はワスプが主役に加わる事で半径10メートル圏内のヒューマンドラマに仕上がって
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ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間(2018年製作の映画)

3.0

「ポノック短編劇場 ちいさな英雄 ーカニとタマゴと透明人間ー」


パヤオがジブリの制作部門を解散させて早4年。
アニメーション作品とは?映画とは?ジブリの正当後継者とは?
常に優等生を求められる彼ら
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.9

「スターリンの葬送狂騒曲」

共産主義の大義は死んだ。
平等参加とは名ばかりの権力集中。
理想も期待も血を流さない権力者達の冗談みたいな決断によって簡単に紅く染まる。

ロシア人はウォッカを寒さと深過
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.4

「ペンギン・ハイウェイ」

賢しい少年が恋心を寄せるお姉さん。
謎のペンギン、次々と起こる怪事件。
夏休み、自由研究、海、お祭、おっぱい。笑
短いようで長い大人への階段、僕らは何処から来て何処へ行くの
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.5

「未来のミライ」


男の子はいつの日か成長してアムロや碇シンジの様に"物語の主人公"になって世界を救うのかもしれない。これはくんちゃんがまだ主人公になる前の物語。そして家族の系譜の物語。

僕もイヤ
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

4.2

「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」


勝負とは?
正しさとは?
人生とは?
愛とは?


品行方正では無い人々が苦悩と屈折を抱えつつ、栄光と勝利を求めて人生の大一番に挑む。
結果誰もが幸せにはなれる訳
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

3.5

「タクシー運転手」

遅ればせながら鑑賞。
事件のショッキングさに言葉を失うと同時に人情味溢れる人間ドラマ(過多な部分も含め)に、些細な個人の善意の繋がりの連続が世界を作っており、其れこそが尊いのだな
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.6

「ジュラシックワールド2」

太古の恐竜達と出会えるその感動と畏怖、人間の愚かな欲の代償としての情け容赦のない肉食恐竜達の捕食行為。
神秘と禁忌。
オリジンへのオマージュ含めシリーズの本懐をたっぷり味
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.1

『万引き家族』


心の池に岩を投げ込んでくるような映画。嫌が応にも波紋が広がり、気持ちが波立つ。

「上手くいった事なんて一度もなかった」と苦々しい笑い顔で答える治。
正しい手順で真っ当な人生を送れ
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.8

「ハン・ソロ」

ジェダイもライトセーバーも登場しない。けれどもこの作品にはハンとチューイがいる。ミレニアムファルコンがある。その輝きの力強さ、スターウォーズをたらしめている物の多彩さを痛感する。
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

「ワンダー 君は太陽」

オギーに生涯つきまとうであろうシビアな現実を考えると彼の家族や友人達との絆がこの先もずっと続いて欲しいと願わずにはいられなかった。
登場人物達一人一人の苦悩や葛藤を拾い上げて
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.6

拠り所のない一人ぼっちの気持ちも
初めて分かり合える友達と出逢えた喜びも
上手く生きられないもどかしさも
ジェームズはまるで過去の自分の姿の様で
大人になる為に閉じ込めた気持ちに
分かち合えなかった"
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ニンジャバットマン(2018年製作の映画)

3.5

「ニンジャバットマン」

脚本:中島かずき
制作会社:神風動画

という今最もキレッキレの布陣でアメリカに殴り込みを掛けた作品。
サブカル好きの友人の熱弁に感化され公開初日に観てきました。
バットマン
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ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

5.0

「ビューティフル・デイ」

何気ない日常と狂気の端境は何処か?
ジョーは殺し屋という不穏な生業でありながらいとも容易くあっさりと日常に溶け込み、己の爆発しそうな狂気に身悶えている。そして訪れる運命とも
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.8

「レディ・バード」

17歳。
自分では無い誰か、此処では無い何処か、欲しかったのは自分の掌には無い物ばかりだった。

少女達は語り合う。

「何で泣いているの…?」
「幸せになれないから…」

それ
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.8

『犬ヶ島』
陰影が印象的な映像表現、近未来を描いた世界設定、カットインされるセルアニメ、彼の過去作には無い試みがいくつも発見できる。けれどその何れも全くウェス監督の世界観を損なわない!しかも今やロック
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.9

「フロリダプロジェクト」
子供達の無邪気さ、カラフルな色彩、透明感のある映像はひたすらハードな現実を覆い隠す幻覚剤のようだった。
この作品における善意も絆も全く事態を好転させず、考え得る最悪の方向に物
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.7

誰もが望んだリングで闘える訳ではない。辻褄合わせの虚構を人に見せつつ、血反吐を吐いてリングに上がる。
どれだけ彼女が嘘にまみれていようと氷上で美しく舞ってみせたトーニャの姿とその努力だけは真実であった
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.6

「DEADPOOL2」
この作品をいち早く観られた幸運をとても嬉しく思います。
ありがとうFilmarksさん。
不死身の男デッドプールが文字通り粉骨砕身、更に過激に血を流し、なりふり構わず、笑かす、
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.4

終始不穏な雰囲気の漂う物語。自身のセイフティ・スペースを犯され、人がいとも簡単に善人の皮を剥がされる事実は分かっていても気分が悪くなる。そしてこのタイトルが物語を超えて人の持っている"器量の狭さ"を表>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.1

美しき者達の一夏のモラトリアム。
優雅なイタリアの自然の中でエリオ少年の秘密の恋心が少しずつ花開く。
奏でるピアノの音色、たゆたうプールの水面、光輝くオリヴァーの胸元。
"かけがえのないもの"と出会う
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いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち(2017年製作の映画)

3.9

縁あって日比谷で「いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち」の試写会を観てきました。
イタリア発の3部作からなる社会風刺コメディ作品。Part2になる今作を見るにあたっての僕の予備知識はゼロだった
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.9

天才が駆け抜けてきた時代の記憶と追いかけてきた夢の世界を追体験していくような作品だった。
映画を観終わってみると、懐かしいキャラクターとイースターエッグの数々は僕らの享受してきた夢であると同時に課せら
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

3.8

『彼の見つめる先に』
穏やかな陽の光、優しい静寂。
プールサイドで無邪気に打ち明け合う漠然とした不安の数々。
今過ごしている何気ない時間がどれ程美しく輝かしい青春だったとしても、少年少女の焦燥感を解消
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さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.8

僕達は時に理不尽な煮湯を呑まなければならない。恋も友情も、夢も未来もその輝かしさの分だけ苦々しい。
けれど青臭さを踏み躙られ、痛みを知る事で見える世界は確かにあるのだ。
ディランもルーリードもサイモン
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.0

パシフィックリムに対する愛情、続編への忸怩たる思い、新たに見出した希望、その全てをここに書き記しました。
これはある意味で僕のアップライジング(反乱)です。見解の違いなどで気分を悪くさせる方もいるかも
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.5

ジュマンジの続編として観るより単体の作品として観たほうがノイズ無く楽しめたように思うけど、エピローグの「これだけは!」という部分を現代版にアップグレードする事には成功していたように思った。
悪役がね…
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

4.0

監督はこの作品を"父に捧ぐ"とエンドクレジットに載せていた。
その言葉の重みがどんな物か僕には知る由も無いけれど、少なくともこの映画はノリで世界は救ってない。
儚く無邪気な祈りの様に"愛の強さ"を訴え
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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

3.5

"あの花"と"ここさけ"の脚本家、岡田麿里の初監督作品。
綺麗なものを描きつつ、それらを自分の血で汚す様な底意地の悪さの見え隠れする作品でした(褒めてます)。
清濁合わせた女性の気高さを恐れず叩きつけ
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ラッキー(2017年製作の映画)

3.8

同じ喫茶店、いつものコーヒーとクロスワードパズル。店長と交わす同じ軽愚痴。
同じBAR、いつものカクテルと風変わりな友人、女店主につく悪態。
老人が繰り返す"1人"の毎日。
吐き出す煙草の煙に漏れ出す
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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.5

突如として現れたシマー(揺らめく光)の中に広がる美しい極彩色の世界。草木が生い茂り色鮮やかな花が咲き乱れる異界で、"絶滅"は思いも寄らぬ形で始まる。グロテスクで残酷な異界の理がゆっくりと心と身体を蝕ん>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

5.0

怪獣大好きジレルモ監督の新作云々…
今時代に求められるメッセージ云々…
水と愛には形がない云々…
そんな中に見え隠れするエロとグロ云々…
映画と音楽がイライザと怪物お互いを寄り添い合わせていくも、悲し
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