にゃんぷーさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)

3.7

単なるPTSDの話かと思いきや、パラノイアな話に持っていくんだと意表を突かれた。ただ最後のテロップは興醒めかな〜。
繰り返す水平運動。上昇運動を散々妨げられた末に行き着くあのラストはなぜか感動してしま
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映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて(2019年製作の映画)

3.8

前半パート良い感じ。田中裕太回のテロップギャグ好きなので今作でも出てきて嬉しかった。

ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

4.1

レイアウト気持ち良すぎて一生観ていられるな。
イヤリングが返って来ないのはわりと予想外だった。いや、いいと思うけど。日本ではあまり見ない海外らしいさっぱり加減。帰還をエンドロールのついでにやるのは大正
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帝一の國(2017年製作の映画)

3.7

やっぱテンポ良い映画はおもしれーや。菅田将暉が足組んで喋るファーストカットからいい感じ。初めて永井聡観たのだけどああいう逆光をよく使ってる感じなんだろうな。
エンディングのギター持ってぴょんぴょん跳ね
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.6

素晴らしい!!!
この手の話がここまで飛躍するなんて思いもしなかった。想像していた展開の一歩先、二歩先をいってる。その上面白ショットにも事欠かない。本当にシビれた。
どうでもいいが、ラストに出てくる檻
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オールド(2021年製作の映画)

3.3

断じて謎解きではないと思うけど色々アホなので好き。暗号のくだり雑すぎ〜。ジャックニコルソンとマーロン・ブランド主演の映画のくだりも絶対いらね〜。
相変わらず独特なカメラワークと『サランドラ』オマージュ
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セシル・B/ザ・シネマ・ウォーズ(2000年製作の映画)

3.4

エドガー・ライトの新作すら流さずくだらねー大衆向けカス邦画ばっか放映するゴミシネコンに囲まれた田舎に住んでると、セシル・Bになりたい気持ちも分かっちゃうな。

ショッカー(1989年製作の映画)

3.9

色々とおバカ過ぎるがその実構成しっかりしててすばら。友情・努力・勝利全部あるアツい映画。
ホラー映画で稀によくある(?)殺人鬼とのプロレス技の攻防あり。あれ誰が最初始めたんだろね。

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

2.9

原作は大ファンだけども、フラットに観てまあこんなもんじゃないかなという感じ。ミゲル頑張ってたね。

魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

3.4

地獄みたいなギスギス旅行見せられるのキツいがなんだかんだ最後は楽しそうに飲んでるのがいいね。アル中ムービー。

最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

4.0

面白い。ドキュメント風にしては序盤からルール破りまくりだけど細かいことは別にいいやという感じ。「お前殺したら新車のセルシオ買えるわ!」等セリフ回しがバカで素晴らしかった。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.2

救いでしかない。関係者各位グッジョブ。
ウィレム・デフォーノリノリで良かった。

修羅ランド(2017年製作の映画)

-

初手いらすとや高速フラッシュからのラスト特攻隊員敬礼。ふざけた映画!
松本卓也は暴れてナンボだな〜とか思っちゃった。辻凪子の「みんな最近ちんちんしゃぶってるー?」がゆるくて好き。

ハングマンズ・ノット(2017年製作の映画)

3.8

マージで松本卓也が阪本作品と相性良過ぎ。
坊さんが目を覚ますとセルフ葬式してるくだり好き。紙芝居も性格悪すぎてオモロい。

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.1

脚本の手際がめちゃくちゃ良い。速さはオモロさ。黄猿も言ってた。
グロさ加減が大衆受けするギリギリのライン攻めてる。これ以上いくと無理な人続出なんだろな。

不良番長 口から出まかせ(1970年製作の映画)

3.6

暴に次ぐ暴。時計仕掛けのオレンジなんて目じゃねえよ。

勝手にしやがれ!! 成金計画(1996年製作の映画)

3.9

一貫してプロップに振り回される人物たち。呪いみたいに纏わりついてくるヘロインもそうだけど、車に乗ればゴミ捨て場に突っ込むし、ダンボールがあればダイブするし…とお約束(=反復)がバカバカしくもあり、全編>>続きを読む

ナイト&デイ(2010年製作の映画)

4.2

ハリウッド映画の教科書。面白かったっす。
牛と一緒にバイクでチェイスするシーンはハリウッドの馬鹿馬鹿しさ極まれりといった感じで心強さすら感じた。他にも飛行機が傾いて死体がゴロゴロ転がったり、ドライブし
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ジュリアン(2017年製作の映画)

3.7

なんか久々に映画観れてハッピーだな。
妊娠検査薬のシーン(合ってる?)の長回しとか、ラストお隣さんやらオペレーターに視点が移るの意表突かれて面白かった。『デス・プルーフ』並に助手席=牢獄映画。

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

4.0

(撮影:柴主高秀)
主演に三輪明日美選んだ時点で勝ち。顔面強すぎる。執拗なローアングルでパンチラ狙ってんだろ!と思わせておいて映さない。のだけど、もっとエロくてグロいもの見せられてる気分にさせられるの
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007 スペクター(2015年製作の映画)

-

発作、としか言いようがない。気を抜くとアホアホに戻ってしまうのは007の宿命なんだろう。でもそんな惨状をみて何かやっぱコレだね〜とか思ってしまう自分もいるので複雑〜。
マイク使って自分で喋れ!なブロフ
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.9

お上品な照明もさることながら、アクションシーンのアイデアが良い感じ。クラゲとか水中サブミッション合戦とか洒落てますわ。
サソリ手に乗っけてショット一気飲みして場を盛り上げる宴会部長ボンド。

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.8

編集が独特っつーか目まぐるしくて、結構しんどい部分が多い。

【再見】
3年ぶり?にみたらコレはコレでいいんじゃないかと思えた。一本の復讐映画として好きだ。実験的な007もたまには良い。未練たらたらの
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リベリオン(2002年製作の映画)

4.4

偏愛。開始5分でサイコー。虚淵がコレ推してる理由めちゃくちゃ分かったわ。
感情を持つことが禁じられたディストピアの中エリート執行官(?)の男に感情が芽生えるというめちゃくちゃ王道かつエモなプロットで、
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人斬り与太 狂犬三兄弟(1972年製作の映画)

4.2

やっぱ東映って最高だな。菅原文太・田中邦衛・三谷昇トリオの時点で勝ち確。
事務所ではほぼ常に電車が通過していてただの会話シーンを音と光が妙に臨場感を掻き立てる。事務所内の緊張がピークに達するエンコ詰め
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.9

実写『カメラの前で演じること』じゃん。
濱口にしか撮れない決定的な瞬間を映していてすげ〜とは思いつつも、『寝ても覚めても』ほど衝撃を受けなかったのでこのくらいの点数。濱口に慣れただけかもしれんが。あと
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あさがおと加瀬さん。(2017年製作の映画)

3.5

百合ならではの葛藤みたいなのがほぼ無くて、全編初々しいカップルのノロケなのがいいんじゃなかろうか。月並みな言いまわししかでてこないけど、とにかく尊みが深かったっす。

女囚さそり 殺人予告(1991年製作の映画)

3.1

まさか『第41雑居房』から続くさそりマルチユニバースだとは。
寺田農を睨む岡本夏生の目から光が消えていくのすばら。ラストはすっかりダンスナンバーになった怨み節がかかりながら遊園地で軽快に復讐。どのパラ
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肉弾(1968年製作の映画)

4.0

「大したことはない」と諦念に満ちた嘯きをしていた所からあのラストはエグい。火垂るの墓のラストってまんまコレじゃん。