ひらりーさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ひらりー

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ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

3.6

撮り方は別に上手い訳じゃないけど展開の飽きさせない感じは流石パスカル・ロジェといった感じ

『マーターズ』もだけど陰惨なことする割に観客がスッキリするような終わり方するよね

ランナウェイ・カー(1996年製作の映画)

3.5

ハイウェイ走行中の車内から赤ちゃんを頭上のヘリから垂らしたロープ括り付けて救出するんだが、機内まで引き上げずにそのままぷらんぷらんさせながら飛んでいってヒーンてなった。

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.7

アメリカお得意の聴こえちゃった人の話
かなーりギリギリのラインに立ってる映画
レイ・リオッタはフツーに怖いし

野球って、ルールが妙に儀式的だしオカルティズムと組み合わせると面白くなりそうだけど該当作
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.6

セピアパートの竜巻描写が白眉の出来。
セットの中で風が吹き荒れる映画は何故こんなにも面白いのか。

ハリケーン(1937年製作の映画)

3.8

エンジンのかかりがちょっと遅いがラスト20分のフリードキン『恐怖の報酬』吊橋場面ばりの災害描写がヤバかった。

医者の人、妙に既視感あるなぁと思ったら『駅馬車』のアル中医者と同じ役者でスターシステムか
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ムカデ人間2(2011年製作の映画)

3.0

前作はフィクションであるという設定

犯行がスイスイ進み過ぎる
【映画】と違ってまるで上手くできない!みたいな展開が見たかった

ハイター博士追悼の意味で観たけど前作の映像のみでキャラクターとしては出
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極道戦国志 不動(1996年製作の映画)

3.4

自分が好きな要素で出来てるハズなのに何故かノれず…

神様のパズル(2008年製作の映画)

3.6

市原隼人の演技のグズグズ感、いつか加藤晴彦と共演して欲しいな。

三池映画のちょっと近所に散歩にいく感覚で海外ロケしちゃう異常な程のバイタリティの良さ、マジでなんなん?

ダウンレンジ(2017年製作の映画)

3.7

W・クレイヴンもL・コーエンもD・エリスも亡き今、リューヘイ・キタムラこそが我等の希望なのである。

これからも末永くカメラをギュルンギュルン回していただきたい。

インディアン渓谷(1946年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

主人公は結婚を誓った彼女がいるが親友の妻と関係を持ったり、その親友はギャンブルで自分の顧客の金を溶かして挙句殺人までしでかすしで西部劇なのに話の展開が超ノワール!なのだがインディアンの襲撃によってそれ>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

-

地元でお婆さんが厨房に立ってる蕎麦屋に食べにいった時、頼んだ天ぷら蕎麦のかき揚げ内にお婆さんのモノと思われる髪の毛が混入してたのを思い出した。

DAGON(2001年製作の映画)

3.7

R.I.P. スチュアート・ゴードン

マチルダ・メイ的な妖艶さを放つマカレナ・ゴメスが怖可愛い イア!イア!

エスケープ・ルーム(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ポップな『CUBE』って感じ

あのビルの管理をたった3〜4人で回していたのかと思うと泣けてくる。
もっと人件費まわしてやれよ…

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.3

勝手にファイト・クラブみたいなのを想像してたらめちゃくちゃコジンマリした話で意外。

拳銃をめぐる話の展開のさせ方がちょっと雑じゃない?
無理矢理貰った銃を持ち歩かざる得ない状況の説明をなんか入れて欲
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犬鳴村(2020年製作の映画)

3.7

映写されたフィルム映像が身体に投影される場面は使い方としては高橋洋よりも上手いんじゃね?と感じるくらい素晴らしかった

ただ今の若い観客が観たら舐められそうなオチではある

ドミノ 復讐の咆哮(2019年製作の映画)

-

自分が思っていた以上にデパルマにワクワクドキドキできなくなっていることに気づいて悲しくなった。

初恋(2020年製作の映画)

-

三池崇史入門に最適な作品。
消えたドラッグを巡る抗争劇だが意外と混み込みしてなくシャッキリポンとしていて見やすい。

帽子から飛び出した死/奇跡売ります(1939年製作の映画)

3.6

ガイ・リッチーのシャーロック・ホームズがまともな推理劇に思えるくらいネタ解説が超ザツ
代わりに話運びは恐ろしくテンポが良い(尺が71分!)
サイドキックに据えてる主人公のお父様が良いキャラしてる

人魚姫(2016年製作の映画)

3.5

シンチー然りスピルバーグ然り、世間一般のメインストリームと思われてる監督の作品が多分に残虐性をはらんでるのは何なのか、
スピルバーグはその辺上手いこと隠すんだけどシンチーはストレートに出してくる。
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ある女優の不在(2018年製作の映画)

3.7

‪導入が投稿系心霊ホラーに始まり、‬
‪閉鎖的な田舎町で信用できない村人達に囲まれながらの行方不明者探索モノに‬

‪映画監督の癖に映像の真偽も分かんねえのかよと言われて黙っちゃうパナヒの逆ギレが可愛
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異魚島(1977年製作の映画)

3.5

ウィッカーマンみたいな感じかなと思ってたら横溝正史のなり損ないみたいな話だった
回想の回想というクソかったるいことをしまくってて時間が異様に長く感じるが
終盤の【儀式】は確かにヤバい

肉体の約束(1975年製作の映画)

3.5

元々の演出かマスターの劣化か分からないが風呂場で男に迫られもみくちゃになる場面、何故かスローで撮られててすっごい怪獣映画の格闘シーンのそれっぽかった

フィニアンの虹(1968年製作の映画)

3.5

南部白人の人種差別主義者が魔法で黒人(顔黒塗り)になっちゃう文字通りのブラックユーモアが気になり過ぎて
アステアおじいちゃんのステップの軽やかさにまったく集中できない

アートフル・ドヂャース(1998年製作の映画)

3.7

90年代のジャームッシュ映画に混ぜ込んでも違和感なく馴染むと思う

カギの意味をなさない防犯性ゼロの玄関ドアのギャグとか、佐藤タイジのスナック菓子みたいな台詞の軽さとか凄く好き

オフビートなコメディ
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がっこうぐらし!(2018年製作の映画)

3.5

多少の段取りくささに目を瞑れば
『新感染』みたいなのよりも満足度は高い

ビバリーヒルズ・コップ2(1987年製作の映画)

3.6

話は大したことないけど夕暮れ時のカッチョいいショットがバンバン出てきてアガるアガる、張り巡らされた電線のショットとかエヴァかよって感じ

ジャッジ・ラインホルドの80'sコップに影響受けまくったキャラ
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ザ・スタッフ(1985年製作の映画)

3.6

誰もが知ってる巨大企業の工場が実はヤバいとこでしたという『宇宙からの侵略生物』『ハロウィン3』系譜の陰謀論映画

顔に張り付いたバケモノを剥がすためにそのまま火をつけちゃうとこが良い

ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

3.9

A・ウィンガード『ザ・ゲスト』をよりスマートにしたような構成が見事

今んところネトフリオリジナルの中で一番面白い

スペースバンパイア(1985年製作の映画)

3.9

宇宙からきたエッチなお姉さんが男共の精気を吸い尽くすというバカみたいな話が最終的にロンドンの大崩壊にまで発展するんだからすごい、でこの大崩壊をちゃんと金かけて撮ってんだからエライ

全体的に狂ってるん
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

3.8

伊藤計劃『harmony』につながるとは思わなかった、あと『スーパーマン』

作中かぐや姫を除いて唯一身体的な変化がある嫗を美化しすぎではないかと思ったのがチョット気になるところ

ハロウィン1988・地獄のロック&ローラー(1986年製作の映画)

3.7

レコード逆再生で悪魔からの啓示を受けとる展開が最高『リトル・ニッキー』と合わせてみたい映画

蘇ったロックスターが自身のレコードの音源(ラジオ、オーディオ)を頼りに時空を移動して現れたりテレビの向こう
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おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)

3.6

撒き散らさんばかりの笑顔だらけの本編で(それもどこか貼りつけたような、妄想代理人OPみたいな表情ばかり)最後の子どもの顔だけ無表情で〆るの怖すぎ

血みどろの入江(1970年製作の映画)

3.6

‪‪チャカポコチャカポコした劇伴が妙に頭に残る‬
‪誰が誰を殺したとかは全っ然分からないんだけど、オープニングの老婆殺しと中盤のカップル串刺場面が素敵‬
‪オチがついたようでついていない終わり方も好き
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グレムリン(1984年製作の映画)

3.6

ギズモの一挙手一動、すべての動作が可愛さに繋がっていく
パペットかアニマトロニクスかわからないが今の目で見ても操作の出来が超ハイレベル

老婆が2階の窓を突き破って外にぶっ飛んでくショット、『CURE
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他人の家(1949年製作の映画)

3.7

前情報無しで観たのでてっきりポイント・ブランク的な有無を言わさぬ復讐劇かと思ったら全く真逆の話で面食らった。
スーザン・ヘイワードの役柄もアンチファムファタル的で興味深い。

(1974年製作の映画)

3.9

再見
タルコフスキ、まじで天候を操れるんじゃないかってくらい風が吹くタイミングが尋常じゃないくらいヤバい