えくすぷさんの映画レビュー・感想・評価

えくすぷ

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007/死ぬのは奴らだ(1973年製作の映画)

4.2

圧縮ガス
アクションは微妙だけど、ロジャー・ムーアはかっこいい。

飛行機の教官になりきるギャグが面白かった。
ボートチェイスは力が入っているように思えた。
ボスキャラが印象薄だけど、最後に圧縮空気を
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ロープ(1948年製作の映画)

3.9

密室ドラマ
全ては一室で展開するドラマ。
ストーリーはロープのように一本道で進んでいく。
映像もまた途切れのない長回しのように演出され、外の世界へは一切カメラが出て行かない。
中で行き交う人々の感情の
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007/ユア・アイズ・オンリー(1981年製作の映画)

4.8

まず中盤のスキーアクション、テンポ良し。
歯切れのよい画回し。それでいて目まぐるしい展開ではなく、一本の道を滑らかに進む明快さ。見ていて爽快なアクションとはこの事!
この映像のスピード感であればムーア
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小さな巨人(1970年製作の映画)

4.3

数奇な人生
子供のうちにインディアンに誘拐され、そのままインディアンとして生きていた男が帰宅、世の中は十数年で見違えるように変わっていた。
男の世界は劇的に変化し、わからないことだらけである一方、変わ
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シャンハイ・ヌーン(2000年製作の映画)

3.3

ヌーンを見たらナイトも見よう!
シャンハイヌーンは中国の近衛兵が西部のカウボーイになるという話である。
文化的衝突がコミカルに描かれる、定番の笑い。
手足達者チョン・ウェンと口達者ロイ・オバノン、
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カウボーイ(1958年製作の映画)

1.9

ジャック・レモンなので見たけど失敗
ここで見られるジャック・レモンは、お熱いのがお好きで見られるようなコミカルな役じゃないんですね。
結論を先に言うとガッカリですね。

無知な主人公とカウボーイのリー
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ヒッチコック(2012年製作の映画)

4.3

ヒッチコック監督とその妻アルマ。
表舞台では賞賛され続ける彼と、裏方に徹する彼女の行き違いの物語。
ヒッチコック映画裏話の映像化作品となる。
当時の雰囲気を醸し出しつつ、サイコの撮影と監督自らの苦悩(
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ファイヤーフォックス(1982年製作の映画)

3.7

前半と後半の切り替え。
物語を大きく分けると
前半部はスパイ
後半部は飛行機の操縦をやってる。

不慣れなスパイとしての不安感をじわじわと。
さすが操縦士、ファイヤーフォックスに乗り瞬時に覚醒。
前半
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キャット・バルー(1965年製作の映画)

4.3

自由の女神が女傑に変身して撃ちまくるアニメからスタート。

「キャット・バルー♪キャット・バルー♪」と歌う二人。
物語の途中で何回か登場し、ストーリーテラーとしての役目を担います。
本作のどこかほのぼ
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SUPER 8/スーパーエイト(2011年製作の映画)

3.3

子どもたちの自主映画制作を主軸に、親子・友情・恋愛という要素を絡めた展開
爆発・パニック・アクションありのSFです


普通の田舎町に怒るふしぎな事件から、異星人をそらへ帰すまでの物語。
視聴者に与え
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キャノンボール2(1983年製作の映画)

3.1

中盤カメオ出演するおばあちゃん、モリー・ピコンの台詞が良かった
「あなた達よかったらお食事は?ちょうど味噌ラーメンを作ったところよ」
この場面はシュールで大笑い。

ちなみにモリー・ピコンは前作におい
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(1963年製作の映画)

4.2

「ラブ・バード」を買い求めることから始まるが、
結局この鳥たちに脅かされることとなる。

異変はラブ・バードを送り届けたあとのカモメだ。
人に攻撃などありえないカモメが襲ってくる…?
子どもたちのパー
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五福星(1983年製作の映画)

4.9

コミカルで楽しい5人組のばか騒ぎという感じだけど、それぞれのキャラクターが引き立っていておもしろい。
一応脇役であるはずのジャッキーのアクションがキレッキレでそれだけでも見る価値あり。
これがメインと
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ベスト・キッド3/最後の挑戦(1989年製作の映画)

4.6

設定上は前作の一年後の物語で、実際は公開から5年経つ本作品。
序盤の太った主人公を見て不安がよぎるが
ミヤギさんは相変わらずのお姿。

カラテがうまいヤンキーな敵をお相手に、ダニエルさんもミヤギさんも
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ある日どこかで(1980年製作の映画)

4.2

2回見て下さい
タイムリープ物ならではの切なさをしっかり味わえる作品。
最初は素っ気ない彼女が徐々に打ち解けていく様子に、演技の繊細さを感じる。
心を許した一番楽しい瞬間に引き戻されるのは本当に悲しい
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わらの犬(1971年製作の映画)

3.9

怒ったら恐い人
イングランドの荒涼とした風景。
ゆるやかな平和の中で非暴力主義をつらぬき、法を盾にしてきた主人公。
その盾を捨てた時、彼は本能のままに暴れまくる鬼となる。
烈火のごとく燃え盛る暴君の姿
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ファミリービジネス(1989年製作の映画)

3.1

ショーン・コネリーの頭ビターン
80年代的オープニングから始まる今作
ファミリー・ビジネスがまさか窃盗だったとは

口論の末、ホフマンがコネリーの頭を掌でパチン!と叩きつける瞬間
さすがにコネリーもム
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カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

3.4

映画の中の人が話しかけてくる!
役者が設定を無視して画面から出てきたり
「これじゃ話が進まないじゃないの」とか
「私は4ページ目で待ってますから」など画面内でのやり取りが楽しい。
そのコメディ感がもっ
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シシリアン(1969年製作の映画)

4.0

渋くもかっこいいアランドロンの姿
白と青が強い映像によく映えます
シシリアン一家の弟もアランドロンにそっくりでかっこいい

一家の儲けごとに組んで行くうちに
兄の妻との一瞬の情事を子供に見られバラされ
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招かれざる客(1967年製作の映画)

4.0

日本人の私たちにとって、現代のアメリカではこのような組み合わせの結婚がどれくらいあり
社会においてどのような見かたをされているのかは解らないが…
おそらくは現状も変わらないその葛藤と苦悩。じんわりと伝
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クリエイター(1985年製作の映画)

3.2

マッドサイエンティストのピーター・オトゥールかっこいいけど
だいぶ衰えてしまったような姿だった

ヒロインがちょっと魅力に乏しいかな
見た目だけでなくキャラクター性でも挽回できていなかったな
主人公が
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80日間世界一周(1956年製作の映画)

3.6

世界一周(日本にも寄るよ)

イギリス紳士と付き人がが世界を旅するという内容。
高潔な様が決まってる紳士、付き人はとにかく多芸で魅せる。

日本では富士山を背景に民衆の生活を描き出す。
日本の描写につ
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砂漠の流れ者(1970年製作の映画)

4.8

バタフライ・モーニング歌うシーン好き。
これがサム・ペキンパー監督と知って驚き。もっと暴力的なイメージあったんだが、この映画は違うベクトルの作品なのか。
どこまでも執念を燃やしつつも、どこか牧歌的な雰
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ロマンシング・アドベンチャー/キング・ソロモンの秘宝(1985年製作の映画)

2.6

冒険活劇インディー・ジョーンズの複製
80年代的な雰囲気の冒険活劇

劇中音楽もそれっぽいし雰囲気はあるんだけど
ストーリーやアクション含めてどこかチープで鈍重な作り
野菜なべの中でゴロゴロ転がってい
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スーパー・マグナム(1985年製作の映画)

3.4

ツッコミどころ満載で撃ちまくりアクション、いいっすね
チャールズ・ブロンソンは無表情に淡々と仕事をこなす
マーティン・バルサムはあいかわらず眼力ある存在感の強いお方
この2大役者に注目

何もストーリ
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荒野の七人/真昼の決闘(1972年製作の映画)

4.3

いま立ち上がる7人の男たち。
ガンマンの冷静でいて尚且、情に厚い、温情の豊かな表情を堪能できる逸品となっている。
多数の主役級メンバーのキャラをいかにして立てられるかが作品の肝であると考える。
全員に
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特攻大作戦(1967年製作の映画)

3.6

なんだろうドイツの城に潜入しての排気口?にガソリン注入って・・なんだかな。
雑な演出が散見されるね。
いろいろ突っ込みどころも多いし、感動できるかと言ったらそうではないが
さほどつまらないわけでもない
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ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013年製作の映画)

4.0

ブルース・ダーンのおじいさん
ヒッチコック映画最後作のファミリー・プロット
宇宙船映画のサイレント・ランニング
などでおなじみの役者ブルース・ダーンのカンヌ国際映画祭男優賞を受賞した作品
彼本来の少し
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猛獣大脱走(1983年製作の映画)

2.4

「血みどろのB級パニック物」
この一文で察しが付くだろうか。
まずストーリーに期待してはいけない。ツッコミどころもたくさん。
人が噛みつかれて血みどろになるばかりでウンザリでしょう。

明らかにじゃれ
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サハラ 死の砂漠を脱出せよ(2005年製作の映画)

3.5

衣装がコロコロ変わるのは、インディジョーンスっぽくて楽しい。
毎回帽子が飛んでいっちゃう小ネタもグッド。
砂漠の壮大な景色が存分に楽しめる。

残念なのはお宝があっさり見つかった感があるところ。
ずー
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何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

4.0

おばあちゃんサイコホラー
二大女優並立。この二人、実際も仲が悪かったようで
作品にもそれが滲み出てるのかな?
姉妹の愛情と裏返しの怨念が刻み込まれた話である。

おすすめは姉が空腹でチョコをむさぼり食
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ハンター(1980年製作の映画)

3.3

渋いマックイーンの表情。やはりシリアスに行くのかと思いきや、まさかの運転下手。
笑いの要素も散りばめられ、コメディともサスペンスとも捉えられる。
かといって深く物語を追求したり、過度な笑いもない。
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