村上パルキさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

村上パルキ

村上パルキ

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素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

3.4

えーと…平たく言うとネガティブな人達がポジティブに変わっていくっていうお話ですっ!!

まぁ、それだけで終わってしまうのだが…


本作は、
・わかりやすくて手軽に感動できる…
・設定もまとまっている
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.9

面白い。久々に見応えある邦画に出会えた。

もちろん森田が100%の悪人。でも、"憎めない"一面も持っていると思ってしまった。

いじめられていたトラウマが発端となっていること。不器用でコミュニケーシ
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ブルー・ジェイ(2016年製作の映画)

3.7

自分がもし映画監督で一つだけ作品を作れるとしたら…それをモノクロ作品にする。だってセンチメンタルを強く表現できるのだから。

はっきり言って特に面白いことは起きない。久しぶりに会った元恋人同士の二人の
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スイミング・プール(2003年製作の映画)

2.8

オゾン監督2作目。90分以上も時間をかける必要はないと思う。半分ぐらいの時間で表現できたのではないか。とにかく退屈。特に2/3くらいまでは何にも起こらない。

絵はフランス映画らしくおしゃれ。別荘っぽ
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カリフォルニア・クリスマス(2020年製作の映画)

3.3

ベタな話。ストーリーは浅く深みが無い。そんなうまくいくの?と突っ込みたくなる展開。B級感溢れる。

だけど、出てくる登場人物がみんないい人。だからか不思議と感情移入できる。展開も早いから退屈しなかった
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.7

恋人たちのクリスマスってすごい名曲。
子供が歌ってるシーンでも曲の良さが際立っていた。

ほっこりできる。
優しい気持ちになれる。
感動はしないけど、見てよかったと思わせてくれる作品!

登場人物が多
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プール(2009年製作の映画)

3.5

この母と娘は今後も分かり合うことはないだろう。母の論理は娘とは交わらない。"そうしたいからそうする"という母。でも、それで周りは迷惑。母は介さずあっけらかんな振る舞い…娘は母親と一緒に暮らしたいし、一>>続きを読む

あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

3.2

舌の上に砂糖を置いて唐辛子を食べるという実験。世の中に辛いもの好きの人はたくさんいる。けれど唐辛子を単体で食べる人はいない。結局甘みという味覚の上に辛さがあって、辛い料理というのは成り立つ。辛い物好き>>続きを読む

真白の恋(2015年製作の映画)

3.8

味のあるいい作品だった。確かに、静かな映画だし展開も読めてしまう。しかし富山の美しい風景と相まって最後までしっかり見れた。

軽度の知的障害。さらに、幼少の頃の事件。そんな背景があるからこそ、家族は過
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天使が眠りにつくとき(2018年製作の映画)

3.0

出てくるヤツらが馬鹿ばっかり。
バカmeetsバカって感じ。
バカとバカが出会えば、
そりゃ災難起こるよね。

久々のNetflixオリジナル。
しかもスペイン映画。
っていうことで独特の雰囲気があっ
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

4.1

90年後の人生を生きるか?
それとも…
今この瞬間から続く人生を、隣にいるジムと共に生きるか?

あの時、オーロラはどちらも選ぶことができた。カプセルに入って90年後に目覚める方を選ぶこともできた。
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蟹工船(2009年製作の映画)

2.2

無駄なコメディタッチの演出がものすごく残念。監督として自分の色を出そうとして、奇をてらいすぎなのか。変な方向に行ってる。

もっと正統派にストレートに描いて欲しかった。当時の蟹工船の悲惨さとかを。
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アップグレード(2018年製作の映画)

3.8

面白い❗ストーリーわかりやすい。 展開早くてスピード感あり。無駄なパートもない。それでいて、二転三転でよく練られた筋書。

以前見た映画"プリデスティネーション"と凄くテイスト似ている。最後の種明かし
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.8

見応えあった。色々考えさせられる。そしてエンディングは…

病気、収入、老後、仕事… 人生で年齢を重ねていく中で一般的に出てくる不安の種。 改めてそれらについて考えさせられた。

主人公は心臓病で働け
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こちら放送室よりトム少佐へ(2020年製作の映画)

3.3

面白かった。16mmフイルムのような粗い画質が良い。デジタルの高画素に慣れていると、粗い質感が映像フィルターのようで逆にオシャレに映える。

同様に放送モノのAmazonオリジナル映画"ヴァスト・オブ
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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.6

わかりやすくて安定して面白かった。
映像もクールで音楽もいい。
オーシャンズシリーズを彷彿とさせた。

優秀な研究者だったのに不本意なアルバイトを強いられる仲間たち。
インテリ研究者が食べていけない問
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悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

2.5

つまらない。
平坦すぎる。
主要キャスト達。
感情の喜怒哀楽無い。

起伏もなく。
事件性も無い。
普通の日常。
ドキュメンタリーのよう。
淡々と映されて。

フリダ、小生意気。
性格歪んでる子供。
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ふたりのベロニカ(1991年製作の映画)

3.7

この話から僕が感じ取ったことは、逆に自分自身というものの"唯一性"みたいなものだった…


ふたりのベロニカ…
名前も生年月日も顔も同じだけど、
別の二人が同時代に別の国に存在するという話。

全くう
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.1

面白かった。

やはり映画はこれくらい濃くて振り切れてないと!

目が離せない。
最後まで熱中できる。

まさに、見本のような良作。


細かいプロットのディテール。
どうこう言うのも野暮なくらい…
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不都合な自由(2017年製作の映画)

2.8

あり得ない年齢差。
普通に考えたら、"無し"でしょう〜

しかし、そこを織り込んで新しい恋愛モノを描こうとしている姿勢。
少し見えた。

男の真っすぐすぎるアプローチ。
女性の家庭も顧みない。
空気読
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.2

単に、無謀で危険予知能力が低い若者達が勝手に不幸になった話 〜に思えた。

大麻、LED、アルコール…
結局我慢できなくて…
やってしまっただけでしょ。

ラストシーンも危険を予知できなく…
あっけな
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孤独なふりした世界で(2018年製作の映画)

3.6

前半の雰囲気はいい。

人類がいなくなったディストピア。
小人症の主人公の男と若い女性。
二人だけの世界。
美しく描かれている。

魚を釣って食べる。
図書館の食堂でワインを飲む。
死体を片付ける。
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危険なプロット(2012年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

先が読めない展開。
惹きつけられた。

結構難解な作品。
結局何を言いたかったのか?
ネタバレ読まないとわからなかった。

どこに主眼を置いた話なのか?
友達の母との恋愛…
同性愛…
現実と妄想の混乱
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写真家 ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと(2012年製作の映画)

3.0

"ソール・ライターって存じ上げないけど、何をされてる方ですか?"

そんな(和田アキ子の真似をするMr.シャチホコ)状態で、前知識なく見た…

彼の写真は何処かで、薄っすら見たことあるような〜ないよう
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マンハッタン殺人ミステリー(1993年製作の映画)

3.4

安心して見れるミステリー・コメディ。

シャレオツなイキフンの映画。
90年代前半のマンハッタン。
街並み、食事、居住空間などが格好良く描かれている。
セリフの一つ一つもウィットに富んでいる。

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mellow(2020年製作の映画)

3.7

恋愛の好きの気持ちだったり。
もうこの世にはいない親から、子供への気持ちだったり。

人から人へ…
気持ちを表明することの大切さ。

手段は手紙でもLINEでも何でも違いはなくて…
とにかく、伝えるこ
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エレベーター(2011年製作の映画)

3.3

子供がメッチャ腹立つ!
というのが第一声。

映画に出てくる子供って大体可愛いものなんだが…

この映画に出てくる会長の孫娘…
なんか腹立つ!

そういう意味では稀有な映画。

そしてそういうイラッと
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ビックシティ(2016年製作の映画)

3.3

困った時のブリリアショートショートシアターオンラインさん。

第4弾! 今まで見た中では一番面白かった作品。

いわゆる(というか勝手に名付けて)"車窓系"MOVIE。
ピンボケのタクシーの窓越しの街
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

3.4

約3週間ぶりの映画鑑賞。
ジャケ買いならぬジャケ見❗❓
パッケージの綺麗さに惹かれて鑑賞〜

きっと、大切な人が死んで残された人の悲しみをテーマに描いた作品だろう。

しかし、鑑賞して思ったことは…
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ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

3.8

面白かった。
1よりもハマれた。  

前作を見てある程度登場人物のキャラを見知っているので物語に入り込めた。
ストーリー構成も前作とほぼ一緒。
舞台がタイに変わっただけなので、見やすかった。

アラ
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.6

俳優陣の演技。
いい味出てる😉
特にガクトと伊勢谷❗
独特で癖がある演技。
冥利に尽きる。

ストーリーわかりやすい。
東京&神奈川VSその他の県。
一応ボーイズラブ?の恋愛関係。
ラジオ番組で話して
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.3

個人的にはそこまでハマらなかった。
2011年作だと、真新しさはない作品。

思い詰めて、幻覚を見て、現実との境目がわからなくなって、自傷行為に走る…
結構ありふれた話。
王道でベタな展開。

ただ、
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フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

3.8

嫌いじゃない。
こういうの嫌いじゃない。
こういうのが見たかったという作品。

ハチャメチャすぎるストーリー。
途中、"これ何の話だっけ?"って何度も思った。

前半のタランティーノ的テイスト部が特に
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.8

"自分が何者かは自分で決める"
フレディの言葉が胸に刺さる。

正直、見ていてフレディの性格像がつかめなかった。

というのも、言い方は変だが、これといって特徴ある性格ではないのだ。

自信過剰でもな
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アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.4

前作に比べると内容がちょっと薄まった感じ。

もっと色んなインシデントがあってもいいのでは?

最後もすごくあっけなかったし。


しかし、全体的には安心して見れる。
良作だった。

スピード感がうま
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

4.0

まず老人、セコム入ろうよ。
お金もあるんだし。

女。
金にがめつい。
金庫からお金取った辺りから。
全く応援できなくなった。

と、登場人物に対してツッコミはあるけれど、映画としてはメチャメチャ良か
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