Sohさんの映画レビュー・感想・評価

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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.6

扉を開ける
空を見上げる

鮮やかなモノクロが
今生きている一瞬を
掴んで離さない

痛みに堪えながらも
滲み出る笑顔に
こんなふうに、
と素直におもった

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.2

明日に意味があるのは
一緒に過ごしたい人が
いるからなのかもしれない

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.1

自分は心の内の悪意が
薄い人間なのかと感じた
同時に自分は悪意に
無自覚なのかもしれない
とも思った

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.3

誰かと一緒に
迷惑という形でなく死ねるのは
少しいいなと
ふと思った

怪物(2023年製作の映画)

4.6

みんな、愛する人の
居場所を守りたかったのだと思う。

枠を捨てラベルを剥がしても
世界の見え方は違うから、
よく見て、よく聞いて、
人を傷つけない言葉を使って
守りたい。一両分の宇宙を。

自分が差
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バビロン(2021年製作の映画)

4.4

これまで映画に何を貰ったのか

幸せの手触り
正しい傷つき方
忘れていた瑞々しさ
好きといえるものの在処

御守りとして
握りしめることができる
言葉と出会うために
これからも
映画を見続けるのだと思
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.3

言葉は思考された
可能性の一部でしかない

その人を構成するのは
どう行動したかであるからこそ
自分を理解してくれる人には
想いを言葉にすべきだと感じた

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

4.4

私は愛を選んだ

ムジョルニアの音、
たまらん。

モノクロのなかで、
ネオンライトのサンダー、
たまらんらん。

流浪の月(2022年製作の映画)

4.4

繋いだ手の感触だけで
笑顔ひとつだけで
救われる夜があったのだと思う

暗くて、体の肉や骨が
ボロボロと崩れ落ちるような夜に
煌々と光る月になっていたのだと思う

昼に浮かぶ月が
異質なものであるとい
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.2

全て思い通りにいくわけがない

理想と現実の相違
あのとき、こーしていたら
違う未来が手に入るとしたら

今ある現実で足りていると
納得できれば、
この先の未来で
恐れに向き合えるのかもと思えた

余命10年(2022年製作の映画)

4.6

届くよ、絶対に届く

はたからでは見えない部分が
千切れ落ちそうで
繋ぎ止めながら
前の向くのに必死になり
四季を無色にすることがある

その過ぎ去る日々さえ
したくても出来ない人がいる

そのことを
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.4

何かひとつ
小さなことでもいいから
あなたがルーツですと
思ってもらえるように
想って、笑って
舞い込んできて欲しい幸せを
待ちたいと思った

デイアンドナイト(2019年製作の映画)

4.2

善と悪
境目も曖昧で
完全に区別できるものは限られている
法が線引きできるのは
作った人が想像できる範囲だけ。
決まりのないものに流されないように
自分の「正」を
ブレないよう持ち続けたい

あなたの
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

正しく傷つくべきだった。
心の声を
無理やり引きづり出してでも、
その正面に立つべきだった。

知らないことにも
知りなくないことにも
目を背けない
時間はかかる
それでも恐れながら。

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.3

スパイ映画が好きなのか
セクシーシーンが好きなのか
わからなくなってきた
年頃の27

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

4.4

わたしは光をにぎっている
いつもそこにあったものが消え
自分にできることが何もないと思えても
よく見て、よく聴いて、
自分の好きなものを、
好きな人を、
こころを、
選択した道を進んで行きたい。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.3

居場所がない。
そう思うことが多々あって、
そんな自分を救えないまま。
同じ人たちを守りたい
思いはあるけれど
そんな大層なものになれる気はせず。
自分さえも傍観してるだけ。

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.6

手編みのマフラーみたいな
温もりのある笑顔と音楽と光
全身を沈めていたい世界だった


人は人の何を好きになるのか
姿も中身も全く変わらない
そんな人はいなくて
それでもあなたじゃないと、と
特別に感
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.5

雨は花を育てるから

正義と悪が見方で形が変わり
強風に翻る旗のような世界で
それでも人の心を震わす
歌が、目が、

機会があれば映画館でみたい

万引き家族(2018年製作の映画)

4.5

人は育つ環境で変わり
あなたがわたしだったら
なんて例え話成立つとは思えない。

血縁だけが全てではなく
羨望や承認欲求が始まりだったとしても
気持ちを理解して慈しむ、
そんな家族の何も間違いではない
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.3

最善を尽くした
自分の人生でどれだけのことを
そう言い切れるだろうか

紛れもなく純度の高い信念で
自分を奮い立たせながら
努力を続けなければ
ならないのだろうか
出来ないのであればそこまで、
という
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静かな雨(2020年製作の映画)

4.2

あなたの世界にぼくがいて
ぼくの世界にあなたがいて
それぞれの世界はちがうけれど
ふたつの輪っかが重なって
ふんわりと甘い
あんこみたいな親しさに包まれて

なんだか2人と
ずっと昔から一緒にいた気が
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(2020年製作の映画)

4.6

ほつれた糸も
必ず何処かにまた繋がって
その時会うべくして
会った人の手を
しっかり離さないように
泣いてる人を
抱きしめられるように
仕合わせだといえるように

大丈夫、大丈夫と
呟きながらでも、強
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.1

孤独って厄介だよね
味がしなくなって
灰色の泥の中に
抵抗する意思もなく
ばらばらに沈んでいく感覚

どれだけ頑張れるか
わからないけれど
ひとりでいないように
お腹が空かないように
歩みはとめないよ
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

4.2

人は 間違うからね

どんな夫婦になりたかった?
すれ違いの肌触りさえも
ゆっくり大切に
忘れない未来を作りたい

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.5

見えるから、
感じるからこそ
怖がってしまう。
誰にでもあると思う。

小さな世界に振り回されず
よく、見て、生きていく
彼らのファンになりました

強さを正しさの中に

君は月夜に光り輝く(2019年製作の映画)

4.4

名前なんてなんだっていい。
こわい、苦しいを乗り越えた
真水のように純粋な
生きたくてしょうがないを
スノードームに包み込んで、
そばに居てくれる人を大切に。

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.4

マーベルはやっぱ元気でますね

弱音を吐いても
いいのかもしれない。
両膝をついて
前が見えなくて
自分を信じれなくなっても
いつか
誰かの為に強くなりたいと
思える日が来る
そんな気がした

ひとよ(2019年製作の映画)

4.5

ぶれず、道標であり続ける。
その道標に向かい
それぞれの歩みで
思いを届ける。
ひたすらに、家族、だった。

あなたにとって特別なら
それでいいじゃない。

未来が過去を潰すときもあれば
救うときもあ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.3

自然だ、と思った。
いびつでばらばらな世界で
踊っている姿を
ただ、狂っている、狂気
とは言い難かった。

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